一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh】あの名店の新業態が始動!これはホーチミンの新名所になる予感! ~Masa French Eatery by Herve

フランス料理

続々出てくる新規店。到底胃袋が追いついていないのですが…
それでもこちらは、そんな中で独自の魅力を放つ稀有な店、というのが分かります。これは新名所、なるか…?

Herveのシェフの新業態

Herve、といえば、ホーチミンの中でも圧倒的且つ独自の存在で、その内容は食事というよりは「体験」。

2度にわたる詳細なレポートは、ちぇりまっぷの有料記事にてご報告した通りですが(※2023年10月9日現在は閲覧期間を過ぎているので見ていただくことはできません)その素晴らしさは、すでに体験されている方も多いかと。

まだオープンされてから数年というのに、あっという間にベトナムのTOP CHEF として認識され、多くの人たちからの敬意を集めていらっしゃいます。

今年から始まった、MichelinでもSelectedリストに上がってましたが、このセクションの不透明さは先日の、ちぇりまっぷ有料記事でも書いた通り。

その際にはあまりにひどいお店が選ばれていて疑問だったのですが、こちらのお店の場合は、何ゆをSeletctedに止まってるのかが疑問。

ま、その辺は、たかだか個人の疑問でしかなく、組織に刃向かえるものではありませんが、自分の中では大きな謎🙄

ともあれ。。。
お料理だけではなく、そのお人柄もあって大きな支持を集めるこちらのシェフが、新しい形態のお店を始められました!

見違えるようなエントランス!

そもそも、Herve、というレストランを作るのに選ばれた場所が素敵ですよね。

乱立に近い状況の Thao Dien エリア付近にあって、孤立、と言って良いような場所にポツンとある店。

最初に行った時は、狐にでも化かされてるんじゃないかと思うような場所。


※この写真は2022年8月のものです

他に明かりがない場所に、ボウっと浮かぶ光があって、(ほ、本当にここかな…?)と思うような。

それがあなた。

遠くからでもわかるほどの「内側からの圧」。
圧倒的に、ゲートの中からの華やかさが、気を放ってます。

うっお、ちょと待って。
どこよここ😳

Herveさんは建物の2階にあって、そこに行くまでに通る1階のスペースは鬱蒼としており、本当に通り道があるくらい、と想定していたのですが…?

左奥にはバーカウンターもある華やかさ。そして右手には…?

パゴダをイメージしたという建物が。
ここが新業態のお店のメインスペース。うおおぉぉぉ。

タパス in パゴダ

少し床を上げたスペースは、どこかベトナムの古の建築様式を思わせつつも、洗練された調度で揃えられ、なんだか少しバリのような雰囲気も漂わせつつ、オリジナリティを主張してます。

ライティングが素晴らしく、テーブルの上だけでなく、全体でのバランス、また視線を移した先の多くが「絵画」となって印象的に映るように仕向けられてる気すらします。

もちろん、その際にその場にある木々の葉が光を受けることも考慮の内。きっと。

趣向を凝らしたお店は他にも多々ありますが、このデザイン、この空気感は、ちょっとホーチミンでは他に思い当たらないのだけど…(全てのお店に行ってるわけじゃないから、もしかしたらあるかもしれない)

もうね、まずこの空間を体験するために訪れたいと思う人は多いだろうし、また行きたい、または人を連れて行きたいと思う人はきっと多いと思われる。

席からの風景

今回用意してもらったお席は特等席。
キッチンスペースに最も近いお席を頂戴しました。光栄。

Herveの時から思っていたけど、流石にこのシェフに支持される方達はみなさん、お仕事ぶりもスマートで、当たり前のことながら一定以上のスキルと経験をお持ちの方が多かろうと思われる。

なので…
とても動きがプロフェッショナルで素敵なのです。私、一人でここにきたら、彼らのお仕事ぶりを眺めながら延々飲めるかも。

そして建物の上にある、Chocolateria の文字。
今はまだ開店したばかりなのでありませんが、近い将来に、こちらのショコラを楽しめる日も近そうです。

Herveで彼のショコラの虜になった方もいらっしゃるはず。なんて楽しみなっ。

メニュー

Herveさんはコース・オンリーですが、こちらはアラカルト。そうあってくれるだけでも行き易さが圧倒的に違うので嬉しいというのに、この価格帯。

拡大してみてみましょう。
ちょっと暗くて申し訳ないのですが…

ちょっと安過ぎない?!と思われたかもですが、フレンチタパス。
当然、Chef Herveのレシピですから、これがそれなりの価格なのです。タパスの欄にあるものは、どれもひと口サイズと思ってください。

であれば、納得。
正直私はそれでも安いと思うけど。でも…

スターターでもこの価格なんだよな。中には気持ち高いものもあるけど、こんなの昨今のホーチミンでは、カフェ飯でもあり得る価格。

メインコースでようやく少しそれらしい金額になりますが、でもね、考えてみてください。こちらミシュランスターお手ずからのお料理ですよ。

それをこんな素敵な空間で、席が空いていればウォークインでも食べられるとか、どういうことよ。

シェフ曰く、フレンチタパスってまだあまりこの地では知られていないから、もっとたくさんの人に気軽に来て知ってもらって楽しんで欲しいから、だとか。

こちらのシェフのお人柄は、多少なりとも存じ上げていたつもりですが…なんてカスタマー・フレンドリーなのか。

彼ぐらいの方なら、もっとスタックアップであっても誰も文句は言わないと思うのに、この懐の深さ。素晴らしい。

お料理!

この日はオープニングということもあって、通常メニューではなく、フィックスコースのみでした。

まずはタパス、3種類。

どれも、ポイっと一口で食べられてしまうサイズですが、まあ楽しい♪

ウェルカムドリンクが用意されてたのですが、どれもワインを飲みたく苦なる味だったので、ハウスワインをオーダーしました。

だってレバーパテとかムースとかを、さまざまな食材と組み合わせて、そりゃあ楽しくしてくれてるんだもの。

もうね、ポップコーンみたいな勢いで食べたわよ。ミシュランスターシェフのひと口タパス。美味しいわねえ。

とはいえ、Herve Diningでいただくほどの複雑さや尖感はなく、もう少し穏やかで、受け入れられやすい味のように感じました。

シェフの意図通り、間口を広げてくれてるお味というか。
と言って、他のどこででも味わえるかというと、そんなことはないのですが。

そしてこちらはカルボナーラ。
イカの。

ここでパスタを出されたら、ごくごく普通の印象に包まれてしまうのですが、イカ。

カラスミも効いていて、ええ、美味しいですわね。ワインぐびぐび。そしてベトナムはイカが美味しい。素晴らしいチョイスかと。

そしてこちらが、カンパチのスモークというかスロークックした上での燻香り。

この日現場に来ていたカメラマンが知り合いだったのですが「あの魚食べてる時が、いっちゃん美味しそうだったね!」と言われてしまいました。

まああああぢ美味しい!

魚の国の人なのに、こんなカンパチ食べたことない。
こんなふうにも調理できちゃうのね、素晴らしい。そしてソースがこれまた絶妙で。

ふくよかなお魚パートにたっぷりとソースを乗せて食べると、ベースのふくよかさがさらに膨らみ、それでいて締めくくりを自らが収める潔い感じ。

なのに、ポッと思い出したような余韻を残す。

ハウスワインは少し軽めでスモーキーに感じるところもあったため、この料理に実によく合っていたたためグビグビ。なんてこった。

そして、こちら。
グリルしていた様子は見てたのだけど、仕込みなのか焼き方なのか、どーやったらこんな食感になるの???というお肉。

ソースはシェフの本領発揮というか、実に華やかで奥深く。一口、口に含むごとに、(むふっ)と満足げな王騎のような声が漏れ出してましたね、全く…。

締めくくりはシグナチャーのこちらのデザート。
ここまで食べてきても、重たく感じない締めの一品。しかし満足度は高く、ここまで赤ワインを引っ張っておいて良かったな、と思えるデザート。

特に手前のカラメル風味のソルベは本当に美味しかったですね。至福。

まさかのお値段

ところでさっきも言いましたように、こちらはオープニングのフィックスメニューということで、グランドメニューにあるものとは多少違いますが、近しいものはあるそうです。

で、お値段ですが、とりあえず初版は…

スペシャルプロモーションとはいえ、699k++で、タパス6つとフリーフローハウスワイン、だと…???

まあタパス6つなんて、お腹がいっぱいになるほどの量ではないだろうから、他にも食べたくなるものが続出するのは必須ですが、それにしたって!!!やすい!!!ワイン付きだし!

いや、別に安さで売りたいわけじゃないけど、安いと驚かざるを得ない。。。

そして土曜日は、女性にカクテル一杯、プレゼントしてくれるそうですよ。レディースナイト。

先にもお話しした通り、こちらとても雰囲気が良いし、これもういくしかないんじゃないですかね。

こんなお楽しみも

ちょっと尾籠な話で恐縮ですが、こちら、お手洗いをお伺いしたところ、先ほどのキッチンスペースの左側に、こんなスペースがありまして、

屋内なんですが、ワインセラーにされているようです。
にしては、豪華な造りだけど。

決してゲストが長く滞在するところではないと思うのですが、焦点、絞り切ってるインテリア。

この花瓶は、継ぎのものなのかなあ。単にこういうデザインなのかわかりませんが、印象的。

で、気になったのが、コーヒーや紅茶などを販売されてらっしゃるんですね。しかも全然高くない。。。

シェフのお眼鏡にかなうもの。
ちょっと試したくなるじゃないですか。

あとね、シェフのお菓子も買えちゃったりする?!まぢか!!
この日は買わなかったけど、次回は絶対買うのです(๑•̀‧̫•́๑)

Chef Hereが、グッと身近に感じられる今度の新しいレストラン形態。まずはまたすぐ行ってみたい。食べていないタパス食べたい。他のメインも楽しんでみたい。

そして自分が楽しみたいというのもあるけど、人、連れて行きたいなあ。ご紹介差し上げたい人、いっぱいいるわ。

もうこの空間にいること自体がワクワクしますよ。何より、シェフがとても生き生きしておられた!

ミシュランスターシェフのお料理を「ちょい飲み」感覚で楽しめるとか、かなりの異常事態な気がしますが、これはホーチミンに住む人のアドバンテージ。

市内でも、他にはない魅力を持つお店を、是非とも楽しんでみて欲しいと思います!

 


⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Masa French Eatery by Herve
204/20 Nguyen Van Huong, Thao Dien(旧2区)
Time: 18:00 – 22:00

※Wi-FiのIDやPassはお店の都合により変更されてることがあります

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へにほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました