私はなぜ、今までこの調味料を使ってこなかったのか。ベトナム料理を家庭で作るのは結構大変ではありますが、こう言うのを活用すれば、あら簡単！
合わせ調味料をもっと活用しよう！
ネットで定期的に話題になる、合わせ調味料を使う料理は手抜きか否か。そもそも手抜きで何が悪い、と思う人間なので、こう言う話題にはあまり加わらないのですが、あの手の商品、とことん考えられているから、めっちゃ美味しいんですよね(*´ω｀)
もちろん、家庭料理の不安定さと言う魅力はないけど、合わせ調味料がそこにあるだけで料理にあるわけじゃなし、こう言うのを使ったからといって手抜きだなんだと言う人は食べなくてよろし、と思っております。
結果オーライ。だから活用するわけですが…意外とベトナムのを使ってなかった。ちょっと最近目に入って使って見たら…？これが美味しくて！
やー、最近自分のブログのトップページ見たらレシピが多くて、「ホーチミンの」って謳ってる割には、ホーチミン情報からブレちゃってるかなーって感じてたんですが…
これは…ホーチミンで買える調味料だし、いいよね…？
ってか、すっごい簡単で美味しいのに知らない人とかいるともったいないからー！！美味しいものはみんなで分け分けー！！
と言うことで、ちょっとレシピ回があるの、お許しくださいませね(^・^)
今回は、Xao Sa Ot！
Xao Ss Ot ＝ レモングラスとチリ炒め！
パッケージの写真を見ると、モチーフは鶏肉ですね！
材料はこの調味料＋鶏肉500g。That’s All。
オプションで唐辛子やレモングラスを加えてもいいようですが、まぁそれらが家にないこともあるので、これだけで作って見ましたよっ。
まず鶏肉に１袋分全部の調味料をかけて…
全体にまぶします。ちょっともみこみ気味に。でもあまりギュウギュウやるとお肉が崩れるのでやあしく優しく。コチョコチョくすぐるかんじでね(^・^)
放置して15分、またはそれ以上。
これは味が馴染むため、というのもありますが、タンパク質って塩分や薬味の薬効で繊維同士がくっついて水分が逃げにくくなる＝プルップルに仕上がるって効果もあるんです。
ほら、鶏ハム作る時、砂糖や塩をしっかりまぶしたのちに数日間とか寝かせると、しっとりしたプレスハムみたいになって、お肉の食感のそれとは違ったものになるでしょう？あれも同じこと。
だからこの「寝かせる」時間って大事なんです。
15分くらいならクーラーの効いてるキッチンの常温で。もしいつになるかわかんないってことだったらラップを敷いて冷蔵庫で。
調理時にはなるべくお肉の温度が常温に近くなってる方が調理ムラができないので適宜に対応。
で、寝かせが終わったら、フライパンや鍋に移します。かなり薬味や甘みが入ってるので、できればテフロンやその他のノンスティック推奨。
火は、中の弱火くらいで片面ずつを数分ずつ、しっかりとした焦げ目がつくちょっと前程度まで焼きます。しっかり焼いても悪くはないけど、仕上がりは「煮物」を目指すくらいが食感良かったので。
で、両側が焼けたら火を弱めて、「蓋をして」コトコト15分ほど。
すると鶏肉から水分が出てきてうまい具合の煮汁になります。お水、一切加えてません。
お好みでここで唐辛子やフレッシュなレモングラスを加えても良いそうです。今回は唐辛子一本だけ追加。
ここで水分を飛ばしてしまうと、煮汁がなくなり肉の食感にも関わるので、蓋は必須。鍋の蓋がない場合は、アルミホイルでもいいので鍋にかぶせてくださいね。
で、出来上がりが…？
はい、プルップルー！！（≧∇≦）
たった一五分くらいしか煮てないのに、ちゅるんって。ちゅるんって骨から外れてとぅるとぅるー(^・^)
ご飯との相性最高やで！
基本、甘辛ですがそこにレモングラスの風味と、サリサリな感じの唐辛子の辛味。で、これだけでも美味しいんですが、これね、ご飯と相性最高( ･`ω･´)b
私は、
こちらで使ってるお米が今お気に入り。軽くてサラサラ、滑らかで飲める(๑•̀ㅂ•́)و✧（飲んじゃダメ）
特にこういうちょっと濃い味のおかずがあったらもう最高！
や、なんだったら肉無くてもこの煮汁で食べれる、ごはん数杯。ベトナムの家庭ご飯の魅力よね。煮汁がうまいっ(๑•̀‧̫•́๑)
お肉も、ちょーっと箸先でほぐしたらこの通り。骨もスルッと取り出せるので、お子さんでも食べやすいし、取り分けてあげるにも手間がない。
あ、いや、お子さんにはちょっと辛いかw
これ、まとめて作って冷凍しててもレンチンで解凍するだけでとても簡単に美味しい状態になるのでめっちゃ便利！
自分で一からニンニクやショウガ、レモングラスを細かくして…とか考えると面倒だけど、これなら簡単。まぶして炒め煮にするだけでオケ。しかも時間もかからない！
こりゃー使わにゃ損ですよ！
日本でも売られてるそうです！
日本にいるお友達からの連絡です。
なんと、私が愛するベトナムのCooc Do的、便利合わせ調味料、Baronaさんの各種合わせ調味料が、なんと日本でも売られてるそうです！
しかも、ドンキに( ･`ω･´)b
わおー、ホントだ！
この時この店舗に、Xao Sa Otは置いてなかったようだけど他の種類がこんなに！
あのですね、日本の食品の輸入基準ってとても高くて、ベトナムで作ってるものがそのまま輸入できないことがあるんですって。
それはベトナムのものが危ない、という話ばかりじゃなくて、単純に基準の設定値が違うから、日本に輸出したい場合、その成分変えて、輸出用に作り直さないといけないものもあるんだそうです。
ですが、Baronaさんは、もとより極力余計なものを使わずに、家庭で作るような味（と、家族に食べさせたいものという安心感）を軸に作られている会社。
それがそのまま輸入されていることによって証明された感じですね。作り直した場合、バッケージなどを日本語バージョンに変えることが多い中、それがないので、おそらくそのまま輸入されたものかと思われます。
ドンキなら、割に買いやすい場所にあることもあるでしょうし、もし宜しかったらお試しあれなのです(^・^)
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