ミシュランのマークを掲げるこの店。いろいろ誤解があるようなので、その解説と私の正直な感想。
ベンタン市場のすぐそば
ベンタン市場の東側の入り口向かい側の道路に面したところにあるお店。観光客の方に、どうやっても目につく場所にあるし、なんといっても…

入り口にミシュランのマークが掲げられてる。
となると、うっかり入ってみたくなる方お多いですよね。
商業化したミシュランの最近を知っている人にはあまり惹かれる要素では無いかもしれませんが、それ以前の認識で、ミシュランを見ている方には魅力的に見えますよね。
1度でもその称号を得たお店にとっては良い宣伝材料になっていると思います。

星がつくようなお店に関しては、昔のような厳格な基準が設けられた上でそれをクリアしたところが選ばれているのだと思いますが、ミシュランセレクテッドだったり、ビブグルマンに関しては…
日頃から多くの謎に遭遇しているのが実際のところ。
私の好みの話、ではなく、明らかな調理のレベルやサービスの質に関して第三者が見て感じる疑問。

そんなことを、一消費者がなんだかんだ行ったところで、何も変わらないのですが、私のスタンスを記しておきたい。
ところでこちらのお店は、ベトナムでミシュランのセレクテッドに選ばれたわけではありません。シンガポールにある本店が2010年代後半から継続して、シンガポールのローカルグルメルボンに掲載されていると言う感じですね。

だからベトナムのミシュラン情報を一生懸命探してもこちらは出てきません。あくまでシンガポールでのお話。
ここはその支店です。
ベトナムで獲得したわけではありません。
メニュー
こちらは、腸粉のお店。
広東料理、点心メニューによくありますよね。
私が日本に住んでいた頃、身の回りにはあまりなかったので、東南アジアに旅行に行ったときの楽しみの1つでした。

こちらのお店は、その地域が手作りで、生地のシルキーさが売りらしいです。
さっきから微妙に言葉にとげがあるように聞こえるかもしれませんが、それはこの料理がホーチミンにあっては、なかなかコンペティティブなものであるだろという認識だから。

先ほど話したように、私も当初は中国料理の腸粉を先に知りました。
その後、ベトナムに来てから、Banh Cunoとおいう、作り方が非常によく似た、しかし使う具材や調味料が違う料理を知った次第。
この2つのルーツがどちらにあるかとか、どちらが先かと言うのは知らないのですが(おそらくは中国の腸粉由来ではなかろうかと踏んでいる)一部中華料理店のもの以外は、どちらかと言うとBanh Cuonの方が私は好き。

腸粉も大好きです。
飲茶の中で何が好き?と聞かれたら、私は迷わず腸粉、と答えるでしょう。
しかし、本来は、庶民料理の1つであるこちらの料理。
広東料理が盛んな地域に行けば、選択肢は無限にあるし、正直、ものすごくおいしいと言われるものも、予想の範疇を超えたものはない。
もちろん、それは私が知らないだけで、本場には驚くようなものがあるのかもしれない。その「本場」の一つにシンガポールは入るんではなかろうかと思ったので、今回食べに来てみた。

金額は、場所柄を考えても控えめで、しかし具材にアワビなどの高級食材を使うなどして、高い単価のバリエーションを持たせてる感じですね。

観光地だからといって高い設定にはしてないところがすごく好印象。あとスタッフさんたちがみんなすごく親切な感じだったな。
外国人慣れしていることもあったでしょうが、とても感じが良かったです。

花茶などもあってベトナムの料理シーンへの敬意も感じられるし、お店自体は良いお店だなと言う印象。

最近メニューにゲストや有名人、もしくは個人でやっているお店は、自分のファミリーの写真を載せるの流行ってるのかな。

四角い蒸し器が、中華の腸粉を食べる際のワクワクですね。
ベトナムのは丸く蒸す事が多いから。
持ち帰りにしたカニ腸粉
ちなみに、この日は少し部屋に帰りたい気持ちもあったので、持ち帰りにしました。パッキングはこんな感じ。

清潔感があるし、パッキングは完璧。
だったのですが、俺は私のオーダーミス。
腸粉、一般的なものはチャーシューだったり、エビを中に包み込むことが多いのですが、今回は珍しくカニがあったので頼んでみたんです。
具材は記事と一緒にされた上で包み込まれるため、その素材の興味が中に閉じ込められることになります。

鍵の場合は…このカニが軽くボイルされたものなのか、冷凍のものなのか、どういった由来のものかわかりませんが、戻されたことによって、生臭みも一緒にこもってしまい、ちょっと腸粉には向いてないかなー😅
という印象。
まあ向いてたら、いろんなところで見かけるはずなんですよね。バリエーションを持たせようとした結果なんでしょうが、これはちょっといただけないかな。

食べられないと言うほどでは無いのですが、予想外の生臭みでしたw
とは言え、全く食べられないほどでは無いので、添付のタレをかけてみます。中華の場合はこのタレがオイスターソースベースのさらりとした醤油系のタレ。
ベトナムだとヌクチャムになるんですけどね。

タレの仕置きはそんなに強くないので、思い切って全部かけちゃって大丈夫です。腸粉をつけて食べる、という食べ方もありますが、この料理にはたっぷりのタレをかけたほうがおいしいと私は思ってます。
生臭みを感じるほどのか。それは別にカニが悪かったとか、そういう話ではなく量ですね。めちゃくちゃ入ってるw

しかしもしかしたらだけど、川のカニを使っているのかもしれない。
何しても、タレだけでは、やっぱり匂いの癖が抜けず。
そこでチリソースを。
これはベトナムでいうところのSateみたいなもので、言うほど辛くないけど、うまみがしっかりと詰まっていておいしかったです。多分エビのペーストも入ってるかな?

アレルギーなどがある方は注意。
でも辛味を添えると、かなり美味しく食べられるようになりました。

そしてカニがゴロゴロ。
これだけ見ると美味しそうに見えるんですけどねw
あまりお勧めはしません。エビの方が良いと思うw
肝心の生地部分ですが。。。
シルキーさを歌うのなら、ベトナムのBanh Cuonの方が薄く滑らかでシルキーな気がする。
そしてこちらの料理は、(カニのことはさておいて)ちゃんとしてる。
けど。。そしたらシンガポールの本家とはだいぶ違うかもしれません。だってとても普通だったから。
普通、以外の感想がない。
マレーシアに住んでいた経験があるんで、シンガポールもちょいちょい行って、特に腸粉は好きだからよく食べていましたが、これがもし本家と同じだったとしたら、特別である理由がわからないです。
きっと、海外に出した支店ということで、色々調整されてるのかもですね。
悪い店じゃない、というか、むしろ飲食店としてはとても良店だと思います。しかし、腸粉の生地やタレに関しては、一般的であると言うこと以外で言うことがない。
でもミシュランマーク、ついてます。
それだけ頼りに入った人をひどく落胆させる事は無いだろうけど、ベトナムで見かけるミシュランマーク、ほんと判断が難しいなぁと言う印象でした😅

お店情報
Pin Wei -Singapỏean Steamed rolls
14 pHan Boio Chau, Ben Thanh, Ho Chi Minh
Time: 07:30 – 21:00
Spent: 100,000vnd / person


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