確か去年オープンされた、クラフトSAKEのお店。他に類似のお店もあまりみないため、オープン当初はかなり話題に。ただその後、周りにも行ったことがあるという方が少なく、私も何と無く行きそびれてましたが…?
今回もinago会で行ってきましたよー!
懐かしい通り
こちらのある通り。
今はもう、この通りには無くなった、Topping Beefの最初の店舗があった通りだ。
近くには、Belgoさんの支店もあり、派手な通りやエリアではありませんが、結構ご存知な方も多いかも。
Topping Beefさんに行った頃、小さい小径にカフェくらいはあれども、そんなに派手やかなお店はなかったけど、いまでは…
まー、なんと立派でおしゃれな。
そしてこの日、私は18時前くらいに着いてたのですが、その頃からバイクがいっぱい。予約をされてた方も多かったようで、次々に名前を告げては入っていく。
月曜日、ということを考えると、人気のお店なのだなあというのはすぐにわかりました。
こちらのお店のことが聞こえてこなかったのは、たまたま自分の周りが言っていなかっただけだったのね。
程よいおしゃれ感
で、店内ですが、テラス席もあります。またそこから開け放った状態に屋内があるので、エアコンは一応聴いているものの、店内席もハーフオープンと言ったところ。
今の季節ならまだ、大丈夫かな。
暑い季節にどういう状態にしているのかが気になるところですが。
6〜8人座れるダイニングテーブルがいくつもあって、それが高すぎず低すぎずで使いやすい。
あとカウンター席もほどほどあって、少人数でいくのもあり。
あと、テラス席と屋内席の境のところがカウンター席になってて、そこに「向かい合うように」座ってるカップルさんとか多くて可愛かったなあ。
聴いたらそういうレイアウトのお店、ぼちぼちあるらしい。ちょっと考えつかかなかった座席の配置で、やっぱり外に出ないと、いろんなことに遅れていくなあと思うなど。
キッチンは、完全オープンではないけれど、ほとんど見渡せる感じ。
相変わらず…ベトナムの店舗デザインは面白いですね。
建築法の違いなどもある、ということを踏まえてもなお、自由な発想、それを具現化するパワフルさ。
細かい技法云々は、あれこれ言われることが多いですが(コンセントが斜めってつけられてるとか、色むらがあるとかw)大枠のデザインにはいつも驚かされますね。
メニュー!
こちらのお店のことをざっくりと聞く際、よく聞いたのが、
「日本酒というか、日本酒のカクテルみたいなのばっかり」
ということでした。なるほど、それだと日本酒目当ての方は惹かれないかもしれない。ただ、ベトナムの方は梅酒を好まれたりする傾向が強いと聞くので、日本酒を使ったカクテルなら人気あるのも納得やなーなどと思ってましたが…
ちょっと思ってたのとは違ってたことがわかったのは今回何よりの収穫。
詳しくは後ほど。
で、食べ物ですが、そこまで種類が多すぎないので選抜が難しくなくてよかった。
生物、野菜、グリル、串物、など、ストラクチャは「居酒屋」のそれですが、ちょいちょい気になる素材や調理法の単語も見える。
蒸し物、炒め物、鉄板、揚げ物。
それぞれが難品かずつという感じなので、写真こそないものの、シンプルでわかりやすいです。ただゴリゴリの日本酒向けという感じでもないし、一方話に聞いていたカクテル、というのともちょっと違う気がして、ここへ来て期待値がぐんぐん上がります。
そう、お店には大変失礼ながら、いくことを決めてからリサーチを軽くしてみたところ、「日本酒のカクテルを出すお店」という形容詞以外の言葉をほとんど聞けず、料理に関しては、直接話を聞ける人からは皆無だったのです。
「そういえば、インスタにもあまり出て来ませんね」
という意見もありました。
確かに。
しかしメニューを見る限りでは…めちゃくちゃアンテナ反応してるんですけど(笑)
さ、答え合わせ答え合わせ♪
酒カクテルの正体は?
こちら、飲み比べセットというのがあって、3種類、冷酒グラスに入れたものを並べたセットが人気の様子。それを人数分頼もうかとも思ったのですが、今回は初めての方もいらっしゃるし、どのくらい飲むかもわかない。
そもそも、どんなお酒かもわからないので、3種類、カラフェで頼んで7人でチミット飲んでみて、好みのものを各自頼むのが良いのではないかということになりまして。というか、勝手にそう判断させてもらったのですが…?
カラフェ!
そーか、徳利がカラフェ、となるのかwww
いやいやいや、機能としては似たようなものだ。間違いじゃないし、なるほどなるほど(笑)
しかし、冷酒であることが前提なので、ここはせめてガラスの徳利にして欲しかったところですな。こちらじゃ手に入れるのが難しいのかもしれませんし、ローカルの方にはこの、
The 徳利
というスタイルの方が魅力的なのかもしれませんが、飲んだ上でいう。明らかにこれは涼やかな様子の方が似合うお酒。せっかくの良さを少し、削いでしまってる気がする。
そう、お酒、面白かったんですっ。
カクテル、と聞いていたので甘いものが出てくるのかと思いきや、ふくよかな仕上がりの日本酒に、例えばグヮバの香りがついているもの。
その香りは実が実にリアルで生き生きとしていて、しかも日本酒の味わいの上にとてもよく乗っていて、みんな飲んだ瞬間「!!」みたいな顔になってました。だって…
誰が想像します?
南国の果物のフレッシュな香りと日本酒のコンビネーションがこんなに楽しいものだって!
そして、カクテル、と言われた方がどう感じていらっしゃったかはわかりませんが、甘みに関しては日本酒の甘みがそこにあるだけで、特段べたっとした砂糖の甘味などは感じられず。
果物の香りのするお酒ではあるけど、自分はカクテル、とは感じなかったかな。もちろん日本にある一般的な日本酒とは違うという意味ではそうかもしれませんが、これ、ちょっと革新的じゃないですかね。
もちろん基本の日本酒だけのものもありますし、もう一種類はパッションフルーツのものもあり、それもまた美味しかったのですが、
おそらくは限定ロット、かな?パイナップルとチリの風合いのものなどは、実に実に面白かった。
これは常備されてるものではないかもですが、果物と日本酒…面白い…。ガブガブ飲む感じじゃないかもですが、私はひじょーに楽しく飲みました。
日本酒は、数の面、これまでの歴史の面からいっても一朝一夕に日本のそれに叶うのは難しいかもしれませんが、「ベトナムならでは」のものであれば…これはもうダントツ、というか独壇場。
このバイタリティの鮮やかさよ。
すごいなあ。
お酒に負けず楽しい料理!
そして、お料理!
もうお店の方が最初から、「できるだけベトナムの食材で作っているので、日本料理とはいえないかもしれませんが…」と控えめなコメントをいただきましたが、いやいや、お酒がもうベトナムオリジナルなんだから、むしろその方が良いのでは?という心持ちで待機。
まずはナマ物。
これはエビのお刺身をパッションフルーツのソースでいただくお皿。
見目的ボリュームを慮ったこともあるかもですが、食べやすさ、日本酒を口に含む際の口へのあたりも考えてか、エビを半身にしてくれてるのも嬉しい。
黄色い輪切りで添えら得てるのは、ホオズキだ。そしてソースのパッションフルーツはフレッシュなもの?贅沢だ。。。この国では高いものではないかもだけど、日本人的には贅沢だ…
そして程よい。
お酒ともよく合いました。ただ、こちらのお店のおお酒だから合うということは、あるかもしれない。
こちらは牛肉のタルタル。
ですが、ほんの少し湯引きされてるか、もしくはヴィネガーでキュアされてるか。ローカルの方も食べやすい仕様になっており、こちらとしてもちょっと安心感を持っていただけます。
(牛のナマ肉はよほど信頼の置けるところでないと、日系・ローカルを問わずあまり推奨できませんし)
で、タルタルというのはヨーロッパの料理だし、日本は日本でまたちょっと違う嗜好のアプローチから食べているような気がしてて、そのままだとナマ肉を食べない南国の方には受け入れられないものかもしれないわけですが…
先に書いたような工程を入れることと、紫蘇で、巻き巻き。ベトナムの方が大好きな巻き巻きです(笑)。この工程を入れることで、グッと食べやすくされてるんじゃないですかね。
で、そうして食べるのが美味しいんですよ。紫蘇が高い日本だと、なかなか思いつかないのですが、タルタル自体のお味も去ることながら、紫蘇の香りが満ちたところにクイっと入れる日本酒が良い。
こちらの紫蘇は日本のそれに比べると香りが弱い、というのが定説ですが、組み合わせ次第で引き立つし、むしろあまり主張が強すぎると困る場面では程よい食材になってくれますな。
天かすを食味のアクセントにしているのも秀逸。
そしてこちらは、豚舌の串焼き。
1串55k。微妙な金額。しょぼい量ではなかろうが、あまりたくさんを期待するものでもなかったので一人1本頼んだら…
おおっ(笑)
かなりゴロゴロとした大きさのものがみっしり串に刺さってる!
しかし豚舌、この大きさにしつらえては食味が…と一瞬思ったのだけど、杞憂杞憂。
なんとこれ、下煮がされてる。しかもかなり丁寧に。圧力かけてる食感かなあ。もうちょっと豚舌らしいコリコリがあってくれると自分的には嬉しかったけど、実に柔らかい。
そしてそれだけだと、ちょっと柔らかすぎてマットであることが「退屈」につながりかねないところ、焼き目をつけることで香ばしさと食感に緩急を。
味わい的には「関東煮」に近いものがあり、面白い。
砂ズリは、気持ちちょっと固めだったけど、悪くない。ハツやレバーもあり、レバーを食べてみたいところでしたが、人数もいたし、レバーは結構鬼門なので、それは次会の宿題にする(笑)
手羽餃子、なんてものもある。
どれどれ?と頼んだみたら、こちらもまあ丁寧なこと!
1個ずつの注文なんですが、食べやすいように半分に切ってくれているのもお心配りが嬉しいですな。ちょっと味見たいときは二人で1つ頼んで様子を見ても良い。
Fish Collar とあったので、なんだろう?思ったら、魚の襟元…カマか!
今回は鮭のカマのようでした。塩だけ、ではなく、ちょっとベトナム式の下味でしたが、うまし。
で、面白かったのはこちら!
Bo La Lot のアレンジ料理!これは出色!
Bo La Lotというのは叩いて味をつけた牛肉を、La Lotというコショウ科の葉っぱで巻いてグリルする料理があるのですが、その葉を、肉を巻くためでなくミンチに刻み込み、メンチカツに仕上げてる!
材料はベトナム料理のそれなんだけど、それを日本料理のメンチカツに再構築して全く新しい料理にしちゃってるという優れもの。しかも美味しい!さらには…
みよーんヽ(・∀・)ノ
チーズも仕込まれてます(笑)
おっもしろいこと考えるなあ!Bo La Lotからこんな料理、なかなか出てこないっしょ(笑)
せっかくなので定番っぽいものも他のでおきましょうということで、会も半ばを超えてから唐揚げを注文。
唐揚げ、というよりはフリッターでしたが、衣も鶏も美味しかったです。最近、コスト削減のせいか、全く味のしない鶏肉を出すお店が増えてる中(某国からの輸入物とかはまさにそれ)極上ではないにしろ、久しぶりにちゃんと鶏の味がするのん、食べたわ。
フリッター衣もサクサクで、衣だけでもスナックとしていけるんちゃう?って感じ。
羽根つき餃子は見目こそ美しかったのですが、これ、ベジタリアンのようで、具材はキノコ。なので食感も味わいも、普通の餃子を期待してたら「???」となるかも。
プラス、それにしたってもうちょっと食感に気をつけてもいいのにな、という、まるでマッシュポテトのような食感だったため。ちょっと違和感というか、少なくともお酒には合わないあったような。ビールならなんとか合いそうではあったけど。
今回、この羽根つき餃子だけがリピートしないかなーと思った品でした。
締めはお好み焼き。
で、これがちゃんとふわふわしてて、食べやすい。
関西の方が見たら勢いよく怒られそうなピザカットにしてましたが(笑)、お味は悪くなかったです。
ただし気持ーち風味が気になったので、みん名で検討したところ、もしかしたらBanh Xeoの粉を使ってるのではないか?という意見あり。
言われてみると、ほんのりココナツっぽい香りもしたような。全然美味しかったけど。
そしてこのお好み焼きには…生野菜が付いてくる!そう、Banh Xeoもたっぷりのお野菜で巻いて食べますよね?このお野菜じゃ巻けないかもしれませんが…
お好み焼き、生野菜と一緒に食べたことあります?
私はなかった。でもね、一緒に食べると非常にライトに味わえるし、飲んでる時にはシャキシャキ感がとても良い!
特に、お好み焼き…野菜主体のものは別として、粉を使った生地部分がしっかりしているやつは腹に響く。腹に響くと注文が止まる。こちらも苦しい思いをする。
なので、こうして生野菜と一緒に提供するというのは、その作用から考えても双方に良いことのような気がしますね。
麺類にしろお好み焼きにしろ、粉物は血糖値スパイクが辛いお年頃。いいぞ、生野菜。もう今後お好み焼きを食べる時には、生野菜をつけることをデフォにしよう。自宅食卓へのアイデア、もらいました(^・^)
なんとも楽しいテーブルでした!
そんなわけで、ここでしか味わえないような、日越要素の見事な融合の軽やかな日本酒と、アイデアに満ち満ちたお料理の数々、
やーっ、たーのしーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
日本酒の専門家さんやマニアの方のご意見はまた異になるかもしれませんし、お料理も極上品、とは言いません。またあのお酒だったら私ならもっと違う料理を合わせると思う。
だけど、ベトナム食材に無理を強いをることなく、日本食のエッセンスを取り入れた完全にオリジナルなレシピはユニークで、インスピレーションに満ちてました。
なんでこのお店のことが今まであまり自分には聞こえてきてなかったのだろう。たまたま聞こえてこなかっただけ?界隈では有名?
もしくは日本人があまり話題にすることが少なかっただけなのか…店内はローカルの方と欧米の方が半々という珍しい構成でいっぱいでした。
日本人には日本酒にこだわりがある方が多いから、特殊なもののように見えてしまってるのかなあ。ローカルの方、欧米の方はオープンアームズな感じでとても楽しそうにお食事していらっしゃいました。
私もまた、機会を作って行きたいと思ったし、あのグヮバの日本酒は、合わせたい料理のレシピが次々浮かんでくるような刺激を孕んでいて、ぜひ自宅用に買おうと思ってるところ。(720mlで395kのようです)
まだ一度しか行けてないので、他のタイミングではわかりませんが、月曜日からあの混み様。行かれる際にはご予約をされることをオススメします!
ともあれ、今回もinago会にご参加の女さんのおかげでたくさん色々食べることができました。ありがとうございますー(^・^)
市内でも稀有なお店は季節感も楽しめる!
やー、ここ上記の記事の後も何度か行ってるんですが、
ベトナムの方
欧米の方
日系・およびアジア系の方
と、いつも満遍なく人が集まってる感じ。
その点でかなり市内では稀有なお店だと思ってて、その集客状況、とても興味深い。
初心者の方にはこの飲み比べセットがおすすめ。
こちらのお酒を語る際に、よく「あれは日本酒って言っていいのかな」と言われることがあります。(蔵元様、失礼な言い方になって申し訳ないです)
おそらくはフルーツのフレーバーがつけられたものが、「日本酒らしくない」ということなのかと思うのですが…
日本もその昔、酎ハイという代物が焼酎への敷居を下げて裾野が広がった結果、焼酎業界がかなり受け入れられたという流れがあったかと思います。
ガチの日本酒勢の方から見るとこれは疑問に思う点もあるのかもですが、ましてやここは外国です。この地で5年先、10年先の日本酒シーンを変えるかもしれない存在ではないかと自分的には思ってて。
んで、実際結構美味しい(^・^)
何を持って美味しいというかはそれぞれかと思いますが、私、好きです。ここのフルーツ風味の日本酒。
純粋な日本酒とは別物かもしれませんが、実際これが日本酒からは遠かった若い人たちに日本酒を楽しむきっかけを与えているのだから、その実績は疑いようがない。
で、その「ちょっと変わった日本酒」に合わせたこちらの料理は、絶妙にワイン向けでもビール向けでも、さらにいうとガチ日本酒向けでもなく…
絶妙に軽やかに、絶妙に果物をあしらう自分たちの日本酒に合わせてる感じの料理は、日本人には到底発想できないようなアイデア満載でとっても楽しいのです。
上の写真は、マンゴスチンのサラダ。
ローカルには元々あるレシピのようですが、写真左下の方に花びらのような形をしたスライスされたマンゴスチン。
若い頃はタネも柔らかいのか、タネごとスライスしてますね。食べてもタネはほとんど口に障りませんでした。ベタ甘くもない。でもフルーツ特有の甘酸っぱいニュアンスはあって、サラダ全体が食べやすい。
なんと贅沢なことか。
果物豊かな南国ならではの一品。軽やかで、同じく重たみのないお酒にも合う。こういうのがとても楽しい。マンゴスチンを食べ慣れていない私には、到底発想できないレシピ。
飲食店の競争激しいホーチミンで、異色かつ唯一無二の魅力を放つお店だと思います。大人数で行く際には予約をお勧め。平日でもとても流行っているので。
チャーミングなお店だと思いますよ😊
観光巡りのついでに⬅︎NEW!
ディナー前、ハッピアワー中のメニュー
ホーチミンは観光する場所がないとよく言われます。
そうですね、歴史的な建物とかはとっても少ない。
でもまあそれがあってもなくても自分の場合は食べ物絡みのことになるので、あまり関係ないんですが😅
先日は、一般的な観光ごとにあまり興味がなさげな友人が遊びに来てくれて、カフェなど食べ物中心に回ってたのですが、そんな中で、もうカフェはいいねー、ってタイミングで…
Muaさんに連れてってみました。
ここってお店の雰囲気もいいし、ディナー前のタイミングって、ハッピーアワーでもあったみたいでお得だったし(^・^)
こちらメニューが季節によって一部ずつこまめに変わるんですが、最近はこんな感じ。
あ、これはディナー前のラインナップね。
ちょっと絞り込んでるらしいです。ディナータイム以降になったらもっとメニュー増えるよーって言ってたので。
お酒が飲めない人も楽しめる、ノンアルのドリンクもいろいろあるし、ベトナムは元々若い方はヘヴィリカー、そんなに飲まれる方がいなかったという近い過去からの延長上に今があるので、こういう場所でノンアルを飲むことに寛容なんですよね。
いや、寛容とかいうほどのこともない。
当たり前なんです。ごく普通。それにいいも悪いもない。飲みたいものを飲む。それでお店もなにも思わない。だって提供してるものを頼まれただけなんだから。
いいよね、このフラット感。
パパイヤとグリーンマンゴーのピクルス
これ、美味しかったなあ。
自分でも作ってみようかしら。
グリーンマンゴーとパパイヤのピクルス、30k。
なんという金額w
きちんとしたピクルス液にも浸かってるんだけど、ベースが果物。売れていない青いものながら、マンゴーやパパイヤの風味は生きてて、実にベトナムらしい。
そしてこちらのお店らしい。
日本酒だけどもフルーツの風味も生かした日本酒。その位置付けに、酢ゆすぎず甘すぎず、食事のための料理のようでフルーツのようで、という in the middle な位置付けのレシピ。
これこれ。ここのこういうレシピが好きなんだ。
ビールのためじゃない、ワインのためじゃない、そしてガチの日本酒だけのためのものでもない。こちらのお店の日本酒のためのレシピ。
当初より、そのレシピの組み立てのポリシーみたいなものがブレてない、と感じられるのよな。いつ来ても。メニュー監修をされているのはどんな方だろう。素敵だ。
飲み比べセット!
飲み比べセットを2つ頼んで6種類。
今日は初めての二人がいたから、ベースの日本酒にパッションフルーツ、グアバ、新作らしいタマリンド、そして色が綺麗なマルベリー、そして濁り系のクラウディ。
特にこのタマリンドは、私気に入ったなあ。あまり甘すぎなかったし。
こんなのは日本酒じゃない、というご意見もいただきました。
そうですね、日本での名だたる日本酒の名品などにくらたら、趣を異にするかもしれません。
でも、焼酎が酎ハイとして楽しまれるようになったことで裾野が広がった時のように、海外の人にこんなにも親しまれている日本酒をベトナムで作ってくださってる方がいるというのは、この上なく嬉しいことではないかと私は思ってます。
Grilled Oyster
焼き牡蠣。
なんと味噌で焼いてくれてるんですよー。
チーズやホワイトソースなんかはよくあるけど、味噌ー。
しかもおそらくはベトナムの牡蠣であっさりなので、それに合わせて緩めたお味噌で。
おいしー。
これ2皿(半ダース)くらい一人で食べられそう。
Clam Steamed with Sake and Basil
アサリの酒蒸し、だと和食的なんですが、そこにレモングラスとバジルを咥えてるのがいい。
ベッタリベトナム式でもなく日本食でもなく。このバランス感覚よ。
強い味でもないんだ。
酒のアテ、となると強い味のもの、という図式を描く人は多いが、旨み、なんだ。そこに関してはベトナム、大得意分野。
しかし自社の酒を使うことで和に寄せるところもあって。。。
うーん、やっぱり絶妙。本当に終始一貫してるというか、意図が明確。気持ちいいくらい。
Monday Oyster Night
これまだ試してないんですが、月曜日の17時以降、牡蠣が一つ15kという金額で提供されるんだそうです。お味は9種類。これ、行こう行こうと思ってるんだけど行けてないんですよねー。
今度ご一緒にどうですか😁
お酒好き・食べ物好きの方のご案内に
うん、やっぱりここは旅行者さんご案内するのにもいいと思う。
日本酒は日本からのものだけど、それが独自にアレンジされての、ベトナムならではのお酒に食べ物。
そこにはベトナムの素材がたくさん使われ、日本ではなかなかありつけない食材だって使われてる。
多少エアコンが聞いてはいるものの、基本オープンエアアな空間に、フランクだけど行き届いたサービス。思い切った大胆でおしゃれな内装。
ベトナムだからこそ、な要素がたくさんある気がするのです。
飲食店、という括りで紹介されることばかりかと思いますが、自分の中では「ベトナムにはこんなお店があって!」と後々にも思い出してもらえる素敵なお店だな、と思ってます😊
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Mua Craft Sake
7Le Ngo Cat Q3
Time: 17:00 – 23:00
Spent: 580,000vnd / persn
Wi-Fi ID: MUA Taproom / Pass: nosakenolove
※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント