エビやカニ、甲殻類のスープの麺は、洋の東西を問わずに大好きだ!で、ダナンにエビラーメンのお店があると前々から聞いていたので、レッツトライ!
雨のえびよし
いや、表題に意味はないです。
なんか言ってみたかっただけ。
やー、土砂降りの中、ダナンに到着したその足で伺いました。気になってたんです。でも旦那さんが甲殻類アレルギーだから、一緒の時はいけなかったんです。
今回は一日早く私だけ先にダナンに入ったので、これ幸いと行ってみた。
入り口の写真は見たことあったのだけど、シンプルでシュッとした感じ。でも中に入ったら日本日本させてるんちゃうん?と思ったら…
意外にシンプル。
壁にペイントアートこそあれ、カウンターだけのシンプルなお店。あら。もっとゴテゴテしてるのかと思ってた。
もしくは南国なのに、日本のラーメン屋さんを意識しすぎて、逆に違和感を生んでるケースとか。
ともあれ、大雨だし開店直後だしで、客は私一人でのんびりさせてもらいました。
驚愕のメニュー
さてメニュー。
立派なメニューブックがテーブルの上に置いてましたよ。
(つд⊂)ゴシゴシ(;゚д゚)
なんだ、この価格は。
桁がちがう、というわけでもないっぽい。
正気か?!
出汁だけじゃなく、エビが乗っかった特製ラーメンでも110k。
いや、おかしいやろ。
食べる前から、万が一にも何かあっても文句が言えない価格帯😅
コンボも充実。
餃子や副菜がついたチャーシュー丼がセットが105kて、だからおかしいやろ!!
そしてこちらのエビラーメン、塩と味噌があるのですが、そのどっちお楽しめるカップルコンボが205k。。。だからおかしいってば。。。
ああ、スープが美味しかったら、このおにぎりセットは嬉しいねえ。白飯、でも美味しいし、ボリューム欲しい人はチャーシューどんなんだろうけど、おにぎり。いいねえ。
坦々麺や冷やし中華もあるの、魅力的。
うーむ。でも今回はベーシックなものを。塩か味噌は相当悩んだけど、ハードルが低い味噌にしてみた。
あとこの価格なので当然餃子も頼んでみた。
3個で30kって(・∀・)
しかもそれが6個になったら、ちょっとお得で50k!
いや、それたくさん頼んだからお得感出す、という価格帯じゃないから!!
どないなっとんねーん!
着丼 味噌ラーメン(エビベース)
というわけで、程なくして着丼です。
最も飾り気のないベーシックなものをオーダーしました。
だからと言って、50kで良いとは私は思わない。
客の立場でも思わない。
申し訳なさすぎるやろ…orz
というか、そもそも私はラーメンは、薬味(ネギ、のり、胡麻、ニンニクなど)以外のトッピングはあまり要らない人なので、この形態はとても嬉しい。
なんならこのチャーシューすらなかったとしても文句は言わない。むしろ理想系に近い。
スープは、諸々をカバーしやすい味噌を選んだのですが…
見てるとどうやら、エビ要素の強い何かが元ダレ的な役割を果たしてるのかな。そこから味噌味、塩味と分岐させていくのか。
エビらーめんというと、好きな味なので食べたくはなるが、築地えび金の超ド級の濃さに一度やられたことがあり、ちょっと警戒案件でもあったが…(別にアレルギーを起こしたわけではないけど、甲殻類要素が体内に飽和状態となってしまい自分がエビ化しそうだった)
なるほど。
こうきたか。
どうやってえび要素を凝縮させてるかまでは分かりませんが、アクの少ないまとめ方で、確かにそこにエビはいるけど、嫌味がない!!
味噌がそこに厚みを与えているので一瞬、(え?濃い?)と錯覚しそうになるけど、塩気はラーメンにしては抑えめで、かと言ってメンと絡んで物足りないということもなく。なるほど。
そして麺。
個人的に歯もちょっと細めが好みだったし、少しスープと対立してるかな?と思ったけど、違う違う。このエビスープに柳越しの麺を当てても負けるやろ。
しかし硬さにはちょっと好みがあったので、しばし麺をスープの中で馴染ませる方向で解決。それまではスープをチミチミ。
チャーシューにはシノゴノ言うまい。
この価格で物申すなど、烏滸がましいわ。
間で餃子を食べたりする。
3つ30k。駄菓子か?言うような価格だけれども、これどうしてどうして。餃子を食べたい、と言う欲求と、日本の餃子の薄皮でつるりとした食感、中からジュワッと出てくる肉汁。
極上だとは言わないまでも、正直身近なものの中ではかなり好きだ。
麺がスープに馴染んだところで一気にいただき、その量もスープのボリュームも実に頃合いで、ラーメン食べた後に苦しくなるのが嫌で食べに行かない選択をすることが多い最近の自分には、大変に心地よい。
ちなみにエビの香ばしさのアッパーな部分にラー油の香りを当てると、ちょっとかっこいい味になるのでおすすめだ。
ややっ、これは近くにあったら、お財布にもお腹にも優しいラーメンじゃないか。
これくらいならチョイチョイ来れる。いや、行きたくなる。なんとなんと、こんなラーメンもあるのだな。
ラーメンって好みがあるから「いやいやここよりもっと美味いところが…っ」と言う意見はあろうと思う。あろうと思うが、物事には「頃合い」ってものがあって、日常遣いに尖りまくった味は少々疲れてしまう。
そんな時にこんなラーメン、あったらいいなと思うのでした。
餃子つけてもこの金額。
やっぱり、おかしいっ(褒め言葉w)
ちなみに
このお店でご飯を食べた後に、こちらのお店にコーヒーを飲みに行きました。
歩いて数分のすぐ近くだし、とても感じの良いお店で且つ、ドリンクも美味しかったのでよろしかったら(って、言っても1種類しか飲んでないですがw)
価格や様子が変わってたのでレポ ⬅︎NEW!
メニュー改定
ふと、塩味のラーメンを試していないことを思い出し、行ってみました。
そしたら、流石にあの素ラーメンに近い状態で50kというのは無くなってたのかな?
渡されたメニューにはありませんでした。
スタートが、チャーシューや卵が乗ったものの98kから。
や、それでも十分安いんですけどw
以前言ってた衝撃プライスは無くなってたようなのでご報告。
そらそうよな。ちょっと頼むこっちが不安になるくらいの金額やったもん。
そん他のセットメニューなんかもちょこっと値上げ。
いいと思います。それでもついてくるお客さんがおられるということだろうから、お店が損をかぶる必要はない。需要と供給。
餃子3個追加分が30kってのは変わってなかったけど(・∀・)
どちらにしても、未だに安い。
ありがたい金額。
塩ラーメン(エビベース)
文章内にも書きましたが、初回は無難な味噌を選びました。
味噌。それ自体に旨みがあって、魚介系の生臭みなども消してくれやすい食材。
味噌を使えばなんでも上手くなるという話ではありませんが、塩に比べたらぶっちゃけ「無難」。初回は安牌で行ったという話です。
で、塩。
味噌が美味しいと感じられたので、塩もいけるのでは?という順当な流れ。
でしたが。
変わったスタイルのチャーシューですな。
このようそうで98kというのはやっぱりすごい。
卵も綺麗やし。ただ。。。
卵の左側。スープが被ってるところの「スープの輪郭」を見て、ん???となるなど。
ちょっと一旦横に置いておいて、チャーシュー?の方を食べてみると、こちらは柔らかくて素直な感じのお肉。特段個性を強く感じるわけじゃないけど、別にチャーシュー食べに来たわけじゃないので美味しくいただく。
がっ。
チャーシューについてたスープでやっぱり先ほどの卵にかかった部分のスープの輪郭問題に引き戻される。
なんかとろみが、すごい???
で、やっとスープを飲んでみたら。。。
あーっ、塩はやっぱりちょっと難しいですかね💦
エビの生臭みが先に上がってくる感じ。味噌の時は味噌の風味とバランス取れてる感じだったのですが、ちょっとこれは自分にはきつかった。
あと、この濃度がさらにその香りを強調する感じになってまして。
ポタージュ系、というスープもラーメン界にはあるようですから、別にとろみがついていることが悪いわけじゃないのですが、それとスープの味わいと麺のテクスチャーが合っているかという話。
絶対知的なものはなくて、個人個人が好きかどうかという話かと思うのですが、私はちょっと苦手だったかな。
とろみが強すぎて、口に入れた時に麺の輪郭がぼやけてしまい、先ほども言った通り、塩スープの場合はエビの香り、というより匂いが先に上がってきてしまってちょっときつかった。
あれにライムとかあっら面白いのかしら?とか思ったのは大変冒涜的なことだと思ったので、私は次回は素直に味噌を頼みます。冷やし中華も気になってるんだけどね。
こちらのお店の紹介には価格も大きなトピックだったので、改訂のお知らせと、塩スープの感想でした。
でも私が行ったときは回転直後でランチタイムより随分早いにも関わらず数人のお客さんがおられたので人気なんだと思いますよ。あと、店員さんは皆さん変わらず親切でした😊
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Ebiyoshi エビよし
41 Thai Phien, Phuoc Ninh, Ha Chau, Da Nang
Time: 11:00 – 14:00 / 17:00 – 22:00
Spent: 79,000vnd / person(ラーメン+餃子)
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