さて、台湾で食べる以外の目的が一切なかったので(おい)、胃袋を空けるためにどうするー?と言ってたら、またもやにゃもさん情報に助けていただくなど。これは女子に受けそうだ!
審計新村・ノスタルジックな撮影スポット
「どっか行くとこないですかねー(・∀・)」と言う、超絶漠然とした問いかけに「こんなとこもありますよー」的に聞いたのがこちら。
や、まぢで助かりますね。
ガイドブックだと持ち歩くの重いし、情報が古くて、紹介されてる先の存在も危ういケースをホーチミンではよく見てるので、現地の方の情報ほど頼りになることはない。
で、行ってみると、なるほどこれは写真映えが!!!
って、違います。これはそのおしゃれ区域に入る前、タクシーを降りたところにあったお店の看板。エビ、ええな。
今回の該当エリアはこちら。
そーんなに広いエリアじゃないです。中央直線の通りで100mちょい?そんなにあるかな?ってくらいの距離。その両脇に。。。
古い民家を上手に改装したお店だったり、かわいいカフェがあったりしてます。いわゆる美観地区的な感じでしょうか。
そこにあったものは利用してるけど、作り込んでる感。にゃもさんのブログ記事によると、こちらはもともと政府職員さんの宿舎だったようで。
そんなしっとりした昔の雰囲気を楽しむ合間に、近代的なマンションが見えたりして、対比がなかなか面白い。
タピオカが流行ってるのは、本場の台湾でも同じらしく(ってか、はやるも何も発祥の地だもんな)、パンケーキを食べようかと思ってお店に入りかけたらトッピングがタピオカだったので回れ右。。。
午後になるとメインストリート、と言ってもお店とお店の合間の通路何ですが、そこを塞ぐような感じでいろんな出店が。
12時くらいにはほとんどお客さんもいなかったしお店もなかったのですが、13時すぎくらいから急に賑やかになってきた感じです。
ジュースだったりアクセサリーだったり、手作り手芸の小物だったり。ちょっとバザーちっくな雰囲気。
こんなキュートなお菓子を置いてるお店もあって、レモンケーキはお買い上げ。懐かしい。白いアイシングがかかってるレモン型の焼き菓子、台湾が発祥なんだろうか?昔よく食べてた記憶。
あ、ちなみにカヌレはうん、その。まぁ何だ。頑張ってました。うん。難しいからね、あれ。。。
目をつけたのはカクテルコーヒー
タピオカパンケーキに恐れをなして尻尾を巻いて逃げ出したけども喉が渇いた。ってことで、別のカフェを物色。こちらのお店が気になりましてね。
表に何やら、コーヒーのカクテルをアピールしてたんです。
そう、私もホーチミンで色々試しているのですが、コーヒーカクテル、意外な美味しさがあって面白いんですよねー。
というわけで、台湾のそれはどんなものかを試したくなった。
お店の名前は、Come True Coffee。後でわかったのですが、それなりに台湾内に店舗数を持つお店らしい。この後に行った台南にもありました。
テラス席と屋内席があって、この日はあまりに気持ちの良い気候だったので、テラス席をチョイス。
メニューを見てみると、おやまぁ結構良いお値段。お料理なんかだと千円以上するものもかなりある。
日本でカフェのご飯だと千円超えは珍しくもないけれど、この食べ物が安い台湾でその価格はなかなかの物。コーヒーを飲むだけだったのですが、急にムクムク好奇心が。。。(笑)
カフェ飯、天敵だったのですが、ホーチミンでかなり意識を変えてもらったので(ホーチミンのカフェメシは、敢えてそこに食べにいきたいと思える程度には美味いところが多い)ここは石頭にならず試してみるのもありかな?なんて。
料理はかなりフュージョンっぽいですね。
おかしい。胃を休めるために行ったのに、なんか食う方向で話が進んでる。おかしい。
で、旦那さんはラテをご注文。こんな感じでロゴ入りプレートに乗せて提供。店舗もいくつかあると、こういうことができるよねー。
で、お目当の私のコーヒー。なんとこれ、ピーチジュースとのカクテル。まずは美しい。しかしピーチとコーヒー、合うんかいな???と思ってたんですが、これが…
素晴らしいの。キューっと焦点を絞り込んでて、コーヒーとピーチの味がとてもバランスが良い。
飲む時には全体を混ぜていただきます。
これ、コーヒーも良い質のものじゃないとソリが合わんだろうなと思うのですが、旦那さんのラテも美味しかったから、コーヒーにもこだわってるんだろうな。ちょっとびっくりした。
で、お料理、なんだかんだで一人1プレート頼んじゃったんですが…
うっわ、来たよ、絵に描いたようなカフェ飯。ポークソテーがメインのプレートだったのですが、そうそう野菜が多くて、なんかこうやたらに小洒落てるけど中身があんまり…
あーる!!!このプレート、すごい!!(簡単に異論認める人)
インスタばえを意識しているのは間違いない。ご飯も3色で彩ったり、野菜もカラフル。しかもそのどれもがおいしー!!
お野菜、各種それぞれの火入れのタイミグを逃さず調理されてたし、ドレッシングは別添え&とても美味しい。
お店の勝手な裁量で、自分基準よりオーバードレストにされたサラダはとても悲しいものがあるからな。別添え万歳。
主役のポークの火入れや仕込みも素晴らしく、これ、間違いなく料理をかなりやってる人のレシピ。全店舗に共通しているメニューなのかどうかはわかりませんが、このオペレーションを行き渡らせてるとしたら、それもすごい話。
そして、パンケーキ。
いちごソースのが期間限定であったんですが、トリュフソースのパンケーキというのがあり、お手並み拝見、と、ちょっとイヂワル心で頼んでみたんですよ。そしたらご覧の通りのスフレタイプのパンケーキがベース。これが…?
大変良いでき( ・`ω・´)b
これ、冷凍とかしとけないから、オーダー後に焼き始めるしかない。生地もその場で作らねばならん。全店・全シフトに焼ける人がいないとあかんって話よな。大変。
で、この生地はデザート用に使うのと同じ生地であろうと推測される甘い生地。でもスフレタイプだからそこまで強い甘みは感じにくいし、加減もされてる。そこに…?
ソースだ。持ったりとしたクリーム系ソースにトリュフの香りがついたもの。これがなかなかのバランスで!!
でもま、実質量は少ないとはけ、嵩としては結構あるじゃないですか。それをこのシンプルな味わいだけで食べようと思ったら、飽きがくる。それに対応して…?
香ばしくローストしたカシューナッツに炒めたマッシュルーム(これがまた大変美味しい)、プラス、ピンクペッパーだ!!うおーっ、このセンス!
カシューナッツを噛んだ時のオイリーさはフォファフォファしたパンケーキの軽さと対比され、マッシュルームの凝縮された旨味は、パンケーキの淡やかさと照らし比べられるのです。
そしてピンクペッパーは、ご存知の通り、特段辛いという胡椒ではなく、その香りを楽しむもの。まったりとしたソースやマットな味わいに落ち着きがちなスポンジに、ピンクペッパーを噛んだ余韻がフッと吹き込む一陣の風のように変化をつける。
見事、なのです。
とてもカフェのご飯とは思えない。レシピに見られる知恵とコンビネーションが、相当食べ込んでる人のものであると思われるし、それを多店舗で展開してるとしたら驚異的。
ごめん、やっぱ上手いカフェ飯、ありますね。あっさり降参。美味しかったです。なんなら機会があれば他の料理も食べたいくらい。
台湾に来て、台湾料理を食べずにカフェ飯に行きましょう、という方は少ないかもしれませんが、数日ずーっと台湾料理だけってのもアレなんで、気分転換に例えばシェアするとか、そんな楽しみ方をしても良いかもです。
千円オーバーなので質もいいが、量も結構あるんです。一人分、丸っと食べると次の食事に差し支えるので(そんなこと心配しながら食べる人おるかね。。。)分け分けしてお味見だけでも。
超観光地にあるカフェのご飯。そのキャッチフレーズだけだったら絶対手を出そうとは思いませんでしたが、食うてみるもんですな。美味しかったです。感心しました。コーヒーのレシピも素晴らしかったし、台湾もカフェレベル、高いなぁ!!
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お店情報
Come True Coffee
403台中市西區民生路370號
Time : 09:00 – 22:00
Spent : 420 TWD/person
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