一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【ちぇり飯!】スープはちょっちょっと混ぜるだけ!Sate Tom、キノコ出汁、カシューナッツバターなどのベトナムあるもので作った冷し海老坦麺!

ちぇり飯レシピ!

暑い毎日。って、夏の時候の挨拶のように言ってますが、ベトナムは年中のこと。そんな時にさっぱり冷たい麺を食べたくなったりしませんか?

日本からお素麺や蕎麦を買って来られてる方も多いと思いますが、切らしてしまうこともしばしばのはず。そこで!!ベトナムにある麺をアレンジしちゃいましょうってことで、冷やし麺、2種類ご紹介です!
※こちらは2019年の記事のリライトです

冷麺には何麺が合う?

ズバリ、好みですw
基本は米粉を使っているものが多いので、どの麺にもグルテンはほとんどありません。

グルテンが麺の食感を構成する大きな要素の一つの場合は、その太さや他に合わせる食材(卵とかなんとか)などで絡めるソースやタレや出汁をかなり選びますが、米麺の場合そこはクリア。

もちろん食感や麺の太さによって出汁が絡む絡まないなどもあるのですが、今回はブンでやってみましょう!まあブンにも色々あるんですが(笑)

ちなみに、マレーシア時代に素麺食べてたら、近所の中国の方からえらい怒られてました。冷たい麺などあり得ない!体冷やす!!とのことで。

その流れを汲んでか、ベトナムでも昔はあまり冷たい麺は好まれていなかった印象でしたが、2023年の最近は、ベトナムの方がメインの客層のお店で素麺が出る時代。

医食同源且つ、体を冷やすもんじゃない!という考えが強い中華文化の食文化が色濃く出ていたベトナムでも、徐々に変化があってるようですね(^・^)

米麺に和出汁は合わない?

ところで当初、細いブンを見て、これ、素麺の代わりになるんじゃね?と、湯掻いて冷やしてめんつゆで食べて見たことがあるのですが…

まっず(´Д` )

米使ってる麺なんだから和のお出汁に合うやろ、という思考回路だったのですが、考えてみれば素麺は小麦。ひやむぎ、うどん関係も小麦麺。

米の麺とは組成も違うし、そもそもの作り方にも大きな違いがあるわけです。

加えて米の乾麺を作る際には、場合によって澱粉の発酵要素が加わることもわかりました。時々、酸味を感じたり、酸っぱい匂いのするブンやその他の米麺に当たること、ありませんか?

酸味と和出汁は合わないわけじゃなのでしょうが、その酸味の由来が米酢などの醸造酢であったりする場合と、発酵した際に発生する酸味とでは全く性質が違うのです。

さらにはこの発酵要素を麺に加えたもの、というのは実に食べ慣れない外国人。

もちろんその酸味に合わせた動物出汁(鶏や牛肉、豚肉には特有の酸味がある)と合わせた場合は違和感を感じにくくなる。というか、合うように作られてる。

鰹の出汁にももちろん酸味はあるけれど、肉のそれとは性質が違う。昆布や椎茸だと酸味が弱くて、麺に発酵による酸味があると、それが際立ちすぎてしまう。

もちろんあくまで私個人の感覚ですが、以上のことから、自分的には米麺、日本の麺つゆなどには合わないことが多いと感じるんですね。

というわけで、ベトナムにあるもので、且つ、ブンに合うようなスープを作ってみました。超手抜きでヽ(・∀・)ノ

冷やしエビ坦々(ブン)

今回はこの麺を使いました。
かなりごっつい。

ご存知の通り、すでに調理済みのブンを見てもわかるように、素麺みたいな細さのものもあればうどんみたいに太いものもあり、ブンとひと口に言っても様々なのですが…

こいつはたまたま手に取っただけで、特に「選んだ」わけじゃないです。結果、美味しかったんですが、茹で時間が長い!!(・∀・;

13-14分、とか書いてあった気がするけど、実際には20分くらい茹でないと使えなかった。。。

最初に数十分、水に乾麺を浸してふやかしたものを茹でる、という手段もあるけど、結果的に時間はかかりますわな(´Д` )

しかもあとで冷やしますからね。でんぷん質の硬化を考えると柔らかめに茹でなければならない。。。

というわけで、私はこの麺はリピしませんが、もっと細く茹でやすいブン、またはほかの麺もありますのでそちら推奨。

冷やしエビ坦々 材料

マッシュルーム出汁 小さじ山盛り1
カシューナッツバター 小さじ2
サテトム(エビの辛味調味料) 小匙1
豆乳(砂糖なし) 150cc

…ですが、これ、あくまでベース。辛味や塩気、コッテリ具合などはお好みで調整してくださいね。

調味料簿をボウルに入れ、まずは分量内から少量の温めた豆乳で溶きます。温めた豆乳を用意するのが面倒だったら分量内の豆乳でも混ざります。

が、湯の方が早く滑らかになるので、私は湯を使いました。

特に粘度の高いカシューナッツバターなどと水分を混ぜる際には「まず少量の水分」という段階を踏むのがとても大事。

たっぷりのゆるいものの中に硬いものを放り込んでも混ざりにくい。せいぜい最初分離して攪拌の回数と時間がかかるだけです。ミキサーとかあれば別だけど。

調味料を混ぜるときは、粘度の高いものにサラサラのものを少しずつ混ぜていく。鉄則。頭の硬い人にいきなり軽やかな人をぶつけても一蹴されるだけなのと同じ(・∀・)

で、一旦、少量の湯で混ぜ合わされた濃厚ダレを、水で伸ばします。
ここで味見をして調整。

私はがっつりエビ風味と辛味を効かせたかったので、Sa Te Tomを追加。これだけでめっちゃエビ風味がするから便利。

しっかり茹でて冷水でキュッと麺をしめ…

しっかりと水気を切ったら、先ほどの坦々出汁の中に入れて全体をよく絡めます。器の中で絡めてもいいですが、盛り付けがガッチャになるので、今回は一応別ボウルで和えてみたw

で、盛り付け。
この日はたまたまエビの唐揚げ冷凍ストック(下処理して唐揚げ粉をまぶしてバラで冷凍したもの)があったので載せてみましたよっ。

もちろんこれ、炒めたひき肉とかでも美味しい。ひき肉が熱々だとせっかく冷やしてる麺と相殺されてしまうので、炒めてから少し冷ましてるものの方がいいけど。

そのために脂の少ないミンチがいいけど。鶏のミンチとかいいかもですね。

超簡単に手軽に坦々!

麺じゃなくても、この冷たいスープを冷や汁に見立てて、ご飯にかけても美味しいかも(^・^)

超簡単ですが、かなりエビ味。コクもある。Sa Te Tom、すごい。そしてこの手のベースに万能なマッシュルーム出汁、すごい。カシューナッツバター、エライ。

豆乳も若干甘さを感じるものがありますが、それも他の調味料とのバランスを取ると「コク」に変えることもできるので、色々調整してみてくださいね。

あまりがっつり甘いやつ…アメリカのピーナツバターとか砂糖入りの豆乳だと甘すぎると思いますが。。。

これ、絶対自分でリピートするわ。美味しかったっすっ(自画自賛)

暑い毎日。簡単坦々ひんやり麺でホッと一息。いかがですか?(^・^)

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へ にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

コメント

タイトルとURLをコピーしました