年中、トマトの美味しい国にいるとおいしいと、トマトソース作りたくなりません？でも時間がない。そんな時にはこんな方法！
トマトソース
ほんらいは、Nico Nico 野菜さんのトマトで作るのが美味しいのですが、もちろん他で買えるトマトでもそれなりのものはできるわけです。年中トマトの季節の国に住んでると。
しかしトマトソース、煮詰めるのに時間がかかる。
ただ加熱するだけではなく、水分を飛ばしながらなので、焦げ付かないように時々混ぜてあげる必要があるし、手間っちゃ手間。
私もそんな時間は最近そんなに取れないので、こんな方法で作ってみました。
水分を飛ばしてから崩す
これまではトマトを崩してからかき混ぜつつ水分を飛ばす、という手法でやってましたが、水分を飛ばしてから作ってみることに。
まずきれいに洗ったトマトやざくぎり玉ねぎ、ニンニクなどをお好きな量天板に並べ、
オリーブオイルや太白ごま油など、あまりクセのないオイル（なけりゃサラダ油でも）適当に全体にふりかけて、130〜150度くらいのオーブンで2時間ほど放置。
こんなふうに皮が張ってるならもうちょっと。
もし玉ねぎなどが焦げすぎそうならアルミ箔を被せても吉。
トマトがこれくらいショワショワになったらOK。
大玉のトマトを同じ手法で調理するならもうちょっと時間がかかるかも。その際には、4つくらいに割ってからオーブンにかけてもいいかも。
粗熱が取れたら適当にブレンダーに入れて、ペースト状にします。
ハイ出来上がり。
ブレンダーにかけると空気が入って色味の鮮やかさがなくなり、オレンジ色的になりますが、しばらく置くと、もう少し鮮やかさが戻ります。
そしてこのままだとちょっと味気ないです。
なので少し調味。
味のアレンジ
トマトの質にもよるので適宜な量、というのはないのですが、味が物足りない場合、トマトが有する味わいに共通するものを足してバランスを整えてあげればいい。
トマトを美味しく感じる要素。人それぞれにどれが強い方が美味しいと感じるかはそれぞれかと思いますが。。。
甘味と酸味。
この二つを調整してあげます。
具体的には、私レモン汁（またはライムパウダー）とはちみつを足しました。これでかなりトマトのベースの部分の味わいが整います。
一度に作った分全文に施すと、気に食わなかった時に勿体無いですから、都度使う分に対して調味するといいと思います。
たとえば…
ディップとして
サワードゥをトーストしたものをディップするくらいだったら、ペーストにしただけの状態、または、レモンと蜂蜜を少し咥えてあげただけで十分魅力的なディップになります。
あっさりしているので、たっぷり使えます。
ポテトチップスのディップにしてもいいですし、チーズトーストを作る際のソースにしても。
トーストにした際には、ちょっと刺激が欲しかったので黒胡椒を仕上げに振りました。
ただしこれはパン自体に旨みが多いものの場合。もしもあっさりしたパンを使うなら、少し塩気を与えてもいいかも。
パスタソースに
今回は冷製パスタしてみました。
冷たい麺の場合は味わいが伝わりにくいので、麺を茹でる際にもしっかり目に塩を溶かした湯で茹でます。
（最近は塩を入れて茹でないケースも増えていますが、シンプルなソースで和える場合は、麺にも塩味が付いていた方が美味しいです）
好みの硬さに茹でたカペッリーニを、これまた塩を加えた氷水でしっかり冷やして水を切り、用意しておいたソースと和えます。
それだけでも美味しいです。
美味しいですが、今回は冷凍きゅうりをすりおろしたものにオリーブオイルを加えたものと、グラナパダーノをすりおろしたものをたっぷりと。
肉気がなくてもチーズのおかげで旨みたっぷり。
ソースは水分を使っていない無水トマトソースだし、そこにひんやりしたフローズン胡瓜。野菜は思うよりもたっぷり摂れます。
加えて言うなら、フローズン胡瓜を使うことで、食べてる間のひんやり感も持続。冷たい麺が大好きな自分としては、自画自賛ですが、なかなか良い出来のパスタでした😁
そのほかにも
まだ作れてはいませんが、このペーストにカレー粉を足してもいいですし、オムレツのソースにしてもいいし、かけるのではなく卵に混ぜ込んでスクランブルエッグにしてもいい。
塩胡椒をしっかりして、バターライスにかけて焼き、トマトソースドリアみたいにしても美味しいかも。
生クリームを足してトマトクリームパスタのソースにしてもいい。オーブンで焼く間は放置して、ブレンダーにかけるだけ。焼いてる間は他のことに時間を使えますし、トマト買いすぎた！と言う時にはよかったら(^・^)
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