日本人がベトナム料理に馴染みやすい理由の一つが「出汁文化であること」だと思うんですが、牛出汁に関しては、ベトナムの方がぐっと身近?!
これ使わない手はないともいますよー!
Baronaさん!
ベトナムのクックDoと呼び、ワタクシが愛しているベトナム料理の合わせ調味料。
特に鶏肉のレモングラスチリ炒めのこの調味料は傑作だ。
そのほかにも家庭料理のあれこれを簡単に作るための合わせ調味料がすごい数ある。
このシリーズが素敵だなーと思うところは、どこか家庭的な味わいがあるところ。いえ、私もベトナムの方の家庭にそんなに上がり込んでるわけじゃないので、私が「家庭的な味」というのも変な話なんですが…
味のカテゴリーにあるんですよね。
シャキーン!とした、素人には真似んのできない味だよなー、という高級レストランの味、定食屋でも日々ブレなく提供される味、あとより広い層をターゲットにしたか靴的な味。
それらと比肩する枠に、家庭的あなじもあると思ってて、こちらのシリーズの調味料は、素人であるどころか、異国の人間である自分が作っても、なんかベトナムの家庭での食卓の絵が浮かんでくるような味。ほんっと好き。
今回は牛出汁シリーズ!
2種類の牛出汁
そして今回は、牛出汁シリーズ!
いつの間にこんなものがー!
Lau Bo!Pho Bo!
天気よほー!
って言いたくなるコンビネーション(いいの、昭和の人だけわかってくれたら)
へーっ、いつの間にこんなものが!
牛出汁好きとしては試して見ないと!!
Pho Bo 用途広く使える魅惑の牛出汁!
ベトナムは牛出汁天国
このブログでも何度言ってますが、私、牛出汁や牛骨出汁、大好きなんです。でもあれを一から家で作るのは、時間的にも金銭的にもかなり厳しい。
日本にも牛骨ラーメンとかがないわけじゃないですが…圧倒的に数が少ない=機会が少ない。
ですが…ベトナムだと、Bun Bo HueとかPho Boとか、日常の麺料理でそれを楽しめてしまう。
そのくらいポピュラーなので、即席麺もあれば調味料もあります。例えばこれとか。
Pho Boスープだけど色々使える優秀味!
作り方はチョー簡単。
お湯で炊くだけ(・∀・)
Pho Boの方は、1700ccのお水 or お湯に調味料を入れて炊きましょう、ってだけの様子。
内容物はこんな感じ。液体調味料とスパイス。
液体の方は超濃厚なトロッとタイプ。
でもだいたいこういう調味料、ベトナムのやつはレシピを薄めに設定してるから、まずは1500ccでやってみよう。
濃い分には後で薄めることができるからね(薄かったら煮詰めることもできるけど、面倒なのでw)
そしてスパイスも入れて少したくと…?
これは!!牛骨ベースなのかしら?!そしてめっちゃ、濃い!(笑)
で、よきところまで水を足して行くと、1700ccでも結構しっかり。まあPhoのためのスープだから、そりゃしっかりするか。
でも今回は、ジャガイモや牛肉、人参、キャベツなどを入れてポトフ風。
でも大根入れたから一気におでんw
でもこれ。。。美味しい!!!
一人暮らしの方には一度にできる量が多いかもしれませんが、このスープをベースにしてカレーにしたり(その時はもっと薄めて使うのが良いと思う)、あんかけにしたりとかするとめっちゃ美味しいはずなので…
スープだけ作って分けて楽しんでもいいいですね。サラサラなのに味わいはまろっとしてて、野菜との相性もすごく良い!
やさしーい感じだけど、出汁とスパイス(といっても香りづけね?)の部分のバランスが良いので、充実感がすごい。
具材を全部食べきった後、スープだけが残ったので、かきたま汁にしていってき残らず食べたのですが、それも、いい。。。ラーメン出汁にしてもいい感じ。
こ、こんな牛出汁が家で楽しめるとか、どういうことなの。。。
Lau Bo
さて、こちらは鍋用のスープ。しかし同じシリーズで出てるし、大した違いはないのでは??と思って、Pho Boから数日放置してたんですよね。Pho Boでたくさんスープできたからそれを片付けるのも必要だったし。
同じように、スープの素とスパイスを炊くだけですが、こちらは2リットルベースのようですねー。
前回でこのシリーズは標準値を薄らぼんやりしたところには持ってってないというのがわかったので、今回はきっちり、2リットルを最初から用意しましたw
いきなりお野菜などを入れると、味が好みでなかった時にダメージが大きいので、まずは出汁だけ作ろうと別鍋で用意し始めたら…?
お!Pho Boの時とは濃縮スープの色が違う!!し、香りも全然違う。たまらずまだ湧いてない状態なのに味見をしてみると…?
甘みが、ある。
ものすごく雑に例えるなら、日本の焼肉のたれ。あれをベースにしたような味?!おおっ、Pho Boの牛骨的な味わいとは全く違うじゃないか!でもちゃんと、牛!
鍋というと、何がベースでもお肉は豚肉を好む我が家ですが(鶏鍋の鶏出汁ベースでも豚万歳)これは牛でしょう!
しかし最近愛食している、YukiBeefさんでもない。もちろんYuki Beefでも美味しいはずだが、なんとなく、これはもうちょっとワイルドな感じのもいけそうだっ。
という事で、木村屋さん!
1枚1枚シートに貼り付けてくれてるから、冷凍でも綺麗に使えるんだよね。解凍も速やかだし、ほんっと助かる。
そして、野菜やキノコを何や彼や入れたお鍋。。。
に、ビーフが馴染む。。。
ものすごく馴染む。。。
味の基本は全く違うのですが、ビーフの味が濃くて少し甘めの、どこかすき焼きを思わせるような食べ口。そしてこれは絶対牛肉だ。
いや、豚でもまずいとかではないと思うけど、せっかく合わせるなら牛肉だ。だって牛鍋のための出汁なんだもの。それがものすごく実感できるマッチ感!
さらに、なんだこの日本人にもしっくりくる感じ!!
ただすき焼きと同じように少し甘め、でもライトな甘さなので…
大量のライムなます(ピーラーで千切り上にするパターンのやつで掻いた大根をTuさんとこの塩とライムパウダーで和えたもの)を肉で巻いて食べる!
これー!!!ベストマッチだと思うのー!!
肉の脂も大根んのジアスターゼでさっぱり感じさせてもらえるし、ライムの風味が甘みと均衡を取って良い!
まあ大根が面倒なら、手元のお椀にちょっとライムを絞る、でも美味しいと思う。
あと、牛の旨味にはゴボウな?すき焼きほどの濃い甘辛じゃなく、野菜に入り込んだそれは出汁で炊いたお野菜、みたいな感じになる。ただ濃厚。
だから、ゴボウくらいの強い味の野菜がいいね。大根も炊いてそれはそれで美味しかったし、大根も全体の出汁に寄与してるはずだけども…
よく出汁が染み込みすぎて一体化しすぎて、大根、スープを含んだ食べるスープみたいになってたw そのくらい同化するというか馴染むというか。
液体とスパイスを敢えて分けてる心意気
かなりのものを粉末化できる昨今に、流通やパッキングにもコストがかかるであろう液体という形を採用し、さらには香りづけだって液体につける事だって技術的にはある程度可能なんじゃないかと素人は邪推するのですが…
それを敢えてコストがかかる方向を採択していることに、心意気を感じます。そしてその心意気がしっかりと形になっている感。
ちなみにこの商品に使われてるスパイスは辛いもの、という意味ではなく香りづけの意味あいが大きく、日本人には食べつけない要素だから苦手な方もいるかもしれません。
でも私にはそんなに強くは感じられない柔らかな香りで(まああんたはベトナム料理大好きだからな。。。)味の一部に同化する、とても品の良いスパイスの使い方。
インスタント麺の牛肉使いのものの中にはかなりVIVIDなスパイスのものもあるので、あまり安易に旅行者さんにはオススメしていないのですが、特に今回ご紹介した中の、Pho Boの方は、お土産で買って帰っても面白いかも。
ベトナム料理の味をこんなに簡単に再現できるという点と、やっぱりこちらのメーカーさん、めちゃくちゃこだわってて、真摯というか、
「大事にいしたい味」
というのが、きちんと伝わってくる気がします。そしてそれは家庭の味。私が想像するには多分、ですがw
見かけたらどうぞ使ってみてくださいね♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
この商品を買えるお店情報
今回の商品は、Le Thanh Tonのファミマで買いましたが、他のスーパーでもちょいちょい見かけているので、結構販路がおありになるのかなと思います!
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