ホーチミンは、意外なところに意外な素敵さのお店が隠れている宝物探しのようなお店。こちらもまさかのロケーションにあるまさかのビストロ。そしてまさかのお味で面白かったー!(笑)
2区の奥の奥の方
なんとなくマークしていて、たまたま近くに行ったので寄って見ることに。意外と奥の方にあって、私はあまりいく機会がこれまでなくて。
道沿いに店名が出て来たけど、正直最初の印象としては…(あー…どうかなー)という感じ。
さらに派手なウォールアートが続きますが(うん、どーかなー)という感じ。←完全に乗り気じゃないw
市内のカフェに時折見られる、サイゴンな風景を切り取ったこのバイクと「外れかけの」窓枠の様子の絵はとても好きだったけど…
さて。
どんなもんかなーと。
特にマークしてなかったら通り過ぎるタイプのお店。しかしここまで足を運んで入らないというのも勿体無い、と思うくらいには奥地にあったので、入って見ることに。
でもこの辺では地元の方とかに親しまれてるのかなぁ。もしくは欧米系狙いか。作りとしては大掛かりだし、構えもぼちぼちそれっぽい。
よく見たら、お子様向けのスペースとかもあるのね。へー。
2区はファミリー向けのスペースを構えてくれるお店が多いからいいですなあ♪
ファミレス?
店内に入って見ると、ひろーい!
そして席の配置が、日本人の感覚でいうと、とてもファミレスっぽい(・∀・)
スペースによってはラウンジちっくなものもあるのですが、それとさっきのファミレス的空間が視界に同時に入ってくるので、どっちつかずな感じは否めず。
まあトータルコーディネートを意識しているというよりは、この広大なスペースを自由に使ってやりたいことやったらこんな風になりました、という感じだろうか。
決して洗練しているとかではない。が、居心地が悪いとかそういうことでもない。
むしろ、あまりビシッと決まってない分、客もゆるっと楽しめるかもしれない。そしてスペーシングが広いしベンチシート的スペースも多いので、小さなお子様がいてもあまり気を使わなくて良さそうな感じがまた良い。まさにファミレス。
メニューが豊富すぎてびっくり
ドリンクメニュー
ビストロやラウンジを名乗ってることもあって、カフェとしては気持ちお高め部類の金額。でも美味しければ全く気にならない最近のホーチミンアベレージ。
お茶メニューやアイスブレンド(スムージー的な)ドリンクが普通のコーヒーなどと同じ価格帯というのは、逆に安い気もするなw
ミルクシェイクが1ジャンルとしてバリエーションを揃えてるとこは珍しいかも!
そしてもちろん、ソフトドリンクなどもある。が、ここはソフトドリンクにしてはなかなかな金額。
お店ってのはいろんな原価率の商品を揃えてトータルで利益を出すんだよってのがよくわかる構成ですな(笑)
ケーキもあり、ビールもある。
ラウンジを名乗るだけあって、実は結構お酒類も充実。
どうやらカクテル類がお得意な様子。
というか、ローカルの方に、まだハードリカーをそのまま煽るイメージがないので、カクテルの方が受けがいいのかも?という気もする。
でももちろんカクテルがあるので、それを作るためのハードリカー単体もある。
そして見てると結構な品数だ。
ウイスキーからアルマニャック、シングルモルトにウォッカまで。ちょととしたおしゃれなバー並み。だけどファミレスちっくなスペースでいただけてしまうのねw
フードメニュー
定番のベトナム日常飯から…
洋食系。まあビスロって銘打ってましたもんね。
それにしてもかなりの種類。
そんなに難しいメニューでないとはいえすごいな。上がレジデンスなりホテルっぽい造りになってたから、そこの朝食会場も兼ねてるのかなあ。
それにしたって、メキシカンなんかも入って来てるのはちょっと驚いた。最初ピザ?って思ったけどこれ、ケサディヤだ。
しかしよく考えたら、あれだけお酒が充実してるんだから、そりゃつまみ系も揃えますわな。サイドディッシュの名目で、つまみになりそうなものがあれこれ。
サンドイッチもパニーニからのボリューム系だ。
バーガーは明らかにアピールを失敗してる気がするけど、こちらも充実。
そして炭水化物セクションに戻ると、再びローカルフードに。
そして、パスタ。
やっぱりメニュー写真はあまりお得意ではなさそうだw
そしてピザは炭水化物セクションにあった。
ピザ激戦区のこのエリアにあって、どういう勝負の仕方をしているか気になるところではありますが、今回は胃袋が回らなさそうだったのでお預け。
実はまだまだ他にもあったのですが、ビストロを名乗ってるにしてもすごい品揃え。問題はい惜しいかどうか、なんだけども(^^)ゞ
ミルクシェイク!
ミルクシェイクを銘打ったメニューを置いてるお店はそんなに多くない印象。ただ実質、ミルクと果物を使ったスムージーを置いてるところは少なくなく、この飲み物お自体が珍しいものか、と言われたらそんなことはないのですが…
ミルクシェイク、と言われると、途端に心沸き立つのはなんででしょうねw
さらにいうと、ホーチミンで遭遇できるミルクシェイクは、ドロッと重たいタイプではなく、さらっとライトなタイプが多い気がしています。
もともとライトなミルクに氷が加わり拡散されているのでさらっとタイプ。でもそこに果物やら、今回はチョコレートシロップというコンビネーション。
かなり長がーいグラスで最初は(おおっ)とおののきましたが、結局ペロリといただきました(・∀・)
Quesadilla ケサディヤ!
で、フードはメニューの中でもちょっと異色のケサディヤを。
メキシカンの専門店でも色々個性ががるというのに、この微妙なファミレス的なお店の、いろんなジャンルが取り揃えられてる中の一品、という危険極まりない状況でよく頼んだな自分。
しかし見ての通り、非常に佇まいが良い。
生地は生粋のトルティーヤ生地って感じではないけど、パキパキクリスピータイプに見える。
そして中にはチーズトロトロ、今回はビーフバージョンを頼んだのですが、その他のトマトや香草とのバランスも良く、印象として「具沢山」な感じすらするくらいなので、非常に食べ易く、美味しい。
シェルは見た通りのクリスピーさでしたっが、なんだろう、やっぱり食べてもトルティーヤって感じでもないし、かといって小麦粉だけのそれでもなく、ちょっと軽め。
強情さもなく、さりとて「とにかく軽けりゃいいんでしょ?」と言う安易さもない。
や、実はこのと期待してお腹が空いてたわけじゃないのだが、どうしても興味そそられて頼まずにはいられなかったわけです。だから持ち帰り前提で頼んだのですが…
よくわからないけど程よい軽さの記事に、トロトロ充実した具材。そのコンビネーションに釣られて、はっヽ(・∀・)ノっと気がつくと、あらあらもう半分もなくなってる?🤔
なんというか、味覚への刺激で「美味しい!」と思うものもあれば、気がつくと空腹でもないのにペロリペロリと食べてしまって、
「あれ?こんなに食べてしまうということは、これ、もしかして美味しい?」
という方向でその美味しさを認識することも。
こちらのケサディヤは、後者。
流石に半分は持ち帰ったのですが、フライパンで生地部分を焼き戻したら、これがまた美味しくて!そして残り物だったにも関わらず、旦那さんも「おいしい(*´꒳`*)」と食べてくれてて…
夫婦といえど、味の好みは違うことも多々あるわけですが、質の良し悪しに関しては、私は旦那さんの「良い判定」に絶大なる信頼を置いているのでご満悦。(残り物を食わせて判定手段に使うんじゃない)
狙わずして利
へーへーへーっ。正直食事にはあまり期待してなかった上に、そもそも食べる気もなかったコンディションでなお、こんな美味しさに出会えるとは♪
これはもしかしたら他の料理もいけるかもしれない。一事が万事、ではないこともあるので断言はできないけど、ちょっとローカルご飯も食べて見たい気がする。
ちなみにこちら、ハッピーアワーは15時から!しかも終わりも19時と、ちょっと遅め。
なので、夕ご飯前に時間が取れる奥様から、17時までお仕事がある方まで、どちらも使ってもらえるハッピーアワー。
上記だけじゃなく、裏面にはワインがグラスで100k、Chevarier Brutって銘柄のスパークリングワインなら、なんとボトルで450k…????
上のメニューの下にある、シャンペンモヒート(155k)ってのも気になるな。
ビールは、2杯買ったら1杯おまけ。
お顔が真っ赤になってもいい、その後人に会わなくて良い日に行かねば(*´艸`*)
朝食もあるようですね。お酒頼む人が増えるであろう夕刻からが本番かと思いきや、カフェとしての機能は朝から発揮されるのね。
早朝から夜までの通し営業。ホーチミン飲食店では珍しくないことですが、冷静に考えるとすごいよな。
決して洗練されているとか、是非とも足を運んでほしい!というタイプではありませんが、ここ、知っておくと便利かもです。今度はちょっとお酒ももらってみようかなー(^・^)
⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
La Rosa Bistro
76D So 66, Thao Dien, Thu Duc (旧2区)
Time: 07:30 – 21:00
Spent:260,000vnd/person
にほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!
コメント