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バンコクのええもん飯② ~ トリュフとフカヒレ

@タイランド

今回は2店舗ご紹介。
なんかね、トリュフづくし、フカヒレづくしを
楽しめるお店があるって話を聞きまして。
さすがバンコク。食の楽しみの幅が広い、と、
勇んで出かけて行ったわけです。

特にフカヒレづくしは、どこかが始めて評判を
呼んだからか、数件、それを売りにしている
ところがあるそうで、ランチであれば、2千円
ちょっとでいただけるとのこと。

ただまぁ自分が知れたがっかりレシピのトップ
でもあるフカヒレスープ。だってあれ、初手が
まず「鶏がらスープを用意します」だもんなぁ(´Д` )
どんな高級なお出汁が出るのかと思ったら、
フカヒレ自体にはさほどの旨味があるわけ
じゃなく、鶏がらスープを染みさせるという
衝撃のレシピ。。。あれはがっかりした。。。

が、東南アジアであれば少なくとも「形のある
もの」が食べられる可能性があるし、評判も
良いのでぜひトラーイ!

 

もう店名からシャークスフィン。
そして店内に入ると?

 


思いっきり日本語メニュー( ̄ー ̄)
そして店内客にも日本人が多々。
在住者の方ならたまにはそういうところも、
と思われるでしょうが、旅行者の方であまり
日本人が多いところは、という方は、そこも
勘案してお出かけください。

ちなみに上の二つのメニュー、値段が違うが
内容は一緒。何が違うのか聞いたら量が違う
と言われました。

とりあえず様子がわからないので安い方に
したのですが、量的には十分。というか。。。

 
初手のフカヒレスープ。
鶏がらスープであることは承知してたん
ですが。。そして美味しくはあるんですが。。。
どろっと濃くなるまで、おそらく骨を砕きつつ
炊き上げたこのスープ。まるで天一( ̄ー ̄)

この表現をしたところ、

「天一に愛のない人に言って欲しくないですヽ(`・ω・´)ノ」

と、旦那さんに言われてしまい、なるほど、
それもそうかと思ったのですが、他に類似の
味を思いつきません。そして。この料理の
オリジナルな表現を掘り起こそうとしても、
頭に浮かぶのは「天一」の2文字。え。

続くフカヒレの卵炒め。これはほぐした、
というか割れ物のフカヒレを卵とじ的にした
かったのでしょうが、割愛(あ。。。)。
野菜炒めにはフカヒレは絡んでませんが、
それ以前に凄まじい油の量で、こちらも割愛。
(あ。。。)

続く海老料理は、エビのカレー仕立てか
クリーム仕立ての2択ですが、カレーの方は
プーパッポン的な感じ。クリームの方はマヨ
和えです。私はクリームにしたつもりが結果
的にマヨ和えになったのですが、そこまでの
料理がとにかく濃い&油まみれだったので、
エビの5倍入ってたりんごのマヨ和えに
癒されました。カレーの方は可もなく不可もなく。

しかし落胆することはない。最後にはアワビ
ご飯が待ってるって話じゃないか!フカヒレ
を扱う店なら乾燥のアワビだろう?あれなら
特にゴロゴロ入ってなくても味は出るはず。
終わりよければ全てよしだ!!と思ったら。。。

え。
まさかの振り出しに戻る?

と思ったら、一応中にはコメが入ってた。
アワビご飯というから炊き込みご飯のような
ものを想像してたら、アワビ雑炊。しかし。。。

 

まさかの天一アゲイン(爆)
アワビ、確かに入ってるけど、押せ押せ
濃い濃いドロリンチョの天一スープに押し
切られて存在感がないなっとる。。。

しかも最初のフカヒレスープもやっとの
思いで食べたというのに、また同じ位の量、
全く同じ、下手したらお前豚骨ちゃうか?
みたいな濃いスープがやってきて辟易。

うん、2千円だもんね。
それで美味しいフカヒレ食べようって方が
あかんよな。。。


というわけで、ここでは単品を頼んだ方が
良いかもです。もしかしたら他のお店の
ランチセットはまた違うのかもしれません。
しかしここはワタクシ、次誘われたり、
一緒に行ってくださいと言っても丁重に
お断りすると思う。

それでもご興味のある方は、写真内の店名
頼りにお探しください。ワタクシからは
詳細は控えます。

いうほどワタクシ、天一さんに行ったことが
あるわけじゃないので、次回の帰国でお浚い
しとこうと思います。

 

 

さてお次はこちら。

 


パリ老舗のトリュフのお店の支店です。
割に最近バンコクにできたという情報を
すかさずキャッチしていた同行者、さすが。

トリュフ、美味しいですよね。
家ではせいぜいTetsuya’sさんのトリュフ塩とか、
これもバンコクで仕入れたトリュフオイル
くらいしか使いませんが、ここでは生トリュフ
もランチだったらリーズナブルにいただける
とのことで胸をワクワクさせて参りました。

 

店に入ると、物販コーナーのところには、
恭しくトリュフ様が鎮座されており、
権威ありそうな書面も額に。

 

上の写真はウェテイングルーム的に使うところ
らしい。奥にはライブができるスペースも
あったので、生演奏など楽しみながらディナー
が楽しめたりするのかも。

食事をするスペースに通じる通路の様子も
恭しく、すでにここにトリュフの香りが
満ち満ちてます。なんならワイン片手に
十分、香りつまみに飲めるくらい。
(はしたないっ)

 

ランチセット。こちらも2千円ちょっと。
ほんまにそれでトリュフが楽しめますのん
かいな、と思ったらあーた。

 
初手のパンから、トリュフオイルがついてくる。
え。いきなりオイルて、料理の香りがわか
らんくならない?と思いつつもいただく。
おいち。

気になったのが、アペタイザー・メイン・
デザートとそれぞれチョイスがあるのですが、
そのチョイスの中にはトリュフを使ってない
ものもある。え。せっかくだったらトリュフ
づくしがええのんちゃうの?トリュフ使って
ない料理を頼む人おるの?という疑問が湧くが、
これはあとでその意味を知ることとなるんですね。

まずはスープ。
素晴らしい。運ばれてくるときから芳香を
漂わせ、着卓時にはうっとりとさせる色香を
放ち、なんとも魅惑的。ですが、うん。
これほとんどオイルの香り。ご覧になって
いただいても分かる通り、ゴッテリ油。

ベースのスープは十分に美味しく、初手なので
まだゆとりを持っていただけましたが、中々
ごってり系でございます。

しかしトリュフに浮かれるワタクシ、
まだまだ大はしゃぎ中。

メインは、全てのチョイスにトリュフが
使われており、パスタ2種類、チキンタイ
(腿の部分)、サーモン、オムレツがあった
のですが、ここはパスタ系が正解だったかと。

チキンタイを選んだのですが、かなりへヴィ
であることと、トリュフとの相性が私には
あまりよくなかった。その点パスタなら
抜かりなく外れなく、という気はします。

 

そしてデザート。
これがひっくり返りそうになった。
これも是非ともトリュフを使ったものを、と
思って、トリュフ風味のアイスクリームを
頼んだら…?

 

もうアータ。
むせっけぇるようなトリュフ臭(・∀・;
うまいよ。一口二口食べるには。
しかし、オイルだっぱりのスープに単調で
ヘヴィなメインを食べた後にこれは辛い。。。

つまり。。。
日頃トリュフを食べつけない人間がですね、
ここぞとばかりに、しかもランチメニュー
なんぞで欲の皮をツっ張らかすと、こういう
ことになる。なるほど、チョイスにトリュフを
使ってないものがある理由が、ここへきて
やっとわかった。

例えばメイン一品のみにトリュフを使うか、
せいぜい前菜、メインとトリュフが来たら、
デザートはそれを省くか、などの緩急がとても
寛容なこちらのお店。

考えてみたら何せ部屋が既にトリュフ臭いの
だから、料理にガツガツそれを効かせまく
るのは、品のないことこの上ないというお話で、
キッチンではオーダーを見て、慣れぬ人間が
やって来たなと思っていたことでしょう。。。
いや、それを思われるのは別になんとも
思いませんが。。。

アイスクリームを2口食べたところで本当に
手が止まってしまい、これ以上のトリュフ成分を
体に入れるとアナフィラキシーを起こすの
じゃないかと思われるほどの限界を見て、
自分の浅はかさに打ちのめされたわけですよ。

フカヒレにしてもトリュフにしても、普段中々
食べないからこそ、こういうお店があって、
こういうメニューも用意されてるので、それを
楽しむのがどうだという話ではないのですが、
楽しみ方を自分が知らなさすぎたなぁ、と。

話のネタには絶対なるし、一定以上の
美味しさはあるので無駄にもならない。
どちらも2千円でこんな体験させてもらえた
のだから悔いはない。

けども、できればどっちも、ゆとりを持って、
食べたいものだけ食べるというチョイスの
仕方が、その食材にふさわしいのかなぁ、
そしてそれが今回の自分にはできてなかった
なぁ、という話。

いかに普段高級食材に慣れてないかが分かる
体験記でございましたが、フカヒレの方は
明らかに雑がすぎてたので、人にあまり
お勧めできんし、トリュフの方は、頼み方に
気をつけなはれ、ということをお伝えできる
ことは収穫だと思います。

トリュフ好きなお友達は割とぺろりだった
ようですし、まだ世界中での支店も少ない
ようなので、貴重な体験としては行く価値
あります。数日のバンコク滞在ということで
あればタイ料理がまず第一でしょうが、
イベント的な選択肢の一つとして、こんな
お店もいかがでしょうか(^・^)

 

 



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