丼ものをいろいろ出してるお店はあるけど、丼専門店って少ないですよね。ガツっと行きたい！って時に丼縛りだと、より快適に選べるかも！
丼専門店！
久しぶりのどんぶり専門店！！
専門店じゃなくても丼はいろんなお店にあるけれど、「多くのメニューの中の一つ」でしかなく、割と埋没してることも多々。当然ながらチョイスも少ない。
でもこう、「今日はガツガツ行きたいぞー！」って時あるじゃないですか。そんな時には専門店があってくれるとても嬉しい！
以前は、Kemuri という伝説級に美味しいお店があったのですが、今はもう昔の話。あのお店がなくなってから、丼難民になった方も多いのではなかろか。
私もちょいちょい、日本食を出すお店のメニューの中の一つのどんぶりを試すことがありますが、記事にしたいものに当たることは少なく。（むしろ怒りに打ち震えることはよくあるw）
そんな時に。
登場、どんぱちさん！居酒屋源八船頭さんがプロデュースするお店で、どんぶりの専門店なんだそうです。
もともと源八船頭さんというところは、日本全国のお料理を食べられるというコンセプトでやっておられるらしく、どんぶりのメニューにもそれが反映されてるっぽい。
鯖カツが福井の名物だとか、東京ってスタミナ丼なん？？？？とか、私は全く知らなかったので、ご当地の方がいたら今度聞いてみよう。
こちらのお店のシグナチャーは、’やっぱり、源八船頭さんでも出されてれう、「炙り島寿司」でしょうか。
とは思ったのですが。。。
めっちゃ気になる、宮城のはらこ飯どん？美味しそうやな。鮭を合わせるって、この国では贅沢なことよ（鮭、高いw）
実際価格も、メニューの中ではお高め。
だって125kとかいうお手軽価格のもあるのに、その倍ですもんw
でも、こんだけの価格の幅があってくれると期待値も上がろうというもの。お安いものをお手軽に、という方向性が見える中で、あえてのその金額。
ともすれば、「この店高い」というイメージを持たせかねない中で、敢えて掲示しているところに自信の程が伺えます。
そして嬉しいですよね、チョイスがあるってのは。メニューのパラドックスも回避しつつ、丼食べたい！って、お腹減ってる時に、価格帯や、メイン素材を明確にすることで決めやすい。
自然に絞り込みをしやすいように誘導するメニューになってる。
お見事♪
はらこ飯丼
そもそもはらこ飯ってどんなもの？って話ですが、
鮭を醤油・みりん・酒などで煮込んだ煮汁でお米を炊き込んだものなのだそうです。その上に煮汁で煮た鮭の身とイクラをたっぷりのせるタイプの丼料理 。
ビリヤニに近いな？🤔
ただ具材を乗せた鮭・いくら丼とは違い、鮭を一旦調理した煮汁でご飯をたいていえることから、お米にも鮭のお出汁が染みているのが特徴なんだとか。
うわーっ、美味しそうだけど、私みたいな素人が適当にやると生臭くなってしまいそう😅
こういうのはお店の方に任せて楽しむのが良さそうよね！
ってことで、注文！
ナイスパッキング！
到着してみて、最初に「わあ！」ってなったのは、これ！
使い捨ての簡易容器なのに、土鍋の形になってるというか、釜飯的な雰囲気出してる！
その蓋を止めるのは、セロテープではなく、ましてやホッチキスでもなく（ベトナムは未だにホッチキスを使ってるところが多い。食品梱包には禁忌だと私は思ってる）美しながらにお店のロゴもしっかりアピールされてて素晴らしい！
こういうお気遣いを、ぱっと見の「わあ！」という驚きに変えてて影響してくれる巧みさよ。
そしてしっかり閉まってるのに剥がしやすい。
中のものがの漏れないように、蓋が外れないようにと厳重にテーピングしてる店ありますけど、あれお腹減って早く食べたい時に遭遇すると、イライラしません？
あれは客のことを考えてるようでいて、こういう良いパッキングを作ろうというクリエイティビティを放棄した結果、とも受け取られかねないものだよなあ、と思ったり。
二つ前の絵写真に写ってますが、蓋を取り外す時も、非常に取り外しやすい取手でもある。
これ、日本からお持ちになったんだろうか。
こっちで見かけたことがなかった。食べる前からワタくし、ワクワクしましたよ！
しかしテープ外しやすい、フタ、取りやすいという状態なので、あっという間に食べることに移行したので、その間、ほんの数秒だったと思いますがw、ここしばらくの中で一番感激したパッキングでしたわ！
こういうことにご配慮くださるお店のもの、となると期待値も上がりますしね！
豪華はらこ丼は安かった？！
で、こんな感じなんです。
たっぷりのカイワレに彩られた大きな鮭の身が、すでにご飯の上に乗ってます。そこに、別ぞえの、イクラ！！
最初から、乗せてないのが素晴らしい。
お寿司とかね、シャリが冷えてるものの場合はいいんです。でもこちらのはらこどん、まだご飯が温かい。
そこにいくらを乗せてしまって、さらに蓋をして10分、15分とバイクで揺られてきたら、当然熱が入る。
何も考えてなかったとしてもイクラは別添え一択なのですが、そうすると今度ごまかせないのがその量です。
ご飯の上に散らばってれば、20粒程度だってそれなりに見えるんです。中央に集めて盛る、でも「いくら乗せてます」って言っていいですもん。
でも20粒、取り分けてみてください。貧相やでー（笑）
それを別添カップにたっぷりと！
なんと豪気な！もうこの一点だけでも、265kって安くね？と思ってしまう。全部散らしたらこんな感じですよ。まあ綺麗！！
いくら丼って、昔はそんなに惹かれなかったのですが、こんなふうにお心がこもった提供をしてくれたり、合わせるものとの妙が良いと、とても美味しいと気付いた最近。この絵面が超嬉しい！
ほいで、鮭の身。調理したものを一旦避けといて、後でご飯の上に乗せるって言うてたかなあ。どやろ、パサパサしてないやろか？と思ったら、
うわああああ！！！大きのん、４つ入ってるうちの２つは、ハラミのところだった！！！とろっとろ！！！美味しい！でも調理後なのである程度の脂は落ちてて、くどくない！
うわああああ！！このトロトロで米っ、米を食べるぞ！！！
うおおおおお！！米も美味しいいいいい！！！
確かに出汁が組まれた米だけど、淡い。淡いお出汁が染みた味。それだけで「味付きご飯」というには淡すぎるくらいなのだけど、それがいい！
なぜならイクラがあるからだ( ･`ω･´)b
淡く味を含んだご飯にところどころに散るイクラ。
これが合わさった時にちょうどいい！さらには鮭の身。
トロトロのとところと、絶妙に火の入った、しっとりホロリとしたところと、まあこちらも淡い味なのですが、実に食を進めるコンビネーション！そして時折口に入って、シャキシャキとリフレッシュしてくれるカイワレやネギ！
濃い味もね、美味しいねんけど、あれは少量食べる時のもん。こういう滋味に溢れた仕立ては、ガツガツぜーんぶ食べても幸せだけが残りますなあ。
なんちゅー品のある仕立てなんや。
私、普段どんぶりに265kなんて金額かけませんけどね？なんか惹かれて食べずにはおれなかった理由がわかった気がしましたわ。
実はちょっと意外でしたん。現八船頭さん、かなり濃い味だった印象があったので。それがこんなに旨味勝負のお味にいつから変わられたのかっ。
それにこれ、頼んでみたら全然安い！素材や調理だけじゃなく、お店の方のご配慮が詰まってる一品を金出すだけで頂戴できるとか、客って良いご身分だわあ、とまで思うレベル。ごちそうさまです！
ちょい足しもありかも
淡い味があまり得意でない方はね、追加で頼めるお味噌汁とか、少しの塩味を足すと、さらに美味しいかも。
私はかなり塩分抑えめな、素材の旨み勝負な味が好きなので、これ、素晴らしいと思ったのですが、どうも周りを見てると、そういう味に対しては「物足りなさ」を感じる方も多い傾向を見てとってます。
でもね、こういうベースがしっかりしてるお料理には、直接醤油などの調味料をかけるのではなく、ほんのちょっとのお好みの良い塩をチラッとかけて見てほしい。
「塩梅」という言葉がありますが、ほんの１粒でも塩を足すと、きちんとした料理は、途端に活き活きしたりすることがあるので楽しい。
ちなみにジャンクな仕立てのものに、塩を少々加えたところでなんともなりゃしません。
でも、こちらのこの丼は、仕立てが良いので、ちょっとの塩分でガラリと変わる。わさびなんかの薬味を足してもいいかもしれない。
塩分、塩である必要はなくて、塩を含む何か、ってことで、お味噌汁、推奨。多分オフィス屋なんやで食べる際に、塩持ち歩いてる人は少ないやろからねえ😅←持ち歩いてる人
自分でも呆れる食べっぷり
食べ始める前、ご飯は半分残しとこーかなー、とか思ったけど、見てよこれ。
無我夢中で食べてたら、あっという間になくなったわ。
手前にチラッとある水滴は、鮭の脂。これがあるからお魚でも物足りなさを感じにくく、またスムーズな口当たりで食べやすく。
いやー、ごちそうさまでした。
食べ終わった直後もでしたが、私この空になった器を見ながら、三回くらい、手を合わせて空の丼にお辞儀しながら「ごちそうさまでした」って言ってた。
ほんま美味しかったし、デリバリー「だからこそできる楽しみ」みたいなのをパッケージングからのトータルで楽しませてくれてる感じ。素晴らしい♪
こうなったら他の丼も食べてみたい。
良いことも悪いことも、一時が万事としてしまうのは早計ですが、こんだけ美味しい仕立てにするところが、他をおざなりにするとも思えんのよな。
まだランチタイムは営業されていないっらしいのは残念ですが、人気が出たらきっとお昼も…やってほしいなー（笑）
近くまた別の丼食べてみたいと思いますー♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
どんぱち
＠Capichi
https://www.order.capichiapp.com/ja/restaurants/Donpachi
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