客人との軽い飲み。
ワインをお好きな方だったので、お好みのものをとお任せしたら、ちょっと苦手と思ってた部類だったのに???
2件目に行った店
日本からの客人を伴い、とある調査店に連行した上で、それだけでもなんだわね、ってことで2件目に。
場所はThao Dienだったので、Secret Winesさんに。
ああもう何度見てもこのセラースペース好きw
ここだとグラスもあるし、もちろんボトルも。
アラカルトでの料理もあれこれあるから、軽くもしっかりもいける上に、デザートまで極上なので、実は2軒目使いに便利だったりするのよね。
で、今回は、お客人の好みに合わせて、と言うことで、シラーのフルボディよりのものに。
おっと。
私はシラーがあまり得意じゃなかった。今はそうでもないのだけど自分からは積極的に選ばない。
加えてフルボディ。
料理と合わせて美味しい時には歓迎だけど、飲む時にはどうだろう???
しかしこの日は客人優先だ。
そしてここのお店は、どのタイプでもかなり質の良いワインを揃えていらっしゃる。私の浅いワイン経験など、軸にすべきではないのである。
Saint-Joseph Poivre et Sol 2020 – François Villard
と言うわけで、選んでもらったのがこちら。
シラー100%で、北ローヌを代表する実力派ワインメーカーのもの。
元料理人で、1989年にワイン造りを始めて以来、果実味と複雑さを兼ね備えたワインで評価が高い、とのことでした。
うん、この説明文はネットからの引用な?w
概要としては、
香り: ブラックペッパー、スパイス、黒系果実(カシスやブラックベリー)、スミレ、ミネラル(土っぽさ)。
味わい: 力強さとしなやかさが同居。果実の凝縮感とピリッとしたスパイシーさ、きめ細やかなタンニン。
特徴: キュヴェ名の通り「ペッパーと土」を思わせる、サン・ジョセフらしいテロワールの個性が表現されている。
さてお味は?
予想外の飲みやすさとまろみ
シラーが苦手、と言うイメージを持ったのは、なんかこう、苦味というか、タンニンの渋みとは別に薄ら苦いレイヤーを感じるケースが多かったから。
それがシラーの特徴なのか、たまたまそのワインがそう言う特徴を持っていたのか、単に質の問題だったのか、その区別もつかないうちに、なんか苦手意識が刷り込まれてしまった。
もしかしたら口がお子ちゃまだった頃の記憶で、自分が至らんかったのかもしれん。
しかし。。。
あっらやだっ。
もう香りから美味しい!
そして嫌だ嫌だだと思ってた苦味レイヤーは感じられず、全体に非常にまとまりが良くて、輪郭がスッキリしてそうだけど、ポテっとしたまろ味も感じる。
えーっ、美味しい!!
しかもこれ、シラー100%。もう私、シラー苦手って言えなくなったじゃんw
で、あまり飲むまいと岩より固く心に誓って飲み始めたのに、2口目くらいでもう、岩が片栗粉みたいに砕かれて溶けて無くなっちゃったわね。
ややっ、普段よりも結構良いペースで飲んだかもしれんw
これは、美味しい!というか、自分の好み!手のひら返しもいいとこだ😅
食事との相性
ちなみにこのワインに合うお食事は、
黒胡椒を効かせた料理
熟成チーズ(トム・ド・サヴォワなど)
嫌いだと思っているものも
なんと言うか。。。
当たり前なのですが、時間が経てば好みも変わるし、そもそも体の様子も変わる。
身体組成って、結構味覚や好みに影響してくるからさ、昔嫌いだ嫌いだと思ってたものの、今食べたら好きな味に感じられることもあっておかしくないよね。
それでも、「自分はこれが嫌いだ」と認識してしまうと、なかなか積極的に手を出そうとはしないもの。
だから今回みたいに人と一緒にいて機会をもらえるってのはありがたいわねえ♪
ちょっと別のことですが、自分なりの基準で忌避してたことがあって、しかしそれも、意固地になって、対象の変化も受け入れず、いつまでも拒否するのもどうなのかなあ。。。って思う案件があって。。。
苦手だったシラー、グビグビ飲みながら、酔って朧げな頭で(そろそろ意固地になるの、ちょっとやめようかな)とか思ってみたり。
実際どうするかわかんないけどね。
シラーは飲んだけどさ。しこたま。
(書き物どうした)
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商品情報
Saint-Joseph Poivre et Sol 2020
– François Villard
↓こちらで買えます
Secret Wine shop and Lounge
47/1/15 Quoc Huong Thao Dien, Thu Duc(旧2区)
Time: 16:30 – 23:00(火〜金)
11:30 – 23:00(土)
11:30 – 16:00 (日)※月曜定休
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