これまで一切、博物館などには興味を示さなかったのですが、ご依頼をいただいたので行ってみました。そしたらこれがびっくりするほどいい感じ!
暑い時期の旅行の工程の1つとして候補に入れてても良いかと思います!
圧巻のエントランスと料金
割と、近年に改装が終わったらしいです。
食べ物がないので全く興味がわからなかった博物館に行くことになり、ちょっと気持ちが重かったのですが、この入り口を見て(お?)となりまして。

歴史的なことや詳しい資料の説明等は、ベトナムでは本来はきちんと勉強されたガイドさんから教わるべきことなので、今回は写真ギャラリー的に施設の様子をざっくりご紹介。

エントランスがこのスペーシング。
なんて贅沢な!
私は建築やデザインに関する知識も経験もありませんが、こういう圧巻な施設を作れるところって凄いと思うんですよね。ダナンのプライドを感じます。
↑写真にあるカウンターで入場料を支払います。
金額は以下の通り。

大人50k。
安い。。。
オーディオガイドの方が金額高くなってますね。70k。
この日は駆け足で回るだけだったので、オーディオガイルを試しませんでした。
じゃあ日本語の表記もあるから、日本語もあるのかな???🤔
とにかく綺麗だ
新しいと言う意味で。
進んでいくとわかるんだけど、進路等のガイダンスはちょっとわかりにくいところもあったかも😅
でもまぁ、大勢に影響は無いので、よし。

エントランスの右手側にあるエスカレーターで上に登って行きます。ここでチケットチェック。

上に上がると、象徴的なダナンの歴史を記録した写真がたくさん並べられています。ちょっとしたアート感覚ですよね。見てて楽しかったし、内容も見応えがありました。

初手からすごい量だったな。
内装のデザイン的な意味合いも持っていたと思われるので、ここをさらりと通り過ぎるのもありですし、1枚1枚をゆっくり見ていくもよし。

味方、楽しみ方によって所要時間にかなりの差が出てくるかもなと言う予想が、この1番最初の部分だけで容易に想像できました。
ここ
館内には数カ所こんな感じで映像資料を提供してくれているところがあり、そこには椅子もあったので、もしここに来るまでの間に歩き疲れた方がいたら、こういうところで少し体を休めながら、資料を閲覧していくのもいいかもかもしれません。
もちろん空調は効いているので涼しいです。
ますが、私は食べ物がない所には興味がない。だから、これだけ何度もダナンに来ていながら、博物館には今まで1度も来たことがなかったです。

ですが、旅行と言う観点で見た場合、私があちこち行っている途中に部屋に戻って行った休んだりするように、こういうところでフィジカルな休憩を取りながら、しかし観光を続けると言う手段は持っておいてもいいかもしれない、と思った次第。

ダナンの浮世経験したことがある方は想像ができるかもしれませんが、中部地方の雨季って水害がひどいんです。それは今も続いていて、毎年のように大洪水に見舞われています。
なので、水害はダナンの歴史の1部。
当然、その水害時のレスキュー状況等の写真や資料もたくさんありました。
物品展示
ダナンで使われてきた生活物資や、文化的なものを語るアイテムの物品展示もかなりの点数ありました。

これは終わりに近代のものでしょうか。蓄音機的なものがあったり、アイロンなんかもありますね。

この辺はなんだか、昭和の時代に、日本でも見たようなものばかり。
テレビやオープンリールのレコーダー。世界共通のものとは言え、特に色合いとかデザインとか、日本の昭和やそれ以上を連想させますよね。

お札もこんなに色々と。

ベトナムは戦争が割と近代にあったため、その様子が生々しく映像に収められたりもしています。
日本と違って、割と容赦なくリアルな様子を見せてきたりするので、小さなお子様とかセンシティブな感性をお持ちの方は少しご注意ください。

ホーチミンの戦争証跡博物館もそうなのですが、目を逸らして良いものだとは思いません。思わないのですが、あまりにもリアルだったり、残酷な様子は、見る側に心の準備や耐性がないと、展示の意図とは違うダメージが生じたりするもの。

だから積極的に行ってみたいと言う。旅行者さんにはご案内をしますが、私からは誰にでも強く進めると言う事は基本的にしていません。
可能なら、過酷な事実、過酷な史実をきちんと見て認識する事は大事なことだと思いますが、旅行の意図や個人のキャパシティーによりけりだと思うので、個人のご判断で。もしくは親御さんや余裕のある方のご判断で体験してくださいね。
女性が多い?
ベトナムは社会主義国なので、建前としては就業率が100%であるべき国。当然、女性の社会進出率も、おそらくは日本に比べて相当高いのではないかと思われます。
実際ビジネスのシーンでも女性が活躍している場面がとても多い。

それは歴史の中でもそうだったのか、なんだかこういう博物館にしては、とても多く、女性の姿を見るような気がしました。

改めて、そういう感想を持ったと言う事は、これまで見てきたよその国や、自分の国での博物館で、女性の資料をあまり見かけてこなかったのかもしれません。気にした事はなかったけれど。

博物館の経験が少ないだけに、なんとなく自分の中にあった凝り固まった価値観みたいなものが、ふと解かれるような場面がいくつもありました。

私個人としては、それがあっただけでも、この博物館に来た甲斐があったと感じました。
生活資料
HONDAさんが、バイク天国でベトナムで、社会的に、というか、もう国家的にの域でご貢献されてこられたのは、皆さんご存知の通り。
というわけで、こういう博物館にもしっかりと展示がされています。
こういう企業さんのおかげで、日本が好意的に捉えられている、と言う部分、ありますよね。
HOONDAさんに限らず、他にもたくさんの企業さんが、この国に寄与してくださってきたこととは思います。その恩恵にだけ預かる形で、のんきに暮らさせてもらえてるのは、本当にありがたい限り。(-人-)

↓こんな感じで、お部屋の作りのデザインは、今でもレトロ感を売りにしたカフェとかで時々見ることができますね。

特に中部のこういった調理品は豪華なことが多い。
確か螺鈿って北部の方が発祥の地だったと思いますが、応急があった方が近いことが理由なのかな。中部にもとても多く見られる気がします。

家具にも使われますし、生活雑貨などの問題に使われることがあったようです。
あまり聞いたことがない方のために言うと、螺鈿(らでん)というのは、貝殻の内側にある美しい真珠質の部分を削り出し、漆器や木器などの表面にはめ込んだり貼り付けたりして装飾する、伝統的な工芸品のこと。

ベトナムの螺鈿は、真珠貝(白い輝き)だけでなく、タイやインドネシア、国内の沿岸部から集まる夜光貝やアワビ(Trai, Ốc)の殻も多用するんだとか。
その結果、角度によってピンク、緑、紫など七色に妖艶に光るグラデーションは、ベトナム螺鈿ならではの見どころとのこと。

私は螺鈿と言うものをあまり他の国のものとは見比べたことがないのですが、確かに綺麗なんですよね。
この制作現場を見学したことがあったのですが、本当に本当に細かい作業で手先が器用な人が多いと言われるベトナムの工芸品にふさわしいものだなぁと感じた記憶があります。
あと、割と流木をアートににすることもありますね。
背景はいくつかあるようなんですが、1つは、何十年ときには、何百年と泥の中や山の中に埋もれ、風雨や水流にさらされて周囲の柔らかいのが朽ち果て、
「最も固い芯の部分だけが残って形作った流木」
をよしとするもの。
それは唯一無二の形状であり、価値が高いもの、とされているらしい。

ときには、その唯一無二の形状の1部に彫刻を施すものもあるっぽい。
別の側面としては、最近のサスティナブルをよしとする風潮に基づき、長い年月をかけて、出来上がったものをモダンなアートやインテリアに蘇らせることで、その風潮に沿わせると言うもの。

ダナンの小林のホイアンには、伝統的な「キムボン木彫り村」があり、そこの職人たちが、洪水で流れてきた流木を活かして、海の生き物のオブジェ、モダンなランプ、立体的なレリーフ(漆を組み合わせたものなど)を制作しているらしい。
Làng Củi Lũa – Driftwood Village と呼ばれるエリアは、クリエイティブな村通して、国内外の観光客から注目を集めてるんだって。知らんかった。
あと香炉は結構よく見かける雑貨。
順に、お米を使う文化があると言うこと、流木のことを考えると、龍涎香が絡んでいたりもするのかもしれませんね。。
実際、沈香のお店、ダナンではよく見かける気がしますし、もしかしたら採取できることが多かったのかもしれません。
そういえば過去に、ダナンではなかったかもしれませんが、ベトナムで、漁師が網にかかった奇妙な塊塊を見つけ、それが「龍涎香」と判明して数千万円〜数億円規模の価値がついたというニュース見たことがあるような。
それは一度きりのことではなく、時折あることのようなのです。
そこで、ベトナムでは龍涎香は一種の「一獲千金(海の宝くじ)」のイメージで語られることも多いんだとか。

シーサーさんの親戚みたいなお方も、
「へーっ」
と驚いておられるようである。
きっと中部、というかベトナムについては、私が知らないことがたくさんあって、その背景を踏まえてみると、もっともっと楽しめるのかと思います。
ですが知識のない私でもなかなか見ごたえがありましたし、何より快適でレイアウトが美しい。美術館そのものを見ることも楽しかったです。

↑一応お土産物屋さんもありました。
自分1人のセレクトだと絶対にチョイスに入らなかった場所なのですが、人様のために動く機会をいただけて本当にラッキーでした。
人と関わりを持つと言うのはこういうことですね。
自分1人の世界は狭くても、人との関わりによって広げてもらえる。
大変良い機会を頂戴しました。
ほんの300円位の入場料なので、もしもダナンで時間ができて何をしようかな?と思ったときに、ふらっと行ってみるのは良い選択かもしれません♪

お店情報
Bao Tang Da Nang
31 Tran Phu, Hai. Chau, Da Nang
Time: 08:00 – 17:00
Spent: 50,000vnd / person



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