ぬぅい♪（いや「♪」は必要ない）という食べ物があります。私はあまり好きではないので、このブロオグで紹介したこともなかったかと思うので、初紹介かもしれません。
Nuiという人気食材
ローカルの方とお付き合いがある方は、よく聞く単語かもしれません。
Nui。
ヌゥィ、的な音になるのですが、マカロニ。かなりのショートマカロニ。そしてイタリア的にデュラムセモリナを使ってるものばかりとは限らず、米粉で作られてるものも多い。
もしくはイタリアのものを使ってたとしても、「この世の中にアルデンテという言葉はない！」仁王立ちして言われそうなくらいのへのへの加減です（笑）
私が初めて米粉のマカロニに遭遇したのは20数年前だったと思いますが、素材が違うと同じ形状でもこんなに違うか？ってくらいに味わいが異なり、普通んパスタソースの合わないことったらこの上ない。
では米粉なので、話の調味料と合うか？と言われると、そこには日本の麺にはない製造法がなされているため、これまた違和感。グルテンフリー素材としてもてはやされてはいたものの、まー、ぴったりとした使い方がつかめず、そしてそれだけに邁進するほどのエネルギーもなかったので…
ちょっとトライしては「いらんわ」、またしばらくしてトライしてみては「んー…」の繰り返し（苦笑）
ホーチミンでも何度かトライはしてるんです。汁物、和え物、炒め物。ここはプロに習いましょうってことで、お店でも何度も食べてみたけどどーもピンとこない。
しかし、出会いました( ･`ω･´)b
ベトナム式のNui （マカロニ）
調理スタイルは、炒めたり、イタリア式的に茹でたものになんぞのソースや炒めたものを乗っけたり、と色々ですが、こちらはそもそもフーティウ屋。
朝、７時前くらいから準備が始まり、日によりますが、９時くらいかなあ。そのくらいまでやってて結構繁盛してらっしゃる。
この日はきもーち、小雨の日だったし、土曜日だったので通勤客も少なく、割とガラガラ。
普段なら Nui は絶対頼まないのですが、何かの拍子にオーダーミスで出されてしまった、こちらの Nui。それが美味しくってですね、その後、自分の意思を持って「Nui、くーださい！」というようになったw
自分的には革命である。
２０数年来「ないわー」ともってきたものを自ら進んで頼む日がこようとは。
そこには自分の好みの変化というものもありましょうが、やっぱり「美味しいものをお出す店」にあたるか否かが大きいよなあと。
苦手意識を持つと、どうしても苦手な部分を探しがちだから、その価値観がひっくり返ることは少ないし、少ないからガッカリすることが多く、避けがちでまた機会が減る、の残念ループ。そのまま「もうええわ」と諦めるものも多々あると思うけど…
おそらくは、オーダーミスで出てきたのは、お導き。
神さんが、「あんたあかん、あかんいうけど、これ食うてみ？ここのはうまいで？ほれ、食うてみ？」と采配してくれたに違いない(๑•̀ㅂ•́)و✧
アクシデントには、得てしてそういう「思惑」が隠されていたりするもんだ。（思い込み激しい）
完全路上なので雨天は不利
ところでこちら、完全路上店なので、歩道に椅子とテーブルが並べられます。この日はお客が少なかったですが、こんな感じ。
そしてなんでこんなに遠景で撮ってるかというと…
雨が降ってきたからあっちに座れ、と、付近バス停の下を勧められたからwww
ええんかそれwww
ま、法律的なものだったり、ルール的にはよくないのだと思います。そもそも路上で飲み食いするのも、一時期「撤廃だー！」という声がありしたもんね。ってか、実際、そういう動きになったことがあったようですが…
取り締まりが来たらバーっと締まって（客はその際、近くに追いやられて立たされてるw）、取り締まりがあったら、電光石火で席を戻して通常営業、ってのの繰り返し→からの立ち消え、みたいなのを私が知る限りでも過去に数回…w
で、現状に至る。
相変わらず路上で飲み食いする文化は根強いです。ただし法律的なことよりも、若い方の中には自ら「不衛生だからああいうお店で食べるものではない」という方も増えて来ており…
もしかしたら将来的には、自然になくなって行くものなのかなあ？とも思ったり。漠然と、な予測ですが。
基本フーティウのお店
ところでこちらは基本、フーティウの店。
家人はこの日、フーティウを。基本スープその他は同じです。こっちも美味しい。
ただ本当に簡易テーブルなので、あれこれの調味料などの卓上設置はなく、オールインワン。もし追加の何かがほしいなら丼持って行けば入れてもらえるし、チリなど辛いのが苦手な人は、注文時に言えば省いてもらえると思います。結構辛いw
で、こっちが、ぬぅぃヽ(・∀・)ﾉ
澄んだスープはフーティウと同じですが、ほら。マカロニです（笑）
ただ茹でおいてるし、それをスープに入れるものだから、アルデンテとかは異世界案件。
では伸びきって美味しくないかというとこれが…米粉案件なんですよ。米粉だけじゃないと思うけど、デュラムセモリナだけでもない。
独特の弾力。その弾力が張りとなって、ぷりょっぷりょと跳ね回る！サラサラしたスープもも絡められるように、かすかに表面に筋が入ってるのは、適材適所で食材を選んだ結果でしょう。
これが、ぷりょん♪と口に滑り込んでくる。マカロニ一個だけを食べるってこともないから、複数のマカロニ。なのでぷりょりょりょりょりょりょん♪って感じで、ミニオンズの大群のように、お口に滑り込んでくる！
この感覚がまず楽しい。そして噛もうとすると、ぷりゃっひゃひゃひゃひゃ！とマカロニたちが笑い弾けるように口の中で楽しげに跳ね回る！うはは、楽しい（笑）
スープが乗ると言っても、そもそもそんなこってり味ではないので、マカロニ跳ね回る中に、追いスープをすすります。お口の中のマカロニたちは、ウォータースライダーで大はしゃぎ。
ヤダ、ぬぅぃ、美味しい（笑）
そして具材も豊富なのです。
極上品とは言いませんがチャーシューも何枚も入ってるし、ホルモンも。豚の血を固めたものは好き好きかと思いますが（不要ならいらないとオーダー時に言えば入れずにいてくれます）盛りだくさん。
人参、もやし、ニラなども、これでもかってくらい入ってる。これがまたあっさりスープとよく馴染む。
相変わらず他のお店ではまだ、お気に入りの Nui は見つけてないし、頼みたくなる機会も少ないのですが、ここにくると、フーティウか、ぬぅぃか？となった時、ついつい、ぬぅぃを選びがち。
神さん、ストロング・レコメンド、ありがとうやで（笑）
人生に、またひとつ好きな食べ物、増えました♪
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
名前のないフーティウ＆Nui屋さん
3A Vo Van Tan Q3 の、斜め向かいくらい
Time: 07:00 – 09:00
Spent: 25,000vnd / person
地図↓のアドレスの斜め向かいくらいの場所なのでご参考まで。
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