Leng Keng 13 ~ ローカル通りに異色カフェ

前から気になってたんです。
インターコンチネンタルホテルや小児病院が
あるNguyen Du 通りから Le Thanh Ton に
抜ける　Chu Manh Trinh 通りには、野菜や
米麺や生地を売る、ちょっとしたストリート
マーケットがあったり、半露店のお店があったり
して、かなりローカルな雰囲気なんです。

ちょっと行ったら Le Thanh Ton 通りなので
完全にどローカルかと言われたら違う気も
するのですが、雰囲気的にはかなり、ね。

そんな中に、まさにローカルなお店とお店の
間にカフェができてまして。

しかもかわいい外観なんですよ。
上の写真の左側の方に明かりが灯ってる
ところ。すごい異質(・∀・;

でももうできてかれこれ、結構経つんじゃ
ないかなぁ。ってことはそれなりにやってけ
てるってことかしら。

この並びにある建物はなぜか高床式的に
なって居て、ちょっと急な階段を上がるん
ですが、なんとポーチもあるの。そこに
お店の人が佇んで居ていい感じ。で、お店に
入るとこんな感じ。うっわ洒落てる。

幅は狭いんだけど奥行きがあって、
いい感じに仕上がってます。壁には
スペシャリティが書かれてあって、
なんとサイフォン使いやCold Brew
もあるらしい。わお。

ああ、なんか作り込まれてるから、どこを
撮ってもいい感じ。さすがインスタ＆FB
社会。今時大事よね。誰が撮ってもそれなり
になる証明とデザイン。撮影者の腕に委ね
ない「素材の提供」。ここのオーナーさん
なりデザイナーさん、かなり戦略的と見た。

自信の証か、価格設定もなかなかのもの。
いえ、１区にあるオシャレカフェとしては
珍しくないし、ハイエンド価格ってわけ
でもないけど、この周辺の雰囲気にして
見たら、ちょっと驚きな価格。出せなくは
ないけど、予想より高かったw

しかし味が良ければ問題ないので、ここは
スペシャリティのCold Brewを（これ、
カタカナで書くと日本人的に別の単語を
思い浮かべられそうなので意図的に英語
表記にして居ます）頼んで見た。

そしたらあなた、こんなスタイルで
出てきましたよっと。

オサレさんねー。
Cold Brewは時間がかかるし香りが抜け
たら意味がないから、出来上がったものを
こうやって保存してるんですかね。
別に用意された氷を入れたグラスに注ぎ、
いただきます。

言えば出てきたのかもしれないけど、
シロップもミルクもなしのストロング
スタイル。豆がちょっと自分のタイプじゃ
なかったけれど、これはこれで。。。

それより何より、かかってるのはBill Evans。
しかも程よい音量で、こう言っちゃうと失礼
かもしれませんが、ベトナムのローカルカフェ
には、ちょっとないような落ち着き感が。

もちろんのこと、Wi-Fiもサクサクで居心地
が良い♪頼んだコーヒーは75kだったか80k
だったかでそこそこのお値段だったけど、
それ、あくまでベトナム基準で、で、自分
的に良い場所を提供してもらえたら安い
くらいだし、あの界隈って微妙にカフェに
困るエリアだから、手駒が増えてくれるのは
助かる。

この日にいてくれた男性スタッフさんは
英語ぺらぺらで、ちょっとした世間話なんか
もできて楽しかったし、15~17時くらいの
時間帯だったけど、何組かお客さんが出たり
入ったりしてたんで、それなりに評価を
得てるお店なのかなーって想像したり。

こういうお店が一つでき、そして二つでき、
ってしながら、その地域がどんどん綺麗に
なったりするのかなぁ。近くのヘムはコア
なお店で盛り上がってたりもするけど、通り
に出てないから知る人ぞ知るって感じだし、
この通り沿い、これから変わってくのかなー。

今はちょっと界隈では異色な感じのお店ですが、
今後周りをどんな風に変えてってくれるのか
ちょっと楽しみだったりします(^・^)

Leng Keng 13
13 Chu Manh Tirnh Q1
Time: 07:00 – 23:00
Spent: 80,000 VND / person

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