新竹では色々連れてってもらったのですが、まずはお出かけ前の腹ごしらえ。
街中にあるのですが、なにやらかなりの行列が。
どこのお店か、何売ってるとこなのかも分からないままに私も行列。
どうやらお友達カップルさん立ちが学生の頃からあるお店の様子。
チラと見えた所によると、なんだカステラみたいな生地のやつか。。。
と、ちょっと落胆。いくら美味しくてもあの手のやつはそんなに好み
ではなく、且つ腹もたれがその後に影響するからなー、しかし折角
勧めてくれてるんやし、断る訳にも行かず。。。
んっ?いやでも、あのおっちゃんの手つき。素晴らしい。
それにあの3連のハケ。多分手作り。自分の商売に特化した物を
作った物と推察。且つ、焼き込まれてる鉄板にササッと塗ってるのは、
オリーブオイル?!
「そんなん使ってるンやー!」と思わず日本語で声に出すと、外国人が
並ぶのがすごく珍しかったようでビックリして振り返ってた。場所柄、
観光客も多かろうから、日本路が珍しいとも思わないけど、友達が
話しかけたらそう言ってたらしい。邪魔してごめんやで、おっちゃん(^^;
焼き上がっても、しばらくは放置。すぐに取ってはいけないそうです。
メッシュ棚の上で且つ、小さなファンで蒸気が周りに溜まることを
避けるのがポイントとと。そしておじちゃんのゴーサインがでたら…?
自分で袋に入れる( ̄▽ ̄)
個数を申告し、支払いも横に置いてあるザルの中に自分で放り込む。
おつりもそこから掴んでもらっていく。香川の田舎のうどん屋方式やな。
でー、こちら。
うん,良くある大判焼きとか今川焼とかそんな感じよな。
ま、友達の手前もあるから食べとこか。。。って…???
軽いーーーー!!(´⊙ω⊙`)
持った瞬間、期待した数分の一しかない重さにまず驚いてみる。
そして一口かじって見ると…?サクサクサク!!とした表面!
なるほど、この食感を出す為に焼きたてから蒸気を飛ばして
若干冷却させてたのね。
そして最初に見た手つき。生地を片方の方に流して数秒感。
その後すぐ、同じ型を上に被せてひっくり返す。被せた方には
生地を入れていないので、片側分の生地を、もう半分の方の型に
焼き付ける様なことになる。
すると中が空洞状態。生地は¥遠慮なく自体に気泡を入れて
膨らませることが出来、味的には誰もが食べたことがあるような
卵とバターとお粉の味でしかないというのに、外サクサク、中は
シットリした生地でありながらシューの様な軽さも持ち合わせた
新しい味!!へえええええ!!!!
連れてってくれたお二人が「自分達は1人3個ずつ食べるよ!」
等と言ってて、そんなに食うのかー!と思ったけれども、
うん、私も2個はペロッと食べたw 軽い。旨い。なにより
おっちゃんの手さばきがすばらしい!!惚れた!
またもや。。。食べ慣れてて食べ飽きたと思う様な材料の組み合わせ、
出来上がりのルックスの物に大感動。なんぞねこれ。。。
如何に自分の頭が凝り固まってるかと言うのを思い知らされる台湾
テイスト。ちぇりさん、ホントに反省しきり。
ちなみにこれに似た物を売るお店は他にも沢山あるそうですが、
ここに叶う所は無い、とはお友達二人の談。さもありなん。
++++++++++++++++++++++++++++++++
さてもう一品、シンプルなのに、叶うならもう一度この度の間に食べたい!
と熱望してしまった料理が一品。
こちらもさっきのお菓子のように、道沿いの一角を使った小さなお店。
ですが大行列!台湾の方達は、美味しいもの為なら行列を厭わない様子。
こちらは麻油鶏(マーヨージィ)という料理のお店。うーむ、知らん。
なんぞねそれ、と思いつつ、鶏が良いか豚が良いかレバーが良いかなどと
聞かれ、内容が分からないままに雛鶏が良いと応えたけれども売り切れ
とのこと。やっぱりこいつが人気商品。すぐに売り切れるんだって。
日本語で「いらっしゃい」と書いてあるけど、これは日本人が多いから
のサービスじゃなく、台湾的「デザイン」っぽい。メニューには一切
日本語が無くて、お友達のガイド無しでは難しかった。。。
実際、この日あれだけ人が並んでたのに日本人は皆無。聞けば彼女達も
「見た事無い」と。すっごい街中にあるお店なので、日本人の通りが
無い訳じゃないし、こちらもやっぱり幾分かは日本の方もいらしていない
とおかしいのだけど、この日は一切お見かけせず。
コレが調理場の全てで、ビルの一階のちょっとしたスペース使わせて
貰ってます程度のとこ。そこで寒っむいのに流水で丁寧に鶏肉の掃除を
している方やら、スープの灰汁をとにかく丁寧に取ってる図など。
人気の裏打ちをする光景が展開されておりました。
ふむ。一体どんな物なのか、麻油鶏。
で、出て来たのは…??
うわっはー!!!胡麻油の良い香り!そしてボリューム満点な肉の量!
手前が鶏肉(雛モモではない)、奥が豚肉。どんだけガッツリ入ってんのw
そしてスープの上麺から数ミリもの厚さで全体に蓋をする胡麻油。。。
シンプルだけどかなりクるぞこれ、と覚悟を決めるワタクシ。
相当クドいと踏んだのです。
しかし。。。ひと口食べて見るや、ええ?!えっええええっ?!
なにこれ???胡麻油の香りがすごくって、且つ見た目にもギラギラ
してるのに、口当たりが全然クドくない?そして鶏肉トロトロ。
えっ、なにこれ???
そしてこちらが麺線だ。見た目、素麺。しかし量が半端ない。
素麺で言うと、2束半くらいはありそうな量。やばい。
食べ切れないかもしれない。旦那さんと二人で1つにしとけば
よかったかなー、と思ったのですが…
はい、そこのあなた正解っ。
ペロリ(^^;
もーねっ!この麺線のエッジの立ち方、すごいから!その輪郭が何本も
連なってツツーッと喉を撫でてく快感。ゾクゾクする。ほいでもって
スープと同じもんがかかって、こちらも胡麻油がたっぷたっぷ。
「お素麺はぁ、伸ばす時に胡麻油を使ってるからぁ、他の麺類よりもぉ、
アッサリしてる割にはカロリが高くってぇ、ダイエットには不向きなのぉ♪」
とかヌルいこと言ってんじゃねーぞ、ゴルァ!
こちとら胡麻油の中に麺突っ込んでるわ!って感じ。なのに。。。
クドくない。食べてると唇がヌラヌラのテラテラになるから間違いなく
そこに油分はある筈なのに。。。
なぜだ。。。なぜ食えてしまうんだ。。。
しかもスープの方も、もっともっとと思ってしまう。
何だこの油地獄。
あとで調べると米酒をタップリ使ってるそうで(というか水分は
米酒だけというレシピも見た)、そこら辺がクドさを打ち消してる
要素かなーと思うけども。。。
食べた直後に(も、もう一杯食べたいな。。。)とか思った程に
中毒性高い。やばい。これ絶対日本人好きな味やろ。
「日本人、この店で見た事無いですねー。
日本の人、ちゃんとしたお店で食べるの方が多い気がします」
そうか?そんなことも無いと思うぞ?確かにこの日は居なかったけど、
ローカル好きはどこにでも居るし、台湾の新竹ともなれば
日本の方もかなり多くお住まいだろうし、きっとファンは多い筈!
因みに身体をぽかぽかと暖めてくれるこちらの料理。
寒い時にはもちろんですが、冷えが起こり易い女性のサイクルに合わせた
タイミングでも良く食べられている様です。医食同源なんですな。
あああ…しかしそれにしても。。。これ、肉骨茶と合わせた
レシピにしても行けるんちゃうかなー。多分台湾にあるような米種は
ホーチミンには無い気がするので、漢方系でちょっと試して見るか。
これ、絶対自分のレシピに入れたる!ちょー美味しい!!!
新築の街中なんで、タクシーの運転手さんにこの住所見せたらすぐに
行ってくれると思います。確か夕方からしかやってないかな。
Googleマップだとこの辺です。
ああ、ダメだ。。。早く台湾記事を進めようと、1回に数種類の料理を
サクッと紹介,と思ってるのに、単にコレ、2回分の記事を長い1回に
して書いてるだけやんな。。。すまん、長くて申し訳ない。
でも削っても削っても書きたいことが出て来て止まない。。。
ワタクシが悪いのではなく、台湾が悪いっ。
美味しすぎる台湾が悪いー!!!(責任転嫁)
にほんブログ村
↑ ↑ ↑ ↑
イイね!の代わりにポチしてくれると、
参加してるランキングが上がって喜びますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
☆★☆*…*…*…* 無料メルマガ登録・解除はこちらから *…*…*…*★☆★
<優先順位> 更新!(バックナンバーでご覧頂けます)
【ホーチミンの美味いもん〜ちぇりのココだけの話】
☆★☆*…*…*…*…**…*…*…*…**…*…*…*…**…*…*…*…*…*…*…*★☆★
コメント