あかん。久しぶりに使ったら愛が溢れてしまった。そして食べたらやっぱり美味しかった。今日は調味料!
海外で日本の調味料
よその土地に行ったら、なるべくその土地のもので過ごしたい、と思うのんですが、あれこれ試してやっぱり自分には日本のものでないと、というものも当然あるし、代用が効かないものもある。
そんなものの中の一つが、めんつゆ( ・`ω・´)b
そうめん、お蕎麦のつゆだけなら、こっちのもんでもなんとかなるんです。そりゃ日本の一級品のコンブやカツオはありませんが、調味料類を駆使すりゃそれっぽいもんは作れるの。でも…
めんつゆに味を寄せようと思ったらえらいこと手間がかかるし、出汁を一からとっても長期保存はこの気候じゃ無理。いや冷凍するとかすればいいけど、ね。。。
そこで。
こちらのめんつゆですよ。
大変失礼ながら、日本ではあまり見かける機会がなかったのです。だからこちらのローカルな会社が作っていらっしゃるのかなと。
だって価格が、お安いんです。
今回購入した、Kame Martさんでいうと89k。日本円、今のレートで400円ちょっと。
いつ頃最初に見かけたのかは忘れてしまったのですが、こちらに来て見て当時は日本食が今よりもずっと高くて、カップ焼きそばのUFOが500円しているのを見たときには卒倒しそうになりましたよ。
その上これ、500mlも入ってる。しかもしかもなんと、
私、めんつゆのストレートつゆ、苦手なんですよ。合わせるものによっては著しく味が足りなくなることがある。しかし濃縮だったらどういう料理、食材に合わせようとも調節が可能。
そもそも、そうめんやそばを食べる時も、適宜濃度のものをたっぷり啜るよりも、キュッとこのにちょっとつけて食べるのが好き。
もちろん、メーカーさんによってg味の傾向は違うので、そこもポイント。特に私は九州育ちなので、ちょっと甘口が好きだったりする。
そしたらあなた。。。これが
ピシャーリヾ(@⌒▽⌒@)ノ
あ、関東圏の方にはどうかわからないのですが、とにかく自分にはピシャリだった。こうなるともう、めんつゆを味わいたいがために、そうめんやそばなどのつけ麺的なものを食べることになる。
そうめんを食べたい、ではないのである。めんつゆを味わいたい、という動機でそうめんを茹でる。そうめんは、めんつゆを味わう媒体でしかない(それ、おそうめんの会社に失礼だと思います)。
とにかく…
味噌は買わない、醤油はベトナムのものも好き、塩砂糖は言うに及ばず、なんだったら日本にないこちらの調味料が面白くて仕方ないというタイプなんですが…
めんつゆ。
これだけは日本のものを使いたい。そしてこちらに来てからの価格帯やら味やら何やらを総合すると、間違いなく、私はyamamoriさんのファン。
ただ…あっちこっちで見る気がするのに、いざ欲しい!となったときに買えないことが多々あったのね。ほら、こっちのスーパー、品切れしてもしばらく補充しないことあるから(´Д` )
なので間が空くこともあったのですが、もう Kame Mart さんでいつでも買えるから大丈夫( ・`ω・´)b 重たい思いして持って帰る必要も無いしw
yamamoriさんは、タイにも工場を持っておられる
それにしても何故こんなに安いのか。ここまで「日本の味」であることから日本の会社が手がけておられるのだろうというのは間違い無いと思っていたし、実際リーズナブルな日本食屋さんではこの味に出会うことが多い。
一流料亭でめんつゆの味が出て来たら落胆するが…(一人100万丼=当時約5000円のお店で永谷園のお吸い物を出された時はテーブルひっくり返しそうになった)
リーズナブルなお店で気軽に食べられるお味でこれが使われていると、むしろ無理をさせていないという安心感がある。良いセレクトをしておられるとありがたく思うくらいだ。
それがこの価格。
輸入にしては安いなと思って以前確認したら…
タイに、工場をお持ちでいらっしゃるんですね。
もちろん日本に本社がおありになるわけですが、タイにも、いろんな携帯で会社をお持ちでいらっしゃる。
しかもHP開いたらびっくりしますよ。
創業130年でいらっしゃると!!!
ひゃくさんじゅうねん!!!!
会社が存続し続けるのがどんなに大変なことかは、いろんなデータや記事で知られているところ。企業後5年続く会社は、なんと15%だとかいう話も聞いたことがある。30年続く企業は0.021%って…
いや、それ残ってないやん?(・∀・;
それが、130年。
すごい、会社。
めんつゆ一個でヤイヤイいうのは失礼なんじゃ無いかと思えて来た。。。
で、ホームページを拝見してたら、企業情報>タイ関連情報ってのがあったので見てたら…
タイ料理ともご縁が深いみたいで、日本で気軽に食べられるタイの味を提供したりもしてくれてるらしい。逆に今回のめんつゆみたいに、海外で日本の味も提供してくれている様子。ありがたい。
そしてこちらの企業理念のところを拝見したら…
熱いぞ。
そして実に率直で平易且つ、ご自身たちの言葉を選んで、伝わりやすく書かれていらっしゃる。ありふれた借り物の言葉では無い企業理念。素晴らしい。
これを拝見して、記事を書きたくなったし、読んだ直後のお昼ご飯をそうめんにしました(・∀・)
やっぱりンまいし好きだし常備調味料にしますこれ
シンプルに。
とにかくシンプルに、めんつゆの味を味わいたかったので、そうめんに具材をいろいろ乗せたりはしておりません。あ、ネギは別格。
プラスごま油。
ベトナムで売られているごま油には香りが無いと聞きますが、Me Thom というタイプのやつは、ご覧のように色も濃いし、割りにしっかり香りがします。安いし、結構使ってる。
それでも日本のをたまに使うと「おおっ!」って思いますけどねw
ちなみにそうめんですが、私は薄めず使います。ただし少量。
水で薄めたものを使っても美味しいと思うのですが、キュッと濃いのを全体にまとわせるのが好きだ。
特にごま油を使うときには混ぜ麺的に。
うまいぞー、たったこれだけなのに、うまいぞー。
この食べ方をするために、めんつゆが手元にないときに、醤油+甘味や出汁を混ぜてあれこれやってみたのですが、これはそうめん料理ではない。めんつゆを食べる料理だと悟ったので、以降、めんつゆが手に入るまではやってなかった。
うまい。
とても、うまい。
一つ問題があるとしたら、めんつゆを食べたいがために食卓のそうめん比率が上がり、炭水化物過多になりがちなこと。やばい。
めんつゆはめんつゆのまま食べるのが好きなので、私はあまりめんつゆ+他の調味料を使ったレシピというのはないかもしれませんが、それはもうネットにゴロゴロ転がってるのでそちらを参考にしていただくとして…
我が家にめんつゆが戻りました。
もしも甘みがすぎると思われる方は、お手持ちのお醤油と合わせたり、薬味と調合することで美味しく召し上がってもらえるかもしれません。
全体の味や旨味のバランスがしっかりとした骨格を保ってるので、ちょっとのアレンジなら型が崩れすぎることもないと思われ(そういう骨太なところも好き)。
SNSで写真をあげたら、あっちこっちから反応があったので、きっとすでにファンは多くてらっしゃるんでしょうな(^・^)
日本から持って来ためんつゆ切れたがなー!という方、よかったらおためしあれなのです(^・^)
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