日本に行ったら買ってきたいものの一つ、お茶づけ海苔。いや、お金出せばホーチミンでも売ってるんだけど、なんとなくw
次回は業務用を買ってこようかと思うほど、好き( ・`ω・´)b
永谷園のお茶づけ海苔
調べたらこれ、もう70年以上も販売されてるんですね。日本人のほとんどが知ってるであろう食材?調味料?の一つ。
印象的なカラーリングは歌舞伎モチーフ。
歌舞伎のように日本の伝統となるべく、採用されたパッケージデザインなんだそう。
人生で印象に残った最初のお茶づけがこれだったため、ええとこの料亭の食事の〆や、飲みの後に出てくる茶づけが、本当のお茶だったりお出汁だったりしたときに、
え?これお茶づけ??
と幼心に疑問に思ったものでした。
本来は逆なんだけどねw
元々お茶屋さんが作ったお茶づけ海苔。
でも実際には原材料を見ると、調味成分が多く、お茶も入ってるけど主成分ではない。
そりゃお茶をかけただけの時や、出汁をかけただけの時とは印象が全く変わるわけだが、なんかもう1ジャンルを確立しましたよね、この商品。そして、美味しい。
とかいう納得の仕方が、実は大間違いだったのではないかと気づいたのが、いい歳になってから。
良いお茶をしっかり淹れると、濃厚なお出汁のような旨みがあって、「えっ、あ、これを簡略化したのがお茶づけ海苔?!」とか本末転倒なことを知ったなど。お恥ずかしや。
ところで自分はこれを調味料、としても結構使う。お手軽なパスタなんかにはもってこい♪
茶ペッリーニ
冷たいカペッリーニ大好きなんです。
特に暑い時期にはよく作るんですが、お茶漬けの素ってオリーブオイルにも合うと思ってて。
パスタを茹でながら、お茶づけ海苔を大さじ1杯くらいの水分で溶きまして、
細いパスタは茹でたらザルにあけ、一旦触れるくらいに冷ましてからキンキンの冷水に入れ、ぐるぐると回して短時間で冷やします。
茹でユニももちろん塩は入れますが、この冷ます際のお水にも塩は少し入れるのが好き。水っぽくならないです。
その後はよくよく水を切って、先ほどのお茶づけ海苔を濃く溶かしたボウルに入れ、全体をよく和えます。
この時は60gくらいだったかなあ。
多分、80g分くらいは、お茶づけ海苔1つで行けそう。
で、仕上げにオリーブオイルをザバザバかけて出来上がり。
はい、雑雑w
ちなみにこのオリーブオイルがいいです、と言ってるわけじゃなくて、たまたま家にあったものを使いました。悪くはないです。
オリーブオイル、自分が過去に知ったベストのものが好きすぎて、なかなか市販のもので「美味しい!」と言えるものに出会えないでいます😅
そのままでも美味しいですが、トマトのマリネがあったので追加。そしてパルミジャーノをスリおろしたもの。
お茶の旨みを強調したお茶づけ海苔。旨みを強化するパルミジャーノとの相性、悪くないと思ってます。
あ、日本でよくみる、粉チーズのパルメザンはまた別ね😅
あれはあれですきではあるんだけど。
カ茶 e Burro
本来は、Cacio e Burro、チーズとバターって意味のパスタ。
先ほど同じくちょっとの水分でお茶づけ海苔をつかしておいて、
茹でたパスタ、今度は温かいままブチ込んで和えます。
そこに、バター。
さらに、パルミジャーノやグラナパダーノなどのハード系チーズを削ってかけると美味。
この日は、ボルディエの海藻バターがあったので、それで半分楽しんで、あとの半分、チーズで楽しみました。
今回はお茶づけ海苔とバターの塩味があるで、茹でる際の塩はか軽めに。
全くないと、ソースとの乖離が生じるから、私はコネクターとして茹でる湯に塩を入れる派です。
茶ルボナーラ
カルボナーラに関しては、諸説「正しい作り方」というのがあるので、ほんっと怒られそうですが、雑なやり方ですw
卵、黄身だけを使ってもいいのですが、少し柔らかみが欲しい気分だったので、生食できる生卵をザルに入れて、卵白の水っぽいところだけを濾し取ります。
卵白の、ブルンとしたところは使います。
これ、卵かけご飯にするときもやってます。気味だけのときよりスムーズな口当たり、でも味は濃厚に感じられるので。
で、今回はお茶づけ海苔と卵を混ぜときます。そんな完全には混ざらないけど、パスタを茹でてる間、徐々に馴染んでいきますんで。
パスタがゆだったら、できる限り素早くお湯を切って、あっちあっちの状態で卵に混ぜます。
そのままでも美味しいけど、お好みでパルミジャーノを削ったものをお好み量。
私は、どっさー!と入れますw
仕上げにもかけちゃったりする。
はい、美味しい♪
これも70gくらいのパスタで作ったけど80〜90gはいけるかなあ。もし味が足りなかったらちょっと塩足せばいいだけだし。
多分まだまだ使い道ある。
永谷園のお茶づけ海苔、やっぱ優秀!
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