確かに中心街ではないかもだけど、馴染みのお店も近くにあってなん度も通ってたお店なのに、なんとなく見過ごしてた北の料理のお店の麺が、美味しかった!😆
看板は大きいのに素通りしがちだった店
看板は、なん度も診てたんですよ。そしてそれがレストランだというのもわかってたんですが、なんでかなー。ずーっと入らないまま来てました。
しかも黄色地に黒という目立つ配色。ですが、その看板の下が別の店なんですよね。ベトナムあるあるですが。
右っ側のこの看板が3枚集中してるところが入り口。
そして階段。怪しい。。。
ひと気もなく、あかりも暗い。
階段の上についても、若干の物置的なスペースがあり(ここ…かな?)と自信が持てないままに左手のドアを覗くとどうやら飲食店らしいことが分かり安堵。
まあこんだけ入りいにくい雰囲気醸してたら、面にもそれが滲み出るわねw
でも相当長くあるお店なので、それなりに人気があるのだと思われる。
良さげなしつらえ
で、中に入ってほんのちょっと焦る。
広さはないのだけど、ちょっとしつらえが良い感じで、高級店だったか?!とビビってしまう少子民w
まあ良く見入るとそんな高価って感じのものでもないんだけど、落ち着いてるというか。
半個室みたいなのもあるし。
そしてテーブルの上にセットされてる食器にはお店の名前。わお。専用のものを作ってもらってるのか。
さて。なんか一人でサクッと食べられるような料理があってくれるかしら?🤔(食べきれなかったら魔法の言葉、マンヴェー=持ち帰りがあるから大丈夫っw)
メニュー!
よかったー!
最初のページに、麺料理あったー!
まあローカル価格よりはちょ突高いけど、美味しかったら全然許容範囲(美味しくないものには厳しい人w)。
練り物系が豊富に、且つ単品であるのが北っぽい(笑)
スープがあるのは南北問わず。ですが、この値段からすると結構ポーションが大きそうなので、持ち帰れるとしても頼むのは鬼門w
豚肉料理も、結構な量がありそうだなー。予想だけど。
基本一品料理は大皿か、それなりのボリューム感があるものと見た。あまり一人で行くようなお店じゃないんだろうな。
しっかし海老料理がすごい。
そして素材じゃなく調味料ベースのメニューがあるのもすごい。Mam=魚介類の発酵調味料。エビで作ってるのは Mam Tomってのが有名ですな。
カニ料理は、時価です!
Theo Thoi Gia。
覚えておきましょう、時価です!(笑)
お魚料理は、手頃なサイズならきっと丸ごとの唐揚げとか蒸し物で出て来るやつだ。にしては安いけれども。切り身なのかな。
ビールは安いので安心してください。
ベトナム良い国ビールが安い。(そんなところで良い云々を言うな、と思うけどありがたいw)
で、いろいろ悩んだけど、まあ最初のページの麺類かなと。
Bun Thang
確かこれも北の味。
Bun Thang!
錦糸卵に割いた蒸し鶏、そして細切りにした練り物、澄んだお出汁は、まるで鶏飯の麺バージョン!
色味も少ない、油も浮いてない、楚々としたその様子は日本人が見るとどうしても「にゅうめん」(・∀・)
いーじゃないか、にゅうめん。軽くさっぱり済ませたい時にはとても良い。
付け合せはこんな感じ。たっぷりの細入野菜にチリ、マムトム、そしてお漬物。このお漬物がつくところが、ちょっと日本チックでいい。
しかもこれは干し大根の醤油漬け…ならぬ、ヌクマム付だ。ちょーっと塩が強いので、これ2かけらほどあれば茶碗に山盛りのご飯が食べれてしまいそうだが、美味しい。
スープが温かいうちに野菜を入れて…
いただいて見ると、澄んだ様相から連想するよりはちょっとしっかりしたお味のスープ。多少の化調は専門店でもないので致し方なし。そして私は化調を敵視はしていない。
蒸し鶏は決して出がらしなどではなく、ふわふわと良い具合に蒸されたもので、割かれてもなお味わい深く、口当たりも良い。
蒸し過ぎた鶏は、割こうがスープにひたそうが、その不細工な食感を隠すことができないが、きちんと蒸されたものは、割かれたら割かれたことによる利点を、スープに浸されたら浸されたからこその利点を最大限に発揮するから素晴らしい。
練り物の方は、ここまで細く刻まれてもなお、キュチキュチとした食感が楽しく、またスープも邪魔しない。
ただ麺だけ食べるよりははるかにボリューム感を与え、目立ちすぎないながらもきっちり仕事をしている感じ。
そして、マムトムだ。
この楚々とした清廉なるスープや具材の取り合わせに、匂いも塩気も強烈に強いマムトムを混ぜるなど、乱暴狼藉にも近い蛮行、と思われたが…
まずはレンゲの上でスープに溶いて飲んで見ると、どうだ。
半グレみたいな乱暴さは瞬時に消えて…いや、消えてはない。すっかりスープに取り込まれてしまって、むしろスープのお役に立っているっ。
全く姿をけすわけじゃないが、その主張はおだやかになり、途端に裏方に回って、スープやその他の具材を引き立てるための黒子に徹するかっこよさ。
そしてあの乱暴狼藉を諌めるでもなくサラリと取り込み、配下に収めてしまうスープの懐の深さよー!!!
少しだけ、マムトムを溶かしていただいて見る。おおっ!とその違いを楽しむ。
さらにマムトムを溶かし込んで見る。おおお!!とさらなる違いを楽しむ。
Bun Thang。奥が深すぎる麺。
そしてマムトムは好みによると思うけど、きっと日本人が好きな味でもあると思われる。いや好きとかなんとかってより、あれか。知ってるあじというか、言われなきゃベトナム料理と意識しないくらい自然に食べられそう😅
おそらくこの店の本領発揮は単品料理であって、麺料理ではないと思われるのだけど、そのサイド的扱いであろうものにもこれだけの配慮ができるのだから、きっと料理も美味しいんじゃなかろうか?と思われる。
こりゃまた人を誘っていかねばならぬっ。
そんなお店が他にもいっぱいあるけどね😅
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詳しい使い方はこちらへ⬇︎
ttps://cheritheglutton.com/cherimap-manual/
お店情報
Bac Vi
254B Nguyen Dinh Chieu Q3
Time: 10:00 – 15:00 / 17:00 – 21:30
Spent: 150,000vnd / person
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