ホーチミンはフレンチもいいが、イタリアンも美味しいぞ!日本にもイタリアンは数あれど、なんせ本場の方が来てやってるところが多いから、個性的で、今まで知らなかったイタリアンが体感できる!
で、割に地味なエリアのヘムの中に、お宝、発見ですよー(^・^)
閉店のお知らせ
こちらは閉店されたようです。読者さんのお一人からご連絡をいただきました。
残念。
またこのような情報をお寄せいただき、ありがとうございます。一人ではこれまでご紹介したお店全ては回りきれないので、大変助かりました。ご協力、感謝します。
ホーチミンのヘム探検は宝物探しのよう!!
さて、前振りで「割に地味なエリア」と書きましたが、この周辺、こちらのブログで紹介しているだけでも続々お店ができてるし、最近俄かに活気付いてる場所なんですよね。
そんな中にですね、またもやピカイチのお店を発見しましたよっ。
この通りにある、このヘムの入り口を知ってる方は結構いらっしゃるかもしれない。ここの入り口にはランチタイム時、麺屋さんが数点出ていて大人気。私も何度かお世話になったことがあります。
少し小さめの入り口ですが、色と言い様相と言い、Hai Ba Trung にある名所のアヘン窟後ヘムみたいな風情もありますよね。
かなり古そう。汚れ、といよりは「時間の跡」かな。それが見られるもんの表面。ちょっと印象的ですよね。
で、表のローカル料理の人気ぶりに押されて、中まで入ったことがなかったのですが。。。
ふふふ。なんかワクワクしません?
国によってはこれ、入ってはいけない部類の箇所。「よく知らない街の脇道を入っていく袋小路」なんて忌避すべきエリアですが。。。
ホーチミンでは、多くのヘム(袋小路)で、そのようなことはないのです。
100%、全ての箇所が安全だとは言い切れませんが、私程度の外国人が思いつき、通りがかって入れる程度のところなら、だいたい大丈夫、と言うのが経験則。
実際。。。
ふふふ。なんだこの空気感。写真では伝わらないかもしれませんが、空気ね、色というか濃度が明らかに違ってる。
規模が違いすぎるので引き合いに出すには適切ではないかもしれませんが、香港の、Yick Cheong Building に取り囲まれた時にも感じた、過ぎてきた時間だけが色づけることができる質感、みたいなものを感じずにはいられない。
いや、このヘムがどのくらいの歴史を持つのか知らんけどw これで以外に「数年前に古さをモチーフに作り込まれたとこなんです」とか言われたら相当恥ずかしいなwww
で、古さを感じる一方で。。。
イケイケな感じのスニーカー専門店、もちろんいろんな食べ物屋さん、ブティックなどがあって、ああ地元の人の間では結構知られたスポットなんだろうなと予測。私が知らんかっただけで。
なので今更騒ぐのは「このホーチミン素人がっ!」って感じなのかもしれませんが、いや騒ぐわ。私にとっては新しいねん(笑)
そして今回見つけたお店もまだ、オープンしてからそんなに時間が経っていない。前振り長かったですが、本題行きます( ・`ω・´)b
古いヘムの中にあるオーラを放つイタリアン
先ほど出てきたスニーカーショップの隣にあります。ヘムに入ったら左手側。
特に外壁デザインに凝ってるとか、そういうことじゃないのです。でも明らかに「あ、うまそう」という空気感があった。
表のランチメニューを見ると、決して安くはありません。ローカル点が軒を連ねるその中で、バーガーランチが190k、パスタランチが240k。
イタリアンやフレンチのお店のセットランチ価格としては妥当ですが、界隈を見るとひときわ高く見えてしまいます。が、躊躇させない気概を感じる。
それでいて「ま、よかったら食べてってよ」というゆとりや気軽さも。なんだこの店。
入って見ると、さほど広くはないけれど、いい感じですね。おしゃれだわ。新しいお店ってもちろん料理もきになるんだけど、この内装が最近は楽しみよね。どこのおみせも工夫をこらしてて、プロデュースができてらっしゃる。
階段下には、ベビーチェア。お子様連れでも是非どうぞ、とう意思表示。素敵。
私には子供がいないので痛感する場面は少ないのですが、日本からの子連れゲストさんとご一緒するたび、インターネット上のネタではなく、日本の一部では子連れで外食するのがとっても大変と聞きます。
それこそ、次に行く全てのお店について「ちぇりさん、そのお店は子供づれでもご迷惑になりませんか?」と聞かれるんです。すごくすごく申し訳なさそうに。
ホーチミンの多くの場所では、大きなご迷惑をかけない限り子供は大歓迎なので大丈夫ですよとお伝えし、実際お店が歓迎してくれると涙ぐむ人すらいますからね。。。
自分が案内したい街が、子連れの方に優しい街で本当に助かってます。
そそるメニュー!!
さて。。。今回はさっくりランチメニューにしたのですが。。。
ランチ、食べて見る前からもう、こりゃ夜食べに来なきゃ!!ってメニュー!!
鶏レバームースにゴルゴンゾーラ使ったカルパッチョ、ダックのラグーだとぉ?!
挙句にあれだ。イカスミのタリオリーニ。。。。はいはい、もう聞いただけでヨダレがだな。。。あとはステーキ類。今、打ち間違えて素敵類って出てきたからきっと美味しいと思うの(何その基準)。
ワインもボトルが6~700kくらいであるし、クラフトビールも80kから。フレッシュフルーツジュース55kって、そこらのカフェより安いからなっ。
デザートには、ホーチミン名物と言って良いんじゃないかとも思ってるフォンダンショコラ系。しかもそれにオレンジソースだと?
ティラミスは定番ですが、レモンタルトも魅力的だなぁ!!
あ、気軽なバースナックもあるそうです。コールドカッツとチーズとか。あかん、また飲む場所が増えそう。。。
もちろん、料理を食べていないうちから、これらが美味しい、とは言えません。が、なんだろうなこの確信。なんか美味しい予感しかしない。
それはメニュー構成からも、各レシピの内容とか書き方からとか色々要素はあるんだけど、なんか美味しい予感しかしない。ムムム(*´ω`)
ランチ!!!
で、まずランチですよ。行きましょう。この日私はパスタランチを。普段なら滅多に行かないパターンですが、なんか呼ばれた。
ちなみにパスタ食べる際にパンをつけられると(グエッ)となるのですが、ここのはパリッパリのクラッカーみたいなの。無限に食べられるやつ。そして酒が美味しいやつ。
やばい。。。夜きてこれ出されたら、これだけで飲んでしまいそう。。。塩気がな?またよくてな?挙句にディップがあるのだよ。サルサ的なやつ。やばい。。。
で、パスタランチのセットの最初はこれでございます。
サラダ。
とてもランチサラダが纏うオーラじゃない。たまに、セットのサラダというと、ただ単に間に合わせ、品数合わせのために適当な野菜を適当にちぎってポイポイサラダに乗せただけ、みたいなのがありますが…
しっかりと選んで(そこは食ってわかった)きっちり手入れされた葉物類。散りばめられた、さりげないけどキュッとしたアクセントになるドライトマト、旨味のあるクルトン、パルミジャーノスライス…
クルトン、私本当に嫌いだったんだろうか?Delisa さんといい、こちらのお店といい。。。
クルトン、美味しい。美味しいものが美味しい野菜にプラスされるから、全体が美味しくなる。なるほどサラダの付け合わせとして相性が良い。そんなこと今まで思ったことがなかったよ。
多分、本当に良いものを知らないままに「これ嫌い」とか思ってること、あるんだろうな。。。苦手だな、と思うものがあったら、それの質の良いもの、というのを求めてからジャッジしないともったいないな。。。
で、このサラダな。マヨネーズに見えるソースがコクっとしてて、この日はちょっとマスタードの風味もあったかな?
ホーチミンでは当たり前だけど。旨味度指数の高いおそらくはローカルの鶏の胸肉をしっとり仕上げた鶏ハムと周りにまぶされたハーブ、そしてさっきのソース、サラダ類をお口に同時に頬張ると。。。
待って。サラダってこんなにインパクトのある味わいの料理だった???え????何これサラダ???と、軽く混乱するくらいには美味しかった( ・`ω・´)b
サラダを単に嵩増しの「付け合わせ」と考えてる店とは次元が違う。これは、「料理」だ。これが、「料理」だ。
なんだろう、もうこれで満足しそうな勢いだったのだけど(笑)、メインのパスタも行っておきます(笑)
ボロネーゼ。見た目、モップリしてるでしょ?で、食べても表面にざらつきがあって、それがソースをよく絡めており、食べ応えもあったもんだから、私うっかりこれ、生麺かと思ったのですが…
でもどこかそれとも思えないものもあって、お店の人に確認したら、これ乾麺だって!!なんだこの素朴感w
特に私は生麺あまり好きじゃないので過剰反応気味というのはあるのですが、でも美味しく食べれてたので、やっぱり生麺も美味しいものだと違うのかなーと思ってたら乾麺。。。
でもこの食感ってあり得るのか?いやあるんだろうな。私が知ってるパスタの種類なんてたかが知れてる。へーっ。こういう食感のものもあるのか。
あ、ソースもおいしかったです。インパクトとしてはサラダの方が強かったですが、パスタも飲み物のように消えてしまいました。うまい。
プラス、デザートです。
カップ入りティラミス。乗ってるのはコーヒーのチュイル。このチュイルだけ売ってくんねーかな。延々食べれる。
フォトジェニックだったので今一度。この器も私、好きなんだよな。確かZUZUさんのとこでも売ってたけど、どこか一手に売ってるところがあるのかな。
ティラミス自体は穏やかなな味わい。エスプレッソ部分もかなり穏やか。なのでエスプレッソを別注文(๑•̀‧̫•́๑)(穏やかに接してもらう甲斐のないやつ。。。)
あー、コーヒーも美味しい、ここ。
11時から通しでやっていらっしゃるから、お茶に行ってもいいかも知れない???れ、レモンタルト食べてみたいしなっ(*´ω`)
あっ、一緒に行ってくださった方はチーズバーガーランチでした。
デーーーーカーーーーーイーーーーー(笑)
こっ、これはデートでは頼まない方がいいのかな。。。今度一人で来た時にかぶりつこう。。。まぁデートの機会もないんだけどな。。。。
あとあれだ。口の端が乾燥してる時は気をつけよう。大口開けた瞬間に、ピキ!!と口の端が割れるやつだ。
そして付け合わせのポテトも揚げたてだったようです。そういうささやかなところに気がつける御仁も素敵だが、あるからな。溜め揚げてしばらくしてからのやつ出すとことか。
ちなみに、セットランチのもう一つは、スープセット。軽く行きたい人にはそれもあり。味のチョイスだけじゃなく、ボリュームのチョイスがあるのは嬉しい。
これは。。。
注目のお店だなぁ。ビッキビッキに尖ってる感じはないけど、すごく誠実でセンスを感じる。それこそ「通いたくなるお店の味」。
ランチだけでジャッジすることはできないけれども、アラカルトにも十分心惹かれております。近い内にきっと再訪すると思われ。
さっ。誰を誘っていこうかなー(^・^)
お店情報
Into the Kitchen
158/8 Nguyen Cong Tru Q1
Time : 11:00 – 23:30(月曜定休)
Spent : 250,000/ person
※こちらのお店は閉店されました
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