神楽坂をよく知る人には言わずと知れた名店のようです。
よそ様の、古くから親しまれてるお店にお邪魔する時は、ちょっとだけ、お行儀良く心の中で（お邪魔しまあす♪）と言いながら伺います♪
昭和から続く人気のお店
頃は昭和21年（1946年）、まさに戦争が終わった直後。現在のオーナーのお祖父様が、同じ場所で創業されたっらしいのです。
最初は「甘味処かつむら」東井屋号で、大判焼や小豆アイスが人気だったとか。そんなこととはつゆ知らず、駅から近く入りやすそうだな、と感じただけで私は入ってしまったのですが、なんというか、常連さんが多そうというか。。。
とても親しまれてるなという空気感が感じられたのです。席に着いた瞬間から。長く時間をかけてきたものには、それまでの時間の多くを占めてきたものが染み付くというか、止まるというか。。。
それが目に見えないものでも感じられるものではないか、という仮定を自分は多くの場面で持ってるのですが、こちらは感じたそのままの、多くの方の親しみを集めてるお店なのではないかと漠然と。
時は流れて昭和55年（1980年）に現在のカフェ形式になり、屋号も、Cafe Copainになったらしいのですが、Copainはフランス語で、「仲間」「友達」を意味する言葉。
転じて、「誰もが気軽に立ち寄れる店に」という想いが込められているとのことだったので、なるほど、私が最初に感じた空気感は、確かにその想いを受けて育ったものなのかなと思ったり。
ダブルシュークリーム
で、こちらはお店に入ったら、「お席を確保してからご注文ください」と、初めての客がまず知りたい情報を提供してくれます。
おお、先に席を抑えてもいいのか。
そしてここは日本だ。多少の荷物を置いて席を取ってても、なくなってしまう可能性は低かろう。とはいえ、一人の時は、万が一盗られても支障がないものを席に置いていこう。
もしくは今の時期なら、上着など、誰かが取っていこうとしたらわかりやすいもの（カバンとかに入れられたらアウトだけどw）
で、注文するところに。。。
シュークリーム！
しかもこれ、なんかただならぬオーラを感じる！
と思ったら、やっぱりこれ、神楽坂名物なんですってねw
だから今更私が騒いだとして、「何をあたり前のことを今更言うとんねん」という感じだと思いますが、いやー、これは食べ逃せなかった。
実は直後にスイーツを食べに行く予定だったので、このタイミングでシュークリームを食べるなんて御法度だったのですが、どうしても我慢できなかったw
だって見てこれ。
愛らしいフォルム。
古くから知る人曰く、サイズが小さくなったという話はありましたが、それでも十分に大きく見えるし、なんと言ってもダブルクリーム！
見たところ、シューがわは片目。でもクッキーシューなどではなく、おそらくはオーソドックスなシュー皮を、低音で、一般的な時間より少し火を入れて、膨らませた後、水分含有量を飛ばしてるんではなかろうか。
パリッパリ、とまではいかない。シューのアイデンティティである外は乾いて中がちょっとしっとりしてる感ももちろんある。
そこに特徴的なのが、このクリームだ！
ダブルクリーム自体は珍しくない。
でも何、この風味。最初カラメル？と思ったけどそこまで香ばしいわけじゃなく。。リキュール？オレンジキュラソー系？
え、これ昭和の頃から変わってないレシピなのかな。
だったとしたら、えらくハイカラだったんじゃありません？！
今となっては少し懐かしさもありますが、それでもこの香り使いは気が利いてるし、何よりこの大きさとクリームのボリューム。
かぶりついた時、ちょっと固い皮部分でクリームを押しちゃってブチャってならないかな？大丈夫かな？とちょっとヒヤヒヤ。しかしすぐさまそこに、優しく冷やく、懐かしくも洒落た風味のクリームが、んっぱあ♪と口の中に満ちる幸せよ。
いや、これ幸せ(*´艸｀*)
あ、アイスコーヒーもとても美味しかったです。日本の喫茶店やカフェのコーヒー、ベトナムのコーヒーに慣れた自分には合わないことも少なくないのですが、ここの、美味しかったなあ。
喫茶食事メニューも人気らしい
そんなこんなで、神楽坂に詳しいお友達とこちらのお店の話をした時に、やっぱり彼女もこちらのお店を以前から知ってて、推してくれてました。すでに食べてたけどw
んで、こちらもちょっと気になってた、喫茶料理メニューも美味しいんですって。パラパラと口コミを見ると、ナポリタンとかね。美味しいらしい。
詳しく見なかったけど、モーニングもお得らしく、次回また行くことがあったらぜひにと思ったり。
そして神楽坂に行った際のお茶タイムには、もっと煌びやかなところもありましょうが、ぜひ、神楽坂の歴史の一端を担うこちらのシュークリーム、味わって見てほしいなと思います♪朝早くから営業されてますしね♪
ああ、たった2回目なのに、神楽坂、奥が深すぎる。
面白いとこだねえ、と人に話すと「ああ神楽坂！ちぇりさん、あそこ行った？！」と皆さんお気に入りがあるようで、次々と情報をいただいて、地図メモが大変なことになってます（笑）
東京、恐ろしいところや。。。（笑）
ご連絡は以下のLINE＠に登録してメッセージで！
お店情報
喫茶店コパン Cafe Copain
東京都新宿区神楽坂6-50- 勝村ビル１F
Time: 07:00 – 21:00
Spent: 700円くらい？ / person
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