ベトナムって野菜も魚介類も味がヴィヴィッドなので、地中海料理にもとても向いてると思うんですよねー♪でも推し店は多くないので、新店歓迎!
ベンタン市場の割と近く!
以前から、良質なお店がちょいちょい並ぶ、Ly Tu Trong。しかし、一本南のLe Thanh Ton(べんたん市場がある通り)ほど派手やかじゃなくて、実直なお店が多い印象(個人の勝手な印象ですw)
そんな通りに新しいお店が!
全く前情報なかったのですが、通りかかって吸い込まれてしまったw

だって、このポーチですよ?
めちゃくちゃ素敵じゃないです?(笑)

あんまり素敵で一瞬、テラス席だけ?と思いましたが、そんなことはなくて奥に行く遠くない席が屋内席があります。
まだまだスタッフさんを募集してるって、本当に最近の話なのかな。オープンしたの。

ま、カンを信じて入ってみましょ。
ホーチミンのお店、よっぽどのことじゃないとランチで法外な金額は取られないだろうから、情報なくてもトライしやすいのがいいよねー♪
こちらも間違いなくローカルよりは高いということは予測つくものの、おそらくランチだt高くても300k~400kでしょ、という感じで入店。
店内も素敵!
細長いタイプですごく広いわけじゃないけど、かなりチャーミング♪
椅子とテーブルの高さのセッティングも良い。
カジュアルにも使えるけど、ちょっとしたデートなんかで使ってもカッコ良さそう。いいセンスー♪

地中海的デザイン要素を全面に出してるわけでもないけど、所々にそれを匂わすものもあり、おしゃれですわ。

そしてオーダー後すぐに手を洗いに行ったのですが、お手洗いは店の奥の方で半屋内的スペースにあって、この様相。

トイレが清潔なのは大前提ですが、デザインにもこだわってるとこって好感度上がるわー。
メニュー
ランチメニュー
というわけでセットメニュー。290k++
高くてもこのくらい、先程の金額よりも若干安い感じ。良い読みでしたね。
もちろん、ローカルに比べると1500円と言う金額はそんなにお安いものではありませんが、ホーチミンの場合は、諸外国料理の質が異常に高いので、コストパフォーマンスを考えると、結果的に安いと言えることが多いのです。
何なら、
ですが、各セクションのチョイス数は多いな。何なら、2種類の家から選べと言うところも多いのに、ここは3、4種類ずつあったりする。迷うな。
グランドメニュー
気になったので、グランドメニューをもらってみました。
ランチの時間帯でも気に入ったものがあったら頼むことができますからね。
ちなみに1番最初のページにコーヒーモーニングと言うページがありましたが、このお店は11時からなので朝食があると言うわけではなさそう。
11時はまだモーニング。
うん、私が寝坊した時に呟く言葉だw

ぱっと見た感じワインに合いそうなアイテムが多く、シンプルなお品が多い印象。こういうお店はちょっと寄ってサクッと飲んでいけるお店でもあるので、食べる前から知っていて損はなさそうと言う印象。

まだお店をオープンさせたばかりと言うこともあってかメニューはかなり絞り込んでいる様子。なので、このお店の技量を見てみるのに、あれこれ迷わずに選べそう。
お店の初期は不安定と言う要素があるのも確かですが、どうやったってその店のコアとなるメニューに絞り込まれているので、メニュー選びに失敗しにくいタイミングでもあるんですよね。

サイドディッシュも充実してるし、お値段がお手頃でとても良い!
さすがにサイドディッシュだけは頼めないと思うんですが、メニューを1つ頼んでサイドをたくさん頼むみたいな楽しみ方もありだと思う。
お酒飲む人って、そんなにヘヴィなお料理を望まない方もいらっしゃいますしね。

デザートも、定番でシンプルだけど、いろいろあるな。
今はランチの後にアイドリングタイムがあるけど、人気が出てきた場所柄、通し営業になったりしないかなー。そしたらお茶に立ち寄ることもできるのに。

あと、このロケーションにしては、お酒の価格が非常にお手頃。ボトルでも700k台であるって凄くない?
カクテルはぼちぼちの平均価格。ホテルとかちょっとかっこいいバーで出される価格帯。
うん、お料理が美味しかったら色々使えそうだなぁ。
セットランチ!
爽やかなクスクス・サラダ
セットランチのチョイスはどれも魅力的だったんだけど、今回はお店の方のレコメンドに従いました。
お店の方とは言え、人のレコメンドが必ずしも自分の好みに合うと言うわけでは無いですが、少なくともお店が食べてみて欲しいと思うものを受け入れると言うことで、お店との関係性を築くのになる事は無いので、よほど自分が嫌いだったり気が向かないものでない限りは、初回は受け入れるようにしています。
そして今回は大正解。
見てこの美しさ。

そしてくすくすの口当たりがとても滑らか。
プラス、ミックスされていルオ野菜はトマトに豆類、きゅうりは別途マリネされてて、レーズンにも入っており、フルーティさとの兼ね合いもとてもバランスが良い。。
食事にフルーツの甘さは不要!と言う方には不向きな味かもしれませんが、私にはこれまで食べてきたクスクス料理の中で屈指のおいしさ!
で、夢中になって食べてしまったので、写真が1枚だけというw
え、どうしよ。次回は別のものも食べたいんだけど、くすくすも外せない。単品で追加するか???
Catch of the Day
主にシーフードに使われるフレーズなのですが、Catch of the Day.
直訳すると、その日とれたもの。
つまり、おそらくは仕入れによりけりで変わるその日のオススメ。

実はメニューにはラム肉のミートボールなんてものもあって、非常に惹かれていたのだけれども、お店の人がとてもうれしそうに「これがいいですよ!」と勧めてくれたので従うことに。
もちろんどうしても気が向かなかったり、他にもっともっと食べたいものがあるときは、他のものを頼んだからといって、これはあくまで私の中の、お店との関係を作るメソッドに過ぎないので、ご参考まで。
ってか。。。

イカのグリル、うんま!!!
これは肉厚のイカの力も大きいが、実に繊細な火入れをしていて、薫香もあり、もしかしたら炭火で焼いてるのかなあ。焦げ目こそついていないけど、ふんわりとした煙の香りが印象的。
そこに肉厚のプリプリのイカ。
ちゃんと火は通っている。でも水分をなるべく逃さないようにというお心遣いがしっかりとわかる瑞々しさで、ほんっとに美味しい!

味もさることながら、その食感に無我夢中。
これはこの日のおすすめだったので、いつもあるものではないと思うし、あっても食材の状態により調理法を変えることもありましょうから、同じものを食べられるrとは限りませんが…
このお店の調理の技量を知るには十分な一品。
うん、多分この店他のものも美味しいわw
極上チュロス!
はい、極上っていうのは、私が勝手につけました。
お店の人はそんなこと言ってません(笑)
ですが。。。
もう運ばれてきた瞬間に香るシナモンシュガーの香り!シナモンだけじゃなくて少し甘い香りもするので尚更良い!

添えられてるのはキャラメルソース。
そしてこれ。。。
見ての通り表面はガリッガリ。
ただ層としてはう薄く薄くガリっとしてる感じ。
で。
でっ。

中がもちトロなのー!!!(*´艸`*)
輪郭を作るガリガリはよくあるパターンだったんだけど、このもちトロ食感は、予想外ー!!やああああ!!不意を疲れた!!美味しいいいいいい!😆
迷ったわー。
ランチセット、デザートまで全部食べた後で、チュロス単品で追加するか、迷ったわあああ(笑)
凡庸な言い方すると、「これまで食べてきた中で一番好き!」と言いたいけれども、あれだわ。これ、系統が違う。これに類する食感とか傾向のチュロス、他にあんまり知らないかも。
だから同じ一線上に並べてこっちが良い、そうでもないと比べるものでもない感じ。
うおおおおお。このチュロスを食べるためにこの店に行ってもいいかもしれない。いや料理の美味しかったからこれだけ食べて終わることはないと思うんだけど、ここ、いい!
すぐまた別のチョイスも食べてみたい。
うおおおおおお!!!(興奮して我を忘れているw)
心広くでお願いします
実はチュロスがあまりに美味しかったのでエスプレッソをお願いしたのですが、どうやらマシンを初めて使った?らしく、なかなか出てこない。
トライしている様子は見てとれる。ただ3回ほどカートリッジを変えたところで「もういいですよ」とよほど言おうとしたのだけど、時間もあったのでしばらく様子を見ることにした。
そしてやっと出てきて、それなりにコーヒーも美味しかったのですが、お店の方がきちんと、
「申し訳ありません。使い慣れなくて時間を取ってしまいました」
と、誤魔化さずに謝罪してくれたので、自分の中では無問題。
時間ない時だとちょっと焦ったかもしれませねんが、そうい時にはリミット来たら自分から「もういいです」とお伝えすればいいだけのことで、どうやら本当に最近お店が動き出したんだな、というのが窺える出来事。
というわけで、もしかしたら混雑時に諸々が少し遅れ気味になるとか、他にも不備があるかもしれません。が、まだオープン仕立てのお店なので、少し多めに考えるくらいのお心持ちでいらしてもらえるとありがたいかと。
そんなものは「慣れ」と共に改善していくことだし、何より大事な誠意を感じる対応だったし、料理が、美味しいのですよ。なので、こちらにいかれる際には、どうぞゆっくり目のお時間をとってお越しくだされ。
期待をかけられるお店だと思います😊
お店情報
La Lola Saigon
82 Ly Tu Trong Q1
Time: 11:00 – 14:00 / 16:00 – 23:00
Spent: 430,000vnd / person(コーヒーと食事中のドリンクを別に頼んでいるのでセットランチ価格より高くなっています)



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