QRコードメニュー、日本でもかなり増えてきてるんですってね。ホーチミンでも最近始まってるようで、ちょっと体験してきました。ちみっと説明ほしいところもあったので、備忘録的に書いてみますよ!
店内QRコードメニューとは
メニューブックを廃止して、店内に設置したQRコードをスマホで読み込むことでメニュー表示→まるでデリバリーを頼むように注文を済ませてしまえるというシステム。
それがなんの役にたつねん?というところですが、少し前なら「非接触」の需要がまず非常に高くありましたよね。
今現在も完全に忌避案件が消滅したわけじゃないし、同様に避けた方が良いものってのは他にもいるので、衛生的な観点からも支持が高いのかと思います。
なにより、お店のスタッフさんたちの時間がかなりセーブできる。
ありません?オーダーしようとスタッフさんをテーブルに呼んだはいいけど、特に居酒屋さんなんかだと、呼んでから「えーっと、あと何にしようか?これは?」とかその場で相談始めるケース😇
そこでお店の方が「今日はこれがオススメなんですよ!」とか上手に営業することもあるので、全くの無駄時間とは言いませんが、そこまでの接客営業ができない・必要ないお店の場合は、ただただスタッフさんの時間を食ってしまうだけ。
その分のリソース、他のいろんなことに使えますよね。それができたらお店の利益にもつながるだろうし、お客さんもここよく過ごせるのです。
それでなくても人材不足が叫ばれる昨今、ほんと、時は金なり。経営をされて人を使われている方であればなおさらそれを感じられていることでしょう。
客側だって、心ゆくまで選ぶことができるし、一旦頼んで追加でいつでも好きなタイミングですぐ頼めるというのは、なかなかストレスフリーだと思う。
ほら、ビールのお代わりしたいのに、店員さんが忙しそうでなかなか呼べなくてイライラ、とかもあるじゃないですか。
お会計だって、テーブルでの会話を一区切りつけてから、じゃ、と店員さんを呼んだり、日本ならレジに行ってそこから計算、なんてことも。(ベトナムはテーブルチェックのところが多い)
でもこのシステムなら頃合いのタイミングで誰かがお会計をオーダーしたら、請求書をが運ばれてくるのを待っているだけ。流石にそれがきたら「おおっ、そろそろだね」と切り上がる訳で、流れが作りやすい。
なんかいいこと多そうじゃないか、QRコードメニュー。
Capichiさんが始められたってことだったので、早速試しに行ってきましたよ!
使う側が面倒だったり使いにくかったら意味がないですしねー(^・^)
テーブルごとのオーダーシステム
各テーブルに、こんなQRコードがありました。
うん、最初見逃してて&テーブルにメニュー置いてたからそっち見てたw
これがメニューですよーってアピールがもうちょっとあってくれるといいかなー。慣れてきたらそれが逆に邪魔になるのかもだけど、全店統一のロゴなどがあったら、これに加入してるお店のどこにいいっても「あ、あれがメニューだ」って認識ができるよね。
右肩にテーブルナンバーがありますが、このQRコード、テーブルごとに作られてるらしいのです。なのでこのコードを読んだ画面からオーダーすると、何番テーブルからのオーダーかが把握されるようになっている。なるほど。
多言語対応
こちらの何が良いって、多言語対応。
髪のメニューだとせいぜい2、3ヶ国語くらいじゃないですかね。
でも今時、全方位にアピールできた方が良いと考えるお店も増えてると思うんです。お店にしてみれば、マーケットが広がる。
あと、日本食店でこれを見ると利便性を感じにくいかもしれませんが…
日本語表示がないお店に行った時のことを想像して見てください。私は英語と、ベーシックなベトナム語のメニューくらいならある程度把握することができますが、それでも「よいしょ」って感じること、あります。
ましてやまだ慣れていない方なら「メニューがわからん」という理由で、そのお店を選ぶことを諦めてるケースがないでしょうか。
それはお店にとってもマイナスだし、自分たちにとっても、もしかしたらとってもおいものにありつける機会を逃しているかもしれないっ(๑•̀‧̫•́๑)
それを解消してくれるのがこちらのシステムの役割の一つかなーと。
写真があればメニューがさらにわかりやすく!
メニューブックを作るって大変です。
コストをかけてやっと美しく作っても、例えば新章遺品ができました、内容が変わりましたとなると、作り替えたり、訂正シールを貼ってせっかくのデザインを台無しにしたり。
でもこれなら…
データがある限り、メニューの差し替えることはそんなに手間でもないし、コストもかからない。
客にしたってどんな感じのものかがわかるやすくて安心して頼める。やー、文字だけの諸外国メニュー、出てくるまでどんなものかがわからないケースありますもんねー(笑)
日本食屋さんのメニューは割に写真もたっぷりで作り込まれてるからわかりやすいのだけど、ベトナム料理を含めて、諸外国料理、文字だけのことが多いから、まーわからんw
それはそれで出てきた時のお楽しみー♪と思える人はいいのだけど、なかなかそうじゃないケースもあるので、優秀。
取りまとめは必要なし!
でもそれ、店の人がこれまでやってくれてた注文の取りまとめを、テーブルにいる客の誰かがやらなくちゃいけないってこと?と思われた方いませんか?
はーい、私がそう思ってて、張り切って「私がオーダーするよ!」とか言っちゃったら違った。
そのテーブルにいる人=同じテーブルのQRコードを呼んだ人、バラバラん頼んでも、キッチンへは「同テーブルからの注文」として届くのだそうで😇
ので、好きなものを個人個人が頼む。お会計は合計で来るそうです。誰が何を頼んだ、とかまでは把握できない。
その点で高級レストランなどには向かないのかなーと思うのですが(誰のオーダーかまで考慮されての配膳までがサービスだったするし)、居酒屋さんとか、定食屋さんとかでは、すこぶる便利そうよね。
注文したけど、まだキッチンが把握できてませんよーって時は、上の左側の画面のように、上部に「保留中」となってます。が、しばらく待つと、キッチンが認識して、なんぞ操作をされるのでしょう。
確認済み、となり、そのテーブルで頼んだものすべての合計が記されるように。そして待ってたら、
お料理登場♪
おーっ、ちゃんと注文できてたー♪(疑ってたのかよw)
上部にある人のアイコンで、店員さんを呼ぶこともできます。そういえばこれ、間違えたり取り消したい時ってどうするんだろう?今の所はスタッフさん呼んでキャンセルしてもらう感じ?
お店の人に聞き損ねたな。
今度聞いてみよう。
ちなみに会計システムとは「まだ」連動してないようです
で、これ、デリバリーみたいに決済までできちゃうと便利なのですが、それはまだできない様子。「お会計」ボタンを押してスタッフさんが請求書を持って来るのを待ち、あとは普通に店内でのお支払いプロセスを。
将来的にはここも変わっていくのかもですが、なんにしても…便利!
日本人が日本食屋さんで使うとさほどの利便性を感じないかもしれませんが、実際、ベトナムの方はよく使われてるご様子。
そして自分がベトナム料理屋さんとか欧米系の料理やさんに言った時のことを想像して見てほしい。メニュー選びはもちろん、店員さんとのやりとりもなくなると、言語が心理的ハードルになってる人はめっちゃ楽チンになると思いません?!
検索機能もついてたから、コーヒーゼリー頼むのも大変スムーズでした(^・^)
Capichiさんのこのシステムはまだテスト段階で、市内数店舗にしか導入されてないようなのですが、今後多分広まってくんじゃないかなー。
ってか、広まってくれると便利だなーと思うので(^・^)
日本じゃかなり広まってるらしいけど、私は初めての体験だったので、なかなか面白かったです。もしよかったら、Ebisuさんでやってたのでお試しに行って見てくださいね♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
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