Grabの新しい施策を解説するとともに、それがユーザーや店舗にとってどんな意味を持つのかの個人的見解。
個人的に長年言い続けてきたことを、Grabが叶えてくれて嬉しかったのでシェア。こんなことを望むなんて「性格が悪い」と言う人もいるかもしれませんが、とても建設的な機能だと思うんですよね。なかなか受け入れられなかったけれど😅
不快なお店
ベトナムはデリバリー文化が非常に発達しています。 背景には、外食への依存度が高いことと、配達費用が格安であることが挙げられます。
現地の人にしてみれば「格安」と言われるのは失礼かもしれませんが、日本の現状と照らし合わせると格段に安い。
身の周りの見知ったお店なら、150円〜200円位で届けてもらえることが多いですし、かなり遠くから頼んでも300円ほど。
デリバリーポータルによってはそれらを相殺し、さらに注文品からも割引してくれるようなシステムもあったりします。こういう言い方は美しくないかもしれませんが、「使わないと損」と思えるくらい使い勝手が良いのです。
その結果、利用頻度も非常に高まるわけですが…
そうなると生じてくるのが当たり外れ。
いくら便利な文化だといっても、自分が頼むすべてのお店が100点満点なんてことはあり得ません。
まあ、自分が往復の交通費と時間をかけて食べに行くよりコストは低く済むので、自分の場合は外れても「調査費」と割り切れるわけですが。。。
中には「二度と頼むかヴォケ!!」とシャウトしたくなる店に当たることも。

味が合わないだけなら「ここは合わなかったな」で済むのですが、衛生的にも調理的にも、たまにとんでもなく舐め切った店がある。
そういうところは大事故につながる可能性も孕んでおり、個人的には「二度と頼むか!」と吐き捨てたくなることも少なくなかったり。そして、そういったお店の功罪がまた凄まじいのです。
ダメダメな店の功罪
デリバリーのポータルサイト、お気に入りはマークして、それを自分だけのリストにすることが可能と言うケースがありますが、ダメなお店に関する対応はしてないことの方が多かった。
しかし実際のところ、自分がダメ判定をしたお店がチラチラと目に入ると、嫌な気持ちが蘇る。
よろしくない記憶はなるべく忘れて自分の気持ちのリソースを割かないようにしているのだけど、目にしてしまうとどうやったって思いだす。
特に食べ物に関しては、私、味覚やその他の感覚を持って記憶を再現してしまう。それはおいしいものだけに限らず、まずかったもの、ひどかったものに関しても、記憶が蘇る。
だから、デリバリーポータルでチラチラそういうお店が出てくると、非常に不快。なんなら気分を害して「もう今日はデリバリー、いいや」と諦めてしまうことも多々。
ダメダメな店は、他のお店の販売チャンスも奪う。
どころか、ポータルを使うこと自体を諦めてるので、ポータル側の利益も損う。
もちろん何を持ってダメダメと言うかはその人次第なので、私個人がダメだと思う店の営業を制限することなどできない。衛生的に危険な店などは即刻検査を入れて指導してほしいと思うが、そんなこともできない。
できるのは、自分がその店を避けることだけ。
個人的な願い
そこで思いついたのは「個人のデータ上での抹消」です。
個人アカウントで利用している以上、お気に入りリストを作れるように、苦手なお店を目に入らなくする機能だって作れるはず。 お店側にしてみると、登録しているポータルサイトが販売チャンスを減らすような機能を設けるのは許しがたいことかもしれませんが。。。
「二度と頼むかヴォケ!」
というレベルの暴言級な感想を持った店に対して、こちらが再度オーダーすることはありません。
それどころか、目にするたびに怒りが増すだけ。
記憶が蘇る度に不快感が上塗りされ、憎しみは増すばかりです(食材を虐待しているような店、食中毒を生みかねない非道な調理を施している店など、憎む以外の選択肢なし)。
むしろ目にする機会を減らしてもらった方が、そのお店にとっても不要な憎しみを向けられない分、マシだと思うのです。
目にして気分を害し、他のお店の販売チャンスを奪うこともなくなるし、ポータルサイトごと離脱されることも防げる。
個人が任意で特定のお店を個人から見えなくしたところで、何も悪い状況は生まれないどころか、利点の方が圧倒的に大きいのでは?と私は考えます。
対象にされるお店からすると無礼千万かもしれませんが、私からすると「食材に対して十分無礼千万なことをそちらがしているのだから自業自得だ」と言わざるを得ないし。
というわけで、色々なところでこの要望を訴えてきたし、実際に各ポータルにも伝えてきました。しかし、見方によっては攻撃的な機能でもあることは充分承知していたので、なかなか叶わないのだろうなと思っていたら。。。?
Grab がやってくれました!
引っ越し作業で疲れきった腹減り時。
食事はデリバリーいったかなってことでGrabを開いたら。。。?

以前からあったかどうかは覚えてないかこの3点マーク気になります。

きたあ!!!

嫌な思いをした直後はかなりお怒りモードなので、長々と記述するのは面倒なもの。ですが選択肢として、
◻︎ここの料理のラインナップが好きじゃない
◻︎過去にも頼んだらずっと良くなかった
◻︎お勧めされすぎててうざい
◻︎その他
といったラインナップがあり、それでは足りない場合に記述するスペースも用意されています。 私だったら衛生面についての項目も付け加えたいところですが!
さらにGrabさんが優しいなと思ったのは、この機能を使っても30日後にはお店がリストに復活する仕組みになっていること。
慈悲がある。
ワタクシ完全に「No Mercy(容赦なし)」モードだったので、ちょっと反省しました。 まあ、30日経っても怒りが収まっていなかったら、また非表示にすればいいだけですしね。
クレームは体力のいること
お店からすると「30日間、この機能を使った客への販売チャンスが失われる」ことになりますが、客側はその時点でその店を嫌っているので、どちらにせよ再オーダーはしません。
実質的なマイナスはほぼ無いはず。
それどころか、「避けられた理由」がデータとして分かるなら、それはお店にとっても大きな財産になるのではないでしょうか(Grab側がHideの理由をどこまで店舗にシェアするかは分かりませんが)。
ホーチミンには飲食店が溢れています。 だからダメだったら、類似の別のお店に行けばいいだけの話。一度嫌われたらセカンドチャンスは限りなく少ないと考えています。
そして、多くの人は「サイレントクレーマー」です。 自分の経験からしても、信頼関係を築けていないお店に直接ネガティブなフィードバックをするのは危険だとすら考えているので、お勧めもしていません。 (過去に直接現物や写真を提示し、一般的な論理に照らしてお店に伝えた際、恫喝まがいのことをされた経験があり、リスクが大きいと痛感しています)
お店はもちろん市場調査をしているのでしょうが、調査はあくまで調査。実際に販売したときのお客のリアルなリアクションは全く別物です。
その一端を非表示のデータの中から得られるとしたら、それはかなり大きな利益と考えるお店もあるかもしれない。そう考えられるお店は、そもそも嫌われる機会も少ないでしょうけれど😅
不快なものとは戦わずに距離を置く。
戦う価値があるもの以外は、そうした方が良いと思います。
三方良しの施策では?
伝えるべきことを伝えて、目にしなくできることで、不快な思いをしなくてよくなる。
⭐️ポータルサイト⭐️
不快感による離脱を防ぎ、継続利用を促せる
⭐️お店⭐️
リアルな客からのリアクションを入手することができる。
昔から何度も訴え続けていたこの機能。
自分的にはやってみる価値が十分あると思いますし、実際Grabが採用したということは、私以外にも多くのユーザーが同じ意見を持っていたということです。 このあたりのリサーチ力、さすがですね。伊達にビッグシェアを誇っていません。
もちろん、市場調査と現実の話と同じで、この施策がどのような結果を生むかはしばらく様子を見てみないとわかりません。
もしある日突然この機能が無くなっていたら「あまり有益な施策ではなかった」ということになりますが、もし継続されたとしたら。。。?
その成り行きも見守りつつ、私はザクザク活用していきたいと思います。この施策に価値があると思われた方は、ぜひ活用してみてくださいね😁




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