珍しく日本情報
このサイトはホーチミン情報のサイトなのに、他国、しかも日本の情報〜?と思われた方。ごもっともです。私も思った。
でも。
日本国内の情報は情報で幅広い。自分がにほんに住んでた時でも、知らんお店はいっぱいあったし、驚くことがたくさんあった。ましてや今回の帰国は…
美味しいものがてんこ盛りー!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
と言うわけで、夏休み中に一時帰国をされる方も多かろうし、ちょいと日本の情報を。まず関東編。
【閉店・ビストロ メランジェ】(東京・五反田)
私の大好きなお友達と、なんと2年ぶりの再会!
まぢか。 SNSで毎日のように生存確認してると全くそのブランク感じないけど、確実に2年の月日が経っているのね。。。怖いわー。。。
お酒も食事も大好きな彼女のオススメ。
久々の一時帰国で、日本食じゃなくビストロ?と思われるかもしれませんが。。。
90度のオイルで4時間コンフィした鮎とか。
もちろん骨まで頂ける上に調理方法のおかげか内臓の苦味が抑えられ、喰むとそれがとろりとソースのように口内に満ち、ふくよかなること魔法の如し。なんだこれ。
圧巻だったのはエゾジカのソテー。
見てもうこの佇まい。
夏鹿は特に脂が少なく、その野趣の美しいところが強調される好機の鹿と言われますが、なんとあでやかな。そして。。。
鹿、と聞いて、クッソ硬いんやろ?と思ったそこのあなた。ワタクシもです。それでも好きだから食べたいと思ったのですが、カトラリーを置いて(わっ)と飛びのかんばかりの衝撃。なんとフワフワ!
ただ柔らかいんじゃないんです。
フワフワ。どう見ても赤身の肉なのに、そのテクスチャーたるや、まるでフォアグラのよう。その場でとろけ出すんじゃないかと思える様子。視覚と触感の完全なる不一致。不整合。
料理運んで来たホール担当のソムリエさんを3度見したわ。しかしてその味は。。。
伝われ。
筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。(食レポから逃げるな)
野趣は旨味となって凝縮され、柔らかな食感には力強い膨らみが潜み、あらゆる混乱でこちらを魅了。当方打つ手が全くない、といった感じで完全降伏。
これは季節限定のものなのでいつもあるものではありませんが、鮎のコンフィとこの料理二品を見るだけでもその他の料理がどんなに素晴らしいか想像できようと言うもの。
パンやデザートなどの細部も素晴らしかった
もっと詳しく。
いやー、今回の帰国時に限らず、食べ歩く世界中のお料理の中でも、ここ、突き抜けてるわ。ソムリエさんもまだお若いのに末恐ろしい。
そんな感じで料理は凄まじいですが、お店も接客もとてもカジュアルな感じで、そこが素敵なのも得点高い。ああ、思い出してもクラクラする。
この色気にはどんな色男も霞むのでデートには向いてない気がするけど、美味いもの重視な方には一度食べにいって欲しいお店。超絶ちぇり推し。
【東京オイスターバー】(東京・五反田)
普段SNSでよく遊んでもらってる方が偶然一時帰国していることが判明し、二人で予定を突き合わせて「この1時間だけなら時間作れる!」ってことになって初顔合わせ。
ドイツ在住の方でなかなか生牡蠣を食べる機会がないところを、ちぇりさんがいつも美味しい生牡蠣を食べていることでいじっていたので、オイスターバーへ。
老舗らしいです。
金曜日の夕刻でしたが「ご予約は…」と聞かれました。そうだここは東京、週末の人気店など、予約なしに来るもんじゃなかった。。。まぁなんとかねじ込んでもらえたんだけど。
日本各地から集められた様々な牡蠣。素晴らしかった。素晴らしかったが値段もすごい。
お一人様、6種類盛り合わせで3100円、
お二人様から!つまり6200円スタート!
ひいっ(・∀・;
ふだん1個100円の牡蠣でも「高級品(≧∇≦)」とか言って食ってる人間にはなんかの間違いとしか思えない価格。。。
いや、凄まじく美味しかったんです。
お値段分は十分にある。しかし、
「金のことはいいからどんどん行きましょう!」
って紳士が一緒じゃないと、うん、ちびってた。その割にシャンパンまでグビグビご馳走になってたけど(。-_-。)
しかしこの価格帯のお店が満席になるのだなぁ、東京は。すげい。確かに物も一流で、たいへん美味しゅうございました。
ちなみに生牡蠣だけではなく牡蠣モチーフの一品料理も数あるようだし、バラ注文もできるようなので、ちょい食べも可能なようです。
【カフェ カーデディナル 羽田空港店】
羽田の国際線ターミナル。
趣向を凝らしたお店がたくさんで楽しいですよね!プラネタリウムなんかもあったりして、トランジットで使う場合は、わざと半日くらい時間を取って遊び倒すのが常でございます。
が、早朝深夜となると、なかなかお店も開いてない。そんな中で頼りになるのがこちら。
他にあるのかわかりませんが、あるとしても数少ない24時間営業のカフェ。つまりどんな時間に到着しても、どんな時間に出発するにしても、ちょっとコーヒー飲んだりできる場所があるのは心強い。
ホットドッグや
ミネストローネ、サンドイッチやもっと軽いパンだけなんて軽食が色々あって、味も悪くない。
このカレーセットとか、結構なボリューム。ちょっと甘めの巨大ナンは好みが分かれそうですが、食べやすくて私は好き。
なんでもネパールの5つ星ホテルのシェフが監修したとかで、カレーソースもまずまず。ってか、えらいボリューム(笑)
極上の、とまでは言いませんが、悪くないと思います。少なくともコーヒー飲みながら休める場所が24時間あると知っておくのは悪くないかと。
【Tatsu Sushi】成田第三ターミナル
国内をLCCで移動する際には必ずと言って良いほど立ち寄るこちらのお店。
セキュリティ前の位置にあるので、時間の読みが難しいところですが、なるべくこちらに立ち寄る時間を取れるように動いています。
ギリギリの時は10分くらいしか余裕がなさそうな時に、チャッと4貫だけいただいたこともあったなぁ。
何が凄いかというと、こちらなんと赤シャリを使っておられる。赤シャリ出しときゃうまいのかというとそんなことはないのですが、京辰さんという上位店をお持ちの流れでいらっしゃるのでネタも握りも文句なし。
赤酢を使うお寿司屋さんって、なんとなく高級なお店に限られてる感ありますが、それをさらっと|出してるところがかっこいい。しかも、こう言っちゃなんですが、LCCターミナルのフードコート的なところで。
細巻きもこう、ふぁっとしててねー。旨味のある赤シャリの風味が実に良い。
この日はコハダの仕込みが良くて、きゅっと締められたコハダにホワッとした赤シャリの甘み、そこに切れ上がるようなスダチの香りが実に粋で、うっかり2つ目を頼みましたら。。。
「ユズはお好きですか?」
のお尋ねが。同じネタを頼んだので、飽きぬように違う仕込みをご提案くださるお心遣い。たいへん、ありがたい。
江戸前なので、必要なネタになるまでお醤油は出てきません。そこは板さんにお任せしましょう。出てこない時は、施されたお仕事でいただいてくださいということで。
大会社エアライン搭乗口に大層な価格で恭しく店を出しながら、床に叩きつけたくなるような寿司を、今日本に帰ってきた方、これから日本を離れる方に平気な顔して出してる不誠実なお店がある中(えらいお怒り)こんなに誠実なお店もあるというのは、心が休まる思いですな。
ちなみに店内飲食のものに限り、赤シャリで、持ち帰り用にすでに用意されてるものに関しては通常の白いシャリになるのでお間違えのないように。
国内移動される際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店。んまいっすよ。
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