まだ確定じゃありません。食べられるように「かもしれない」話です。でもかき氷っていう冷たい食べ物に対して、とても熱い思いを持つ方に触れたので、食べたいとおもわえっる方が増えてくれるよう、祈願を込めてっ。
かき氷の試食会
かき氷の試食会があるってことだったので、のこのこと出かけて行ったんですよ。場所は、VIVO CITY。Mikasa Kitchenにて。
日本でもかき氷を食べてきたばかり。そしてホーチミンにはすでに日本のかき氷を出してくださってるお店があります。富士茶寮さんとか。
白状すると、若干おつきあい的なところもなくはなかった、と言っておきます。VIVO CITYがある7区、我が家から遠いし…orz
ってことで出かけてきました。
のこのこヽ(・∀・)ノ
明らかに違うテクスチャー!
使う機会はこんな感じのものでした。
おりょ。なんかかっこいい。

漠然と、かき氷というとこんな感じのをイメージしてたので、えらくシュッとして見えましたよ。

(いつの時代のかき氷機だ。。。)
しかし見てくださいこれ。
なんともスマート。
いや機械のスマートさが取り沙汰されるべきではないかもしれませんが。。。
うおっ?!
氷が柔らかい????
果たして。。。

※これは試食会の商品でMikasa Kitchenの商品ではありません
ミルクティ味のかき氷。
やわらか…っ!!
見た目は日本のかき氷特有の、水を含んだ少し重めのジャリジャリかしら?と思いきや、とてもエアリーで、でもしっとり。ジャリジャリじゃないの。しっとり。

※これは試食会の商品でMikasa Kitchenの商品ではありません
その食感の中に、シロップの味わいが含まれており、ふわっと広がる。えっ、新感覚?いや、そこまで明確に違うわけじゃないけど、私はこれまで食べたことがなかった食感。味わいの流れ。
えーっ。
今回の帰国でも日本で2回、かき氷を食べたけど、それでもさらに感動する!!なんすかこれ?!
合羽橋からプロ中のプロ
こちらの機械を持ち込まれたのが、合羽橋の道具専門店からお越しになられてた方で、
「このかき氷って日本の文化だと思うんです。これを世界に広げたいと思って頑張ってます」
と。
その方のご様子はとても柔和で誠実そうで穏やかな感じだったのですが、ビジョンはとても明確で、キッパリとそうおっしゃったのが印象的。
聞けばすでに東南アジアのあちこちにも行かれておられ、今回はご縁あってベトナムでの感触を探るために、試食会を開かれているとか。
正直、日本のかき氷を食べる機会が少なく、どちっらかというとBingsuに慣れてしまってるベトナムの方たちがこのかき氷の希少性、または質の高さにどれだけ反応してもらえるかは、素人の立場ではなんとも言えませんが。。。
良いものであることは間違いなく、日本の文化として広められる際に、質が良いものが広められるのは素晴らしいことだ。
耳寄りな話
そしてこの時、氷に関するいろんなお話を伺いました。
かき氷は、機会が良ければ良いというものでは当然なくて、氷の質、状態、削り方、マシンのコンディションの合わせ方など、いろんな要素が相まって良いものが整理する、と。
そりゃそうですよね。
どんなに良い機会があっても、氷の質が低かったり、マシンを使い慣れない人間があ、例えばせっかくふわふわに削れたかき氷をギュウギュウ押し固める量なことをしたら台無しになる。
実際、日本国内でも、この機械を使ってかき氷を作るための講習会などを開かれているのだとか。機械を売って売りっぱなし、じゃないんでしょうね。
そんな中で、ちょっと意外な話を聞きました。
「いやあ、ベトナムは良い氷が手に入りますね!」
ええええええ?!
そっ、そーなんですか?!(・∀・;
氷の質を旅行者さんから心配されたことこそあれれw、氷の質が良い、というのは初めて聞いた!しかしお口上手で言われてる様子にもお見受けしない。
実際、さっきほどの動画を見て欲しい。
セットされてる氷がクルクルまわりながらも、透けてね?
実際とても綺麗な氷だったんですよ。
もちろん全ての氷業者が良いものを提供してるって話じゃなく、今回はちゃんと仕入れに通じたかたから教えてもらった、とのことのことだったのですが、少なくとも日本の氷のプロ中のプロをして、そのように言ってもらえる氷があった。
え、すごい。
なんかちょっと予想してない角度でベトナム、褒められたヽ(・∀・)ノ
東南アジア諸国も巡られて事情を知った上で言ってもらってるのも、これまた嬉しい。今回使ったような氷、なっかなか手に入れることができないんですって。
どうにもならなくて、なんなら日本から氷を輸入してる国もあるらしいですよ、かき氷用に( ꒪⌓꒪)
プロの金言
知らなかった。
ちょっとばかし、ベトナムで色々食べてるからって、プロに褒められるような氷があっるって知らなかった。
さらにはこんなに美味しいかき氷があるってことも、知らなかった。かき氷大好き!とか言ってたくせに、全然知らねーじゃねーかっ。
そして、マーケ先行でいい加減なことをしているお店に落胆することが多い中で、こういう誠実なプロがいる。その存在にはいつも勇気付けられる次第。
食べ物の世界だけじゃないでしょうが、新年のあるプロというのは素晴らしい。彼らが成功することによって、物事に誠実であることの価値がまっとうに人に伝わっていく。
2025年。
年末に来てそのような事案に遭遇することが立て続けに増えている。
ありがたいことだ。
自分も屈せず、信じるものを推していこう。
この美味しいかき氷。
まだホーチミンにやってくるかどうかは未知数です。
でもこれ、楽しんでくれる人がたくさん増えてくれるといいなあ。
その暁には、また改めてお知らせしますね。
きっと食べられる機会が得られることを願いつつ(*´ω`)


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