気になってた、24時間営業を謳う韓国路料理屋さんに潜入!うまいのか?本当に24時間空いてるのか?!
レタントンに増殖中の韓国料理店
Le Thanh Ton通りというと日本人街、日本食が集まるエリアとも言われますが、最近は韓国料理店が増殖中。
というか、10数年前も韓国料理屋さんが優勢だったと聞いてます。私がきた頃にはすでに日本食屋さんが多くあった記憶がありますが、そういえば韓国料理屋さんもたくさんあった。
それがいつしかなくなり、日本食が優勢となり…って感じでしたが、今は夜のお店も増え、そして再び韓国料理のお店が。
それにしたって…
気になってたのがこのヘムの中。
IL CORDAさんに向かって右側、Pharmaityという薬局がある路地の表にこんな看板。
韓国語が書いてあるので、韓国料理屋さんだろうなというのはすぐにわかるのでが…
24 hours??
え、24時間営業ってこと?
カフェではみたことあるけど。。。あ、でも、こないだローカル料理の24時間営業のお店、あったな。
でも韓国料理で???
あるの???需要もどこまであるの???って気になる。
しかしまあ24時間だろうがなんだろうが、美味しいかどうかが問題だ。どうやら冷麺があるようなので、ちょっと食べに行ってみよう。
簡素な店内
店内は清潔感はあるけど簡素そのもの。韓国料理屋さんによくある感じ。特にお安めだったり大衆食堂系にありそうな。
この日はランチタイムにはちょっと早い時間帯だったためか、あまりお客は入ってなかったものの、注文後に次々お客さんが入っていたので、ある程度知られたお店なのかも。
パッと調べたら、市内に数店あるようですね。
メニュー
レジのところに写真入りのメニューもあって、キャッチーな感じ。ファーストフード、とまではいかないけど、かなり気軽な感じです。
まあ24時間だしな。
24時間だからもっと簡素な料理しかないかと思ったら、予想以上に色々あって驚き。料理の種類は、日常的且つ気楽なものばかりだったけど。。。
相当種類があるわね。
麺、ご飯もの、揚げ物、スープ、自分が思いつく程度の韓国料理はそこそこある感じ。
ああ、水餃子みたいなんもあるな。
あとカルビスープも。
韓国料理はご馳走スープがあるのがいいよね。
そして大人数で来る時にはコンボも。
下の右ページのしゃしん上部、170kとか200kだから写真ほどの量はないと思うんだけどもね😅
と思ったけど、単品で見るとトッポギが70k、キンパが80k、なんかの海苔巻き揚げが60k。それらを単純に足すと210k。多少の量とか調整したら、170kって、あまり量を大きく変えなくても実現できるのか?!
ちょっと我が目を疑いましたが、主要価格帯が100k前後って感じですかねー。安い。
特に韓国料理って、ポーションが大きいからってこともあるけど、単価も高いことが多い中で、その価格帯をメインに持ってきてくれてるのは、かなり安い。
まあ美味しければ、の条件付きだけれども。
さあ、とりあえずこの日は冷麺!私の大好物だから、安く手軽な場所で食べられたら嬉しいなと!
キムチ!
冷麺一個にも、キムチとかついてきます。今回はタクワンと2品でしたが、むしろ、90kの麺にもついてくるのかよ!と逆にありがたい。
このキムチ、いわゆるゴリゴリの発酵系ではない気がする。と言って、ベトナム式のほど浅くもなく、日本のキムチほど浅漬けでもない。
自然生成というよりは、そのように仕立ててるのかもしれないけど、少しトロッとした漬け液のテクスチャー。酸味はそんなに強くないけど、旨みは十分。美味しい美味しい。
ご飯とも合いそうな塩気は十分にあるけど、なんだったらサラダ的にワシワシ食べてもアリなくらいの塩の濃さ。
度やらこれ、持ち帰りで売ってくれてるらしい。
え、80k/kg????
めちゃくちゃ買って帰りたい衝動に駆られたけど、諸々のスケジュールを加味してグッと我慢。
おそらく自分の予定が落ち着くまでにこのお店がなくなるということはないだろう。美味しくゆとりを持って食べられるタイミングになってから買う( ・`ω・´)b
冷麺!
ヒャッホウ!!
私の好きな、黒い細麺タイプのやつだ!!
スープにはシャリシャリ氷が浮いてますね。、ストラクチャは完璧じゃないかっ。
多少上に乗ってる野菜類は雑っぽいですが、家庭的って話でもある。なんと言っても90kだ。シノゴノの言うなである。
スープはそんなに特筆するほどの個性があるわけじゃないが、しっかりと冷えてるし、麺は伸びにくいタイプの配合のやつだ。カットしてないから長いけどw、一人で食べる分には噛み切ればいいからOK。
コチュジャン乗っててくれるのも嬉しかったな。
結構しっかり量があって、スープが控えめな味わいだったから、途中で別皿にあった酢を投入。ここで少しさっぱりして…
あの美味しかったキムチの残りと漬け汁も追加。
それらが加わるとグンと美味しくなるポテンシャルを抱えるくらいには美味しいベースのスープ。
冷麺として極上ではないかもですが、十分美味しい。
何せ近場で90k、24時間いつでも来れるとなると、めっちゃ便利なんだが?!
や、いいとこ見つけた。
これは使えるかも!
しかし本当に24時間開いてるかはイマイチ自信がない。
ふむ。
早朝に行ってみた!
朝6時過ぎ!
というわけで、2回目のトライ。
流石に24時間居座るわけにはいかないので、何度かに分けて違う時間帯に行ってみるしかない。
ウロコ雲ー。
だっけ、こういうの。
ほんとは暗いうちに行ってみたかったが、出不精のワタクシ、誰かと約束してない限りは、ついついぐずぐずしてしまって朝6時20分くらいになってしまった。
でもまだこの時間はLe Thanh Ton 通り、ガラガラですな。
恐る恐る路地に入ると、開いてました。
そしてこの時はオーダー表が出てきたぞ。
そうか前回は私が勝手にレジに向かってってとっとと払ってしまったため、勝手に事前支払いにワタクシがしちゃったんだけども、本来はラミ加工のメニューにマーカーで数を書き込んでいく方式らしい。
朝6時半とかに韓国料理食べてる人なんていねーだろと思ってたら意外といる上に、この時は韓国の男性二人が鍋に入ったままのインスタント麺みたいなものを食べられてて、
(うおーーーー!なんか韓流のドラマのシーンでああいうのみたことあるうううう!)
とか一人で感激してしまったw
Grab Foodのドライバーさんたちも入れ替わり立ち替わりでポロポロやってきており、意外と朝から需要あるのね?と驚くなど。
今回のパンチャンは3つで豪華。
そしてやっぱりこのキムチ、軽くて食べやすいわね。
本格キムチとしてはコクや乳酸菌大隊を望む人は多かろうが、気安く、サラダ感覚で食べられるのが好きな場合は、これ、アリだと思われる。
山を越えて落ち着いたらこれ、キロ買いしよう。
卵焼きもうまし。
もう一つの、薄いけどモチモチすり身天ぷらの煮物も、美味しいわねえ。どこかに帆の惣菜的な、でも日本のすり身にはあまりみない感じの食感。
Sup Thit Heo
で、今回は豚骨スープ頼みましてん。
Sup Thit Heo。韓国のとんこつ炊き上げは、スープ自体を楽しむので、日本のとんこつラーメンほど味が強くなく、ザブザブ飲めるやつ多い。
でもまあ150kやったかいな、なんかそのくらいの金額やし、量がこぢんまりか、味も適当に簡単な合わせ調味料などを使った。。。。
と、思いきやー!!
いや、全く使ってないとは言わない。最初のひと口は、正直(ああ、だよな)という安易な感じを受けないでもなかった。
しかしやっぱり塩気は控えめで、提供されてる卓上調味料を加えていくことで好みの味にカスタマイズできるようにしている。
ということはそれなりに、ベースは抑えめの味になるってことだ。
なるほどなるほど!
あ、ご飯が入ってるこのケース、めちゃくちゃ暑いのでお気をつけくださいw
韓国の方はきっと小さい頃から、これを不用意に何度も触って「あっちー!」とやりながら「気をつけねば」というのを覚えていかれるのだろうか。
驚いたことに、麺はすっかり入ってないものだと思っていたのに、そうめんのような小麦の麺が入ってました。でも具材の一つ、といった感じで、特に麺料理です!みたいな主張はない。
麺はちょっぴり。
あとは米で食ってくれ、みたいな。
ラーメンライス前提で「でも米食ったら食い過ぎになるだろ?だから麺、減らしといてやったぜ!」みたいな感じでしょうか。
そしてモチモチスンデー!!
こちらも麺と同じくそんなにたくさん入ってるわけじゃないけど、美味しい!!好きなんですよ、私。
あと豚肉の肉片も結構入ってる。
おいおいおい。この金額でいいのかい?
ってか、とてもじゃないが一人で平らげられる量じゃない。
米も意外に美味しかったので(意外とか失礼だろ)辛子やその他でバクバク食べられる。
よし作戦変更だ。
店では米を食べる際にスープを若干いただくことにして、あとは持ち帰りだ。
麺は伸びるから極力店内で食べてしまおう。あとは時間が経っても大丈夫だ。そして調味料なんだが。。。
習った。
韓国料理に詳しい人に、別のお店で同じく茹で豚+それを茹でた時の茹で汁スープを食べる際に、「このエビの塩辛を入れて塩気を調整するんだよ」っての、習った!
ここでこの調味をしないままだと、スープはきっとぼんやりした味の印象しか残さないだろう。
卓上調味だ。これを自在に操れてこそ、自分にとっての真価がわかる。
他にも発酵させてるのかな?風味の良い唐辛子に黒胡椒、七味などがありました。塩気はほぼ、エビで当たるといって良い。
持ち帰りたく、持ち帰る際にはこれらの調味料がつかないと踏んだので(最初からデリバリーや持ち帰りする場合にはつけてくれる可能性はアリ)ご飯に乗っけてご飯と一緒に口に入れたところにスープを流し込む作戦にしました。
そして持ち帰ったのは、約半分以上😅
場合によってはこれとこめで3回食えるな。。。。
しかも飲み干してもあまり害のなさそうな炊き上げ豚骨スープ。もちろんこの金額だ。極上とは言わないし、おそらく多店舗展開しているところを見ると、セントラルキッチンでコントロールしているのかと思われる。
面白みはないのかもしれん。
しかしポーションデカすぎ単価高すぎ問題に直面することが多いホーチミンの韓国料理においては、この選択肢はかなり嬉しい!
餅カルビ
初回に行った時からこれがとっても気になってたんです。
で、こちらをお持ち帰り。昼や夜のプラス一品にしようと思って。
Google 先生に頼んで訳してもらったら、キムガネ、というのはこのお店の名前。そして餅カルビ、という翻訳に。
なんだなんだ?韓国はトッポギみたいなものもあるから、それを肉で包んで焼いたとか?肉巻きおにぎりみたいなもんか?とか想像したのですが、
めっちゃつくね!!
120kだったか150kだったか、そのくらいだったんだけど、ゴロンゴロンしたお肉がたくさん入ってて、これはお得!
甘辛とろみダレがついてきてたっぷりつけて食べたら白米、バンバン進む。正ちょっとスパイスやら香料やらの癖がある。ごめん、何がどう、とまでは分析できなかったけど、食べ慣れない人には気持ち、違和感を感じるかも。
自分的には、ちょっと変わったつくねだつくねだー♪って感じだったし、旦那さんもバクバク食べてたけど。
Kimbap Kimgane
はーい、キンパです!これも持ち帰り!
機械巻きかな、美しい。
そしてなんとこいつ、50k。具材によって80kまでの幅があるけどそれでも安い。写真のは、店名が入ったシグナチャー。
いやー、いつも思うが、キンパって素晴らしいよね。巻き寿司のように見せかけて米の量は最小限。そこに野菜やらタンパク質やらが所狭しと詰められている。
巻き寿司が別に悪いわけじゃないのだが、酢飯には砂糖や塩がたっぷり入っているもんだから、なかなかヘヴィ。
しかしキンパは日常食としてガスガス食べられ、しかもバランスが良さそうである。指先でつまめるバランス食、みたいな。
お安いし早朝から大活躍
やーっ、とりあえず早朝6時過ぎは空いてましたわ。
自分が最近なかなか夜中に出歩かないので(昔は飲み歩いてたの…?)夜中の検証は難しいかもですが、自分の行動時間帯で考えると、十分な稼働状態。
あと通しのところって、ピーク時を外していけるのがいいよね。ゆっくりできる。そして持ち帰って温め直して食べても美味しいものが多いのも韓国料理の魅力の一つ。
市内に4店舗ほどあるようなので、お近くのところがあれば一度ご利用してみるのはいかが?
特別な日の、というよりは、味的にも価格的にも日常のご飯に韓国料理をルーティンに入れられるかもしれませんよ(^・^)
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Kim Gane
13/1 Le Thanh Ton Q1
Time: 24 Hours
Spent:150,000vnd / person
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