※こちらは閉業されたようです
Mar.2018 やっぱり美味しい
2週間ぶりくらいかな。
ふらっと2度目の訪問です。
そしたら。。。
ドアの外に私を見つけた、以前私にコーヒー
を淹れてくれたあの女の子が、飛び跳ねん
ばかりの勢いで外に出て来てくれて「また
来てくれたの!?(((o(*゚▽゚*)o)))」と。
んなもん、そんな顔で飛び出て来てくれ
たら、いくつもりがなくても入りますわな。
メニューはもちろん見せてもらえるけど、
もう彼女にお任せ。この日一番オススメの
豆か、彼女が好きなコーヒーを淹れてくれ、
と。
で、出て来たのはこれなんですが。。。
うんごめん、前と代わり映えしないよねw
豆は違うんだけど、そして彼女の淹れ方も
違うらしいんだけど、出来上がりの写真
にはあまり変化がないw
のでブログ映えはしないのですが。。。
もうね。テーブルに着く直前数メートル
時点からすんごい香り!ふわぁって、
すんごい幸せなコーヒーの香り。うわー。
そしてやはり。。。
素晴らしい。もうソーサーをきちんと片手で
持って、背筋を伸ばしたままカップを持ち
上げて飲みたくなる味。姿勢に気をつける、
のではなく、コーヒーがそのようにこちらを
仕向けてくれるというね。
敬意ある人の前では居住まいを正しますよね?
というか、自然と背筋が伸びるはず。
そんな感じ。美味しい。
今回はもうハナっから作業することは諦めて
たので、ひたすらコーヒーに向き合いつつ、
彼女と話をしてたのですが、彼女、ほぼ独学
何ですって。
「You tubeとかは参考にしましたけど」
って言ったけど、うん、それ独学w
もしかしたら知り合いにコーヒー界隈の方が
いて多少は習ったのかもですが、いやー、
すごい。何より、コーヒーをとても愛してて
理解している様子なのが素晴らしいわな。
そしてその成果が如実にカップの中に表れ
てるっていうね。
写真、代わり映えしないし、大きく衝撃の
レポがあるわけじゃなかったんだけど、
言っておきたかったの、やっぱり美味しかっ
たよって。
そして淹れてくれるお嬢さんが本当にコー
ヒーに愛を持ってる方なので、機会があったら
是非行ってみてあげてくださいませ♪
Mar. 2018 ため息つかせる極上コーヒー
私がよく行く、Bon GrocerさんのあるRomea.
その同ビル内、Trong Dinh側、1階にある
美味しくてお得感あるグリルのお店、
こちらも何度か書いたのでご記憶にある方も
いらっしゃるかもしれません。そのグリルバー
の、Truong Dinh通りを挟んだ向かい側に、
小さなかわいらしいカフェが。
って、この辺小さなお店がいくつもあるよね。
水色の外装のお店です。
グリルバーに行くたびに目に入ってて気に
なってたんですが、やっと行くことができ
ました。
店内もやっぱりこじんまり。
小さなテーブルが3つ4つあるばかり。
可愛らしいです。しかし可愛い割りに、
置いてる道具がなかなかどうして。
こじんまりで心づくしな感じのデザインで
ありながら、意外としっかりオーガナイズ
されてるってとこに、なんかこだわってそう
だなーという予感を感じますな。
コーヒーの価格はちょっとお高め。
ホーチミンでは珍しくはない価格帯になって
きてますが、路上の価格が変わらず20kドン
前後であることを考えるとやっぱりお高め。
ただ、ホーチミンのこういうお店には訳が
ある。路上と同じクオリティで(路上のは
路上ので私嫌いじゃないです)この値段の
ものを出せば、そんなものはすぐに明らかに
されて客が入らなくなる。でも潰れてない。
ってことは、なんか違うええもんを出して
いる予感。
性善説で推し量るほどナイーヴじゃない
つもりなんですが、お店の中や店員さんの
様子からも計算「のみ」ってのは感じなか
ったんだよなー。
で、出てきたのがこれ。
んまあっ、カラフェ入り。
まずお値段の理由の一つは量もあるようですね。
ティーポットサービスほどはありませんが、
十分ゆっくり楽しめる量。ただ。。。
私がカップに注ごうとすると、なんか日本酒
を注ぐ手つきになってしまうのはなんなん
ですかね(。-_-。)
で、いただいてみると、すんごいの、これ。
最初は Cold Brew を頼むつもりだったのですが、
ポタリポタリとその時落ちていた雫たちは、
明日にならねば店には出されないという。
ダッチ系は時間かかるもんね。仕方ない。
ので、エチオピアスペシャルってのを頼んだ
んですが。。。
見てこの色。
すごくクリアでワインのよう。
いえ、ワインが飲み物の至上と言ってる訳
じゃないけど、ゴージャス感が半端ない。
そして「ワインのようなというのは香りにも
感じられて、「ワインのようなふくよかさ」
が素晴らしかった。そして口に含むと…?
あー…っ、すごいこれっ。
いえ、コーヒーにはそんなに詳しい訳じゃ
ないので、何がどうって細かい説明はでき
ないんのですが、素人に明確にわかる
「なんかすごい」感。
口に含んだらスルリと喉に落とすのではなく、
一旦口に留め置いて、鼻で息を抜いてウットリ。
わざとそうしている訳じゃなく、自然とそう
なってしまう、というか、そうせずにはいら
れない旨味、ふくよかさ、充実感。
何これ。
この時も多分にもれず、PCを開いて作業をして
いたんですが、普段なら作業中のコーヒーって
思考の句読点をつける役割というか、味がどう
のなんてあんまり気にしないんです。インスタ
ントでもドンとこいです。
でもこれ、それができない。
口に含むと、つい一旦口に留め置いての鼻で
深呼吸。ウットリとした感覚に浸り、それが
喉の奥に滑って言った後も余韻に浸る。いや、
ひたらずにはいられない。
ので、手が止まる。
思考が止まる。
あかん、ここのコーヒー、作業向きじゃないw
まだ一品しか飲んでないので、もしかしたら
豆依存の美味しさだったかもしれませんが、
いやいや、焙煎その他も関わってくるし、何
よりお店の方に「なんですかこりゃ」と聞いた
時の嬉しそうな顔ったら!
待ってましたと言わんばかりに「これはですね!」
と、豆について解説が始まり、自分たちが目指す
ところの夢を語ってくれまして。
ああ、この方はコーヒーが大好きなのだなぁ、
と、誰が見てもわかる様子。
自分が売るものを、あんなに嬉しそうに語れる
ことへの羨ましさ。そしてその喜びの片鱗を
分けてもらえる心地よさ。
コーヒーが、愛されとる。
なるほど、そこまで愛されてるなら、あの
味わいも、さもありなん。素人にもわかる
あの圧倒的な佇まい。
さらには、時間をかけてゆっくり頂いてた
もんだから、カラフェの中のコーヒーが
少し冷めてしまったのだけども。。。
それもまた美味しい。
温かい時とは味が変わる。
落ちる、のではなく、変わる。
違った味わいが顔を出してて、一口ごとに
小さな驚きを感じるような嬉しい変化。
本当にこれ、ワインみたいだな。
いやぁ、興味があっただけで、こちらの
お店がこんなに優れているとは思いません
でしたけど、うんまかったですよ、こちら
のエチオピア・スペシャル。
作業の息継ぎのためコーヒーじゃなく、
味わい、ホッと一息つくためのコーヒー。
本来、ってか、嗜好品がもたらしてくれる
ものって、後者であってくれる方が幸せ
なのかもしれないな。
良い時間をいただきました。
ごちそうさまです。
今度からお買い物の時には寄らせて
もらおう(^・^)
|
Talk Barista Saigon Cafe
81 Truong Dinh Q3
Time : 08:00 – 22:00
Spent: 70,00 vnd / person
※こちらは閉業されたようです
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑ イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
コメント