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【Ho Chi Minh】ローカルの方から何度となく勧められた南部のフォー! ~ Pho Hien Since 1985

ベトナム料理:ローカル

ここ最近で何人ものローカルの方に勧められたお店。古いお店のようなので、単に自分にタイミングが来ただけなんだな?と思い、行ってみた!

Since 1985!

古いお店なので、最近特に話題になってるというわけじゃないと思うんですが、私がローカルの方と話してると、最近やたらと話題に上る。

ということはこれ、自分にとってのタイミングが来てるってこと。この店を試す。

こういうチャンスを見逃してはいけない。
例えこの店がそこまで好みでなかったとしても、そのプロセスを踏むことが大事。バタフラフライエフェクトってあるからね( ・`ω・´)b

ということで、行ってみました。
ほんの少しだけ中心地からは離れてるんですが、さほど遠いわけじゃないんですよね。多分あまり頻繁には通らないだけで。

実際、ローカルの方に勧められる前から、私は地図上でマークしてたし、何度か店の前を通っていたので、言われたら「ああ、あのお店!」とすぐにわかった。

ビルの地下への駐輪場に隣接して、ちょっと上がったところにある、ホテルのテントランスみたいなスペースを活用したお店。

このパターン、ちょいちょいみますね。

で、朝一番は忙しかろう、と、9時くらいに行ったんですが、ほぼ満席(´⊙ω⊙`)

しかもその後もひっきりなし。人気店なんだなあ。

メニュー

メニューは言ったら出てきましたが、みてるとその他のお客さんは、座ると同時にオーダーしてる感じ。多分常連さんなんだろうなあ。

値段を書いてませんが、そんなに高くなかったです。
いくらだったかな。。。今回食べたThap Cam(全部乗せみたいなの)で、75kでした。

ということは、部位を限ったメニューだともうちょっと安い可能性。
とすると、市内の人気店に100k越えの物があることを考えると、かなりおやすめと言えるかも。

dもっと小さなローカル店だと、もっと安かったりもしますけどね😅

Pho Bo Thap Cam

というわけで、待ち。
大して待たなかったけど、何せお客さんが多かったから数分は😁

その間に卓上チェック。
ホーチミンではこうして出てきた料理に卓上の調味料を足してあれこれカスタマイズするのが普通。

「うちの味にケチつけるってぇのか?!」

みたいな頑固親父がいることは稀で、もうそれはそれはみんな自由にw
そして常連さんともなると、もう味見もせずに、着丼と共に調味料を「ブシャー!」と入れたりしているw

ちなみに私は、順を追って色々足していくのが好きかな。
どのお店もベースの味が違うし、順番や組み合わせでも味が変わるから、楽しい実験場😁

そして、麺より先に持ってこられるのがこちらの葉っぱ。アジアンバジルなどと呼ばれてたかと思いますが。これぶっちゃけ、パクチーなんかよりよほど香りは強いと思う。

だから当初はちょっと違和感あったのですが、今ではこれがないと寂しいくらいに(笑)
しかし、森かな?ってくらい、あるなw

そして、着丼。
おお、見よこの凪いだ表面。、凛とした様相。まるで油が蓋をしているかのように見える表面は油ではなく、スープの張力によるもの。

スープはサラサラしているのですが、これ、牛の骨を炊き上げてるので、骨髄とかもしっかり溶け込み、まろっとした口当たりになっている。

それが見目で語るのですよね。ただの湯を沸かした液体と、ここのスープの液体は、一見どちらもサラサラだけど、湛えてる物が違うので、見目に現れる。

口に入れてみないとわからないというのは絶対ですが、みただけで語る物が多いというのはこういう違い。

そして含むと、ここのはそんなに甘くないけど、いろんな要素がまだ手を繋いでない感じ。十分美味しいのですが、これまだ完成のための余地がある感じ。これが南部風によくあるタイプ。

もやしはサッと湯通ししてくれた物でした。

ザザザザザー。
ベジファーストは、いうほどダイエットに有効ではないという結論になったようですが、血糖値の上がり方を穏やかにする事実は歴然とそこにあるので、まずはベジをいただきましょう♪

麺は細め。
下手したら、フーティうの一種にもあるような麺。
ほんと、定義が難しい😅

Thap Camだけに、いろんなお肉が入ってるのですが、嬉しかったのはスジニク!英語なのに、Tendon、という音のアキレス腱の部分。

最初、(天丼???)って脳内変換して混乱したよねw

玉ねぎの程よい火入れのものが入ってるのも特典高し。
シャキシャキしてるけど、甘みは十分感じられる程度の火入れ。

これはもも肉かなあ。
なんか食べても食べてもお肉がなくならないんですけど😅

そこで、先ほどの森のようなハーブをむしりむしり、順次追加していきます。

スープに浸していてもいいんのですが、枝から積んで、葉っぱをさっと千切ったばかりのタイミングの爽やかさが、好きなんですよね。

そして中盤になってきたので、調味料の登場。
まずは胡椒。本当は北のスープの方が胡椒は合うと思うのですが、南部のにだって合わないわけじゃないのでね。

はいっ、この赤いのはチリソース、黒いのは、Tuong Denという甘味噌のようなもの。

これ、南部にしかないらしいんですよ。
いえ、物理的には北部でも買える。でも、フォー屋さんには出てこないらしいのです。

これ私も、数年前にハノイに行って、ハノイの方と色々お話しする中で教えてもらったこと。ちょっとびっくり😅

その Tuong Den、ここのお店のはかなり黒い!
甘みが少なく、香ばしさが深い!!え、美味しい!これ売ってくんないかな?

このお味噌やチリソースを、スープの中に入れて溶かして食べる方もおられるようです。

具材をちょんちょんとつけて食べるためのもの、と思い込んでた自分は、何度かローカルの友人に、スープに溶かしてしまうのは、お店に対して失礼にならないのか?と聞いたことがるのですが…

「なんで?(・∀・)」

みたいな感じでキョトンとされたので、きっと大丈夫なんだと思うw

 

うんうん、お値段の割には大満足の内容でした!
市内でとびっきり好きなフォーか?と言われたら、自分の好みとして他にも好きなところはあるけど、なんだかんだで、このくらいの好き加減の方が、リピート率が上がりそうな予感w

皆さんが推す理由もわかった気がする。
ベトナムの大先輩型がよく言われる言葉。

フォーは肉料理

というのも体感できるし、とても充実したスープだし、なのにカスタマイズ次第で表情を変える余地がある。

寛容だ。
味に対して「寛容」という言葉を使っていいものかはわからないけど、人気の秘密が少しわかった気がします。

ちょっと回数重ねてまた感想書いてみますね(^・^)

 


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Pho Hien Since 1985
68/9A Tran Quan Khai, Q1
Time: 06:30 – 00:30
Spent: 78,000vnd / person(お茶代3,000vnd)

 

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