一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ホーチミンで初めて食べた梨の鍋?! ~ Yeebo

中華料理

ホーチミンは鍋天国。で、いろんな鍋を食べてきましたが、まさかまさかの、梨を使った鍋がある?!

レタントンの始まりに

(2020年2月18日)

多分使ってらっしゃる方も多いかも。場所が場所なんですよね、ここ。Ton Duc Thanh通りから、Le Thanh Ton に入ったばかりのところにある、こちらのお店。

まぁ見た目が地味ってのもあるし、高そうだなーってのもあり、且つ、これは全く私の個人的な問題なんですが、エリア的になかなか相性の合うところがない(´Д` )

ので、こんなメジャーなところにありながら、こんなタイミングまで行ったことがないままになってたのですが…

ひょんなことから行ってみることに。
つい最近、お友達を介して新しいお友達を紹介してもらったのですが、彼女からの情報で面白いものがあると聞いて。さてさて?

接待にも使える内装、ちょっとゴージャス

中に入ると、あー!ホーチミンの飲茶提供する中華料理屋さんによくあるタイプのバンケットスタイル!しかもお店、古い古いと思ってたけど、なかなか綺麗(๑•̀‧̫•́๑)

大人数用の円卓も、4人用くらいのテーブルも豊富にあります。円卓っていいですよね。特に人数多くなると喋りづらくなる場所の人が出てくるけど、ひとまず全員の顔が見れるし。

店内には水槽もあり。ってか、ここはシーフードがお得意なレストランのようだったから当たり前か。

個室もありましてね。この日は使われていなかったので写真をパチリ。この時は椅子が12席ありますが、まぁ最大で10人くらいが適当かな?

これで料理が美味しかったら、お接待にもお勧めできるなぁ(^・^)

豊富すぎるメニュー

さて、この日はランチタイムに行ったんですが、まず出されたのが飲茶メニュー。ほー!!飲茶、ここにもあるんだ!

聞けばここを教えてくれた方は、ちょいちょいここに一人でランチに来て、チャキっと飲茶を1、2品食べてサクッと出られるのだとか。かっこいいなおい。

こういうね、ちょっとええとこバンケットみたいなのを普段使いできるのがホーチミンのいいところ。価格的にも、って話と、マナーや気分的にも、ね。高級店でもフランクなの、ありがたいわー。

で、ちょっと驚いたんですが…

ななな、鍋でこんだけ種類があるの?!
ホーチミンの人は鍋好きだけどさ、1つのお店にこんなに鍋の種類があるの、初めて見たかも(・∀・;

そもそも鍋に入っているように見えるのは、お出汁を取るためのものであったりするので具材は別に頼みます。

ここの価格がなかなかなお値段で、一気に色々頼みすぎると結構な額になりそう。というわけで、気をつけながら少なめにオーダーしてみてください。それから追加、でもいいですし。

なんでこんなことを言うか、と言うと、ええ、頼みすぎたんですw

この辺はね、このブログを読んでくださってる皆さんのアドバンテージですよ。ちょっとした失敗はワタクシが先に経験するので、同じ轍を踏まないようにスキップさえしてくれればw

ちなみに…

一品料理の数もすごい!
実は写真だけをお伝えしているのでわかりにくいですが、

・ドリンクメニュー
・飲茶メニュー
・一品料理(ちょっと休めライン)
・一品料理(お接待用豪華ライン)

的な感じに、メニューブック自体が分かれてたと思われます。すげい。

写真を見る限りは盛り付けも華やかだし、確かにおもてなしするにはいい感じ。

単品価格が200k以上のものが多くて、正直当初持ってたイメージ通り、お高め店です。ただ、のちに出てくる鍋の具材からも察するに、量がゴツイ(苦笑)

一人二人で食べに行くよりも5人以上で食べに行くのが無理なく楽しむにはいい感じ。ただ。。。

伊勢海老のお刺身だったり、水槽には35cm超えるようなクエもいたし、もちろん北京ダックも。

またそれだけじゃなく、だけじゃなく、北京ダックに似てますが同じようにGoose、ガチョウのローストなんかもありまして、華々しいお席が欲しい時なんかには有難い場所かと。

とにかく。。。こじんまりなところだったら即座に何度か通ってもうちょっと品数経験してからレポを書きたいところなのですがてん

種類、多すぎ(。-_-。)
そしてコスパは悪くなかったとしても一品あたりの単価が。ちょっと。ね。でも美味しければ宴会場として楽しめるはず!

さっ、お料理いきましょ!

鍋の具材が大盛りで珍しいものも!

と言ってもまぁ、梨を食べる鍋ではないですw
スープの出汁のひとつとして梨を使ったお鍋。ベースは豚骨です。

まだ中身は見せてあげない(^・^)
でも着々と並ぶ具材たち。うっわ、やっぱり1ポーションがデカイっす!!しくった!!(笑)

もうね、キノコや野菜の盛り合わせとか、モリモリもいいところ!流石の食いしん坊3人組もちょっとここで引き気味にwww

でもどれも綺麗に手入れされてるし、飾り切りなんかもあって華やか。お鍋の具材の皿なんて、鍋に放り込まれたらすぐに下げられるのにね。

春菊なんかも綺麗でねー。ちょっとした森のように盛られてました。

揚げ湯葉なんかもうやけくそレベル。まぁ鍋に入れちゃうとチューンとなるので大した量じゃないんですが、見目が良いよね。

あ、上の写真の奥にあるタロイモさんは。。正直3人ともからあまり講評ではありませんでした。ただ単に茹でてあるだけだったら良かったのだけど、変に揚がっちゃってて輪郭周辺がモサモサに。。。

あ、逆にこれは頼んでみてくださいってのは下の写真の中の…

左側、上から2番目の「竹笙」ってやつっ。これ、乾燥したものを戻した恐らくはきのこ系の何かなんだけど、アミガサダケ的な感じなのかなあ? ←衣笠だけです!!訂正入りました!

だから違う種類かもだけど、ネット状になってて、どんなに鍋の中で煮てもシャクシャクするのっ。一緒に行った台湾のお友達が「台湾じゃ極日常の食材なのよー」と言いつつ教えてくれた。

面白いっ。それ自体に味が強くあるわけじゃないんだけど、食感とか、お鍋のスープの乗り具合がとっても良いっ。せっかくちょっとええとこ行ってるので、こういう珍しいもん、食べてみるのも面白いと思いますよー。特に強い癖はないし(^・^)

人生初の梨鍋チャレンジ!

さて、で、梨はどこなのよ、って話なんですが…

梨ーヽ(・∀・)ノ
皮剥いて、4つに切られた梨が2個分、入っております。ベースは豚骨。

すげーって思ったのは同じ豚骨でもスペアリブとナックルのとこのがメニューで分かれてて、あんたらどんな食い道楽ばかり相手にしてるんだとw 豚骨、の一言で括れ流じゃんそんなの。それをあえて「分ける」こだわり。

で、この梨は食べる訳ではありません。おそらく生薬の一つという立場で使われているものと思われます。

例えば漢方的な見方をすると、梨には、

  • 利尿作用(むくみ解消・二日酔いの軽減)
  • 消化器系の調子を整える
  • コレステロール値の調整
  • 高血圧予防

などがあるとされています。あと私が風邪の後に席を患っていた時、漢方に詳しい方が、梨を蜂蜜蒸しにしてくれて飲ませてくれたことが。

聞くと喉の痛みにも良いのだとか。フルーツとしてしか楽しんだことがなかった私には、梨を薬として扱う様子に目を白黒させたものですが、ま、美味しかったし、ちょっと面白かったかな。

で、どデカい豚のナックルがゴロッゴロ入ってた訳ですが、それはすでに炊き上げられたスープの中で温められている感じで、一旦取り出し。3人、ここでちょっとホッとするw

だって、もう鍋の中ほとんどギチギチだったんですものw 山のように頼んでしまった食材をどうやって片付けていこうかと若干パニック気味だったのでw

で、ナックルを取り出したあとはこんな感じ。ほっ。スペースができたw
そしてここからも流れるように鍋奉行スタッフさんが具材を入れて行ってくれます。

きのこ、どさー!!
そしてお出汁の出る豚肉やつみれ、葉物は最後の最後に取っておくところは、流石のベトナム。鍋の具材の入れる順番は、結構どの店でも徹底されてて本当に感心しますわ。

面白かったのは絞り出し袋に入れられていた魚のすり身らしきもの。このやり方だと効率的に手間もかからず賢いねー、とは思ってたのですが、まさかの絞り出したままの形で加熱してる?!え?ボール状にしないの?!(゚ロ゚ノ)ノ

と、思ってたら、意図が見えてきた。なんとこれ、エビに見えるように仕上げられているらしい。ねっ、エビに見えません?!

これ、ちゃんと白身ベースのところにオレンジの生地を入れてまだらにしてる芸の細かさ。。。この手があったかwww

ま、細かく見るとエビじゃないし、食べて見るとこれまたびっくり。すり身がベースにはなってると思うんですが、小麦粉かなぁ、ちょっとモチュモチュした食感もある(・∀・)

へえっ、面白い♪
で、そこに特にオーダーしてないものが。

これ、覚えてらっしゃいますでしょうか。一番先に取り出されたナックル。それについてたみが、キレーにほぐされて戻ってまいりました(^・^)

あれ、あのまま捨てられたら勿体無いなーと思ってたんですよねw こんな風に鍋のことは何事も、鍋奉行さんがやってくれるのがホーチミンのちょっと良い店のいいところ。

ね。接待向きでしょ?
多分ね、エビ料理とか出てきても、殻剥いてくれるタイプのお店やでここ。

ありがたいわー。客は食べることに専念できる。おもてなしにどなたかを連れてこられたんだったら、お話などにも専念できる。

で、ほろほろにほぐれるほど柔らかく炊かれたナックルについてたお肉、これがまた美味しい。ってか、スープがねっ、とんこつなんだけどねっ、すんごい染みる!!

んまぁい!!味わい深いんだけど、ラーメンの豚骨スープのように脂っ気はなく、とても綺麗に炊かれたスープ。

あと、梨の風味は正直ほとんど感じないのですが、豚骨スープとうまくバランスとってるんでしょうね。

食材の味って、その味をアピールするだけが役目じゃなくて、何かと合わさり、一つの味を作り上げる役割もありますから。

あっ、そういえば「ぜひ食べてください食材」がもう一つ。キノコの盛り合わせに入ってたんだか、別注文したんだか忘れましたが、白木耳!!!

このお皿の上に盛られたフリフリのレースみたいなやつっ。小さなお椀にも鍋奉行さんがどんどんよそってくれるのですが、それでも食べるのが間に合わないと、平皿に、頃合いになったものをお鍋から移して置いてくれます。

で、それを手元の小湾の中に一旦落として、お出汁をたっぷりからめていただくわけですが、ご覧の通りの形状。素材自体にお出汁は染み込みにくいですが、このヒラヒラしたのの間に染みる。

白木耳、キノコなので食物繊維が豊富なのはもちろんのこと、肺を綺麗にし、空咳などのトラブルに良いとする漢方的な見方もあり、あと女性に嬉しいのは皮膚の保湿を促すという効果もあるらしい。むふふ(*´ω`)

一食食べたくらいでどうなるものでもないのですが、気は心。台湾や中国の、チェー的デザートにもよく使われてることから、庶民的且つ親しまれてる食材だってのがわかりますよね。日本じゃ高いけどw

で、実は麺類もかなり色々用意されているんですが…

この日はもう、食べ自体も食べきれるゆとりがなく、またもや3人でヘソ天状態。お腹を抱えてその場にひっくり返りたいほどの満腹ぶり。

おそらく、この日頼んだ量だと、あと2〜3人は行けたと思われ(・∀・;

なのでこの日使った金額は、本来ならちょっと頼みすぎの金額だと思ってください。。。お高めではあったけど、本来ならもうちょっと安めのはず。

でもむしろ「ちょっと良い中華に行きたいよね?」って時には、頃合いでピッタリ。社用でお使いになる方は、事前にメニューを確認してから組み立てをするとスムーズかと思われます。

そしてカジュアルに使うなら、お友達のようにランチに飲茶をサクッといく使って手もあるので、実はこの店、非常にフレキシブルなのかも。

じゃないと、こんなに長くは続かんわな、あの一等地で。少なくとも私が来た頃からあって(9年前)さらに市内に店舗をいくつかもってらっしゃるだけあるな、という感じ。

今度は飲茶を食べてみようっと(^・^)

 

まさかのスープ持ち帰り

ちなみにお会計の金額を聞いて、こりゃ残して帰るのはもったいない、と思った瞬間、お友達がお店の人にご質問。

「これ、もって帰れます?」

すると「もちろん!」と言わんばかりの表情ですみかに、マンベー!(←持ち帰りのこと)

鍋物の残り物を持って帰るとか、えー?!と思われるかもしれませんが、誰も直箸入れてないし(全部鍋奉行が取り分けてくれた)衛生面で気持ち悪がる要素は一切ないんですよね。

まぁ見目は良くないわけだけど、この元から美味しいスープに、さらにいろんな食材が加えられた、旨味の塊みたいなスープを捨ててしまうなんてとてもできない。。

でも鍋のスープを持ち帰るなんてお願いしてもいいもんだろうか、と一瞬迷ってしまったので、お店に言うてくれたお友達に感謝(-人-)

帰って麺を入れたり、さらに白菜を加えてお野菜たっぷり薬膳スープでいただきました♪んまんまっ(^・^)

麺のお腹を取っておくこと推奨!(訪問2回目!)←NEW!

(2020年2月27日)

もうね、早々に2度目の訪問してきたんですよ。
今回は前回の倍の人数で。胃袋を貸してくださった皆さん、ありがとうございました(。-_-。)

で、お鍋、前回頼んだ時にちょっと準備に時間がかかったようなので、待つ間の単品も今回は頼んでみました。

小魚の唐揚げ。もう仲間でサクサクで魚!って、感じじゃ無かったですが、もうビールのおつまみのお手本のような一品で!www

これ、袋に詰めて売って欲しいわ。普段のスナックにも美味しい。ってか、量が多い。6人でそこそこな量分けても、まだたっぷりあった。こんなの2人の時とかに頼んだら詰む。持ち帰り決定やw

こちらはナスの引き肉炒め。オーソドックスだけど、とにかくホーチミンで買えるナスは濃厚で美味しく素材力がハンパないので、もちろん美味しい。

そして鍋登場。
うん、相変わらず迫力あるわーw

今回はね、鶏も頼んでみましたよ。
追加具材のワンポーションがこの量ってどうなのよ一体w

そして、Bone Marrow(骨髄入り)梨鍋にはデフォで白木耳入ってるのですが、さらに追い白木耳。これ自体に味があるわけじゃないんだけど、お肌に良いしスープがよく乗るのでお気に入り(^・^)

でーっ、今回お知らせしておきたいのは、締めの麺!!初回3人で食べた時には到底行き着かなかた、麺!!!

ホーチミンのレストランで鍋を備えているお店で(当社比で)半分くらい、特に火鍋などを扱うお店が〆にと用意している麺、これがなかなか凝ってるんです。

いや、凝ってると言っても突飛なものを置いているというわけじゃなく、質の良さに凝りかたが出てる。

例えばこのお店だったらこのうどん。(面白いことに、ベトナムの鍋の具材の締めの面にはUDONの表記がよくある)

コシがあるタイプでは無いけど、むっちりつるりとしていて、「うどん」としての確固たるクオリティを示しており、驚愕。これ、普通に家に欲しいわ。

そしてこちら、玉子麺と有った気がしましたが、ちゃんぽん麺みたいなものかな?と思ってました。ら、ラーメンでもなくちゃんぽんでもなく。

旨味が満ちたスープが染みると、シュッとした輪郭は保ちつつ滑らかで「生きた麺」な感じがする。

うまい。うまいが、散々鍋を楽しんだ後でこれは酷。これは最初から食べるつもりで計画的に鍋を抑制しながら食べた上で、余裕を持って挑みたい。

いや、そのつもりではあったのだけども。。。誘惑に、負けた(´Д` )

た、食べ終わった頃にはもうぽんぽんパンパン。意識してそっくり返って置かないとお腹の重さで前に転ぶ…orz

と、言いつつ出てきたサービスのデザートはペロリと食べる。レンコン、ムギ、乾燥ライチにナツメ、蓮の実、そして昆布!

日本人的に「えー!!」という組み合わせだけど、すこぶる体に良いものの組み合わせで、時間をかけて作った伝統工芸のお砂糖を使っていると思われるシロップには甘さに透明感がある。

正直、この日は家に帰った途端にひっくり返って就寝した。息も絶え絶え、というのは弱り切ったときに使う比喩だけども、お腹がはち切れそうなほど食べたときにもそうなるんだと知った。

息も、絶え絶え。
ぐるじがっだ。。。。

鍋の〆にここの麺はマスト。ですがそのためには鍋過程を重々控えめにされることをお勧めします(。-_-。)

 

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お店情報

Yeebo Seafood & Hot Pot Restaurant
1 Le Thanh Ton Q1
Time : 08:00 – 23:00 (14 – 17:00迄アイドリングタイムがある可能性 )
Spent : 1,000,000 vnd / person (←明らかに食べ過ぎです)

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