たった2週間、不在にしただけで知らない店が続々できてるホーチミン。ビデオの早回しのような様変わりに、いつもながら驚愕の日々。
その中でも特に気になってたカフェに、やっと行けた…ら、大当たり!!これは素敵!!
ちょっとどこかのカフェに似てますが
通りがかりに目にしたのはこちら。
かなり大きな間口の様子。店名にあまり覚えがないので調べて見たら、Tan Binh 区にお店があったらしい。ご成功されたんですかね。1区への進出。
おや。このロゴマークの雰囲気は、どちらかのリッチカフェに似ているような。。。(笑) ま、まぁ良いとしましょうw (いいのか?w)
店内に入るといきなりの…?
Oh my….
なーんてゴージャース!!!(≧∇≦)
ロゴだけじゃなく、店内のゴージャスさも某リッチカフェに倣ってるのかw でも床をコンクリにしている分、少しカジュアル感もあり、と言うか、広いわ、ここ。
カウンターなど視界に入るエリアだけでも相当あるが、さらにその奥に広がりが。
なんてこった。なんて素敵。何と言ってもこのスペーシング。隣の席まで數m。日本のカフェ、隣が近くてが辛いんよな。プライバシーなんてありゃしない。そんな場所でPC開くのも気がひけるし、困ったもんです。
クラシカルな家具もだけど、あれだ。ここ、ライティングが素晴らしい。色の白いは七難隠すなんて言いますが、ライトの頃合いは難を隠すと言うよりも、その場の空気をグッと良くする。特に最近のビジュアルマーケティング真っ只中にあっては、光一つをデザインの上で考えるって、ほんとに大事。
棚はコーヒー豆やコーヒーの為のエクイップメントで飾られており、それもまた良い。みんなそれが何かは知っているけど、家ではあんまり使ってないし買いもしない、ちょっといいもん。この辺のワンランクアップなラインナップが雰囲気づくりにも役を買ってる。
ここに全く知らない物を置かれても目が滑るけども、物のチョイスが絶妙だわ。
そしてフロアの中心だけでなく、各テーブルを彩る花、花、花。
まぁこれ造花なんですが、私しばらく気づかなかったわ。ベトナムの造花って精巧よね。(あんたが鈍いだけなのでは)
大ぶりの花を大胆にアレンジして全体をゴージャスに見せられるのは、この広さがあってこそ、狭いとこでこれをやると圧迫感を与えるだけよね。
その他にも、背の高いグリーンを置いてたりして、店内のどの角度から見ても程よいゴージャス。ここデザインした人、バランス感覚、すごい良いなぁ。目の前(卓上)にボリューム感のあるアレンジを置くことで他のテーブルからの隔離感も作ってるんよね。頭いい。
郊外にあるカフェのゆとりあるスペース感と、街中のゴージャス感を程よくミックスしたようなお店。これは良い。
雰囲気だけじゃなく高めのメニュー
さてメニューも雰囲気に負けないくらいのお値段でしたよw スペシャリテなコーヒーは200k(´⊙ω⊙`)
他のコーヒーは100k〜120k。なかなかなお値段。アメリカーノで90k。これは客をかなり選ぶね。相当強気。
メニューにある通り、淹れる方式も選べます。私はどれが良いか知らないので、選んだコスタリカの豆に合うものを選んでほしいとお願いしました。そしたら真ん中のになったかな。
ベトナムコーヒーは50kであるっぽいし、イタリアンコーヒーもほどほどのお値段。100k行かない。なるほど、ドリップコーヒーに重きを置いてて、そこだけちょっとお高めなのね。
まぁその他も安いとは言わんが、美味しいと思えるものなら悪くはないお値段かな。アフタヌーンティは一人分500kとちょっと高いけど、その量がどのくらいかにもよるもんな。
にしても、ホテルのアフタヌーンビュッフェが楽しめる価格。微妙なとこだな。。。気軽に試すにもちょっといい値段。ムゥ。2人でシェアできるくらいの量があるならいいけど、この写真からはそんなボリュームも感じられない。。。
喉が渇いている方にはモヒートなんかもあるようです。んまそうだな、これ。
かき氷やちょっとしたデザート、食事もあります。でもま、この日は食後だったので、コーヒーのみを頼みましょう。ってか。。。
高っけー!!!(吐血)
これ、Runam Cafeより高いです!!と言うか、そこそこグレードの良いレストランよりさらに高い!!パスタが350kだとぉ?!
通常金額だけ見て高い、と思っても、食べて見て価値があればオッケーだよな、と考えることが多いのですが、ものには分、と言うものがあってだな。
例えばとびきり美味しいラーメン1200円は許容するが、3000円、と言われたら、それよりもしも美味しくっても、自分は興味惹かれない。ジャンルによって枠は変わるが、各ジャンルの天井価格ってのは自分の中にありまして。
パスタ1800円っつったら、なかなかでございますよ。アヒルの胸肉のスモークで500k(!!)。ステーキに至っては、250gで600kって…
私の中の、同ジャンル最高峰のものより高い。もしくは同格。こんなに広範囲にこの店がすべてそれらを上回ってカバーしていると言うのか、クオリティもオリジナリティも。
それは食べて見なければわからないけど。。。よしんば美味しかったとして、この金額では度々食べに行く、と言ういのは難しい。総合的に勘案すると。。。
食べ物は、ないな。
ここに来る前にどこかで何か食べて来るか、ここの後に食べに行くお店を心に決めてから行こう。。。
Coffee with Aroma
と言うわけで、フードに関しちゃ価格で萎えさせられちゃいましたが、コーヒーは絶品。
今回はコスタリカの豆にして見たのですが、登場の仕方はこんな感じ。香りを立たせる為にはカラフェ、って定番なんかな。
ドリップコーヒーでダントツにお気に入りな、こちらのお店とスタイルにてる。
今回のお店はワイングラスではないけれど、すっごい香る。テーブルに近づいて来る数m先から、ほわあっと豊かなコーヒーのアロマ。その花をスゥ…っと吸い込んだだけで、みぞおちのところがフヨ〜っと浮いたようになる心地よい香り。
これがコーヒー界のどこに位置するもの、とか言うのはわからんけれども、確実に私の好きなやつだ。口に含むとアルコールをも想像させるふくよかさ。かすかな酸味にクリアな旨味。
美味しい。とても美味しい。とてもPCを触り「ながら」なんていただけません。真摯に向かって、対話をしながらいただくコーヒー。これは素晴らしい。店内が素敵なだけでなく、コーヒーも美味しいときたもんだ。まぁこれでまずけりゃ見掛け倒しもいいとこだけど。
素敵なカフェで会議はいかが
ところでこちら、奥の方にガラスで仕切った小部屋がありまして。
誰もいなかったので中に入れてもらったら…
わーおっ、楽に20人は座れるスペース!!!端っこにはモニターもあり、これはそこそこな会議やワークショップなんかにも使えそう?!
大事な資料をガラスの仕切りのお部屋なんかでは広げられないだろうけど、ちょっとした集まりなんかにはいいんじゃない、ここ?!
フードの価格はともかく、コーヒーに管割ってるのは確かだし、何より雰囲気がとても幸せよ。この辺はよく通る近辺だから絶対私、また来るわ。ご飯は食べてった方が良さそうだけどw、なんかデザートもんでも今度は頼んでみようかな(^・^)
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お店情報
TEEMAY Specialty Coffee
33 Nguyen Dinh Chieu Q1
Time: 07:00 – 23:00
Spent : 120,000 vnd / person
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