ベトナム、昔はそんなにキノコの種類がなかったそうで。でも最近は色々あるし、なんなら自分は食べたことがないキノコも売られてる…?
ベトナムのキノコ
私が10年前に聞いた頃は、今ほどキノコの種類が豊富じゃなかったし、お値段もお高かった記憶。
人にきいいた話なのですが、袋茸は古くからあったそうなのですが(缶詰でしか見たことがなかった自分は生の袋茸を見て大感激した)その他のキノコはそんなにたくさんなかったそう。
そこで。
ガイドブックの常連で、現在も複数店舗を誇る、キノコ鍋のASHIMAさんが多種類のキノコを集めてキノコ鍋なるものを提供し、一躍人気の的になったとのこと。
確かに昔の鍋屋さん、キノコあるにはあったけど、そんなに豊富じゃなかった気がする。
しかし今となっては、ホットポットのお店のメニューにはキノココーナーがあるほどの種類が揃い、しかも安い。
こうなると、ASHIMAさんの存在意義が俄然薄くなって来るのですが、それでもキノコをベトナムでブランド化した功績は讃えるべきものと自分的には思ってます。
高いからそんなに行けないけど(・∀・)
まあ高いだけあって接待需要はいまだに高いらしく、同じ出張者が2番連続で違う会社から連れて行かれそうになったのがASHIMAだったという、笑い話のようなことがちょいちょいありますな。
アテンドでASHIIAさんに連れて行こうと考えている時は、アテンド後発だと被る可能性があるので、おもてなし差し上げる方にお尋ねになられた方が良いかもです。(どんだけ…)
オレンジ色のキノコ
さて、今回ご紹介するのはこのキノコ。
もしかしたらだらっとで見たやつかなあ。だらっとの、Lang Farmっていうお土産やさん(ホーチミンにもたくさんアンテナショップがある)に、ドライのものがあったような。
いや、ドライだったのかな。
ちょっとよく見てなかったのだけど、濃いオレンジ色の細いキノコ。気になってた。
ら、ものすごい久しぶりに立ち寄った、Le Thanh Tonのスカイガーデンにあるファミマにあった。日本食材が豊富で、日本人に割と照準を合わせたラインナップが多い中、これはっ。
お値段覚えてないけど、結構高買った気がする。
でも食べたことがないものは経験値になるのでとりあえず買う(๑•̀ㅂ•́)و✧
細くてフェルトのような感触
開けてみると、およそキノコには見えない、産後かなんかのようにも見える。またキノコ特有の、傘がない。
お前ら一斉に位動き出したら怖いのでやめてくれな?
生のままだと、香りは特にない。
癖はなさそうだ。
そしてどうやって食べるかというと、とりあえず加熱だ。キノコは基本、生で食べては行けない。マッシュルームスライスは大丈夫とされているが、それも量の問題で、キノコは基本、加熱すること。
食中毒の元である。
炒めて見た&茹でて見た!
とりあえず、少量の油で炒めてみた。
ら、速攻水分が飛びますっ(・∀・;
あまり勢いの良い日でやるとカラッカラになりそう。なので弱火で様子を見ながら、がいいと思います。
そして細いでのそんなに長い時間加熱しなくても良さそうだし。
もう一つは少量のお湯でささっと茹でてみました。何もしないのも味気ないので、ちょっとお出汁を足したけど。
で、こんな感じ。
左が茹でたの。右が炒めたの。
茹でた方はねー、色素がめっちゃ水分に出ます!だから鍋とかに入れると鍋がハッピーなオレンジ色になる可能性が!(笑)
食感は…えのきよりも太さがあるので食べ応えがあり、小さくギョルギョルはしてるんだけども、柔らかい。旨味は強いが…
とにかくぬめりがすごいねー。
えのきも少量の水分で炊くと、出汁がトロトロの状態になりますが、そのトロトロの正体は水溶性の繊維質。
つまりは、このキノコにも相当な繊維質が含まれており、それが水分に溶け出しやすい斉一があるのでしょうな。エリンギとかだとこうはなかなかならない。
自然のとろみがつくということは…例えばこのキノコを使った少なめの出汁を卵とじにしてドンブリとかにすると、絡みが良くておいしいかも。
あんかけなんかに使ってもいいな?
炒めたやつは、こんな感じ、水分抜けてるやつは極端に細くなってるのがお分かりになるでしょうか。
丁寧にやれば均等な細さに止まると思うのですが、すんません、ちょっと雑だったw
ギョリュギョリュとした食感が小気味良いです。旨味も強い。ただこれをどう使うかを考えるほどの量は無し。ふむ。
一旦のまとめ
1パックを2手に分けて調理してこの量なので、あれこれ試作するには10パック欲しいところですが、確か1パックが数百円したのよね😅
これはこれで美味しいし、栄養素を調べたらもしかしたら何かに突出した特徴があるのかもしれませんが…
現状では、「美味しいけどコストがかかる!」という感想が勝ってしまう小心者(-人-)
単にまだ生産量が少ないとかそういう話で値段が落ち着いてない可能性もあるので、しばし様子見。また何かわかったらご連絡しますー♪
【追記!】正体判明!
この記事をリリースしてすぐに、Twitterで教えてもらいいました!
冬虫夏草!
というと、もっとズングリムックリして、それがキノコ系菌のものと知らない人は「虫?!」とギョッとさせられる漢方では重用されてる食材ですが…
(ちなみに虫に寄生した菌による生成物なので虫が全く関与していないわけでもない)
こんなスマートなこともあるのね?!
そして名称の音を読んで見ると…Dong Trng Ha Thao。。。。そこはかとなく「とうちゅうかそう」的な感じがしないでもない。。。知らんかった。。。
味的には、やはりそんなにクセや特徴が強くあるというものではない様ですが、免疫力を上げたり薬効あらたかということで漢方薬界では高級漢方の一つの様で、偽物が横行する事態になるほどのものらしいけど…
ホーチミンではファミマで、売ってますね(・∀・)
まあこれは生というか、栽培されたものなので、乾燥状態の、また寄生する先の虫などにもこだわってる漢方都はまた別物と捉えるべきかと思いますが。
しかしこれでお高かった訳もわかった。
ヤーッ、ご存知の方がいてくれて助かりました!
そしてあれだ。知らない人間には、どんなに価値あるものでも「高けー食材だな」で終わってしまうという、まさに猫に小判🐱豚に真珠🐷、ちぇりに冬虫夏草状態。
れれれさんは、ベトナム語の名称を漢字に置き換えてみたらすぐにわかられたとのこと。中国語由来の言葉がベトナム語には多いと聞いてましたが、それも中国語の読み方なりがわかってこそ。
知識とは。教養とは。
って話ですよね。
世の中にはきっとこういう風に、自分が知らないことすら知らないままにすごしてて、浅学であるがゆえに、時にはもったいないことをしてたり、人に無礼を働いたりとかしてるんだろうなーと思ったり。反省(-人-)
ともあれ、勉強になりました!
ちなみに冬虫夏草についてお調べになるときはお気をつけください。結構異論虫が菌床として活用されている様です。そこに菌が寄生して、虫からキノコがニョキニョキ生えてる写真とかがいっぱいできてきますw
で、あれはローカルの方狙いなのかな。
コンビニでどのくらい売れてるのかも気になります。。。
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