ダナン海産物が豊富と聞きますが、まさかこっち方面に行くとは思わなかったー！！久しぶり見つけた自分を褒めてあげたい案件ー！
ダナンの寿司！
ダナン、お寿司屋さんや日本食屋さんが多いとは聞いてましたが、そういえば食べてなかった。他の各国料理を食べるのが忙しすぎて。
そして日本食にどうやったって厳しくなりがち。これはアンフェアと言われようと、致し方がない。自分の中に蓄えられてる情報量が違うのだから。
となると、好奇心を満たせて面白みを見つけやすい諸外国料理についつい目が行ってしまい、特に外れる確率の高いお寿司は後回しに。。。
ですが。
この度どうしてもデリバリーで何か美味しいものを見つけておく必要ができ、あれこれ散策してましたら。。。
トップ絵に惹かれたわけじゃない。
その時の気分の検索ワードでの結果でトップに来てたわけでもない。
なのになんだかその店の情報を見なきゃいけない気がして開いてみたら。。。
うん、ローカル寿司っぽいよね。
だが、パッと目についたのがマグロ。
いやいやいや。いくらメニュー写真と言っても盛りすぎっしょ（笑）
あ、でもイカはどうだ？私ベトナムのイカ、好きなんですよ。
冷凍させなきゃな食材だから、お店にもロスが少ない＝安め価格で提供してくれてること多いし。
あ、あった。イカ。5貫で87k。
はいいいいいいい？！😅
って、しかもそのすぐ下にマグロがあって、マグロも87k？？？
あれ？もしかして１貫あたりの金額？
いや、ご丁寧に５pcsって書いてあるな。え、まぢ？これ相当しょぼいのが来るんかいな。だってローカルにしたって金額が。
87k÷５=17.4k/pc
２貫セットで食べても 34.8k
絶対しょぼいで。
まあイカに関してはホーチミンにそのくらいの価格で好きなお店がありますからあり得るとは思いますが、マグロ…
ないないないない(ヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ
ともいつつも、惰性で他のメニューにも目を通す。
色々とセットメニューを組んでるようだが、まあやっぱり内容を見るとローカル寿司かなあ。いやこれが日本人の方がいらっしゃるお店だったら、それはそれでお店大丈夫なのかと心配になるわ。
否定要素が多かったはずなんです。
ですが。。。なんか惹かれてしまいまして。
自分が好きなイカやったらハズレも少ないしええんちゃうか？しかし87k分だけ頼むのも、なんだかなあ…と思ってしまって、勝負に出た。マグロ。行ってみよ。
なんかこう、得体の知れんものに囁き続けられて、なんか「他のまされたかん」すらしたのはあれ、なんだったんでしょう。
到着して驚愕のルックス
ひと目会ったその日から
はいはい届いた届いた、と、頼んだくせに期待は最小限に抑えて、ダメージを回避できるよう心理的クッションを置く自分。
旅先の貴重なご飯を一回、デリバリーに費やそうというのだから、自分的にはけっこうな機会なんです。なので外したらショックが大きい。なのでびびるびびる（なら頼むなよw）
ですが…？
え。
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ(；ﾟдﾟ)
えっ。
ええええっ？！
ちょっと屋内のライトがあんまりよろしくなくて、ちょっと写りが良くないが、え。
綺麗な、寿司。
思わず伝票を見直すなど。買ったの、87k x ２よなあ？？
えええええええ？！
イカの握り
なんかもう見ても支持られないので、百聞は一食にしかず。
とにかくイカの握りを口に放り込んでみるなど。
えええええええっ、美味しいやん！！
や、イカが美味しいことはままあるのでさ程驚かないのですが、シャリー！
鮨酢の加減が程よくて、シャリキリも上手にしてはる。何と言ってもコメにツヤがある。
価格的にもこちらで育てたジャポニカ米なんだろうけれど、このツヤが出せるということは、鮨酢をちゃんと乗せられてるということ。ちゃんと鮨酢を乗せられるというのは、米が美しくたけてるということ。
なにやつーーーーー！！！
しかもご覧くださいこの握り！シャリ玉外郭は美しく整えられつつも、米と米の間、、見て！ちゃんと空気が含まれてる！
この時代（寿司屋さんが溢れてて、みんな食べる機会も増えてルウ時代）になってもまだ鉛玉みたいなギュウギュウに硬め、あとひと押ししたらモチになってしまうようなシャリが現存する中で、ローカルでこの握りは頑張ってはる！
なんですとー？！とか思ってる間にあっという間にイカ完食。まぢかー！安っすぅい！！こんなん近くにあったらしょっちゅう頼んでまうわー！
マグロ
さあ問題のマグロ。
なんですが。。。
なんや、この神々しさは。
地物のマグロなんだろうか？
なんにしてもまず切りつけが美しい。肌眼を見ても、包丁綺麗に手入れされてはるのがわかります。
そしてシャリはもちろんイカと同じく美しく、握り方も心得ていらっしゃる。何よりネタがちゃんと「握られてる」。
そんなん握り寿司やったら当たり前やん、と思うことなかれ。
ただ乗っけただけのような寿司のいかに多いことか。
ネタがものすごーく座り心地そうにしてて、なんだったら逃げ出してる最中です、みたいな洋装のものもある。
しかしこれは、ちゃんと握られ得たネタとシャリの一体感。もちろん強くは握ってない。それはシャリ玉様子を見ればわかる。
密接にコミュニケーション取りあうことが常のスタッフとさんと、そっぽ向いてるスタッフさんコンビ。どっちがい良い仕事すると思います？
そりゃ前者でしょ。
シャリとネタも同じこと。握りてさんのてのなかでちゃんとマネージングされて育ってるコンビは、良いお仕事をするのです。マネージングの美しさは、コンモリと弓形になってる寿司の上面のご様子でもわかりますね？
ちょっと待って、これをデリバリーで食べられるのは、ひとえにここの握り手さんが素晴らしいのでしょうが、このマグロが5貫87kで食べられる理由はなんとする？
恐るべし、ローカルの仕入れ力。
ほんまに値付け、間違ってないといいのやけど(｡-_-｡)
二回目注文
さて、前回は下民的なものを兼ねていたので本番にも頼みました。旦那さんにも食べてもらおうと思って。
今回はサーモン加えて３種類。各５貫ずつなのでえ、こんな箱に入ってきました。
そうそう、いうの忘れてましたが、ここの握り手さん、盛り込みもお上手。
お寿司ね、デリバリーでは大変崩れやすいもの。なのでそれを加味して盛り込まないと大惨事になる。
もちろん気をつけて運んでくれるドライバーさんもおられましょうが、日系ですら、盛り込みのことまでは考えてない、という寿司への愛が欠落しているようにしか見えないところはあったりします。
それがこのご様子。
素晴らしい。
そしてたまたまあの時だけ美味しかったんやったらどうしよう？と心配してましたが、今回も…
マグロ、めっちゃ美味しそう。今回はちょっと部位が違うようですが、それもその日のお楽しみですなあ。そもそも安全にさえ食べられたら文句言う筋合いの生じようがない金額です。
なのに相変わらず美しい弓なり。ボリューム、色艶、文句なし。もう一度言いますが、これ、87kですよ？あり得ます？？？？
イカも美味しい。この二回目のイカは初回よりもちょっと厚みがあった気がする。しかし隠し包丁が美しく入れられてるので、噛みにくいということはなく。。。
ﾌﾟﾁﾌﾟﾁﾌﾟﾁ！っと、細かく楽しげに弾けるような食感がグッとくる。添付のわさびは練りわさびかと思われますが…
程よい香りであまり刺激が強くないため、わさびが効きやすいイカにちょっと多めに乗せても、美味しくいただけます。
んで今回、新たに頼んだのがサーモン。
ネタのボリューム的には、若干マグロに劣りますが、イカとは良い勝負。食べても他の二つ同様美味しく、文句はないが。。。
どちらを選ぶかと言われたら、私はマグロを選ぶかな。
サーモンは輸入に頼るしかなくなるので、今はとても原価が高い時期。なので多少、こじんまりになっても致し方なし。
引き換え、マグロは。。。やっぱり地物なんだろうか。でも地物であんなに美しいものがあるんだろうか。謎ー！！😅
極上寿司とは言いませんが
ネタは熟成させたりとかしてないし、日本からのほんまもんの日本米を使ってるわけではありません。
が、コストやこの国の食材事情のハンデを負ってなお、この味を出せるのはすごいと思う。さらにはこの価格で、だ。
ええとこの寿司レストランと比べてはいけません。いけませんが、日常のお寿司。美味しいイカとマグロで合計10巻。174kだったら、十分じゃありませんか？しかもこんなおクオリティで。
少なくとも私には十分だ。数日の内に、しかも旅先で２度もデリバリーするほどには気に入りいました！ってかダナンの人が羨ましいですううううう！
今度は他のローカルロール系も試したいし、お店に行ってみようかなっ(๑•̀‧̫•́๑) って思ったけど、Google Mapで見てみると、「惣菜屋」ってなってるし店内レビューもないから（そもそものレビュー件数が１１件だし）店舗はないのかな。。。
なんにしても、またダナンに来た時は頼みたいと思いますー！
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Big Sushi
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