私の記憶にある限り、かなり古くからあったレトロな雰囲気のカフェがここにはあったんです。
古臭い、と紙一重でありつつも、地元の方でいつも賑わってたあのお店。気がついたらなくなってました。そしてできていたのは…?
あの駐車場付きカフェの姉妹店!
こちらのブログでもご紹介したことのある、広大な駐車場を備えたホーチミン市内でもレアなお店、
さんが、その後続々展開をされている様子。
⬆︎のお店の割に近くにも1店舗できてたし、先日はかなり市内中心に近い場所にも看板を見つけて「えー!」と思ったところでした。
で、行って見たら、かつてこちらのブログでもレポしたことがあるお店がなくなって、改装・出展されてました。インテリアはガラリと変わってしまいましたが…
グリーンを基調にした繊細なデザインの門構え。
この日は午前中の10時半くらいだったでしょうか。年始でお休みお人も多かったからか、ほとんど満員という盛況ぶり。これは店内も同じで、めっちゃ人気!
テラス席があり、広々とした店内に趣を残す部分も若干あって、これは前のお店を知る人だけの楽しみが残るお店だなーなんて。
お部屋に入る際には、このアーチの入り口。このストラクチャは前のお店からそのまま残してくれたんだなぁ。
建物自体がかなり古めのお屋敷、という感じなので(人が住んでただけにしてはめっちゃ広いんだけど)色使いやその他のデザインなどこそ新しいけど、どこかクラシカルな雰囲気も。良い。
天井や壁の色合いなどがシンプルなだけに、床をパターンデザインにしてシャレにバランスとってます。素敵。
もしかしたら、家具も以前のお店のものを少し残してたりするのかなぁ。確信はないのですが、なんとなく、以前見かけた気がするとけいや食器棚などがアンティークでまた素敵。
しかしすごい人気ぶり。
カフェって単価が低いから、なかなかご商売にされるのは大変よね、とか思いがちですが、こんだけ入ることがちょいちょいあるなら、すごいよなーと感心するなど。
豊富なフードメニュー
さて、メニューです。
初手に出てくるのはパンケーキ。ホーチミンでパンケーキはなかなか鬼門なのですが、どんなの出してくれるんだろうなぁ。気になるけど、この日はそんなにお腹が減ってなかったので割愛。次回の課題に。
市内の他のカフェと同様、こちらもかなり朝早くから開いているらしく、朝食メニューも充実。ベトナム料理もあるけど、割にウェスタン寄りの気の利いたものも多いっぽい。
実際、ほぼ満席の店内の方も、たくさん頼まれておられたので、人を惹きつけるだけのもんがあるんだろうなー。ホーチミンの方シビアだから、美味しくないものにはそこまで食いつかないはずだ。
そして、あ。
出た出たw
下の右ページ下部にあるのは、マグロの生春巻き。面白がって、別店舗を紹介するときに食べたやつw
こちらには、単にマグロをタタキにしたものもあるらしい。なんだろう、マグロの仕入先となんかご縁があったりするのかな。独自性といえば独自性ではあるけれど。
スモークサーモンを使った何か、とかなら割に見かける気がするけれども、マグロのたたきを置いてるカフェって、あんまり見ない。。。
おっ、ホットサンドやパニーニもあるのね。
場所が場所だけに、情勢が持ち替えしたら欧米系の人も多く訪れる目算があるだろうし、最近はこの手のメニュー、ローカルにもそこそこ浸透してきてる感あるし、カフェのメニューも変わってきたなぁ。
コーヒーはすごく安いわけじゃないけど、高級カフェほど高くなく。
高級カフェほど高くないけど、高級カフェと少しそも趣を変えてるだけで、とても素敵な店内なので、場所代を勘案したら、めちゃくちゃ安いと言えるかも。
結構種類も多くてねー。
ここに紹介していないページがかなりあります。
果物をふんだんに使った華やかなドリンクもあるので、映えが欲しい人にも嬉しい。
この通りのものが出てくるかはわかりませんが、ラブリーなティーセットがメニューにあったのでそれを頼んでみることに。
時々、びっくりするようなゴージャスなティーセットや可憐なデザインのポットが出てくることがあるのが、ホーチミンのカフェ事情。楽しみ(^・^)
甘すぎないテイストのティーセットが素敵!
というわけで、お花のお茶というのを頼んで見ました。
んまー!!ラブリー!!
お友達とシェアするつもりで頼んだので、よかったんだけど、これ一人で頼んだ時に出てきたら、ちょっとうろたえたかもしれないほどラブリー。
お花のお茶で、このお花…
アザミみたいなこのお花、見目は可愛いけど味はそんなにしないのよね。ホーチミンの「花茶」、本気の花茶が多いので、変にフレグランスや茶葉と混ぜていないことがあり、ものによってはあまり味は期待できず…
これも予想通りの薄らぼんやりした味。(薄らぼんやり、言うな)
まあ、白湯を飲んでる感覚で体に優しいと思えば。これはこの可愛らしいお茶の色と、ティーポットに入ってる様子を楽しむもの(無作法なことを言うんじゃありません)。
と言うわけで、味はともかく、雰囲気はいいわなぁ。陶器のトレイに乗ってくるし、上等感がとてもあります。
実際私が作業するときときとかは、味云々より文章の合いの手的にクピリと飲めるものがあればいいし、その際に目の端に入る茶器が美しいと言うことなし。
と言うことで、私にはこのティーセット、テンション上がるしよかったわあ(^・^)
ちなみにこれもホーチミンのカフェあるあるですが、お茶を頼んだ時は、途中でお湯を足してくれます。
店員さんが聞きにきてくれることもありますが、ほしい時にお願いしたら、大抵の場合は聞いてくれます。よほどこだわってて二煎目がひどく美味しくない場合には止められることもあるかもですが、そもそもそこまでこだわってるお茶屋さんには滅多に行かないので、断れれたことはないです。うん。
興味が抑えられずに食べて見た
メニューの誘惑
さて…お友達が先に帰ってその後作業をしてたのですが、どうも…やっぱりフードメニューが気になります。
特に、パスタ。
なぜなら、このお店になる前にここにあったお店で食べたのもパスタだったから。もちろん同じメニューではありませんが、さて…。
専門店でも「茹ですぎ」「味がない」などの偏りが多く、その印象だけが増幅されて「ホーチミンのパスタは美味しくない」と言われてきたのももう昔の話。
今となっては、すこぶる美味しいお店も多く、果たして専門店ではないこう言うお店がどう言うものを出すのか気になって気になって。
しかし、パスタをいきなり胃袋に入れると後がきつい。ので、何か野菜を…と思ったところ…?
Goi Buoi Tom – ポメロとエビのサラダ
わーい、ベトナム料理屋さんに行くと定番であるこのサラダ、カフェで食べるのは初めてだけど、好きだから食べるー。
ポメロの糖分はともかくとして、繊維質は、炭水化物を摂る前の必要要素を満たしているので、これにしよー!
おおっ、結構な量がある。
でもこれ、79kなのよね。350円ちょっと。
だけどポメロがゴロッゴロ入ってて、これこれ、食べたかったのこれ!!
そして果物だけじゃなく、エビの茹で方が大変絶妙。なんならこのまま寿司握ってくれ、と言いたくなるくらいのお上手さ。私茹でエビ、そんなに好きじゃないんだけども。
そしてこのサラダにはエビクラッカーがついてるのが定番ですが、面倒で私あんまり乗っけて食べないんですよ。サラダだけワシワシ食べてしまう。
でも…
ここのはぜひ乗っけてください。もしくは、サラダ食べたら即、クラッカーかじって一緒に味わってください。
もしかしたらタイミングにもよるのかもですが、非常にサクサク、揚げて間もないか、揚げた後の湿度の遮断がしっかりしてるか。そして塩気もエビの旨みもしっかりあって、この味ありきのサラダ全体。
しかもものすごくエアリーで、口に入れた最初こそサクサクするのですが、すぐにショワショワとお口の中で溶けてしまい、エビと塩気の風味だけがサラダに加わる、時間差口内調味。
これは…このクラッカーありきのサラダの味わい。
今まで100回くらい、このサラダをいろんなお店で食べてますが(8年も食べてたらそれ以上は絶対食べてる)クラッカーの存在を「これは必要だ」とこんなに感じたことはない。
まさか、カフェのご飯でそれを知らしめられるとは。
My Y Tom Chua Cay – エビのピリ辛スパゲッティ
エビづくしですが、パスタもエビ。
シーフード色々と言うのもあったのですが、なんとなく。
おーっ、ルッコラセルヴァティカが満載!これをソースの一部としてたっぷり使ってるのはホーチミンならでは、と言うか、東南アジアならでは、かなぁ。
実に香りが生き生きしていて、日本ではコスト的にも機会的にもなかなか経験できないんだよね。ホーチミンだと当たり前だけど。何よりこのケチくさくない量の使い方!
全体量はちょっと少なく感じたのですが、でも乾麺状態で80gはあったのかなぁ。むしろ、多すぎなくてちょうどいい感じ。特に私みたいにもう一品頼む時とか。
そしてこれ、119k。530円くらい。先ほどのと合わせても900円行かない。自分で組み合わせてランチセットが作れちゃうくらいのお手軽さ。しかも…?
ぜっつみょー!
メニューには書かれてなかったけど、トマトも使ってるかな?そしてチーズがそれに石を与えて、柑橘の皮の部分をすりおろしたものが、香りでソースの旨味に参戦。もちろんエビの風味も色濃く出てますが…
そこにサアッと野性味のあるルッコラの香りが吹き抜ける。パスタの茹で方も悪くない。うまいやんけー!!これ、日常のご飯パスタとして考えたら相当いいと思うよ?
高級店でお高いワインと合わせるようなもんではないけど、私、普通に次また食べに行くと思う(・∀・)
カフェビストロとして絶妙な立ち位置
カフェビストロとしては、RUNAMさんが先陣ですが、あそこはもっと高級路線。下手したら一流ホテルの価格帯。また私が別に知るカフェビストロはそれ以上。
もちろん美味しければそれなりの価値はあると思うんですが…
その金額を払うんだったら、そう言う格のところであってほしい、と言う希望もちょっとありまして。
ただ、お値段がそこそこおやすいのであれば、カフェでお茶してるついでに、小腹が空いたら済ませていこうか、と言う流れもやぶさかではない。
高くても美味しいものには価値はあるけど、そこには環境という要素もあってほしいなと願う。そういう要素を勘案した時、ここ、絶妙。
ちょっと…他にも色々食べてみたくなったのでした。週末は混むかもだけど、ピークを過ぎたら割と落ち着いてそうなので、ちょいちょい作業しに行ってるかもしれません(^・^)
Tea Pot Collection
その後も打ち合わせなどのために、回数を重ねてます。なんかもう都度お茶の様子が綺麗だったり、ポットが色々違っていたり。
お店の人よく気がついて、だいたい飲み干すちょっと前に「お湯足します?」って言ってくれるし、もうすごい居心地が良い。
上のポットは、蓋の部分がドレス姿の女性になってて、下のはワンコ。
可愛い。大まかなストラクチャは同じなんだけど、ちょいちょい細かいところにバリエーションが(笑)
ランチタイムなどのピーク時はかなり混み合いますが、それをハズせばゆったりで、かと言っておしゃべりするのが憚られるほどシーンとしてるわけでもないので、いいですよー(^・^)
【営業再開🎉】相変わらず優雅な感じで営業中!
ちょっと顔出すだけのために立ち寄ったので、今回はとくに何も注文指定なのですが、一時期入り浸ってた、便利な場所にあるお気に入りのこちらのカフェ、再開してました!
よかった。。。
こちらも近年、市内各所に店舗を増やし、しかもそれぞれの店舗がなかなか大きかったり豪奢だったりしてたもんで、まだまだ元も取れてなかろうに社会隔離になってしまい…
気になってたけど、まあここまでの規模をやるってことは母体もかなり大きいのだろうし、庶民の心配など、杞憂にしかすぎなかったようで( ̄▽ ̄)
よかったよかった。
またこちらの綺麗なティーポットでお茶を楽しみながらの作業う、楽しめるうようなので嬉しかったです♪
相変わらずの大盛況⬅︎NEW!
わあ、もう2年くらいレポしてなかったんだ。
でもここ元気に営業中。というか、相変わらずのすごい人気。昼食土器から午後にかけては、満席近くのお客さん。
店内もテラス席もゆったりした席幅が魅力で、おしゃべりに興じてもあまり周りにご迷惑にならなさそうなところも良い。ってかみんな、気にせずバンバン喋ってるから気にならないってのもあるけどねw
店内の様子は以前と変わらず。
ちょっとメニューの想定が変わってました。付き合わせてないから、内容が大きく変わったかはわかりませんが、相変わらず、フードもドリンクも充実。
そして女二人で来た時は、ぽっとティをシェアすると優雅。
まあ優雅さのためだけにドリンク頼むわけじゃないから、暑い時には冷たくてさっぱりした物を頼むとかの方が良いかもだけど…(笑)
こんな感じで出てくるのよ。
私は一人でもこのポットを頼んで、混んでない時間帯に作業をゆっくりしたりするのだけど、いいわよー。
こんなティーセット家に自分は持ってないし、でも素敵だからテンション上がる。茶菓子もついてきますしね。
エレガントなティセットが出てくるようなお店は、ちょっと静かにしなきゃ、とか気を使うケースもあるけど、ここなら適度にガヤガヤするし、でもスペーシングはゆとりで、周りとの距離も気にならないし、ほんっと頃合い。
観光名所の、Saigon大聖堂の裏側なので、観光客の方も利用しやすいと思います。ベトナムらしいかと言われたら、その要素は少ないけれども、日本にはあまりない規模でタイプのカフェだし、ちょっと休息するにはおすすめですよ♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Saigon Casa Cafe
07 Pham Ngoc Thanch, Q3
Time : 07:00 – 22:00
Spent: 375,000 vnd / person
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