一時帰国に!ちょっとええもん土産!はこの赤帯をタッチ!

【Da Nang】ダナンの至宝💎この世の楽園かと思う様な小さなお店で至福の Mediterranean ~ Bladi Restaurant

その他の国

ダナンのレストランの素晴らしさには興奮しっぱなしですが、ここまでの中で極めつき。多分に私の好みは入ってるが、素晴らしくギークな地中海料理!

Cau Rongからほどないところで

Han川を東に渡った、Cau Rong=ドラゴン橋からほどない位置にあるお店。

ダナンのこの時期(7月)は、日差しが強くて雲が元気で気持ちいいねー!

そして結構入り組んだ、ダナンのこっち側にはよくある路地に入り込みました。決して広くない。車の離合はできるけど、ギリギリ、みたいな。

そんな細い道がフッと途切れた一瞬の位置に、こちらがあります。
木漏れ日看板に降り注ぐ、Bladi。

地中海レストランなんだそうですが、店、というより、どなたかのお宅、という感じで見落としがち。緑に埋もれて、むしろ隠れてる感。

いいぞ?

暑いお店は苦手ですが

屋内の席を希望すると、そもそも建物のドアが開け放たれてるw

一応席はあったが、奥がキッチンになっていて、基本は表のお席になるらしい。若干(しまった)という気にはなった。暑いところでの食事はあまり得意じゃないペンギンなので。でも…

ポーチスペースにしつられられたお席は、白を基調にした建物に豊かな緑、ラッキーなことにこの日は気持ち良い風ががそよいでいて、扇風機も間近にあててもらえる状態。

お席はこんな感じで玄関前とか横の通路に造られていて、決してゴージャスとかそういうお店じゃない。手作り感があるというか、そっち系。ただこれが。。。

なんだかとても居心地が良い。
これはとても個人の主観的な話なので、皆さんがそう感じるかはわからない。

でも、好きでもない日中の表の席で心からリラックスしていたのは、自分でも不思議だった。

パイナップルジュースに見たこだわり

喉が渇いていたので、パイナップルジュースをもらった。
最近ノンシュガーのパイナップルジュースをよく飲んでる。砂糖抜きが良かったのでオーダー時にお願いしようと思ったが。。。

シェフとちょっと挨拶を交わしただけで、何、とは具体的にわからなかったけど、「砂糖抜きで」とお願いするのは失礼な気がした。

そこで「お砂糖は使われるタイプのジュースですか?」という聞き方をした。

「いえ、うちは砂糖も氷も使いませんよ」

あら、氷もw
でも聞いてよかった。こだわりがあるんだ。

「砂糖入れないでください」は、砂糖が入ること前提のリクエストだ。その前提を持たれるからと、食ってかかる様なお店は少ないだろうけど、このシェフには、何かこう、でき得る限り礼を尽くすべき、みたいなのが優先したので、まずはどういうタイプのフルーツジュースかをお尋ねした。

カンでしかなかったけど、我ながら良い会話のチョイスをしたと満足しながら、メニューに目を通す。

メニュー

初手からパイナップルのタブーレだって。
うっかり即頼みそうになったが、待て待て、そんなメニューをトップに持ってくる店だ。他にもツボるものがありそうだ。

そしてやっぱりあった。
ビーツとオレンジのサラダとか。

モロッカンスープにザアルーク、もちろんフムスも魅力的。この辺地中海料理に馴染みがないと聞いたことないという方もおられようが、このエリアの代表料理だ。

かと思うと、タルタルステーキがあったりする。
肉と魚、2種類も。

1人で手軽に食べられそうなバーガーもあれば、クスクスと供されるサーモン料理などもある。

肉料理はチキン、ビーフ、ラムがメインで、ハラルが当たり前なジャンルでもあるから、豚は見当たらず。

あと中東系のお店にはピザもあるよね。
残念ながら西洋系の絵ピザとは違い、定義は本当にお店それぞれで、どちらかというと「素朴な」タイプの生地が多く、他にもたくさん食べたいものがある中、あえて中央料理でピザを頼もうとは思いづらいものがあるが…
 

Google Mapで見る限り、ここのはちょっと心惹かれてる。
今回は1人だから選ばないけど、美味しかったら今後のどこかで。

ドリンクはこんな感じ。

グラスワイン頼んでも135kか。
リーズナブルだな。

ハラル需要も見込んでか、フルーツジュースやデトックスウォーターが豊富。納得のラインナップ。

Beetroot and Orange Salad

私はビーツが大好きで、それとオレンジのサラダですって?頼まないわけにはいかないでしょう?

前菜としては、2〜3人で分けてもいい量だけど、私はサラダはラーメン丼並のボウル量あっても無問題。ましてや。。。

ジューシーなインゲン、香り高いセルヴァティカ、オレンジ、ビーツ。。。

ドレッシングはミニマムだけど、素材一つ一つの味わいが噛み締めるごとに口の中でにぎやかに関わり合って、まるで楽しいおしゃべりをしているようだ。

実に楽しい。
そして調味料が最低限なこともあって、くどく感じることもなく、わっしわっしと野菜たちのおしゃべりを楽しんでいたら、あっという間になくなった。

これはシンプルなサラダだけど、手のかかった料理としての一品でもある。
何をどのようにどの様な量で、どんな手入れをしたのちに合わせるのか。作業以前の「料理」の部分が非常に深い。

初めての、しかも見たことない外国人の客の様子を気にして見に来たシェフに、それら感じたことを率直に伝えると、「僕たち知り合いだったっけ?」と笑いながら奥に消えていった。

多分味わい方を間違えてなかったってことだろうと思う。
よかった。

Beef Tartar

わかってる。
店の様子がわからないうちに初手の訪問で頼むものじゃないってことは。

でもシェフのおすすめだってこともあったし、どうにも好奇心を止められなくて、オーダー。そしたら結構な量が来たw

添えられてるのは、パンではなくフレンチフライ。
それもまたいい。

そしてこちら、最初フォークの先で、ザクっと掬って食べたら。。。

!!!!
ワインヴィネガーの爽やかさ、チーズの深い旨み、ケーパーの酸味をもったアクセント、タンパク質の野生味。いろんな要素がマックス地でバランスを取って、濃っゆ!!

これはワイン抜きで食べるのはちょっと辛いw
そのくらい美味しいし、味も濃い。私は生肉が大好きだが、こーのパンチのある皿をまるっと1人で平らげるのは、若干きつかった。

でも残すことが選択肢に浮かばないくらいには美味しかった。なんて味だ。

幸い他に客もいなかったし、半分以降はチミチミ食べに移行し、ゆっくり時間をかけながら、ひと口食べるごとに天を仰ぎながら堪能した。うまい。なんだこの店。

シェフが今一度覗きに来たが、うっとりしながら目を瞑ってたので最初気づかなくて、目を開けた時に(どうかなー?)とこちらを伺う子供の様な表情がそこにw

「あー邪魔せんといて(笑)」と追い払ったら嬉しそうにキッチンに戻ってたw

素晴らしい。2皿しか食べられなかったことがとても口惜しい。

Moroccan Mint Tea

ちょーっとお腹がいっぱいになってしまったのと、タルタルが若干濃かったので、お茶を追加。何があるか尋ねたら、モロッカンミントティがあるという。

私、日本にいる頃ミントは苦手だったのですが、気候のせいか、ベトナムに生息しているミントが性に合っているのか、大好きになりまして。

ベトナムローカルの麺に添えられる野菜の一つとしてサラダみたいにミントが盛られてれることもありますが、茶ですよ、茶。

シェフ自らが目の前で高ーい位置からグラスの中のミント目掛けて注いでくれるミントティ。水流の圧でミントは叩かれ、実に良い香りを発します。

温かさの中に指すミント清涼感。これが胃の腑をスッと納めてくれて、何を食べたとしても食後にはとても良いのではないかと思われる。

バナナとチョコのデザート

ここでシェフが、「デザートはどうだい?」と聞いてきた。いやいや。もう流石にお腹がいっぱい。とてもとても。。。

「バナナとショコラを使ったノンシュガーの僕のお気に入りのデザートがあるんだ」

もらいましょうかっ(๑•̀‧̫•́๑)

 

この時点で晩御飯に予定していたお店を諦めることにし、この日の胃袋はこの店に全て賭すことにした。

砂糖は使っていないとのことだったけど、ブリュレみたいに表面にカリカリを作るためのお砂糖は別カウントw

ザクザクとキャラメライズドされたお砂糖の膜を破るのを楽しんだら、ココット型たっぷり煮詰まったのノンシュガーデザートを。

おおっ、多少のクリームは使われているものの、確かに甘味はバナナ由来で、カカオの頃合いがちょうどいい!

え、食べやすいし美味しい!
で、気がついたらぺろっとなくなってたわね。

誰が、お腹いっぱいだって?🤔

至福

デザートを食べ終わってもまだたっぷりとお茶があったので、もう少し楽しんで行ってもいいか?と断ってから、1人居座ることにした。

日中の外席に長居をするなど、私にしては、かなりの異例。
ぶっちゃけこの店がある位置はかなり地味な場所。そんなところ思いがけなく地中海料理のお店があるってだけでもかなり琴線に触れるのに…

凄まじくギークな料理が出てくるじゃないか。
レシピ自体は珍しいものじゃないかもだけど、シェフのこだわりが素晴らしい。そして逐一を気にかけ、自分の、きっと子供のような料理たちが、客たちをちゃんともてなしているか気にかける愛情の深さよ。

晴れた青い空。心地よく乾いた風。大きなグリーン。おお、バナナまで育っているではないですか。

いろんな要素が一点に集まった様に感じられ、ふと気がつくと、ほぼトランス状態。

ここは、天国かな?などと思い至り、自分はこんな素晴らしい時を味わえるようななんかいいこと、してきたっけ?と、フワフワとした呆然を味わう。

そもそもベトナムで暮らせていること自体が素晴らしく日々、楽しい中で、さらに心地よい瞬間が与えられるなんて、何のご褒美だろう。

この辺の感覚は多分に私個人との調和なので、この店に来られても同じ様に感じる方ばかりではないと思うが、ここ、自分には「スポット」だ。

即再訪

グラスワイン

ってことで、翌日に、前夜に合流した旦那さんと早速再訪。
あの場所を紹介したかったし、きっと好きだと思ったので。もちろん、他の食べ物も試したいし😁

夜はきっとライティングでとても素敵だろうと思ったのだけど、夜はすでに予定があったので、昼間酒。

このワインがねー、グラスでいただいたんだけど、美味しかった!

すごく爽やかだけど料理の旨みを開かせる予感がいっぱい詰まった様な味。美味しい!

むしろ太陽の下で飲む方が似合ってるかもしれない。

Moroccan Briwats

実は前日にこれを持ち帰ろうと企んだ。
しかし揚げ物だし、Grab Foodを見ると、他はあるけどこれだけない。ということは、店内で食べるべきものだな、と。

一応シェフにも確認したんだが、「あれはクリスピーさが命なので、持ち帰りはお断りしてるんだよ。ごめんね」と。

謝ることはない。美味しく食べてほしい、という料理と客への愛情からのご自身ルールではないか。客は喜んで従うよ。

という経緯があったので、実はもう料理は決めていたのだけど、本来4つが1ポーションのこの料理だけど、「2つにしとくから食べてみない?」と言われた時には、一も二もなくお願いした。

白い粉は粉砂糖で、まるでお菓子の様だけど、中身はきのこ類やチキンなどのお料理系。

なのに砂糖?!と思われたかもだけど、粉砂糖というのは粒子の細かさと流れやすさから、直接口に入ってもさどくどい甘味にはならない。

サクサクとした生地はなるほど、これはデリバリーしちゃいけないやつだ。そして中の具材はバランスが良く、控えめな味ながら、一瞬口の中に触れる粉砂糖が対比をもたらし、さっきのワインと高相性!

もちろんビールも合うだろうと思われる。
ああ、これは美味しいな。お店だけのお楽しみ。

白身魚とマンゴーのサラダ

これはこの日の突発メニューだったらしい(レギュラーメニューにはなかった気が)。

おすすめされたので頼んでみた。
「全部の食材を一緒に食べてね」と言われたのでなるべく色々かき集め、口の中に一度に突っ込む。すると…

グリルされた魚の香り、生き生きとしたハーブ類の醸し、紫キャベツのシャキシャキと微かな苦味にナッツ、そして熟れたマンゴーの甘味とコクと、とろっとしたテクスチャーが渾然一体。

サラダ、だけど、やはりこのシェフの手にかかると素晴らしい料理になるね。

わたしだけ、ではないと思うのだけど、日本人はケーキも見目をあまり崩さぬ様、パーツごとに食べたりするが、多くの場合は、上から下まで、また他の要素があるならぐしゃっと一口量に寄せ集めまとめたものを味わうのが妙、という皿も少なくない。

こういうサラダも然りで、葉っぱだけ〜、マンゴーだけ〜ではなく、お店によりシェフにより、一口の中に全ての要素を込めて楽しんでほしい、というケースも少なくないので…

もし、個別材料ごとに食べていることに気づいたら、ちょっと試してみてほしい。皿の上の全ての食材と合わせて楽しむことを。

調和、が、味わいの上で必要になってくることを知ると、非常に興味深くなります。

Beef Cheek Tajin

さあ、今回のメインイベントだ。
本当はラムを楽しみたかったのだけど、品切れとのことだったので、ビーフチークのタジンを。

Whoo Aha!!
はい美味しい!見た目が美味しい、音が美味しい!

添えられるのはクスクスだ。
これに添えられるべきは、バゲットでもなく米でもなく、そう、クスクスがどんな炭水化物よりも合うと思う。

結構な量がある。単価は500k弱なのでなかなかな金額なのですが、他にも皿を頼むなら、4〜5人で分けて良い料理。

ソースの濃度と色合い、そして油の振り具合でもう萌える。香りがそこに加わると、期待値上がりすぎてお預け状態のわんこである。よだれダラダラ。

果たして。。。
う。。。んまい。。。。

ソースとお肉の一体感、肉の旨みが引き出された上、ソースに昇華されたものが肉にまた戻り、その間鍋の中を荒立てることなく、ひたすら静寂にも近い状態でゆっくりと加熱されたものが得られる深みのある旨さ。

聞けば6時間は下らない仕込み時間らしい。
そうでしょうそうでしょう。

なんという旨み。なんという深み。
しかし、塩やその他の調味料が強いわけじゃない。合わせられた素材が一体化した複雑で深遠な旨み。ほろほろとそれを軽やかに受け止めるクスクス。なんというご馳走か。

調味料は最低限。それはサラダにも他の料理にも共通しているところ。

私はモロッコ料理、地中海料理にそんなに造詣が深いわけじゃないのですが、このシェフが作る料理に限って言えば、日本料理と筋を同じくするものの様な気がする。

素材を大事にし、生かし、敬意を持った調理をする。
使う食材の種類や調理法は違うかもですが、そこがとても日本料理に似ている気がする。

極上の店

こちらは得難いお店かと思います。
もしかしたらダナンではすごく有名だったりするかな。

場所からして派手さはないし、お店の規模もこぢんまり。正直、あの手の掛け方だと、できる料理も限定的だろうと思う。

しかしながら。。。

ものすごく、刺さる味。
派手に、ではなく、グゥゥゥゥっと、体芯に染み入るような刺さり方。

ややこしい食材を使っているわけじゃないので、この手の料理を食べなれない方にも受け入れてもらえると思うし、色々食べ込んでる方なら、ニヤリとするか呆れて天を仰いで笑うか。

珠玉だと思います。
ダナンの至宝の一つだと思う。

次回行く時、胃袋貸してくれる方、大募集( ・`ω・´)b(あ、また行くことは決定なのねw)


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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/

お店情報

Bladi Restaurant
80 Too hien Thanh ,Da Nang
Time: 12:00 – 15:00 / 17:30 – 21:00(月曜定休)
Spent: 500,000vnd / persn

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