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【Ho Chi Minh】具沢山お粥でたまには賢者モードで参りましょう ~ Chao Xua 29

ベトナム料理:ローカル

ホーチミンではお粥も日常食の選択肢にある料理。ここには小豆のお粥があるというので行ってみたよ!

あの通り!

観光客にも人気の、Quan 94 というカニのお店があるエリア。

最近はめっきり高くなったので、わざわざ食べに行くことはなくなりましたが、観光客さんには依然として人気のお店。

まあ日本に比べたらお安いし、そもそもソフトシェルクラブを食べる機会自体が少ないですものね、日本。

で、そんなエリアに、まさに、Quan 94の数軒左隣にあるのがこちら。

まあ立派。
一応屋内でエアコンも効いてます。え、ありがたい!

テーブルと椅子はローカル仕様の高さの低いもの。
そしてクッションはハノイ柄。ベトナムって感じですね(^・^)

正直作り込みはそんなにされていないお店です。
実際、私が行った時間帯は他にお客さんがおらず、しかしデリバリーがひっきりなしに来ていたので、人気はあるお店なんだろうなと思えてひと安心。

メニュー

メニューにも、ハノイの文字が。
お店の方がハノイの方なのかな。

結構具沢山のお粥のようです。

で、ここでお目当てだったのが、↓のページの一番下にある、紫色のおかゆ。

これ、小豆が入ったお粥なんですって♪
へー!

詳しくは、↓の右下のものになるのですが、39kか。
安いな。

んでまあ、メニュー全体としては↓の様子。

左の上部が、軸となるお粥のメニューで、トッピングが続き、キノコを炒めたものや、油条、塩卵、鶏の炒めたもの、ピータンなどなど、いろいろあるわね。

面白かったのは、トッピングにあった大根のピクルス。↑の一番下の行にあるんですが、Daikon って書いてある!!

そういえば、ホーチミンに住み始めた当初の2012年くらいの頃は、ほんっとショボイ大根しかなくて、そもそもあまり育ててなかったか、南部の気候に合ってなかったのか…

だから外来のお野菜ってことで、日本のDaikonって言葉がそのまま使われてるのかな。他にそんなに日本の大根がベトナム料理に登場する場面、ない気がするんだけど、ちょっと嬉しくなっちゃった(^・^)

ドリンクと小豆粥

というわけで、こんな感じで頼んでみました。
小豆粥、ドリンク、そしてピータンの追加。大好きなんですよ、ピータンw

既に半個分の塩卵が入ってるんですけどねw
これにうずらの卵もトッピングしようかと思ってたのですが、思いとどまりましたw

おかゆはこんな感じで、お米べ0酢のお粥に結構たっぷりの小豆が入ってる感じ。

食べてすぐに想起するのは、お善哉w
もちろん甘くはないのですが、小豆の風味でいただくものは、おぜんざいや汁粉、あんこを使ったあれやらこれやら。

甘くないんだけど、ついそっち方面を想起しちゃうので、もしかしたらそれを「違和感」と捉える方もいらっしゃるかも。

味は、白粥。米を炊く水分に出汁などは入れていない様子でした。塩けもほとんどない。

ホーチミンのお粥には中華式に、出汁がしっかり効いてるものが多い印象でしたが、白粥ももちろんあるわけで。

ちなみに白いお粥の方も同じように塩気がないかってのは、まだ試せていません。

で、味は米や小豆だけなんですが。。。
よく見ると、どんぶりの向こう側、厚揚げ豆腐的なものがあるところに、うっすらと透明の液体が。

お豆腐自体も柔らかい塩味がついていたので、お豆腐を塩炊きにして、守る時にその炊いたお出汁も一緒に入ってるって感じですかね。

というか、もしかしたらこれ、オイルか。
鶏油みたいな旨液体。

あー、この豆腐美味しいー。
米と小豆の部分がニュートラルなだけに、柔らかい塩気だけでも「おかず」になる。

塩気といえば塩卵。
これ、苦手な日本人多いですよね。私も苦手。

ただ、塩卵として食べるのは苦手ですが、これを「調味料」として捉えると、塩気を含んだタンパク質。つまり美味しい塩気になるので、細かく刻んでおかゆと一緒にいただいたら、はい、美味しい♪

例えばゆで卵とか、自分が知ってる見た目のものに準えて、その味を期待して食べると当然ながら違和感からの「おいしくない」につながるのですが。。。

ゆで卵、ではなく、調味料。
ものは同じでも、受け止める側でストラクチャをガラッと変えて認識してみると、もしかしたら受け入れられるかもしれません(^・^)

こちらの白い丸いものは、白茄子。
ベトナムではよくピクルスや塩水漬けにしていただきます。

ナスといっても、私たちが知ってるナスとは全然違ってて、多分ナスの仲間ではあるんでしょうが、代わりの果皮はパキュパキュとクリスピーな食感。

しかし噛み砕くと。。。

中には、私たちには一般的なナスが持つように、タネが無数に入っており、それがジョワワ!っと溢れる粒々として中から出てきます。

この食感は予期していないとびっくりするし、好き嫌いは別れるかも。

口の中のことだから目にすることはないのですが、感覚的にもトライポフォビア的な恐怖を覚える人には合わないかも😅

ちなみに追加注文したピータンですが、15k。
15kでこんなに多くなピータンが、半個じゃなくて、丸々1個分!神かー!

あらかじめ殻を剥いてくれていたようで、アンモニア臭は飛んでまろやかな風合い。

こんなでっかいサイズのものだと、なかなか胃袋にボリュームを覚えるのですが、大好きだから無問題。美味しい(*´꒳`*)

そして卓上には塩コショウと、この七味のような唐辛子が置いてありました。すっかり失念していたので最後の最後に加えたのですが…

こっ、これ気をつけてっ。
結構辛い😅

くれぐれも入れすぎ注意。最初はほんのちょっぴりで試してみることを推奨。上のスプーンの上の量は結構やばいw

まあ私がそんなに辛いものに強くないというのはありますが、思いの外辛すぎになっちゃって後が食べられなくなったとかだと勿体無いので、少量ずつ、推奨w

Nuoc Sau Ngam

こちらのドリンクにはTra Da(冷たいお茶)はなくて、北によくある梅ジュースとかそういうのがメインみたい。

トップにあるものが全く知らないものだったので頼んでみることに。

Dracontomelon。ドラコントメロン。
調べてみると日本語では、人面子、というらしい。読み方は、レンミャンスイ(多分中国語的なやつ)。

なんか熟れるとヘタのところが窪んで人の顔のように見えるからとかなんとか。それ知らないと、ちょっとギョッとしちゃう名前。シーマンとかイメージしちゃう😅

日本ではあまり知られていないのではないか?という書き方の説明が幾つか目に入りました。でも、東南アジアでは割に一般的なんだそう。

私、このお店で初めて存在を認識しましたが。
で、恐る恐る飲んでみると…

あら!甘酸っぱい感じで、ハノイのこの手のドリンクによくある塩はあまり感じない(もしかしたら僅かに使っているかもしれないけど、気にならない)

基幹の味覚は「甘酸っぱさ」。その濃さに好みはあるかもしれませんが、氷がいっぱい入ってるので、ゆっくり時間をかけて飲んだら程よく薄まってくれました。

この人面子、薬効みたいなもんがあるのかなー?と思って調べてみたら、

実、葉、根の皮など部位によって薬効が違ってるけど、大体は、解毒、胃の働きの活発化、食欲不振の治療、酔い覚ましなんかがあるらしい。

漢方薬としては、
人面子の葉:解毒し痛みを抑える)、人面子根皮
人面子の根の皮:痈(癰)を取り除く解毒作用)
人面果(実):食欲不振、消化不良に効く

とのこと。
まあ最後の食欲不振というのは自分には不要だが、消化を助けてくれるのは助かる。

まあ甘味も入ってるから体感としてどのくらいかってのはあれですし、こんな日常の飲み物として出回ってるものに、驚くような急激な薬効は求められないわけですが…(そんなものがあったら逆に怖い・笑)

日常に馴染んでる漢方としての涼茶とかはね。
バカにしたものじゃありません。病は気からの逆。元気も気から。その「気」をサポートしてくれるもの、くらいに思って楽しむのは悪いことではないかとおもわます(^・^)

地味なお店です。
料理の味もそんなに派手やかではありません。

が、そういうものが食べたい時もありますよね。
今度は白粥、食べてみよ(^・^)

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Chao Xua 29
96 Dinh Tien Hoang Q1
Time: 07:00 – 21:00
Spent: 70,000vnd / person

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