数年前にリニューアルして素敵になったこちらのホテルに久しぶりに朝食食べに行ってきたら、ちょっと様相変わってたかも!
いきなりオマケ◆2年前クラブルームレポ
実はコロナが明けてからのステイケーションで、こちらのホテルのクラブルームを楽しみました。その時のレポはこちら。
ちぇりまっぷでのみのリリースで、ちょっと前のレポだったので、単体記事としてあらためて出すことはしませんが、まあざっくり言うと、とてもよかったのです。
クラブフロアもサービスも、市内でも屈指で私は今も勧めてます。
そして一般会場のお朝食にも行きました。
元々こちらは私がまだ帯同を決める前に、初めてベトナムに来た時に泊まったホテルで、初めてベトナムのホテルでモーニングビュッフェを経験した場所でも思い入れのあるところなのですが…
ちょうどシェフが変わったばかりというタイミングで素晴らしかったので、強く印象に残っており、人にもよく勧めてました。
が、かれこれ2年。
ちょうどお友達が泊まってくれたのでで、朝食会場に久しぶりの潜入。ちょっと様子が変わってたのでお伝えしておきますね。
大好きなエントランス
私はこのホテルのエントランスが大すきで。
高い天井、ガラスの壁に透けて見える緑。
建築上の難しいことは存じませぬが、結構コストがかかることなのではないかとも思われ(いつもピカピカ)すごいなあ、と素直に思う。
季節のディスプレイが控えめに広いロビーにスッと置かれてるのもいい。
この時期は月餅。
そしてフラワーディスプレイだけの時も、センスがいい。
そしてこのガラスの壁は、雨の時ですら美しい。いつ行っても清々しかったり気持ちの良い空間だ。
その名の通りの Park View
朝食会場のレストラン名は、Parkview。
その名の通り、9月24日公園に面しており、一面が緑の様相。
そしてそこにゴージャスな空間。
この天井の高さよ。日本では地方住みだった私はホーチミンで初めて泊まったホテルがここで、度肝を抜かれた。
市内にはもっと煌びやかなホテルがあり、それを経験し、今となってはどちらかというとシックなイメージが強いこちらのホテルですが、その時の自分には別世界。
今でも、市内で一番最初に5つ星を獲得したホテルであるとの聞こえに敬意を感じるし、とても好きなデザインだ。
かなりの床面積を持っているのに見通しがよく、スタッフさんがよく気がつく動きをしているのも印象的。それは以前と変わらない。
エントランス同様、とても気持ちの良い朝を迎えられる。
少し印象が変わった朝食の様相
最後に行った数年前の朝食は、確かマレーシアから来られたシェフが取り仕切られておられたと聞いた気がする。
その時の印象は、他国からのシェフだというのにローカルの料理のレシピへの敬意が素晴らしく、例えば当初の私のように初めてベトナムに来た人が口にして「この料理はこんな味なんだ」と認識してもらっても差し支えのない、中庸さと丁寧さを持っていた。
もちろんご自身の土地のものもハラルなので有用で、その頃のニーズにナチュラルに対応されたものだったと記憶する。
そんなわけで、いろんな人におすすめしてたのですが。。。
やたらにペストリーが増えていた。
これ自体に手がかかるので手抜きになったという印象はないが、ペストリーが妙に目につく場合は他が手薄になるのではないかと予想される経験則。
果たしてサラダは、どれも手入れが行き届いているものの、素材重視の陳列で、さほど感動するほどではない(市内ホテルでは野菜に感動できるビュフェが多々あるので)。
もちろんこれで十分とも言えるですが、かなり削ってる感。
コールドカッツも及第点くらい。
ですが、カシューチーズを置いてくれてるのはよかったな。
おそらく、だけど、Kashew Cheese さんのものではなかろうかと推察。
あのお店でサンドイッチに使われているチーズを食べることはあっても、自分はなかなかこれ自体をしっかり味わう機会が少なかったので嬉しい(*´꒳`*)
美味しかったし。
そう、ある程度の仕入れが見極められるようになると、ホテルビュッフェは有料試食の様相も兼ねるので、自分には情報の宝庫なのですw
ホットディッシュん部分も十分な品数はあったのですが、ちょっと少なめかなー。あっても全部食べ切れるわけじゃないので別に良いのですが、以前に比べるとかなり絞り込んでる様子。
ホテル関係者の方の話によると、オフピークなので少し削減している可能性はある、と。
そう、日本人的には8月ってバケーションシーズンのように思えますが、普段在住や出張利用している欧州勢がサマーバケーションで逆に本国に帰ってしまい、むしろホテル関係はひっそりすることもあるのだとか。なるほど。
ホットディッシュの大半が「最低限あるもの」、ベーコンやソーセージ、トマトビーンズやフライドとトマトなどで、以前見られた精細さがちょと削がれてた感じ。
経緯に溢れていたローカルフードも、今回はさほど多くなく、とりあえずフォーを試してみてみたものの。。。
ごくごく普通。
美味しいのだけど、シェフは以前と同じだろうか?という思いが先に来てしまった。同じなのなら、単に関係者が言われてたように、シーズン対応してのことなのかもしれない。
ペストリーが充実していた割に、美味しくないわけじゃないけど微妙な生地のピザがあったり、
コムハニーを設置するプレゼンも精細さを欠いていたり(ちょっともったいなかった)
このディスプレイは可愛かったけど、
中東系の数品はどれもとても雑な印象。
まあメインじゃないし、必要に迫られてのことかもしれんが、あれなら出さない方がと思わないでもなかった。
特に↓の皿の右の。。。トマトソースみたいなの。
色合い的にシャクシュカのソースっぽかったが、提供形態が明らかに少量で、何かのソースだろう、ということは察せられたので、ほんの少量を取っただけだったけど、
塩つぼをひっくり返したような塩味の強さで、スプーンの先に少しついたものを舐めるだけでも思わず口を注ぐほどだった。
多分あれは事故だと思う。
たまたま誰もチェックする機会がなかったのか、あれが間違いではないとされる味だとしたら、料理全体への疑問も生じる。
ただまあそんな事故は一部のことで、全体に見ればぼちぼち、といった感じ。しかし以前の精細さは無くなっていてちょっと残念。
「ここに朝食だけたまに来たいね!」
とお目目をキラキラさせて以前は言ってた旦那さんも、穏やかトーン(彼は決して私のように不平を言ったりはしないので、そのなだらか名トーンの変化が語るものは大きい)
料金を見て多少納得
しかし、お会計時に。。。
ベースが二人で960k。
一人、480k計算だ。
5つ星の朝食にしては、随分と、安い。
これはもしかしたらやはりオフピーク価格ということで、一時期安くなっているだけなのかもしれない。
そしてその金額だったら、品数の絞り込みに関しては納得。
総評
質に関しては落として良い物音は思わないし、ホテル側もわざわざそうはしないだろうから、そのままの印象で受けるとして。。。
それでもお値段がわかれば、大きな不平を言うものではないなと言う印象。
ただしホテル部分では、2年前の良かったクラブフロアの印象で友人に強く勧めてしまったのだけど、クラブフロアではない一般フロアのお部屋は多少使いづらさもあった様子。
やっぱり自分が体験したもの以外の部分のおすすめはしづらいなと思ったし、食事の質も永遠ではないと思い知った次第。
ただしスタッフさん方のサービスは良いし、公園前の清々しい環境は他では代え難いものでもある。またもしもこの金額が一時的なものだとしたら、ある意味ラッキーな体験だった。
もしかしたらピークが戻ると金額にも変化があるかもしれないので、事前にご確認の程を。その際にはお料理のグレードにも変化があるかもなので、期待( ・`ω・´)b
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Parkview in New World Saigon Hotel
76 Le Lai Q1
Time: 06:00 – 10:30 (朝食・時期により多少の変更あり)
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