韓国料理なのに、「うどん屋さん」?!
どういうこと???と疑問だったので、百聞は一食にしかず。早速行ってみたらこれがめっちゃいい!!
7区の韓国うどん屋さん!
韓国の方においしいうどん屋さんがあるから、行ってみて!と教えてもらったのですが、7区に新しいうどん屋さん?そんな話を聞いてないなぁと思ったら、なんと韓国のうどん屋さん。
そうか、そうか、そういえば、韓国料理にもカルグクス、と言う。まさに、うどんそのもののような麺料理があった気がする。
韓国料理と言ったら辛いイメージがあるけれど、このおうどんも辛いのかなあ?しかし海鮮うどんと言ってたなぁ。いや、海鮮だからといって辛くないとも限らないなぁなどなど、妄想モクモク。

まぁ考えていても仕方がない。百聞は一色にしかず、とにかく食べに行ってみようと言うことで、7区まで友達に付き合ってもらって行ってきました。
店内あまり大きくはなかったけれども、私が行ったときには7割がた席が埋まっていたので、写真を撮るのを控えていたら、そのままその後も撮り忘れて帰ってしまった(・∀・;
シンプルで清潔感のある店内でしたが、ランプシェードがカッコよかったなあ。センスはいいけど、トッピな感じの事は無い、カジュアルで使いやすい印象でした。
メニュー
トップの2つは、この店のシグナチャーのカルグクス。
3人分 450k
安いわね。
そして、意外にも、サイドメニューも結構いろいろあったりする。

東北式 手作り蒸し餃子 :120,000 vnd
もち米肉団子(韓国風) :120,000 vnd
黒胡椒フライドチキン :185,000 vnd
ヤンニョムケジャン(蟹の甘辛タレ漬け) :280,000 vnd
スユックボッサム(茹で豚の野菜包み) :280,000 vnd
キノコ追加 :60,000 vnd
野菜追加 :60,000 vnd
お粥追加 :60,000 vnd
牛肉追加 :120,000 vnd
エビ追加 :120,000 vnd
イカ追加 :120,000 vnd
貝(アサリ/ハマグリ)追加 :120,000 vnd
ドリンクはソフトドリンク、ビール、そしてソジュ(韓国焼酎)とシンプルですが、それとは別に無料のお水が卓上にディスペンサーでドンと用意されています。
韓国料理のこの水のサービス、すごい助かるよね♪
うどん鍋!
というわけで、これが名物のうどんのセット。

完全に鍋の様相。
ただ具材が豪華だ。
野菜たちに隠れているが、ハマグリにエビ、イカもある。

それより何より、主役のうどんが!!
めっちゃ美味しそう!!

店内に小麦粉の袋が積み重なっていたのだけど、自家製なのか。
日本のうどんにはない記事肌をしていますが、その表面を滑らかさとか、エッヂの立ち方を見るとおいしいことに間違いはなさそうな予感。
ワクワクしていると、鍋の中の出汁がわき、お店の方がやってきて、なんとまずうどんを入れちゃう?!

そう、韓国のカルグクスとうどんの違いは、うどんは麺は別茹でして出汁っと合わせるけど、カルグクスは出汁の中に生の麺を入れちゃうんですって。
先程の写真を見てもわかる通り、打ち粉はほとんど落とされていたので、生の状態で出汁の中に入れても、私がドロドロになるということは無い。

もちろん若干喉が増していくのだろうけれど、茹でている間に澱粉質で表面張力が高くなるという事はあまり感じなかった。
ある程度になったら、そこにやっとエビやハマグリ、イカなどの海鮮を加えていきます。
多くの場合、これらを最初に入れて出汁をとるものだと思うのですが、こちらのうどん鍋の場合は、そもそもの出汁が非常においしいので、無問題。

魚介類も火が通ったら、最後に春菊や青梗菜を入れて出来上がり。
最初にセットを見たとき充分だなと思ったけど、なるほど。春菊とかはもりもりで追加したくなるな(笑)

ここまで全てお店の方がやってくれるので安心。
何ぐらい自分でできるよと思っても、実際にはこのように入れる順番が違ったりするので、やはりもののわかった方にやってもらうに越した事は無い。
ってか、ウマあああああい!!
この出汁、ウマああああい!!
3回啜り直しましたよ。
あんまりにも美味しくて!

先ほど購入した魚介類の味もありますが、おそらくはそもそもベースの出汁として作っているものがかなり美味しい。
派手な味じゃありません。
塩気も強くない。
ただただ、旨みが深い。
こっ。。。このお出汁は日本のうどんにはないタイプかも。。。
そして麺も、やっぱり予想通り美味しいんだこれが!
最初のうちは、つるん♪とした肌触りに程よい弾力。讃岐うどんのようなコシは無いけど、非常に愛想が良いなめらかさ。

それと、地味深いお出汁があいまって、「え、うまっ。うまあっ。うまっ」って、めちゃくちゃ役立たずな食レポやってた(・∀・;
そして熱々なので、一気に大量にまず振り込めないわけですが、ゆっくり食べて、このうどんは正解。
2回目、3回目とで、下の小さなお椀に小分けにしながら移していただいていると、その都度味がだんだん濃くなる。
私が少しずつ少しずつ煮詰まっていくというのがあるのですが、そんなに急激に話じゃないので、味が濃く感じる理由はおそらく時間とともに、出汁がうどんに深く染み込んでいくからかと思われる。

同じものを食べているはずなのに、時間の経過とともにより深い味わいを楽しめるようになっていく。
飽きない、とかではなく、楽しみがどんどんん深くなる。ので、テンションどんどん爆あがり。
うまっ、うまうまっ、うまああっ!
自分がこんなに役立たずな色でとしかできないのかと、情けなくなるくらいには、ひたすらウマウマ言い続けてたw

ちなみに、最初からテーブルの上に提供されるキムチは、少し甘みがある濃厚な干し大根のキムチと、すっきりとした辛さの白菜のキムチ。
そのまま食べてもおいしかったのですが、このキムチを…

うどんと合わせても、嬉しい。
そしてこの白菜のキムチは、単体でいただくとさっぱりしていると言うよりも、少し私には物足りない感じがしたのですが、それで正解。
魚介類の深い旨味が染みたお出汁と一緒にいただくと、キムチもうどんも双方が別物になる位の変化を見せて非常に楽しい。非常においしい。

うわあああ。
こういううどんの食べ方、日本料理には少ないかも。地方のだご汁とか、近しいものはある気がするが、ストラクチャや見た目こそうどんなのだけど、うどんの質も、調理法も、お出汁の深さも別格だ。
ううううっ、このお店、もっと近くに欲しいっw
甘酸辛じゃがいも千切りあえ
で、こちらはジャガイモの和え物。
中華料理でもありますよね。千切りにしたじゃがいもを甘酢あんで和えたもの。私も家で時々作ります。
見目に鮮やかな色合いは、あんまり見ないかも。韓国料理にはよくあるものなのかもしれませんが。。

で、食べてみるとこれ、じゃがいもだけじゃない?
なんだ?と思ったら、春雨も入ってる!
なるほどー!この食感のコンビネーション、面白い!
そして、こちらの料理には、かすかな酸味もありまして…

口がさっぱりした後に、うどんのダシをいただくと、なんだか新たにおいしさを楽しめるような気がする。
もしくは、より深く出汁を楽しめるような気がする。
酸味で口の中の環境が変わり、うまみを感じやすくなるかもしれない。
また逆に、お出汁で口の中が温まり旨味が深く染みた後に、ひんやりさっぱりしたこの和え物は、都度心地よさを変えるような気もする。相性良いな。
もち米肉団子・韓国風
驚いたのは、こちらの逸品。
ネットの写真を見て、美味しそうだなと思い頼んだのですが、個数は4個くらいのものかと思ってたんです。価格も120kだし。
そしたらこんな量、来たw

小ぶりではあるし、たくさん会ってくれる事は歓迎するべきことかもしれませんが、なんせたっぷりのうどん一人前をそれぞれが食べている。その上でのサイドディッシュ。
じゃがいもの和え物に関しては、箸休め的な意味合いもあり、ある意味、ノーカン、もしくはうどんをさらに美味しく食べるための添え物な見方もできるのですが、これは添え物では通らない。
肉ともち米。
立派なボリューム料理でしょう。
しまったしまった、頼みすぎたね、でも余ったら持って帰ればいいよねなどと言いながら食べ始めたのですが…

ほろほろ
さらさら
ほっ、ほどける…口のの中でほどけるううう!!!
え、これもち米肉団子の食感じゃなくね?韓国風のもち米肉団子ってこんなのなの?これまで食べてきた中華の点心のもち米肉団子とは全然違う!そして、美味しい!

もち米はそんなに粘土の高くないもの。中心部分の肉団子は、しっかりとお肉の風味はあるのですがふんわりとした柔らかさ。
え、こんなこと、ある?
という質感で、戸惑うことしばし。
味的には、もち米の風味、肉の旨みなどがその食感と同じく、ふわっと感じられる軽やかさで、何もつけないと少し物足りなさを感じる方もいるかもしれない。
しかしこの日はうどんのお出汁が潤沢にあった。
日本食のマナー的には完全にアウトですが、肉団子をスプーンに乗せ、それをうどんのダシにくぐらせてからいただくと、めっちゃおいしかった( *ˊ꒳ˋ* )
雑炊ターイム!
ところで、こちらのお店の嬉しいところは、うどんを食べた後に、残りの出汁で雑炊を作ってくれること!

おおお!!!
ベトナムで雑炊セット日本食屋さん以外ではなかなか見ないかも!
何か残りのスープにご飯を入れて炊き上げる、みたいな料理は、貧乏くさい的な価値観があるとか、聞いたことが。
そういえば、ベトナムは麺も鍋に入れずに手元の小椀に入れて出汁を注ぐことが多いものなあ(時折、硬い間目が供されたときには、もちろん鍋に入れて煮る)。でもお米に関しては、確かにあんまり見ないなあ。

ですが、ここではこのように。
ご飯とおだしの黄金比があるようで、余ったスープにそのままご飯を入れるのではなく、スープを別の器に出して量を調整してからご飯を入れていました。
もともとうどんが食べられるようになるまで、鍋のお世話をしてくれていた方も、アクをこまめに取るなどしてとても丁寧だったなぁ。

ご飯が炊けたら卵を出してネギを入れる。
ここまでは日本の雑炊と同じですよね。
テンション上がったのは、この後です。

たっぷりの韓国ネギを入れます。まずこの時点で香りが素晴らしい。特に最近日本に帰った時でも香り高いおいしいのにであることが少なかったので、韓国ノリの良い香りに心浮き立つ。

さらにそこに、ごま油が加わるんですよ!
うわああああ!ノリに加えてさらにいい香り!!この手があったかああああ!
そして食べてみると、うまい。。。。
米の存在が出汁の旨みをさらに深いものにしてる。
日本人は、なぜ雑炊をこのように作らなかったのか、と省みたくなるほど、美味しい。

ちなみにこの雑炊、一気に熱いうちに食べるのはちょっと待って。
もちろん熱々の時もおいしいのだけど、冷めてからがさらにおいしい!
なんでちょっとゆっくりめに食べて、温度の変化とともに味も変化していくのを楽しむのが吉。いやああああ、めっちゃ美味しかった!!
ここ、大好きになる日本人の方、多いと思う。
おすすめ!!
何がいいって
美味しいんだけど、個性的すぎたりとっぴすぎたりしない。
麺の様子も違うし、出汁の方向性も違う。ですが、ストラクチャーはうどんとと同じで、ホッとできる部分がある。
でもじゃあこれを和食屋さんで食べられるかというと、それは不可能だし、もちろん家で一から作れるかというと、作れるかもしれませんが、手間暇が非常にかかる話。
つまりこれはお外で食べる甲斐がある料理でありながら、日本人が受け入れやすく、何なら安心感すら与えてもらえるお料理。
お友達との食事先に選びたくなるところでありつつも、どこか日常的な感覚もあって、気取らず、リラックスして楽しめるような料理。

なんだ、この絶妙な親近感。
そして、使い勝手の良さ。
さらには、頼むサイドディッシュによっては、韓国料理感ももっと味わえ一石二鳥。
お味がとても優しいので、お子さんも食べやすいんじゃないかな?
上の写真は最後に出てきた、シッケという飲み物らしい。私はよく知らなかったのですが、一緒に行った友達が教えてくれました。

お店情報
MY LAU HAI SAN
179 D, Ton Dat Tien, Khu Do Thi, Phu My Hung, ho Chi Minh
Time:09:30 – 14:30 / 16:30 – 22:30(土日は通し営業)
Spent:300,000vnd / person


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