一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Ho Chi Minh・Capichi】ローカルにありがち?!あの香りがするフライドチキン! ~ Fat Daddy

ちぇりピク(ピープル)

東南アジアの方はフライドチキン、大好きですよね。いえ、日本人も好きな方多いと思うんですが、それぞれにお国柄があるようで…?

アジアのフライドチキン

別にアメリカでもヨーロッパでも好きな方は多いと思うのですが、アジアは特に、

豚が食べられなかったり(ムスリムの皆さん)
牛が食べられなかったり(ヒンドゥー教の皆さん)

と、宗教上食べられないケースによく遭遇します。
鶏も、特定の条件下でしか食べられないなど制限を設けている宗教はありますが…

自分の個人的体験からは、比較的、食べても良いとされる共通項的お肉とされることが多いように思われます(お付き合いする範囲によっては違う印象になるとは思いますが)

あと肥育条件や流通が、牛や豚に比べると比較的簡単、なのかな?素人の印象でしかありませんが、諸々、鶏の方が活発に動かせそうな気がします。

そして暑い地域だと、しっかりと調理したものの方が安全、という話もありますね。フライドチキンのように高温でしっかりと揚げる、というのは、かなり食中毒防止にもなるのではないでしょうか。

ってことで、ベトナムでも人気です。Ga Ran、だっけか。大手のファーストフードチェーンから個人規模の商店まで、かなりの数のお店があるのではないでしょうか。

正直にいうとローカルのフライドチキンは、油っこいことが多く、またその油も個性的な香りがするものを使われてたり、油の鮮度があまりキープされていなかったりで、「これは!」と思うものに出会うのは稀。

とはいえ、それなりに楽しんでもきたのですが、このタイプは初めて(๑•̀‧̫•́๑)

2ピース+コーランコンボ

普段コーラは飲まないのですが、ちょっと実験に使いたい案件があったので、お得なコンボで入手(そんな入手経路w

割にしっかり目の袋に入ってるのが印象的。

開いてみるとこんな感じ。
ドラムスティックと胸肉パーツで、衣はかなりカリカリタイプ。

衣に残る油っこさはあまりなさそうでちょっと安心。

コート紙仕様の紙袋!

で、袋がしっかりしてるなーと思ったら、なんと内側がコート紙になってる!

普通の紙のままだと脂が滲み出てしまうが、それがなかったのはそういうことか。

しかしこれも諸刃の剣で、外に滲まないということはうちに籠るということ。。よくよく油を切った上、ある程度蒸気を逃してからじゃないと、内側に籠った油と蒸気で、衣がべちゃべちゃになってしまう。

幸い、このお店から我が家までの距離はそこまで長くなかったためか、多少籠りはしているようだったけど、チキンには影響がなかったようです。

もちろんお店も先ほど言ったように、油切りと温度には気を使われてるのかと思われます。

しかしあまり遠いところからオーダーされる時は、それでもちょっと籠り気味なるかもしれないのでお気をつけを。

身はプリップリだけどまさかのあの香り!

で、齧ってみると、わー!衣がカリサク!!クリスピーで小気味良い。

そして中から覗く身はジューシーでプリップリ。肉汁が滴らんばかりです。ぷるんと跳ねるように飛び込んでくるその身も味わい深く、下手な大手の専門店の鶏肉より良いののように思えます。

が。

なん…だ、この香り…は????

普段自分が作るものは愚か、周辺で買うことが多かったフライドチキンにはない香り。しかもそれが微かに、ではなく、圧倒的な存在感を持って迫り来る。

これは。。。
マーガリンだな?!(笑)

そうなんです、最近はどうだかわかりませんが、ホーチミンの方はマーガリンの香りが大好きだという話を以前聞いたことがある。

本来バターを使うものをマーガリンに置き換えた結果、それが身近になってしまったのではないか説もあるのですが、なんなら「マーガリンの香料」ってのがあったりするくらいにはマーガリン好きが多いと聞いたことがあります。

しかしそれをフライドチキンに反映させてるのは初めてだー!!!

はっ。思い出した。
そういえば。。。

Canh Ga Chien bo

という名称の料理があると聞いたことがある。
その名称ずばりのものを食べたことはないのですが、別のレシピを調べてる時に遭遇したことがある。

へーと思いながら見たそのレシピは、蒸すなり茹でるなりした鶏肉に唐揚げ粉をまぶし、揚げておいたものに、ニンニクやらチリやらヌクマムやら甘みやら。。。を合わせた調味料を塗す、というものでした。

そこまでの処理の仕方にはいろいろあると思うんですが、さらにそのタレを絡める際に、

「マーガリンをたっぷり溶かしたフライパンに合わせダレを合わせて乳化→チキンに絡める」

という手順。
うおおおお、マーガリンをソースの一部に。

や、多分バターやるのが本筋かもですが、バターは冷蔵設備が要ります。冷蔵庫の普及事情を考えると、ちょっと前まではバターは高価だし保存も難しいので、マーガリンにそこを頼るのは必然。

そのレシピ、なるほどこんな味なのか。
もちろんこちらのお店のレシピは私が見たものそのものではありません。なぜなら衣はカリッと乾いていたので、タレを絡めたものでありませんでした。

ただ味の構成要素としてはマーガリンを用い、それが高価的に香るレシピでいらっしゃったと。

好みはあると思います。
私は、綺麗に全部食べましたが、好んでこの味をまた頼むかというと微妙かも。あれば食べるという感じ。

ですが、経験してみるのはアリだと思います。
ある意味これもベトナムの味。日本じゃあまりない味だったので興味深かったです(^・^)

スパイスで緩和!

ところで半分食べたくらいのところで気づいたのですが、定番のケチャップとチリソースのほかに、粉末が二つ。

一つは塩胡椒で、一つは…パプリカ?
塩胡椒の方は旨みが強いタイプで、フライドチキンはそのままでも十分塩気は足りてましたが、胡椒の香りがたったこちらをかけると、また一味変わりました。

そしてパプリカと思われる(もしくは単純に唐辛子の粉かも)方は、相当辛いです!!!ヒー!っていうくらいには辛いです!(笑)

ただ、カプサイシンの辛さって、水分じゃなくて油分で流されるんですよね。だからフライドチキンと一緒に食べると、刺激もあるけど、あと引も良い、というコンビネーション。

この調味料の刺激があると、マーガリンの甘やかな感じも少し払拭されるかなじ。そしてむしろ風味の厚みを出す側に回ってくれる感じ。

個人手系にはすごく好ましい風味・味ではなかったので「ぜひ食べて!」と、私の口から強くは言えないのですが、完成度は高く単に個人の好みの話なので、お試しになりたい方がいたら、と思ってご紹介。

好きな人はこれ、クセになる味かもしれません😋

 


⬆︎をクリックすると、ちぇりまっぷに飛べます。
詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Fat Daddy
@Capichi

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へにほんブログ村
👆ポチってもらえるととても励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました