ベトナムが練り物に関して、日本人と親和性が高いことはご存知の方も多いかと思います。
もちろん、それに使われる調味料に黒胡椒やニンニク、ハーブ類などが使われてるところは「和」の練り物とは違いますが…
美味しいんですよね。風味の違いはあれど、積極的に家庭の食卓に取り入れていきたい食材なのでご紹介。
タンディン市場の一角に
Cho Tan Dinh=タンディン市場の一角に、美味しい天ぷら屋さんがあるんです。
天ぷらといっても、小麦粉を卵と水で溶いた衣をつけて揚げるあの天ぷらじゃなくて、魚のすり身を揚げた方の天ぷら。
場所は、正確には場外にあります。Hai Ba Trung から市場に向かって左脇の果物屋さんが並ぶ道を直進して突き当たり、Me Lo という通りとT字になってるのですが、その手前左角。
角っこにちょこんとあるだけの小さなお店で、商品数も少ない。でもここに置いてある揚げ物が美味しいのさ!
シンプルですが有用なラインナップ
ちょっと袋入りなのでわかりにくいですが、大判のさつま揚げ的なやつ。宴会の時などには、これ、フライパンで空焼きにしてどーんと出すのも一興w
横にある、これまた袋に入っているのはディルと一緒に揚げてるんですね。そういえば、タンディン市場の近くにある以下のすり身揚げやさん。
でもたっぷり使われてたなー。ディルなんて、私的には小洒落すぎててなかなか使わないハーブなんだけど、あれですかね。ベトナムだと雑草並みに生えるだろうから、気軽なハーブなんですかね(。-_-。)
とはいえ、そんなに香りが強いわけじゃないです。よくハーブは口が慣れないから、と敬遠する方も見かけますが、そこまで極端なわけじゃないし安いので是非お試しあれ。
100gから売ってくれます。これの形状は小さな握り天みたいになってるんだけど、100gだと、軽く片手のひらで掴んだくらいかな?
そして上の写真の後ろの方にある丸いやつ。これが本命!!
なーんとあの丸いやつの中には、うずらの玉が入ってる!!いわばスコッチエッグ的な「すり身」の天ぷら!!
美味しくないわけないやーんヾ(@⌒▽⌒@)ノ
これ、100gで15kドン。個数にすると大体4個。細かいの出すのが面倒くさいので20kを出すと、6個くらい入れてくれるかな?(大きさによるので、その辺は臨機応変に)
それぞれを食べる時このコツ
天ぷら自体は美味しいのですが、油のせいか揚げ方のせいか、ベトナムのこの手の揚げ物は、油の切れが今ひとつなのだけが気になるところ。
すぐに食べる場合は、表面に余っている油をキッチンペーパーで軽く押さえて吸い取り、そこからフライパンで空焼きか、トースタで炙る。これでギトギト感はかなり無くなります。
生姜醤油やマヨネーズなんかで食べても吉。ざっくりみじん切りにしてチャーハンにしても美味しいですな。細切りにしてサラダに混ぜ込むという手も。
冷蔵庫で保管してから食べる場合は、油を拭かずにそのまま冷蔵。すると油が表面に固まってモッタリしますが、乾燥を防ぐ役割もしてくれるし一石二鳥。
食べるときにさっと15秒ほどレンジにかけ、表面の油を溶かして拭き取り、以下同文。
油を拭いた後、または湯通しして油を落とした後に、おでんみたいにお出汁で炊いて食べたもいいし、鍋の具材にしてもOK!あらー、使い勝手がいいじゃない?!
冷蔵保管すれば数日は全然持つし、なるべく空気を抜いてラップをするかビニールに入れて冷凍も可能。お料理におつまみに、ちょっとボリューム欲しいなーってときに、とっても便利ですよ!
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お店情報
Cho Tan Dinh 揚げ天のお店
48 Ma Lo Tan Dinh Q1
Hai Ba Trung から市場に向かって左脇・果物屋さんが並ぶ道を奥に入って突き当たり左手前の角にあります
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