一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

ミシュラン☆付きタイ料理!とご紹介しましたが、その後 ~ Somtum Der

アジアン料理

 

生海老ソムタム・クイティヤオなど

ミシュラン☆獲得店、と言っても、獲得したのはNYの店舗で、こちらの店舗ではなく、且つ私がこちらのお店を知った経緯もミシュランがきっかけじゃなく(と言うか、なんとなく友達から聞いてはいたけどスルーしてたw)、ぜひ出向かねばと思わされたのは、

SPANNAGA EATING ROOM

先日のバンコクで知ったこちらのお店で、系列点だと聞いたから。デザートもわずか3品しか食べていないにもかかわらず、その味の緻密さにすっかり魅了され、大感激したことをお店の方に伝えつつお話してたら「ホーチミンにも支店があるんですよ!」と。

それが今回のこちら。

 

場所はLe Loi通りからPasteur通りに入ってすぐ、右手、Thehu Thehu さんに向かって右側に路地があり、そこから2階に上がったところ。

  

赤い。怪しいw
でもこの怪しさを突破したところに素敵なお店がある、と言うのはホーチミンの必勝パターン。


これが見えたら、左側が入り口です。全くもって、外からも見つけにくければ、看板を見つけて以降も怪しげと言う、旅行者さんなど、慣れていない方には、ほんっと行き辛いよなぁ(・∀・;


でも中に入るとこんなん。オサレ。
このキャッチーさ、もっと前の段階から出してもらえませんか?と思うのですが(笑)、まぁそれもホーチミンの醍醐味の一つということでw

ひとまずは、Rosella ティを頼んでメニューとがっぷり四つ。いわゆるハイビスカスティで、ホーチミンでもオーガニック系のお店なんかにはよく置かれてますが、タイの方がポピュラーかな?

ビタミンCが多く、美容に良いとされているさっぱりとした酸味が特徴のドリンクですが。。。ドリンクですが。。。さ、さっぱりというより、濃すぎて塩気すら感じるぞおいw

薄くてどないにもならん、というよりかは良いようですが、ここは氷が溶けて少し薄まるのを待つ作戦で。。。(笑)

     

メニューはどれも判ろやすく、ISAN料理が多い様子。こちら、タイ料理の中でも日本人が食べやすいものが多いせいか、ファンが多い印象。そして今回頼んだのがこちら。


生海老のソムタム。

これ、修正入ります。
こちらはソムタムではなく、クンチェーナンプラー(กุ้งแช่น้ำปลา)と言う別料理なんですって!お料理について色々詳しい読者さんが教えてくれました。生ガニのソムタムをタイで教えてもらったので、これもすっかりその仲間かと。。。

店名に掲げているからには、頼まぬわけにはいかんでしょう、と思ったけど、生海老にこだわってしまったため、パパイヤではなく、下にあるのはキャベツの千切りwww

と言うわけで、下がパパイヤの千切りではなくキャベツだったのもうなづける。だってソムタムじゃないんですもの。納得。大変失礼いたしました。ここに訂正してお詫びします。

と言うわけで、以下に再開。

ところでバンコクの街中で食べる生海老はどれもこれも洗われすぎなのか、そういう肉質なのか、味が抜けてヘノンとしたのに当たることが多く(熱を入れてるトムヤムクンとかは当然美味しく、おそらくは美味しいお店をまだ知らないだけ)生海老食べるなら断然ホーチミン、という「現時点では」価値観を持っているので迷わず注文。

美しい。
見ただけでわかる、その身のプリプリ加減。清廉さ。そこにかかる青唐辛子ベースと思しきピリ酸っぱ辛そうな薬味ソース。

まちがいないっ( ・`ω・´)b

海老の手入れはきっちりされてるけど味が抜けるようなことはなく、わずかな時間だけど、ちゃんと全体がベースの酸っぱ辛い調味料でシメられている。これ、薬味が乗ってるとこだけ味が移ってる、とかだと、薬味が乗ってないとことの味に落差ができすぎてムラっぽく感じると思うんですが、うまいこと全体に味が馴染んでて美味しいぃん(*´ω`)

でっかい海老が5尾くらい乗ってたかなぁ。一人でペロリ。ちょっとお店の人が驚いてたけど知ったことか。これ、私もう1皿、食べれるわ。

面白いことに、爽やかな辛味でお口がヒリヒリしたところに、先ほどの濃いRosella ティを飲んで見ると、くどさのようなものが消えて舌を休める優しい味になってました。うん、組み合わせん妙ですな。

ちなみにエビの辛さは希望を伝えれば若干調整してもらえるようです。今回はスパイシーでお願いしたから容赦なかったwww

もう一つは、クイティアオ。どちらも米粉が原料で、見た目もパッタイと混同しがちですが、タイでは明確に別のものらしく、間違えて注文すると「違うヨォ!これはパッタイじゃなくてクイティアオ!」と逐一訂正されたっけ(・∀・;

クイティアオは同じ米麺の中でも広太いぺろぺろ麺が該当することが多いように思います。センミー(極細麺)、センレッ(細麺)、センヤイ(幅広ぺろぺろ麺)と分かれるところの、センヤイですね。


しかしそれにしても見てこの薄さ!!
天女の羽衣もかくやな透け具合。茹でた麺に調味料を炒めながら回すのでしょうが、これ、全体に綺麗に回すの大変そー(・∀・;

食べ見ると…?

ペチョローン♪
むちゅん、むちゅん、ピッタラピッタラヽ(・∀・)ノ

噛むというより、お口の中のあっちこっちにひっつきもっつきするするもんを、モニュモニュとなんとか移動させて喉の奥に滑り込ませる、という感じ。これが快感!

味もさることながら、美味しさの7割はこの食感が牛耳ってたんじゃなかろうか。タイ現地でいただくパッタイがモッチモッチの食感であることを知ったのは、お恥ずかしながら割とここ最近のこと。以来すっかりその粘り腰の色気にやられているわけですが、ここで食べられまスカ。。幸せ。。。(*´ω`)


4種の神器ももちろん装備。
ホーチミンのタイ料理屋さんにはこれが出てこないことが多々あんです。その代わりに、特に砂糖はベースの味として調味に使われきってることが多い。つまり、甘い。

タイの方も、この4種の神器から砂糖をザクザクとかけて食べる方もいるので最終的にはかなり甘くして食べるのであれば、甘みが強いのが本場の味、とも言えなくはないのですが、日本人には、ちときつい。

例えば、ソフトシェルクラブのプーパッポンを食べさせてもらえる SAMYAN さんなども結構甘め。まだこちらのお店は控えめだし、何よりソフトシェルクラブのプーパッポンという夢のような料理が食べられるので大好きなのですが…(本場本家のはリアル蟹なので食べるの大変)

できれば抑えめのものを出してもらって、あとで自分で調味をするタイプのものの方がありがたい。その点で、こちらのお料理は、ホーチミンのどのタイ料理屋さんよりも、自分的には「ピシャリ」な感じ。

これは舌の合う我が友も同じ意見で、二人でHigh 5を決めたところ。

星獲得のNY店の味を知らないので、こちらのお店の味がそのままなのかどうかは判断がつきかねますが、私が知るホーチミンのタイ料理の中では、バンコクでいただくタイ料理の味に一番近しく、キリッと焦点があってるように感じるのがこちらのお味だと思います。

それがこんなカジュアルに。
星あるデー、というアピールもさほどせず、奥ゆかしく佇んでいるというのがまたよろしいやね。

ちなみに昼なのにセットランチはないんかい、と思ってましたら、


あったわ。でも2人用やねんな。一人で行ったからあえて出しませんでしたよ、というお話のようでした。。。どこもお一人様には厳しいノォ。。。。


ディナーセットも二人で2千円弱とお得。まぁこのセットなら、自分の場合は提供されても単品で好きなもの頼んでた気がするけど、お試しでいただいてみるのはセットがやっぱりお得かも。

なんにしても、リアルタイ料理(と言っても私の体感基準ですが)として迷いなくお勧めできるお店が見つかってよかった。なんし、タイで出会った美味しいお店に紹介してもらった経緯があるくらいですから間違いない。

地味ぃな場所にあるお店ですけど、キラッとひかるもんのあるお店だと思いますよ。タイ料理お好きな方は、是非一度(^・^)

ラーブ・パッタイ・ソムタムなど

2018年3月

久しぶりの訪問です!
予約せずにランチタイムに行ってみたら、カウンターしか空いていないという盛況ぶり!そんなにお安くはないお店なんだけど、店内はベトナムの方でいっぱいでしたよっ(๑•̀‧̫•́๑)

 

外は暑かったので、まずはレモングラスティでひと息。喉乾いてる時に、先日のRosella茶ではちょと濃すぎるかなとw

こんな感じでサクッと頼んでみたんですが、スティック生野菜は大体どの料理にもついてくるものなのかしら???多分辛味緩和剤、なのかな?(・∀・;

 

今回初めて頼んだこの、ラーブってのがえらいこと美味しかった!豚がメインで使われてる炒め物なんですが、レモングラスやその他のハーブが一緒に炒められつつも、その香りをフレッシュに保っていて、酸味もあり、非常にさわやか!肉なのに、爽やか!うまい!

で、ソムタムだ。
別に店名と絡めたわけじゃないけど、ソムタムだ。

一番ベーシックなタイプ。これが。。。
辛い!( ;∀;)

辛いが、うまい!!お口、シーシー言わせちゃうけど、絶妙に辛味と、辛味以外の部分の旨味が焦点あってて、さすが店名に持ってくるだけの料理だな、と大感心。

先日の生海老のソムタムも美味しかったけど、あれは海老にお株を持ってかれてしまうので、ソムタムベーシックを楽しみたいならこれだな、うん。

で、シーシー言わせてるお口には生野菜がいいのかなーと思いましたが、2人で単品3皿は結構な量。余計なものを食べては料理を食べ終えられないと踏んでグッと我慢。でもお水は追加した。辛い(・∀・;

ちなみにこの辛さはマイルドにしてもらう事もできるので、注文時にリクエストを。大体お店の方が聞いてくれますけども、もしも何も言われなかったら、「not so spicy」と伝えましょうね。

No Spicyはさすがにタイ料理の辛いものセクションとしてはどうかと思うけど、もしかしたら受け入れてくれるかもしれません。私はある程度辛いのが好きだから、辛くするなとは言ったことがないんですが。

あと、面の味付けは相変わらず美味しかったけど、前回の麺の方が好きだったかなー。同じものを頼んだつもりだったんだけど、多分メニューが二つあって、どうやら間違えたものを頼んだらしい。これも美味しかったけど。

今度はこのページの写真を見せてオーダーしよう。あのペロンンピチョンした麺、美味しかった。今回のもモッチョリしていて美味しかったけどヽ(・∀・)ノ

何にしても。。。
やっぱりここ美味しいわ。

全くベトナム流にアレンジされてないわけじゃないのかもしれませんけど、私が知ってるタイ料理の中では一番タイの味に近いと感じるし、タイにこのまま持ってっても、かなり美味しいレベルじゃないかと。

気候違う中で食べ比べてるから一概に比較はできないんだけど、相当好きです、こちらのタイ味。お客さんの多さが何よりの証拠ですわなー。あの短いランチタイムの中で、満員→2回転くらいはしったものなぁ。小さなお店なのにすごいでこれ。

最近ガツンと暑くなってきてるので、ピリッと辛く、シャキッと酸っぱく、じわっと甘みが効いた料理、最適かもね!ちょっと食欲ないときだったり、体をしゃっきりリフレッシュしたい時にぴったりなお料理だと思います♪

かなりのその後の情報ですが…

2021年4月

随分と前回更新から時間が経ってしまいました。
ちょっとこちらのお店のことが出た時に、こんなご意見が。

x.com

時は折しも、街中でCovid対策をしていた頃を超えての頃。そもそもどこのお店もその存続自体が危ぶまれた頃でもあり…って、そんなのはお客側には関係のないことなのですが…

そうか、環境が変わればローカライズすることもあろうし、何だったらシェフが変わっただけでも違いはある。それがお店の方針ならともかく、シフトの違いで味に違いが出るようではお店としてよろしくないと思うのですが…

上記のような味のこともあったとのこと。
味わいも人によってそれぞれではあるのですが、そしてタイミングも色々あろうとは思うのですが、前回までの更新にあった私の感想とは大きく違うので…

そういう意見もあったということで。
私も近々、行ってみたいと思います。あのソムタム、食べられたら嬉しいんだけどなあ。。。

お店情報

Somtum  Der
136 Pasteur Q1
Time : 11:00 – 14:30 / 16:30 – 21:30
Spent : 300,000 vnd

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         ◯◯なビールで見えること

          <Vol. 047【許すまじ】>更新! 
    【ホーチミンの美味いもん~ちぇりのココだけの話】
 

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