日本人駐在員の間では定番らしいこちらのフレンチ、
遅まきながら、行って参りました*(^o^)/*
どーでもいいけど、行って参る、行って来るって、冷静に見たら、
行くんか来るんかどっちやねん!!って突っ込みたくなりますね(笑)
大聖堂正面を左側沿いに進み、公園に突き当たる最初の角、Coffee Bean
というカフェを左に。数十m(←適当)直進すると、看板が見えてきます。
看板。。。どれ。。。???(^^;
どうやら同じヘム内に色々お店があるようで、それらを示す看板がひしめき
あっているようです(笑) 一番上に、右斜め上がりに白い看板がありますよね?
それがこちらのお店、Ty Coz Saigon。もう店名を探すとか言うより、
『一番上にある右斜め上がりの白い看板』
を探すようにした方が見つかりやすいんじゃないかと思います(笑)
で、その看板がある所の路地を左に入って行くと。。。ほんとにここ?と
思いながら直進するハメになります。店、未だ見えない。。。。
でもめげずに直進して行くと、突き当たりと思われた建物の左手陰から、
アーチ型のお店の入り口が見つかります。ほっ(^^;
これ、ほんまに探して来んとわからんなぁ(笑)
下にお店の方がいて、上へどうぞと通されます。2階には居間を模したような
スペースがあり、ウェイティングで使うのかなーと思ってみたり(真偽不明)。
で、更にもう一階上がって行くと、カーテン仕切り(え?(^^;)の入り口があり、
やっと入店。まぁその辺りまで行くとスタッフさんが誰かしらいるので、必ず
たどり着けるとは思います(笑)
入り口には名物の黒板メニューがどーん。
全部フランス語。
もちろんわかりません(^^;
これを注文前に、一つ一つシェフ?オーナーさん?が懇切丁寧に説明してくれる、
というのが、こちらのお店のお約束。こちらのお料理も食べてみたくはあったの
だけど、ぶっちゃけ、その説明を延々聞いてみたいという好奇心もありました(笑)
店内には2人用から4〜6人用など、さまざまなキャパのテーブルが用意され、
そぼくなビストロ的雰囲気です。フレンチとはいえ、くだけた家庭的なお店が
ホーチミンにはいっぱいあるね♪
というわけで、スタートです(笑)
どちらがどちらかは分からないのですが、最初は左の写真の方が説明して下さり、
後半は、後ほどいらした右の写真の方が説明してくれました。
日本のガイドブックに載って以降、日本人が増えたは良いけど、英語が通じない
場合もあり、その為にタブレットなどを使った説明をされた,という方も
いたのですが、この日はタブレットは無し。全部フレンチ鉛の英語で説明。
後半の方の方が喋りがお上手で、こちらの様子を見ながらオススメを自分の中で決め、
それをアピールしてくる感じだったので、決めやすかったな。
英語は問題なかったんだけど、素材から、その調理法まで数十種類も説明してくれる
ので、それらをメモ無しで覚えておくのが大変だった。。。
三歩歩くとすぐに忘れる鶏頭。。。こういう時が辛いやねぇ(^^;
ちなみに、メインのお料理にだけ価格が書かれてます。
そのお値段には数種類から選ぶ前菜とデザートが含まれている、というシステム。
メインの種類もほんとに多くて、金額も、200k〜600k(千円〜3千円)と幅広い。
決めあぐねたら、、魚かお肉の希望を伝えたら、シェフが絞り込んでってくれます。
分からない時は、頼りましょう(笑)
多くの日本人がそうするのか、「シェアするよね♪」と、シェフの方から聞いて
きたので、ちょっとお行儀悪いかな、と思ったけれども甘えることに。
二人それぞれに取り皿&ひと口大のオニオンキッシュがまず登場。
そして前菜。
一つは牡蠣の盛り合わせ。
手前から時計回りにベシャメル、トマトとチーズ、ほうれん草のソース、
もう一つはアメリケーヌ???ソース煮よって火加減を変えているのか、
ぷりゅっぷりゅのと、ジックリ火が通ってジュワーット旨味が出るのがあった♪
どこ産の牡蠣か聞くの忘れたなぁ…。
そしてもう一つの前菜がまた素晴らしかった!!
ムール貝のクリーム蒸し!!
美しいエメラルドグリーンのラインが入ったムール貝って初めて見たわ。
それを白ワインとクリームで蒸してあるのだけど。。。これ、旨味すごい。。。
染み出たスープの旨味もすごいんだけど、そこに旨味を流しても尚、ギュッとした
旨味の凝縮を残す身がまた。。。( ̄¬ ̄)
ってか、量もすごいよね(笑) そもそも前菜の量じゃないし、一人分の
メインとしても、日本人には贅沢すぎる感じがします(笑)
でもムール貝って、こんな感じで食べるよね。
外人さんが日本のスパニッシュバルで昼から、もっと大きなボウルに山盛り
入ったやつを、ワイン飲みながらひたすら食べてる光景見たわ(笑)
お口直しのソルベはこの日はピンクグワバでした♪
で、メイン。一つは舌平目のムニエル。定番中の定番ですが、先日市場でとても
良い舌平目を仕入れて料理したばかりだったので、お手本になるかと思いまして。
割とワイルドな捌き方をされていたけど(笑)、味はもちろん抜群でした。
火の加減、バターの加減、熱の入れ方その他諸々、ああ、なるほどな、お店で
食べるとこういうとこが違うよな、というのがよくよく分かって、
お勉強になりました♪ で、もう一つが。。。
カモのソテー。
最初はオレンジソースをお願いしか買ってたのですが、シェフの強いオススメで
パイナップルとのソテーに変更。これが正解!!
バターソテーされたパイナップルの表面は少しキャラメリゼ状になっており、
甘み十分。焼かれたそれがソース代わり。
カモの身はパイナップルの酵素のおかげか、カモとは思えない程柔らかく、
また、旨味が上手にパイナップルの甘さと混じって、それらが複雑に絡み
つつも分かりやすい舌へのアピール。
驚いたのが付け合わせのポテトのミルフィーユ!!
おそらくは極薄にスライスしたポテトをさっと湯通しし、ベシャメルを繋ぎに重ねて
焼いた物と思われますが、元々ホーチミンのジャガイモは甘みがあってホクホクと
美味しく、非常に力強い味を持つのですが、それを生かしつつ、食感を繊細に、
且つベシャメルで滑らかにして、本来の美味しさを更に際立たせているように思えました。
失礼を承知で言うと、どの料理もおいしかったけど、この日一番印象に残ったのは?
と聞かれたら、ちぇりはこのポテトのミルフィーユと伝えるかもしれません(笑)
付け合わせを一番にするって、どうかと思うが、ちょっとこれ、家じゃなかなか
しないじゃないですか。でもそんなに複雑なことじゃないので、ぜひやってみたいな、と。
そんなこんなで驚きがあり、楽しみがありのお食事終了。
お次はデザート♪
マロンケーキ・アイスクリーム・オペラの盛り合わせと、自家製カッテージチーズの
イタリアンダークチェリー添え。このイタリアンチェリーがとてもふくよかで、
お酒を思わせる芳醇さがあり、さっぱりとしたチーズやアイスクリームにも相性◎♪
マロンケーキもとてもリッチな味わいだったけど、オペラのチョコレートが深い珈琲
風味になってて、全体にとてもメリハリがあり、最後の最後まで楽しめました♪
ワインは、グラスの白を1杯だけ。難しいことはよくわかないので、お食事メニューを
決めた跡にシェフに選んでもらいました。親切にもこちらは蓮茶をサービスで出して
くれるので、食後にデザートを頂く時には特に珈琲などを追加せず、お茶で失礼。
ってかもう、お腹に余裕も無かったし(^^;
これで一人500kいかないくらい。2500円弱。
レートが悪くなっているので,少し前のブログの様子からは若干割高に感じましたが、
それでもあれだけのお料理を、このお値段でワイン付きで頂けるというのは嬉しい♪
おごちそうさん、午後のひととき、大変堪能させてもらいました♪
シェアせずに、独りで食べたら一つ一つが、ちょーっと多すぎるかなー、との
懸念はありますが、シェアできるなら大丈夫。決して格式張った感じではありませんから、
シェア以外にも、何かリクエストがあったらば、シェフに言うといいかもですね♪
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コメント
ココってFC2だったんだよね。
家内が同じPCで、高齢犬のブログを書いているんで、家内のブログの足跡がついてしまったかもしれない。
ついつい拍手ボタンを押しちまった(笑)
鴨の料理はフルーツ系のソースが定番なんだろうけど、甘いの苦手でね、わがまま言える店ではワインのソースに変えてもらったりしてた。
あ、ベトナムで食べログの現地法人立ち上げたらどう(笑)
儲かるかもよ。
改
どもども♪(笑)
拍手大歓迎(笑)
まだこっちは始めたばかりで、反応少ない状態なのよ(笑)
ホーチミンは食べ物の幅が広いから楽しいですわー♪
ほんまに、食べログのストラクチャ、もらえんかなーって思うわ(笑)
そろそろ海外に出てる日本人も増えてるんやし、管理問題はあるやろうけど、
ああいうのが立ち上がってもいいよねー♪