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【Ho Chi Minh】猛毒カニかと思いきや!?こんなカニがベトナムにあった! ~ Ha San Tuoi Song PHCM

食品

ベトナムに12年。人より少しばかりはいろんな食材食べてきてると思うんですが、まだまだ知らない食材ありますね!

見慣れぬカニ

2024年3月

先日、こんな広告を見まして。

https://www.facebook.com/groups/1428982773951567

え、なにこのカニ、見たことない。
そう思って興味深く見ていたら、金額が結構安い。問い合わせたら、翌々日には届けられるという。

ほなら、買ってみまひょかと(^・^)
名前は、Cua Cu Ky Doというらしい。

即座の指摘

お家にやってきた時は、まだゴソゴソと生きていました。

戦わねばならぬほどではかったけれども、ゴソゴソ。ベトナムでは海鮮の鮮度の良さを「生きてるか否か」で示す場面、多いですね。

で、これをSNSに上げたら、即座の反応。

「スベスベマンジュウガニじゃね?」

えっ、待って。
それって。。。

https://www.nhk.or.jp/shizuoka/lreport/article/001/70/

あの猛毒の?!!!!

どんな姿かは確認したことなかったのですが、その愛らしい名前のカニが、実は猛毒を持っており、殺傷能力も極めて高いカニであることは知っていた。

住む場所により毒性は違い、ふぐ毒と同じものを持つこともあるし、麻痺性貝毒を持つこともあるそうだ。どっちにしてもかなりやばいやつ。命に関わるレベルで。

え。。。。

食べる前によく水洗いをし(海水で生きていた魚介類は、よくよく洗ってから使いましょうね、腸炎ビブリオ菌退治。水道水で洗うだけで除去できます)海水程度の塩水につけておくこと15分ほど。

その間、考える。
大丈夫か、これ。どう見てもすベスベマンジュウガニ。。。

食べないのが最善ですが、考えてみる

自分のよくわからない分野のことで危険が伴う可能性があることは、近づかないのが一番安全。

ですが。。。
気になる。

そこで考えた。
この業者さんは、過去にも何度か使ったことがある業者さん。そしてこのカニは、ここしばらくすでにかなりの数が販売されているご様子。

そもそもこのアカウントは、30万人の登録者がいる。
すごい数だ。
あまりに安易で危ないことをしているのだかったら、クチコミが強いベトナムのフォロワーさんの間で批判が出ないわけがない。

これが猛毒カニで事故案件があったとしたら、結構騒ぎになってるはずだ。

そして美味しく食べてる人たちのブログなどもたくさん出てきた。

だからと言って、目の前でゴソゴソしているこいつらが安全、という保証はなにもない。

どうする?
そんなに高くないので捨てるという手もある。でも。。。美味しそう。。。( ̄¬ ̄)

というわけで、旦那さんが帰ってくるのを待ってから食べることにした。

旦那さんはカニアレルギーで食べないし、なんかあっても、誰かいたら助かる可能性は高かろう(食中毒になる可能性前提でも食べるというつもりらしいw)

今回のこの記事、そしてご紹介したカニを食べたことに関しては、愚かなことであることは伝えておく。決して褒められたことではない。

申しこの記事を見て、試してみたいと思われた方がいたとしても、くれぐれも自己責任であることをご周知願いたい。正直、この不確かさの中、試すのはアホです。

でも、食べちった(^^)ゞ

茹でてみた!

塩を入れた湯を沸かし、通常日本のカニなら甲羅を下にして茹でるらしいが、これは実験してみたら、逆に甲羅を上にした方が、食べよく茹で上がった。

こういう知見が得られただけでも自分には価値があった。

腹の部分を上から下にはがし、

邪魔なので口がある部分も外す。
すると甲羅の中には…

おっほ、卵を抱えた身がいっぱい♪
ただしそもそもが小さいサイズなので、そんなにガブリといけるような量ではない。

が、めちゃくちゃ味が濃厚!!!!!
泥カニよりもさらに味が濃い印象。それでいてアクはそんなに強くない。
おいしー!!!!

濃厚。
ガブリと食べるというよりは、ちょっとスプーンで掬って口に入れるだけで、「カニですーーーーー!!」という主張がすごい。これ、酒飲みながらチミチミ食べるのに、最高だなこれ?!

お店推奨の殻の取り方も試してみた

あと、よくよくお店のサイトを見てたら、スプーンの背で簡単に殻が割れることが判明。やってみると…?

めっちゃ簡単に割れる(・∀・)
ただかなりフラジャイルなので、割れた後取り除くのが結構面倒だし、食べる際に口に入ると、口の中を怪我しそうになるので注意。

こうやってみるとかなり食べやすそうだけど、実際には、最初にやった、甲羅をひっくり返して器状になってるところにスプーンを突っ込んで食べるのが美味しかったかも。

うほ。ウホホホホ。
結構きつめの塩で茹でるのがコツとみた。かなりカニ。でもあまりアクがない。

食べにくさや小ささからあの価格になってるのかな。でも味は一級品だ。この種の中でも大きいのを買ったのですが、250k/kg。安い。

これは、ありだ。
ちょっと面倒なので、あまりお客さんをもてなす用とかでは無いかなと思うのだけども、一人で酒のアテに食べるんだったらこれ、相当いいと思われる!

焼いてもみた

で、せっかくなので焼いてもみたんですよ。
私、どっちかというと茹でガニより焼きガニが好き。でも。。。

そもそもの身が小さいのでね、水分が飛んでしまうと、身がチョぼーっとしかなくなる。

味噌の部分は美味しかったけど、どうだろう。このカニは茹でる方が向いてるかなあ。

どっちも美味しかったけど、次回買ったらまた茹でるかな。

どうやら正体判明

で、食べても無事だったからこうして記事を書いてるのですが、その後も気になってあれこれ調べてたら、どうやらこの種では無いかと思われる。

アカマンジュウガニ

アカマンジュウガニ | 甲殻 | 市場魚貝類図鑑
「アカマンジュウガニ」の生息域や生態などの基本情報から地方名・食べ方・料理法法・料理例・加工品などを写真付きで解説。「市場魚貝類図鑑」は水産物関連著書多数のぼうずコンニャク主宰。掲載種は2500種以上。

日本ではそこまでポピュラーじゃ無いようで、毒性は不明という書かれ方をしているが、ベトナムではガンガン食べられている様子。

名前も、Cua Cu Ky Do
最後のDoは、赤い、という意味ではなかったか。

ただまあ、同じ種類のものでも生息地域によって特性は違うので、断言はできない。

今回食べたのは、サイズが猛毒のスベスベマンジュウガニよりちょっと大きいのと、爪の先が黒いところや甲羅の形などがとてもよく似ている。おそらくこれかと思われる。

ただ、浜辺で見つけたりしても、自分で判断するのは怖い。
自前調達で食べるのはやめておいた方が良さそうだ。

写真だけ見て、「こんな形のカニは美味しいんだー♪」と誤解されては困るから、当初は隠し記事にしてたのですが、食材k事例としての問い合わせがまた最近あり、話題にも出たので、、

自己責任でお願いします

ということを前提に、公開することに。

まあ、業者に任せたからと言って、100%大丈夫とも言えない。日本ですらも、プロが販売しているものの中に毒性のある野菜、魚介類が紛れ込むことがあるくらい。

でもそれを言ってたら、なにも買えないですしね。

どこで線を引くかは個人の判断によると思う。
例えば、ベトナムの医療でどこまで対応できるのかなどまで加味すると、今回みたいに自分が納得し切っていない状態で食べ物を食べるのは賢い選択とは言えないと思う。

が、現地の人に愛されている食材でこんなものがあったという記録はしておきたかったのでご紹介。

シーズンがあるのかもだけど、まだ売られてるようだったので、ご興味のある方は、冒頭のFBサイトにてメッセンジャーで問い合わせてみてください。

その他の海鮮食材もあるのでよろしかったら(^・^)

 

ご連絡は以下のLINE@に登録してメッセージで!

お店情報

Ha San Tuoi Song PHCM
https://www.facebook.com/groups/1428982773951567

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