一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンが誇るチャイニーズレストランが新たなるシェフを迎えて更に美味しく&4日間限定・賀年奢餐のご案内! ~ The Royal Pavilion

中華料理

ホーチミンのチャイニーズレストランの中でも、その味、その格から「比類なき」という形容をつけて間違い無いと思われるこちら。新たなシェフを迎えられたと聞いたので、早速行って来ましたよ!

以前から素晴らしかったこちらの飲茶や料理たち

数ある飲茶の紹介記事の中でも、こちらは群を抜いてアクセスが多かった。

今読み返しても、私自身感嘆しっぱなしでしたし、そもそも私が知る前から評判が高かった。その評判を聞いて私も行ってみたら、評判どおりにすごかったという話。

 

とはいえ、この2年、外での食事の機会がすっかり減ってしまい、こちらのお店にはずっと来ていませんでした。そしたらその間に新しいシェフが来られて、指揮を取られているというじゃないですか。

ここ最近、社会隔離以降に訪れてみて、以前は絶賛していたホテルの料理が全く別物になってしまっていたという話は、このブログ上でも、ちぇりまっぷの記事上でもお伝えしたところ。

全部の記事についての追跡は追いつきませんが、特にアクセスが多いお店や、とても美味しかったことを伝えたお店については、なるべくその後も追跡したい。でないと、褒めた記事を読んでお店に行かれた方ががっかりされることになりますものね。

…というのを美味しかったお店にまた行く口実にしている、という部分が無きにしも非ずですが…(笑)

こちらのお店の「今の味」、レポします!

相変わらずの輝き

Dong Khoi通り側にある入り口から入ってすぐ右手にあるエレベーターで4階に上がり、ドアが開くとそこには…

もう、ご経験された方もいらっしゃいますよね。
当初はまばゆさばかりを感じ、ちょっと圧され気味な気すらしましたが、回数を重ねるにつれ、別の意味で圧倒されることに。

そう、いつ何時にこちらを訪れても、一点の曇りもないのです。常に、クリアな輝きを放ってる。このフロア全体、エントランスだけでもかなりの広さで、細やかな細工も多いというのに。

気が、遠くなりますな😅

豪華さって、ただ見目に派手やかであることだけでなく、それが輝き続けることにかける時間的・費用的・労力的コストからも成り立ってるんだなあ、と改めて。

そういえば、席に着く時にゲストを迎えてくれるこのお皿も豪華ですよね。

こちら、最近教えてもらったのですが、本物の金で刺繍を施したものなんだそうですよ…。

お皿に?刺繍?金で???え????

そう聞いても頭が混乱するばかり。だってどれも質感がそぐわないじゃないですか。お皿・刺繍・金。これらを一度に同じ文章の中で使ったこと、私はありませんw

しかし、そう言われてみると確かに刺繍。。。もちろんその上にコーティングが施されているわけですが、まさかの。

このお皿は食器として使うわけではなく、ゲストをお迎えするためのもの。そこにこれだけの贅を尽くしてくださってるのですねえ。すごい。

飲茶 2022

というわけで、飲茶です。
まずはエビの湯葉揚げ。

天ぷらは、使う素材に関しては「蒸し料理」と言われますが、まさにこちらもそうで、調理技術自体は「揚げ」なのですが…

衣に閉じ込められたエビが非常に良い手入れをされた状態で「蒸され」ているため、カットして尚、口に入れるとエビの香りが膨らみます。また水分も保たれてるので、食感がもう、スキップをするかのごとく楽しい!(エビのスキップ…w)

そして小籠包!今回はベーシクなポーク&スープの小籠包でしたが、先月は、なんと麻婆の小籠包があったそうですよっ。

えっ、なにその「先月は」って!?

ベーシクなものはもちろん常にあると思われるのですが、そういう期間限定のメニューがあったりするようで…

そっ、それはどこを見たら知れますかー!!!(笑)
ま…麻婆小籠包、食べてみたかった…。

とはいえ、このオリジナルもやはり「すごい」。美味しいじゃなくて「すごい」。

飲茶に関しては相当件数食べて来てて、そのどこでも小籠包は(そこにある限り)外さない。ということはかなりの種類食べて来ているのですが、その上で言う。

「すごい」

プレゼンテーションから合わせて、圧巻です。
そしてこちら⬇︎の「すごい」。これは今回初めていただきました。

ほのピンクの皮に包まれたトップにあるのは、ツバメの巣!
希少な食材の代表格の一つですうよね。ベトナムでも高級な食材とされつつも、ツバメの巣自体はドリンクに混ぜられて、スーパーで売られているくらいには身近。

ただまあそういうものの場合は、どこに入ってるかわからないくらいのかすかな量だし、そもそも味わいが強くあるものではないので、敢えて食べたいかと言われるとそうでもない。でもこれは…

小さな歯ごたえを持つ細くフリフリとした食感を持つツバメの巣が、お口いっぱいに広がる驚き。多分私、これまで生きて来た中で一番大量のツバメの巣を、この点心一つで一度に摂取した気がします。つばめさん、ごめん(笑)

味わい自体はやはり控えめ。そこは変わらない。ただ、このお手入れの仕方と言ったらありませんね。その手間を一口の中にいただく悦楽。ぜ、贅沢だ。。。

そしてこちらは、シグナチャーと言っても良い、赤い腸粉。これは前回もご紹介しているので、説明不要かと思いますが…

プルツルの米粉生地の中にザグザグとしたフラジャイル感、その中のプリプリ海老。ここに来てこれを頼まないことは一度たりともなかったと思う。そして何度食べても、美味しい。

そしてこちらも点心の定番ですが…タロイモを揚げたもの。中には豚肉などの餡が入っていることが多いですが、こちらはトッピングに…

ホタテにキャビア。これまた贅沢。
そして、今回食べたものの中で一番感銘を受けたかも。

カットして、全体を一緒にいただくと、サリサリとした周りの食感が濃厚なフィリングにすぐに沈み溶けて一体となって、複数の種類のうまみが複数の食感とともに畳みかけてくるようにやってくる。

まるで、堂々とした一皿に広げられる丁寧なお料理を味わったかのような充実感。点心一つで。

物理的な容量が無視されたかのような広がりが、すごい。これ、好きだからどこの飲茶を食べに言っても頼むし、こちらのお店でも食べた記憶が何度かあるのだけど、こんなに驚きはしなかった気がする。

と言いつつ、さらに別のものにも驚きが。

よくある焼豚包のパンバージョン。
割に初盤に出て来たこちらに(わー、こんなの出て来たらお腹がいっぱいになっちゃうじゃん…)と思ったりもしたのですが、心配ご無用。

割ろうと手にするときは、心の準備をした方が良い。(うっわ、柔らかい!)と、ちょっとひるむほどの軽やかさ。

まるで雲のような柔らかさに対して、トッピングに使われている、薄くカリカリとした硬い生地。そのコントラストの合間に存在感を見せるチャシュー。

焼豚包は庶民的な一品でもあることから、どんなに高級なお店のものでも愚鈍になりがちな印象があったのですが(そこがまた良い)、それが微塵もないどころか、なんでしょう、品すら感じる。焼豚包に。こんなこと、ある?

ともすれば胃に溜まって食を止めてしまいそうな一品に思えるのに、それどころか霞を食べたかのような儚さを追いたくなって、さらに何かを食べたくなるという…(笑)

そして定番のピリ辛ワンタンを追加。さらに、モミジ(鳥の足)を炊いたもの。これがまた超絶丁寧かつ手間暇をかけたと思われる様相で、その身が大きいことも特徴的ですが、ちゅるんちゅるんといただける。

骨は出さないといけませんから、ちょっとデートや会食などにはふさわしくない一品かもだけど、美味しい。とても美味しい。

そして締めは伊府麺。
カップヌードルの基本構造はこの料理から得られたのではないかという説もある一品。

麺を軽く蒸したり茹でたりしたものを油で揚げ、そうすることにより面の中に気泡ができ、それをスープや水分の多い調味料などと調理することで、麺内の気泡により多くの水分が入り込み。独特の食感を生み出す一品。

私がマレーシアの日常食として食べてい伊麺(=伊府麺)よりは随分と上品ですが(笑)、それでいてどこか親しみを感じるお味で、日本人にもこの麺をお好きな人は多いんじゃないかと思われる。

デザートは3種類をIndividual Serve でお願いすると、こんな風に一種類ずつを一人分ずつ分けて盛ってくださるご様子。

暖かいプディングは食べてからのお楽しみの仕込みがあって、真ん中の木の葉型の中華パイ的なものの甘酸っぱい餡も去ることながら、見て、この生地見て。

見て、という割にはボケててごめんなさい。もう動揺しまくってて写真どころじゃなかったw (仕事しろw)

この薄さの中に香ばしさと繊細な層と歯ごたえとフラジャイルさを閉じ込めるって、魔法のような一品。中華のパイ生地、作るのめっちゃ難しい…orz

そしてこれは以前もご紹介したマンゴーロール。でも果物は地域によって違ってるようです。

以前からあるメニューを踏襲しつつ、レシピも守られ続けてるものもありますが、全体にモダナイズされた感があり、レシピを変えたものに関しては驚きを伴った美味しさがあり。

ふう。美味しい、という感想はもちろんあるけど、驚きにあふれていた方が印象に強い。もうこちらのお店は何度目だろうか。10数回は下らないと思うのだけども、それでもこんなに新鮮さを感じるのは、新しいシェフのお力か。

ともあれ、良い方向に変わってくださるのは大歓迎。久しぶりに、大好きだったお店に新たな希望が抱けたことも、とても幸せ。

サクッとご紹介するつもりがついつい長くなってしまった。というのも、実はこのお知らせもしたかったから!

4日間限定!2022年1月30日〜2月2日 龍朝軒新春賀年奢餐

メニューのお知らせ

あまりに美味しかったので、例によってどんなにこのお料理が美味しいかお伝えをしていたところ、

「たった4日間だけなので、大変恐縮なのですが」

と、控えめにお知らせいただいたのがこちら。1月30日から2月2日までの年末年始4日間のみのこちらの特別コース!

お一人様、3,288,000vnd++
数字だけ見たら驚くかもしれませんが、内容を見、そしてこの飲茶を食べた後でこの環境で、となるともう、安いと言って差し支えない。

しかもなんですか?干したオイスターとアワビのスープ????アワビはわかるけど、干した牡蠣????なに…?

他にもフカヒレ、カニ、ロブスターなど、お正月らしい豪華絢爛なお料理が。

正直お料理だけのコースでここまでの金額のものは、ミシュランのスターシェフが来た時くらいしか使ったことがありませんでしたが…(それでも日本でその機会を得ることに比べたら激安)

私、今年は旅行にもいかない。というか、ここ数年旅行にも行ってない。国内旅行ですら、行けばこんな金額で済むわけがないわけだし、新年だし、なによりあの素晴らしい飲茶を食べた直後では行かないという選択肢がなく!!!

30日、行ってまいります(๑•̀‧̫•́๑)

できるだけ早めにレポします。その時にお席が空いているかはわかりませんが、そのレポ見てからもまだ1日〜2日はご予約の余地があるかもしれませんから、そこからお考えになってもいいかと思います。が…

間違いなく美味しいと思う。
というか、「あの」飲茶を作られる方の手による「賀年奢餐」。期待しかない。

ちなみに、別のコースになりますが、6人様で13,880,000vnd++ というコースもあります。お一人さま、2,300,000vnd強++ですかね。もちろん、先ほどのコースとは少し内容が変わりますが、十分豪華で、この期間限定。

また単品もあり、自由な組み合わせで楽しむという手も。
ちなみにこの単品も、4日間の限定期間のみ。

 

お値段、どれも「8」にこだわってらっしゃいますね。発財の発と、中国語では音が似ているのだそうです。縁起の良い数字なんですね。

早速食べて来ました!⬅︎NEW!

2022年1月30日の初日に食べて来ました!
いや…年末年始の祝膳としてこの上ない幸せ。くわしくはこちら!

ご予約必須!

上記以外に通常時のコースもあるようですが、まずは限定でもう、明日にも始まろうかというお話なので、急ぎこちらをご紹介。

ご予約はこちらから。

また上記ページにある、Reserve a Table というところから以下のサイトに飛べるのですが、モバイルやPCの設定もあるかもですけど私のは日本語で表示されてましたわ。

https://booking.resdiary.com/widget/Standard/TheRoyalPavilion/684?channelcode=WEB

通常メニューも上記ページにあるので、いろいろ見てみてくださいね。

もし、お電話や言葉が壁になって、ちょっと予約するのめんどいなーという場合は、ご連絡ください。サポートいたします♪

今年は市内でテトをお過ごしになるという方も多いと聞きます。おせちを食べる感覚で、この新春の候、本物で揃えた豪奢なインテリアに囲まれて、美味しい食事をいただきつつ、良い機運もいただきに上がる、というのはどうでしょう?

ワタクシ的には美味しいもの詣。
ふふふ。楽しみです!

無料で入会できるWMCメンバーシップがお得です!

こちらのお店も含め、The Reverie Saigon 内および関連飲食店などで使えるメンバーシップがお得なのでお知らせ。

お店またはホテルのフロントで申し出れば、身分証なども特に必要なくその場で入会でき、会計前なら、その日から割引特典を受けられます!

 


ご連絡はインスタやDMやLINE@のメッセージで!


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

The Royal Pavilion (The Reverie Saigon)
22-36 Nguyen Hue Q1

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