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【台湾・新竹】駅近5分のお手頃お宿はレトロな昭和? ~ Hsinchu 101 Hotel

@台湾

さて新竹で泊まったお宿は、駅近くの超お手頃宿。2人で飯付き6000円弱、くらいのとこ。だから豪華さはありません。が利便性がよく、お部屋は「レトロで実利優先」だった?!

お心の準備よろしいでしょうか

さて、新竹に到着するのはそんなに早い時間じゃなかったので、とっとと部屋に入りたい。荷物も二人分だからそこそこある(冬装備して来たのでかさばった。結果、そんなに寒くなくて無駄になったけど…)

と言うことで、旦那さんが取ってくれたお宿は、駅近5分。超便利。ですが…?

入り口、どこやー(・∀・;
ホーチミンのビルの中のカフェの入り口も相当わかりにくいですが、ここも大概わかりにくい。。。

上の写真は実はホテルの裏側で、駐車場ですが、よく見ていただくと奥の方に「↑HOTEL」の表示が。

と言うわけで、駐車場を横切り、この表示のままに真っ直ぐ抜けると、中華路二段、と言う通りに出るので、左に折れると、この入り口が。

なんのことはない、駅から中華路二段が伸びてるので、ここを見逃さなければ済むだけなのですが、歩道歩いているとこの看板が見えないので通過して(あれえ?ここら辺なのにな??」と裏側に回ってしまったと言う次第。

ちなみにお安い宿なので、お若い方がいっぱいでした。うるさい、と言うことはなかったですが、チェックイン時はちょっとだけ混雑してましたね。

 

台湾のオープンマインドが垣間見られるサービスあれこれ

台湾は、同性婚がアジアで初めて認められたこともそうですが、やるべきことをちゃんとやってるってイメージがありました。で、このホテルのいくつかにもそう言う点が。

例えばエレベーターにはこう言うもの貼られてました。

セクシャルハラスメントはあかんでよ、と言う警告書。新竹市政府が発行しているものらしく、もしかしたら一定基準の場所には掲示しないといけない、とかって条例的なものがあるのかもしれません。

もしくは施設ごとの任意で掲示されているのかもしれません。どちらにしても、大変良いことだと思います。張り紙があったからと言って素直に止める輩ばかりではないでしょうが(そもそも自分がセクハラしてると気づいていない人もいる)少なくとも意識は高まることでしょう。

また、お部屋に入ると。。。

アメニティがありまして、コーヒー、お茶、綿棒などと並んで包みがもう一種類。はい、お若い方のお泊りも多いですからね。と言って、ここがそれ専門のお宿というわけでもありません。普通に一般客が一人でも予約できるホテルです。

が、当事者たちにしてみれば、それが特定枠のホテルだろうがシティホテルだろうが、知ったこっちゃないケースは多かろう。日本のシティホテル、ビジネスホテルの多くを見れば一目瞭然。であれば、備えておくのが善策です。大変正しい。

こういう問題に対して、当然のこととして対処されているのは、大変にマチュアですね。

以前、私がホーチミンに移ったばかりの頃(9年ほど前)コンビニのレジ横に日本メーカーの商品が置かれるようになったのですが、一部からは「あんな人目につくところに陳列するなんてけしからん!」という声もあったそうです。

子供か。
こういうことにきちんと対処できているというのは、正しい知識があり、実行する誠実さがあるということ。私は支持します。大変マチュアであると。

とはいえ。。。
なかなか興味深いお部屋でもあったので、お宿さがしの時にはご参考まで。なぜなら、こういうホテルは台湾では少なくなさそうだからです。

 

部屋は火サスな昭和感

目次でタイトルだけ見た方は、何事かと思われたかもですね。
まずエレベーターで上がってフロアに出ると、

おおっ、古いっ。
なんか成田付近の昔からある、とりあえず夜を明かすだけのためのホテルでこういう感じを見たことあるぞ。そして部屋に入ると…

うぉう。
レトロッちゅーか、昭和だな。火サスの逢引場面に出てきそうである。(今「合挽き」って変換が先に出たわ)」

ベッドは至極良質で清潔で、見た目も普通ではありましたが、

その壁、そんなに気合い入れたイラスト描く必要ある?(・∀・;

お風呂も昭和のお風呂なのー。タイル張りだし。でも湯船がちゃんとあって湯量も豊富。お風呂、我が家のより深くてトップリ浸かれて気持ちよかったーw

おばあちゃんちのお風呂場、こんなんやったな。

 

意外な朝食の味レベル!

さて、正直「素敵!」とは思えないお宿だったかもしれませんが、とにかく地の利が良いのと、ベッドも心地よくお風呂も快適。加えてポリシーも素晴らしい。

デザインのことを除けば、我が家夫婦には大変優秀なホテルだったので紹介しているわけですが、その優秀さの最たるものが、ここの朝食!

狭いロビー(とはいえないスペース)のカウンタ向かいに、こんなところがありまして…

学食?(・∀・)
と見まごうばかりのシンプルさですが、大変清潔にされており、色味なども気を使っている感もある。

お。あれがビュッフェカウンターか。小さいけれども、このお安いお宿だもの。こんなもんだよな、と思って近づいてみると…?  

おおっ、ローカルなおかずが満載!!
どれもが美味しかった、とは言いませんが。。。

揚げ物を煮たやつとか、何と言っても魯肉飯の具材がね!!美味しいの!!!

こんな感じでねっ、本来は青菜とか他のもんは乗せないのかもしれないけど、キャベツの炒め物と青菜のおひたしとピーナッツをのせて食べたら。。。やばい。朝から超満腹になるまで食べてしまう(苦笑)

驚いたことに、このウォーマーに入れられてるおかずが、ほとんど減ることがないのですよ。牧のうどんか!ってくらいに減らない。
(牧のうどん:福岡のやわやわうどんで、食べる間にも麺がお出汁をどんどん吸って嵩増しされて、食べても食べてもなくならないように見える驚異のうどん)

なぜなら、おばちゃんがものすごいこまめに追加してるから。そして「はいはいそこ座って!あんたパン焼いてダイヤルが戻ってないときはちゃんと戻すのっ」などと学食のおばちゃんさながらに細かく指示を飛ばしてるw

言葉がわからなくてもどうすべきと指示されているのかがわかる迫力があります、このおばちゃん。この食堂のルールだな、あのおばちゃんは。

上の写真はソイミルク。台湾はとてもよく飲みますよね、豆乳を。それがあったかい状態で提供されるべく、こうして保温機で提供されてる。もちろんちょっと固まってるところもあって、それが美味しい(*´ω`)

  

おかゆもあって、トッピングも豊富。しかし魯肉飯が美味しすぎるので、おかゆまで手が出ない。。。ああでも美味しそう。。。

とか思ってたら、一応パン食もあるんですよ。5つ星ホテルのそれとかとは比べ物になりませんけどね、みてください。スプレッドがいっぱい!!

楽しくね?こういうの、すっごい楽しくね?
右からマーガリン、ちょっとわからんやつ、チョコスプレッド、ピーナツペースト、そしてカヤ!!(ココナツペースト)

これは試さねばなりませんっ。口直し用のコーヒーもセット。これがまたちゃんと美味しくてね。この一回一回豆挽いて入れるやつですら、美味しくないのセットしてるホテルあるからねー。

で、5種類(・∀・)
まぁマーガリンはいいわ。チョコレートもピーナツバターもカヤもまぁ私には食べ慣れてる。でも。。。

左から2番目にあったやつ。大蒜って書いてあったからお食事系だろうとは思ってたんだけども、まさかの!ピーナツバターに大蒜だった!これがわるくなーい!

ベースのピーナツバターはあまり甘くないタイプのものですが、そうか、ガーリックバターがあるんだから、ガーリックピーナツバターがあってもおかしくないか、そうか。。。台湾はピーナツ多用する国だものな。そうか。。。

安いお宿には安いお宿の発見どころがありますな。あと、場所によっては、早朝からやってる食事処が少ないエリアもありますので事前調査を詳しくやるか、宿の朝食は確保しておくが吉。

ま、食べる場面になってみないとお宿の食事がわからないってのはありますが、今回みたいに期待してなかったのに、意外と面白かったなんてことも、あるかもしれませんよ(^・^)

 

 

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