それでなくても躍進している、ホーチミンのレストラン事情。COVID19を超えてから厳しい側面もありつつ、これまで誠実にお仕事をされてきたお店の中には、ますますの躍進をされているところも少なくなく。
同時に、レストランのレベルも異様なスピードでの高騰ぶり。そんな中、更にその勢いを後押ししてくれそうなイベントが発信されました!
Vietnam Restaurant & Bar Awards 2020
見ての通り、飲食業に変わるアウォードイベントです。
今回はワタクシ、こちらの審査員の一員に選んでいただき、投票に参加させてもらいました。
主催は、我らが
Kamereo (Kamemart)さん
と、
Vietcetra
という、非常に影響力のある情報メディアさん。ホーチミンでこういう賞イベントは初の試みで、いち早く、この2社さんが手を組んでの発信です。
賞レースってなんのためにやるの?
これ、運営側の方に聞けばもっと色々出てくるのかもしれませんが、単純に私が思うに…
褒められたら、嬉しいですよね。
レストランはお客さんから美味しいと言われたり、リピートしてもらったり、たくさんのお客さんに来てもらうことがそのまま評価。
ではあるかと思いますが、やはり一定の選抜基準の上で選ばれたり、評価されたりというのは励みになるのではないでしょうか。
また賞をもらえれば、その名前も更に広がります。実際、今回の各部門にノミネートされたお店には、私の知らないお店も結構ありました。
受賞しなくてもノミネートに上がってくるだけで一定の評価があるということなので、知らなかったお店は片っ端から回ってみようと思ってます。
って、ほらね?私みたいな人が他にいないとも限らない。となると、飲食業界が活発になるわけです。そこに携わる方々の諸々も活発になるでしょう。そうなるとそこを利用する消費者も楽しいことが増える。
ただまあ、評価してもらって嬉しい団体に評価してもらえないと、その喜びの度合いは色々でしょう。今年始まったばかりのこのアウォードも、同時に育っていかなければならないと思います。
そこが育ち、力を持つと、更に業界が伸びる原動力となるのではないでしょうか。
形骸化したり、純粋な洗濯基準以外に惑わされるような賞レースには魅力は感じませんが、良い方向に進むための推進力となるイベントに育てていけたら、これは素晴らしいことですよね♪
映えあるアウォード初回の受賞者は…?
各部門やノミネートされたお店は、Vietcetraさんのこちらのページを見ていただくとして…
サクッと、受賞結果を伝えましょう。
もっとも注目が集まった、Restaurant of the Yearに、2件のお店が選ばれました。まず最初は…?こちら(๑•̀‧̫•́๑)
Hoo-Ah!
我らが4P’s さん!!わーっ、おめでとうございます!!
正直今回のVote助教を見ると、Vietcetraさんの読者層によるのか、少し欧米系寄りなイメージがあったんですが、もはや4P’sさんは国籍を問わない人気ぶり。
それは、日本の方が海外で立ち上げたレストランとしては、凄まじい結果だと思うんです。正直、他のノミニー陣を見ても、なかなかの強豪。
しかも4P’sさんは、最初のカテゴリーでも受賞されてる。それは、
Social Responsibility Awards presented
という賞で、ビジネスとして収益を上げるだけではなく、よりスマートに、健康的でより良い社会にするためにどれだけの変化をもたらしたか、という基準での選考カテゴリー。
社会的なサポート活動などもそうですが、例えば4P’sさんのデリバリー記事でお伝えしたように…
他のお店がこれまでにないサービスを提供していらっしゃいましたよね。少なくとも界隈の業界内でやっていなかったサービスを提示するというのは、顧客へのアプローチであると同時に、同業者のリーディングにもなるわけです。
そもそものビジネスモデルが、ホーチミンにおいては革新的だったわけですが、その後人気が安定したのちも弛まぬ努力をされていらっしゃるのは皆さんご存知の通り。
それが、ローカルの方にも他国エキスパッツの皆さんにも認められているということなんでしょうね。一つ賞を勝ち取るだけでも厳しい中、2部門の受賞。さらにはその受賞内容が素晴らしいことこの上ないっ。
そしてもう一件は…?
イェーイ!!我らがQuince!
もうこれは満場一致といいますか、料理が圧倒的ですもんね。。。
そして今は無くなってしまった、社会隔離期間中のデリバリーレシピとプレゼンの良さといったら、すごかったですもんね。あのピリピリした最中に、あれがどんなに心を癒してくれたか。
強いもの、賢いものこそが優しくあれる、というようなことを体現したような存在としても、他を寄せ付けない勢いがありますね。
それが証拠に、他の部門で受賞しないまでも、ノミネートに名前が上がっただけで会場中から歓声が上がっていたのは、Quinceさんだけでした。ファンが熱狂的といって良いレベル。私もですが(^皿^)
そういえば4P’sさんと同じく、他部門で2つ目の賞をQuinceさんも得ていました。Chef Of The Year. つまりは、料理がやっぱりぶっちぎり、ということですな。
ちなみに他の部門の受賞者は以下の写真の通り。
特に最近、レベルの向上が著しいBar部門は、多岐にわたるお店から選抜されただけあって、ファンも多くついているようでした。
ここの部分、私は最近あまり開拓ができていないので、ちょっとついていけてない感、ありましたが、ノミネート店は全部回ろうと決心しました(๑•̀ㅂ•́)و✧
イベントのドリンクの充実が過ぎる
会場のホテルはまた別でご紹介しますが、初めて足を踏み入れるホテルで、すっごく素敵だったの!
さらに…?
お酒の会社外いっぱい協賛されていたヽ(・∀・)ノ
この、ANGOSTURAってとこのラム、美味しかったな。
Keep Walkingってなんや?と思ってたらジョニーさんっぽい。そんなことより売り子らしいお姉さんたちが素敵だった(๑•̀‧̫•́๑)
BOMBAY SAAPPHIREは、相変わらずの美しさ。
これのジントニック、3杯くらい飲んだわ。うめえ。買おう。
さすが飲食関係のイベント。そして授賞式の後はワッチャカパーティになるのは目に見えてるので、そりゃあ美味しいお酒、揃えますわな。特に今回はレストランだけじゃなく、Barにもかなり力を入れてたみたいだし。
食べ物も幸せでしたぞ
ホテルでのイベントは数多く出席してますが、正直フィンガーフードで感心することは少ないのです。依頼者側の予算の都合もあるのでしょうが…
たとえ食べ物関係のイベントであっても(ってか、私、そういうのにしか呼ばれないので)非常に残念なものだったり、そういう場には不向きなものを平気で出すデリカシーのなさを感じることが実に多い。
5つ星であっても、なのです。
予算が低いなら低いなりに、時間の経過や乾燥、見た目に不都合のないものを選べばいいのに、手持ちのレギュラーレシピの中の低コストなものを選んだだけ、みたいなのが透けて見えることが多い。ですが…?
メーーチャーークーーーチャーーー質が良い。
まあそりゃそうか。Foodyが集まってるんだもんな。下手なものは出せんわなあ。
フィンガーフード一つにしても、実に巧妙。
このサーモンのプチタルトなんて、フィリングが何層になっていたかわからない。うまい。何事か?と思ったら…?
辞めてしまって、どこに行ったかと行方を案じていた、昔私が大好きだった某ホテルのシェフだった(・∀・) なるほどなるほど、彼は以前からフィンガーフード系が出色だったものなぁ。
ホテルのビュッフェランチでやたらにプチポーションなディスプレイが多く、一般的な他の5つ星の倍くらいはあるのではないかと思われていた仕事量。
それを実に楽しそうに巡回しながらチェックをし、質問をすれば、堰を切ったように次から次に料理の話をしてくれた彼は料理への愛に溢れてた。
そうですか、こちらにいらっしゃいましたか。近いうちにこちらのホテルに再訪決定。レギュラーメニューを食べに伺います(๑•̀‧̫•́๑)
ところでこういう場所は食材のプレゼンの場でもあるわけですが…?
今回の目玉は牡蠣3000個!!(´⊙ω⊙`)
ってことは、誰かが3000個向いたってことよね?!おっ、お疲れ様ー!!!(・∀・;
で、これが凄まじく美味しかったのよ。先日、魚屋さんレストランで食べたニャチャンのものも美味しかったのですが、これはまた別格っ。
聞けば、ハロンベイの物なんだとか。そんなのがあるって知らなかったわ。
実にキメが細かくシルキーな中かに、滑らかで淫美に滴る海のミルクよ。ワタクシ、 1.5ダース食べましたわ(オイっ)。だって3000個ですもの。時間さえあれば、あと2ダースくらいは…
審査員に選んでもらえて本当に良かった(๑•̀ㅂ•́)و✧(そこじゃない)
ともあれ、美味しく楽しイベントでした。そして何より、ベトナムの飲食店の流れを導く一翼を担うイベントになってしくんじゃないですかね!!来年が今から楽しみ!
また審査員に選んでもらえるよう、私もまだまだしっかり食べねばーヾ(@⌒▽⌒@)ノ
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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