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【閉店?Capichi】ホーチミンにローカルのお寿司屋さんが増えてますね!激安店の細巻きが、いい! ~ Fujin Susihi

日本料理

Fujn Susi。夫人?布陣?不尽?富人?店名の由来はわかりませんが、Capichi さんに寿司屋を見つけて、ほほぅ…と思い見てみると…や、安い。大丈夫か、というレベルで安い(・∀・;  

しかしそこはCapichiさん。これまでどれだけ私の知らない、でも珠玉のお店を拾ってこられたかわからない。これは、食べて見ねばなりません(๑•̀‧̫•́๑)

※2024年11月現在、頼んでみようとお店探したら、Capichiさん内にはさん内には無くなっているようです。

とにかく安いラインナップ

まずはご覧ください。

んーっと、まず単品でも、ちょっと安いんですが、まあそれはポーションが小さいとか、冷凍物を使ってるとか色々考えられるのですけど…

待て。
待て待て待て待て。

この下にあるN20 のメニューを見て欲しい。握りのセットだ。それが6貫で70k。1貫10kちょっと…?

まあSushikoさんでも2貫で28kのメニューとかあるからわからんでもないけど、あれは昔からの仕入れルートや、現場のルーティンができてるからできることで、できたとしても、あまり簡単ではないと思う。

その熟練のSushikoさんでも、最近は残念なことになってるし。

巻物になると、ボリュームは握りより上がると思うんだけど、逆に安くなってる状態で、色々混乱。いやいやいや。これ…あかんとこか?でもCapichiさん。食えんほど残念なところはあまりピックアップしてないよね?

もちろん全部食べてるわけじゃないけれど、知ってるお店がほとんどで、「ないわー」っていうお店はごくわずか。

さらにこれが細巻きになると…
おかしいやろ…。

大将じゃなくても、2番手に来るような方がピシーっとやってると映える細巻き。地味に思われる方もおられるかもしれませんが、これ、きっちりやれるようになるには相当練習がいるし、でもその技術を引けらさず、粋に差し出す「かっこい寿司」であると私は思ってまして。

やや、まあこの値段にそんなものは求めませんけど…カニカマとかタマゴとか、確かに単価はそんなに高く梅花藻だけど、25kて(・∀・;

軍艦になると、ちょっと具材が豪華になるとか、盛りが良くなるからか、ちょっとだけ上がる。それでもSushikoさんレベルだけど。

安っす。
普通に考えたらこれ、あかんところや。でもなんだろう、指が勝手に注文を…(笑)

まあ安いしね。外れたら外れたで私の場合はデータになるし。握りと細巻き、頼もうじゃないか。一応バックアップに別のお店のものも用意しとこ。そのくらい安いもんやし、物は試しだ。さて。

到着

こんな感じで届きます。

握り6貫入り=70k、細巻き18pc、ということは3本分ですな。それでこちらも70k。なんですが…

なんだ。この細巻きの、蓋の向こう側からでも醸し出される発光具合は。具材はお任せ、何が来るかわからなかったが、やはり安いタマゴ、カニカマに…アナゴ?お?そうなん?

そして切り口が…口が…

超絶予想外の細巻き

多分蓋を開けるまでの間、数秒間。でもなんど自分の眼に映る印象を打ち消したか。だって70kですよ。細巻き3本分で。1本110円くらい。スーパーにあるものくらいは期待するけど、それ以上はそんな望めないじゃないですか?

まぢか。めちゃくちゃ綺麗!
シャリもきっちり、海苔半枚分を計って使ってるんか?ってくらいに正確だ(これは職人さんならできることなのだけど)。

切り口も美しくシャリが荒れていない。そして高さが限りなく近い。具材もほぼ真ん中に位置。

私も寿司の学校でやったからわかるんですが、この感覚を養うのに、相当練習せねばでした。米の量を手で測り、均一に乗りに落ち着かせ、でも押し付けず、具材の質や形状で量を調整し、切り口の米を荒らさないように同じ高さに水平に切る。

細巻きなんて、って思う方がおられるかもしれませんが、寿司屋で、この細まきをススっと仕上げてしまう職人さんの手はちょっと見もの。

プラス。

切り口のノリが一切跳ねてない。ヨレてもない。
ほどほど良い海苔を使ってるんだろうなというのもあるのですが、シャリの量と巻き方がとても適切且つ、包丁の手入れがちゃんとしてて切り方が上手だから、角がピシッとしてる。

米が少ないと、海苔がヨレる。米が多いとハチきれたみたいになって、反り返ったり、シャリが膨らみ、弾けたような感じになる。

カニカマ、卵も普通に美味しかったが(実はカニカマ好きなんです)うなぎと思しき(ほんとのところの正体は不明)ものの味も良い。すげーなおい。これ、1種類25kのを3本分詰めて、お得価格にしてくれてるんですよ。ええよお得にせんで。技術でちゃんと金取れるがな(・∀・;

この細巻き、驚異的に美しい。
これ、この職人さん一人がやってるんなら、安定して美味しい細巻きが食べられるってことよな。これはちょっと私、しばらく続けて頼んで見て様子、またレポしますわ。

だって細巻きってサンドイッチみたいなもので、作業しながらでもぽいぽい食べられる便利な一品。今時、PC触りながら素手じゃ食べんが、少しずつ食べられるのも胃に優しいし、何より酢飯もしっかりしてて美味しいし。

芯を取りにくい食材も真っ芯に置いて、見目美しくしてるのも素晴らしい。ちぇりさんべた褒め。

やー、私細巻き、今作れって言われても大概下手くそやと思いますわ。すぐできる人もおらっしゃるでしょうが、あれは相当練習積んでなんぼ。だからこそ細巻きが美しいと感動する。しかもこの価格だ。どうなってるの。

巻物は一般に握りより、ちょっと軽んじられる部分を見かけることがあるのですが、別物ですから。一直線上に置くものじゃない。巻物は巻物でその道がある。

ここは…太巻き、とまでいかなくてももうちょっと大きな巻物でもおいしいかもしれんなあ。

え?握りはどうなったんだって?

握りも、うん。悪くはないです。
スーパーの安いお寿司よりはネタも大きいし、シャリの味は細巻きと同じ。握りも悪いわけじゃないけど、特に特筆する感じでもなく。

流石にネタの質に関しては、うん(笑)
でもご覧の通り、小山のある良き形。そのシャリ全体を包むネタの大きさ。6貫70kですから、なんぞいうものではございません。

ただやっぱり巻きだな、巻きっ。
この店は圧倒的にまきが面白い。握りのついでに細巻きを頼む、ではなく、細巻きを頼むためにこの店を選ぶ。

ただこれに安定性があるかどうかはまだ未知数なので、近々また頼んでみますね。やー、これ安定してたら、絶対重宝するって。自分が食べる量を調整するのにもいいし、社会隔離が明けて家飲みできるようになった時、つまみ類のそばにちょっと置いとくのもいい。

やっぱCapichiさん、面白いお店持って来るなあっ。
俄然、あたらしいおみせの開拓に燃えるわっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

 


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デリバリー情報

Capichi : Fujin Sushi

※2024年11月現在、頼んでみようとお店探したら、Capichiさん内にはさん内には無くなっているようです。

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