ブンです。
ホーチミンではフォーと人気を二分するか、単品だけで無く、鍋への添え物、
巻物の具材とかの活躍度合いを勘案したら、フォーよりよっぽどポピュラー
なくらいの麺です。断面◯の細め麺。感覚からいうと、日本のお素麺みたいな。
まぁ冷たい出汁につけて食べる事は無いのですが、温かいおつゆの中でで
泳がせて食べる様は、さながら「にゅうめん」。下手をしたら、コシ至上主義の
日本人がフォーを食べた時より、馴染みがあるんじゃないかなーと思われる麺。
日本では、知名度まだまだ低いけど。
その分を使った物の中でも特徴的且つ専門店もよくある、Bun Rieu Quaという
料理。カニのスープがメインです。そこにトマトが入ります。お店に寄っては
ゴロッゴロ入れてるし、スープ炊くときから放り込んでるので、スープが赤い
色になってたりもします。カニのイメージカラーともマッチしてるので、
独特の高揚感を感じます(笑)
キッチリと包装された麺に、粉末スープ、かやくっぽいもの、そしてレトルトパック。
このレトルトパックは別に温める必要はありませんけど、結構味の要なので、
なるべく中身を残さない様、全部使い切る事を推奨。
いつもの様に麺を別湯でし、お椀にスープを用意しようと、調味料の小さい袋ふたつ
を湯に溶いてみたら。。。すっごい透明。日本でいうところの「おすまし」みたい。
ネギやら何やらの乾燥野菜は散りますけれども、スープ自体がすっごいアッサリ。
そこに麺を加えてレトルトパックの中身をトッピングしますと…?
こんな感じ。
にゅうめんやな( ̄ー ̄)
しっかし、あんな薄薄の味の所に麺とか入れたら、更に味が薄まって、どないにも
こないにもならんのちゃうか?と思ったのですが、レトルトパック内の調味料が、
まーいいお仕事をされますねっ。
トマトと、多分カニの何ぞを煮詰めて作ったペースと的な物なんですが、これが
カニベースのアッサリお出汁に交ざると、途端に旨味の厚みを増して、麺を入れ
た後に物足りなさを感じさせる事無く、かといって、クドすぎる事も無く、
あくまで、お澄ましベースなので、するりスルリと食べれてしまうっ。
お澄ましの全体に、ちょっと辛味ベースが入って、その辛味の粒子が細かいと
言いますか、全体にマットに滲んでるような辛さなのでいたくはないです。
味を構成する上での締めというかストラクチャと言うか。そこの刺激が箸を
次々に進ませる要因になってるんですかね。
プラス、お素麺のようなライトな麺。
いやー、優しいわぁ。これ、飲んだ翌朝とか、おいしいんちゃう?
この手の米麺のインスタントは油っこいスープでないのがいいですね。
且つ、米麺は小麦に比べて圧倒的に胃に優しいので、インスタととは言え、
なんか罪悪感が軽いねん。(そう言う気がしているだけなんやけどね)
インスタント麺に限っては、あかん物はあかん!って言うたろと思って
たけども、これまでのとこ、どれもそこそこ美味しいなぁ(・∀・;
あ、ちなみにこれ、レトルトパックの具材が入ってるからか、高級品です。
これまでご紹介した物が3,000ドン台だったのに比べて、これを私が買った
ときは5,400ドンでした。28円〜30円くらい。
なんてったって、カニ出汁ですからねっ。高級品( ・`ω・´)b
そういえばベースの出汁のあと、ちょっとええとこの「カニ茶漬けの素」
みたいな感じの風味もあったなぁ。日本人もベトナムの人もカニ好きな人、
多いもんねー。なのでインスタントとは言え力が入るんかもですね(*´ω`)
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