必要に迫られて外泊を余儀なくされたのですが、こんな時こそ、安宿バスター!でも今回は流石に安すぎた?😅
200k 宿
200k。千円ちょっと。
この価格だと、流石にドミトリークラスしか知らない。
ドミトリー。
ご縁のない方も多いかもしれませんが、1部屋の中に2段ベッドがいくつか置かれた相部屋のホテル。
ユースホステルなんかによくあり、私も若い頃、NYでよく使ってました。
しかしあれは気が抜けない。プライバシーがなく、貴重品こそ預けられるボックスがありはしたが、たとえばPCなどはそこに入れられない。
ものを置いて出かける、ということができない。
なくなってもいいものなら一か八かで置いていけるが、なくなったら困るものに関しては置いて行けないし、寝ている間も気が気じゃない。
その辺のサービスが省かれてるから安い。コストは自分が負わなければならない。バックパックひとつで旅に出られる若い頃の醍醐味だ。
し、「そういう若い宿は若い人にお譲りするです(๑•̀‧̫•́๑)」というのが旦那さんの教え。そうだね。必要に迫られてないなら、若い子の便利な宿をわざわざ荒らすことはない。
しかし今回は必要に迫られた!
まあ他にノーチョイスだったというわけじゃないが、どれもドングリの背ぇ比べ。ならばゴリゴリのところに泊まってやろうじゃないかと、酔狂な気持ちがムクムクと。
ま、お部屋は空いてたから、1晩くらい、若い方の邪魔をすることにはならんだろうということで。
10区のヘムの中
で、位置的なことが条件に合致していたというのもあるのですが、このホテル名。
Japanese Living Style????
ブッキングサイトの写真では、どこがどうJapanese Styleなのか分からんかったが、興味惹かれた。それにこの価格でも相部屋ではなく、一応個室があるらしい。
しかし私が予約した時点ではGoogle Mapの場所は少し違うところを示してて(現在修正済み)、行ってみるとかなりローカル。
このヘムの中らしい。
ヘムの中には特に店がある感じでもなく、淡々と道が続くのみ。
明かりも少ない。
が、まあさほど行かないうちに、左手にある。
指紋認証ゲートロック
Agodaで予約したのですが、メッセージが来てて、その方は英語が堪能だったけど、到着時には呼び鈴を押して、そこにいる彼の妹さんを呼び出せとある。
ちなみに、そのメッセージツールで電話番号を交換することで、ZALO(ベトナムでよく使われてるLINEみたいなアプリ)に移行。
出てきてくれたオーナーの妹さんは、一切英語ができないようで、なんとかかんとかコミュニケーションを取りつつチェックイン。まあそう呼べるような手続きはなかったけれども😅
驚いたのは、こちらの鍵、指紋認証w
宿泊者は、管理人さんに指を持たれて導かれ、指紋登録しますw
ご覧の通りのデザインなので、外から帰っても、隙間から指を差し込んで、該当部位に指をペタッとすると鍵が開くというね。閉じる時はオートっロック。
これなら、登録した指先を削り取られることがない限りは出入り自由だ。
個室!
で、肝心のお部屋ですが、3階にありました。正確には2階。間にあった共用キッチンは、1.5階といった位置付けでしょうか。
階段を上がると、狭い通路が左右に伸びており、
ああ、なるほど。
予約サイトに載ってた写真はこの通路で、ちょっとカッコよく見えたんですよねw
こちらが私の部屋があった方向。
ブロックを積んだような壁に埋め込まれたように見える木の部分が、各部屋の扉。さてさて?
ゆとりあるカプセルホテル?
ってことで、ジャジャーン。
おおっ(笑)
日本のカプセルホテルの容積を3〜4倍にしたような空間!
なるほどw
安心したよ。千円ちょっとで普通の部屋だったっら、絶対なんか別のもんも一緒に泊まることになりそうだもの(・∀・;
入り口の板間の部分には結構な枚数をかけられる洋服ハンガーがあり、エアコン完備。
↑真上にあったので、変なアングルになってますがw
あるというのを目視して初めて気づいた。自分、エアコン有無の確認してなかったわ。この金額なら、エアコン無しでも文句は言ええない。
危ない。ペンギンの危機だった(・∀・;
そしてバスセットが意外に充実しててびっくり。水までついてる。なんならボディーシャンプーに、ヘアシャンプーまで(´⊙ω⊙`)
歯ブラシ、綿棒まであるのはちょっと想定外。
こういう安宿に限らず、東南アジアの宿には、ええとこでもトリートメントや、なんだったらシャンプーも使いたくないものしか置いてないことがある(匂いが強すぎる)というのに、なんてこった。
一点、中からはしっかり鍵がかかるんだけど、表からはかけてもちょっと引っ張ると、こんなふうに開いてしまうw
貴重品は置いて行けない。
盗難前提で考えるのは、他の宿泊者さんと宿の方に失礼かもですが、人間「機会」が与えられると、魔が指すこともあるでしょうよ。隙を作らないのが大事。
ですが、鍵がこうして空いてしまうのは、すでに大きな隙で、しかもどうしようもない。
部屋を出る時は、できる限り貴重品を持ち出し、なるべく短時間で部屋に戻る。ひと晩だけのことならなんとかなろう。こういうことがあっるのが、千円宿だ。
共同のシャワー室はトイレと同場所
で、この部屋はご覧の通り、ゆとりのあるカプセルホテルみたいな感じで、プライバシーはある程度守れるが、風呂・トイレが、ない。洗面所も同様だけど、共同。
は、まだいいが。。。
トイレとバスも共同スペースにある😇
うん、知ってた。民家にもこういうスタイルがある。日本人的には、というか、欧米の何カ国の方とかとも話したことがあるが、これはちょっと不便。
不便だが、こういうスタイルを活用している人たちがいるのに、悪し様に言うのも失礼なことだ。合う合わないはもちろんあって然るべき。だがまあ一度体験してみるのもよかろう。
そのための経験も積んでいる。
こういうスタイルのところでは脱衣所もない。ドアを開けるとそこは共同洗面所。誰がそこにいてもおかしくないので、着替えまでこのスペース内で済ませる必要がある。
親切にもフックがあるので、濡れたら困る衣服はビニール袋に入れてそこに掛ける。
無い場合は、なるべく水がかかりにくいであろう方向や高さを勘案してえ最適ポジションを見つけて置く。
荷物をかけたハンガーは画面右側。なのでシャワーヘッドはそちらを向けないようにシャワーを浴びる。あ、足元はビーサン履いてます。
具体的には下の写真だと、左側の壁に背を向けてシャワーを浴びると、服をかけた側にはほとんど水飛沫が飛ばないことになりますね。
というわけで無事にシャワーを浴びて、ちょっと困難だったのは着替えでロングパンツを履く際に裾が床につかないようにすること。
こういう時は一旦、でもいいからプルオーバーのワンピかなんかを用意しとくのが吉だな、と学ぶ。サイドの着替えはプライベートスペースでやればいい。
そして日本人が忌避する光景を自分で初めてつくててしまった気がします。そう、水浸しの床。
ローカルカフェのトイレなんかにたまにある光景。反射的に、トイレの床が水で濡れてると「うわ…っ💦」となる方も多いかと思うのですが、あれは大抵、トイレのハンドシャワーで床を流したものだと解釈してましたが。。。(まあカフェのトイレでシャワー浴びるやつはいないと思うのでね)
そうか。行為状況の時にもこの状況を作ってしまうのだな。
水切りラバーワイパーがあったら綺麗にして出たいところだったけど、それも叶わず。すんません、次にここのトイレ使うことになった方(-人-)
いうても、通気は良いところだったのと、床に傾斜がかかってたからか、その後自分が再度トイレに行った時は、大して時間経ってなかったけど、もうすっかり乾いてたけどね。
というわけで
そんなこんなで、長逗留は自分には無理w
となりましたが、緊急避難的に、とにかく一時的に寝る場所があれば、というケースであれば、安くあげられる。
不便はあるし、部屋を開ける時間が多い人には不向きですが、今回の自分のように、早朝、付近で用事があって、チェックインも21時過ぎ。
もうほぼ寝るだけ、で、なんとか朝の身支度ができればって時には、これも一案。
うん、いや一般的にそんな事態がどんだけあるかわからんけどね😅
全くわからなかった Japanese Living Style
ところで、ホテル名についてる、Japanese Living Style,ってのが、最後まで一切わかりませんでした(; ・`д・´)
何がどうして、Japanese Living Styleなんだろう。
指紋認証でゲートの鍵をコントロールするのもそんなに一般的じゃないだろうし、バストイレが共用なのも、ほぼトイレでシャワー浴びるのも。
もしかして、カプセルホテル的なお部屋の構成が日本のそれ的なってことなのかな。あれって日本固有の宿泊サービス????
そこんとこが今ひとつわかりませんでしたが、チェックアウト作業も特になかったので、ZALOで、「ありがとー、出てくねー」とお知らせして終了。
うん、久しぶりに若いことした。
ま、これも経験。
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ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Tonbon Home – Japanese Living Style
101/19 Thanh Thai Q10
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